N1 System Manager では、Sun Fire V20z と V40z の管理対象サーバーのメモリーの問題の処理方法が異なります。Sun Fire V20z と V40z のメモリーの問題が発生した場合は、管理対象サーバーのサービスプロセッサのポーリングによって検出されます。
次のすべての条件を満たす場合に、Sun Fire V20z または V40z サーバーでメモリーエラーが発生しています。
ブラウザインタフェースの「サーバーの詳細」で Sun Fire V20z または V40z の管理対象サーバーのステータスが警告または重大である
管理対象サーバーに警告または重大の状態のセンサーがない
イベントログにイベントに関する詳細情報がないが、サーバーのサービスプロセッサがメモリーイベントエラーを示す
メモリーエラーが発生した場合は、解決方法の例を参照してください。その後の警告ステータスに誤りがないようにするには、問題のあるメモリーを交換または修理したあとにサービスプロセッサのイベントログをクリアする必要があります。
Sun Fire V20z または V40z の管理対象サーバーでメモリーエラーが発生した場合は、サーバーのサービスプロセッサにログインします。
# ssh -l admin 10.0.3.2 |
パスワードを入力し、管理対象サーバーのステータスを確認します。
# sp get status |
サービスプロセッサのイベントログを確認します。
# sp get events ID Last Update Component Severity メッセージ 1 01/01/1970 00:02 SP informational SP localhost.localdomain IP is now set to 0.0.0.0 2 01/01/1970 18:47 SP informational SP localhost.localdomain IP is now set to 0.0.0.0 3 01/01/1970 18:47 SP informational SP localhost.localdomain IP is now set to 10.0.3.2 |
サービスプロセッサのイベントログをクリアします。
# sp delete event -a |