Sun N1 System Manager 1.3 サイト計画の手引き

ポート番号 162 が使用されていないことを確認

N1 System Manager は、SNMP トラップ通知のために、ポート番号 162 を排他的に使用する必要があります。ポート番号 162 が、ほかのプロセスに割り当てられているかどうかを確認するために、次の処理を行います。

Procedureポート番号 162 が使用されているか確認する

  1. 管理サーバーに root でログインします。

  2. grep 162 /etc/services」と入力して、ポート番号 162 が割り当てられているか確認します。

    • コマンドプロンプトだけが返ってくる場合は、ポート番号 162 はプロセスに割り当てられていません。これ以上の操作は必要ありません。

    • ポート番号 162 が、管理サーバーのプロセスに割り当てられている場合、次のような結果が表示されます。

      • Solaris の場合:


        # grep 162 /etc/services
        snmpd     162/udp    daemon name     #daemon description
      • Linux の場合:


        # grep 162 /etc/services
        snmp    162/TCP   #Simple Net Mgmt Proto
        snmp    162/UDP   #Simple Net Mgmt Proto

      ポート番号 162 を使用しているデーモンまたはアプリケーションを、無効にする必要があります。デーモンを無効にするには、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。 ポートを使用しているアプリケーションを無効にするためには、アプリケーションのマニュアルを参照してください。

次の手順

管理サーバーで FTP を有効にします。次の節を参照してください。