読み入力後、「Space」キーを入力すると、第 1 候補が表示されます。

もう一度「Space」キーを入力すると、候補一覧が表示されます。

かな漢字変換中のキー入力操作は表 1–5 のとおりです。
表 1–5 かな漢字変換でのキー入力操作| キー | 動作 | 
|---|---|
| Space、Shift-Space | 連文節変換、次候補を表示する | 
| Return、Ctrl-M | 確定 | 
| ->、Ctrl-L | 文節を 1 文字分伸ばす | 
| <-、Ctrl-K | 文節を 1 文字分縮める | 
| Shift- -> | 右の文節へ移動 | 
| Shift- <- | 左の文節へ移動 | 
| Ctrl- -> | 変換中の文字列の最後尾の文節へカーソルを移動 | 
| Ctrl- <- | 変換中の文字列の先頭の文節へカーソルを移動 | 
| ↑ | 前候補を表示する | 
| ↓、Ctrl-N | 選択中の文字列までを確定して、次の文節へカーソルを移動 | 
| Ctrl-V | 選択中の候補の詳細な情報 (インスペクト) を表示 | 
| Ctrl-G | 候補一覧ウィンドウ、インスペクトウィンドウを閉じる | 
| Ctrl-Del | 候補を辞書から削除 | 
| Esc | 入力文字列を消去 | 
| Insert | すべての変換を解除 | 
特殊な変換機能を表 1–6 に示します。
表 1–6 特殊な変換機能| キー | 機能 | 内容 | 
|---|---|---|
| F10 | 区点番号入力を行う | |
| Ctrl-F10 | 16 進コード入力を行う | |
| Shift-F1 | 単漢字に変換する | |
| Shift-F2 | 郵便番号 (3 桁、5 桁または 7 桁の数字) を該当する住所に変換する | |
| Shift-F3 | 電話番号の市外局番を該当する住所に変換する | |
| Shift-F6 | 部首入力ユーティリティを起動する | |
| Shift-F8 | 変換後の漢字の中で、旧字体、新字体などの異形字に変換する | |
| F6、Ctrl-U | ひらがなに変換する | |
| F7、Ctrl-I | カタカナに変換する | |
| F8、Ctrl-O | 全角英数字を半角英数字に変換する。キー入力を繰り返し行うことで、全部小文字 - 先頭文字のみ大文字 - 全部大文字と変換を切り替える。かな漢字変換された漢字かな交じり文は、カタカナに変換される | |
| F9、Ctrl-P | ローマ字入力された文字をアルファベットへ変換する。繰り返し「F9」キー入力を行うと、全部小文字 - 先頭文字のみ大文字 - 全部大文字と、変換を切り替える。かな入力された文字はカタカナに変換する | 
「私の名前は、Solaris です。」という文章を入力してみましょう。
ローマ字入力の [あr] のモードで「watasinonamaeha,」と入力します。
反転しているのが現在入力中の文字です。

「F2」キーを 3 回入力して入力変換モードを [アイ ] にして、「Solaris」と入力します。

「F1」キーを 2 回入力して入力変換モードを [あr] に戻し、「desu.」 と入力します。

「Space」キーで変換します。

もう一度「Space」キーを入力すると、候補一覧が表示されます。

候補一覧表示を解除するには「Ctrl-G」あるいは「Esc」キーを入力します。
「Return」キーを入力して確定します。
日本語入力処理を行うプログラム上に、変換確定文字列が反映されます。
