Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル

Sun Fire V20z および V40z の管理対象サーバーのハードウェアメモリーの問題

N1 System Manager では、Sun Fire V20z と V40z の管理対象サーバーのメモリーの問題の処理方法が異なります。Sun Fire V20z と V40z のメモリーの問題が発生した場合は、管理対象サーバーのサービスプロセッサのポーリングによって検出されます。

次のすべての条件を満たす場合に、Sun Fire V20z または V40z サーバーでメモリーエラーが発生しています。

メモリーエラーが発生した場合は、解決方法の例を参照してください。その後の警告ステータスに誤りがないようにするには、問題のあるメモリーを交換または修理したあとにサービスプロセッサのイベントログをクリアする必要があります。


例 6–1 Sun Fire V20z または V40z の管理対象サーバーのメモリーエラーの調査

Sun Fire V20z または V40z の管理対象サーバーでメモリーエラーが発生した場合は、サーバーのサービスプロセッサにログインします。


# ssh -l admin 10.0.3.2

パスワードを入力し、管理対象サーバーのステータスを確認します。


# sp get status

サービスプロセッサのイベントログを確認します。


# sp get events
ID Last Update      Component Severity      メッセージ
1  01/01/1970 00:02 SP        informational SP localhost.localdomain IP is now set to 0.0.0.0
2  01/01/1970 18:47 SP        informational SP localhost.localdomain IP is now set to 0.0.0.0
3  01/01/1970 18:47 SP        informational SP localhost.localdomain IP is now set to 10.0.3.2 

サービスプロセッサのイベントログをクリアします。


# sp delete event -a