ここでは、Red Hat Enterprise Linux AS 4 Update 3 オペレーティングシステムを Sun Blade X8400 サーバーモジュールにプロビジョニングする手順を示します。プロビジョニングについては、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux AS 4 Update 3 オペレーティングシステムは、Sun Blade X8400 サーバーモジュールだけでサポートされています。このオペレーティングシステムをほかのハードウェアにプロビジョニングすることはできません。
SP ベースの検出で Sun Blade X8400 サーバーモジュールを検出する必要があります。
配備する OS について、『Sun N1 System Manager 1.3 オペレーティングシステムプロビジョニングガイド』の第 2 章「UNIX オペレーティングシステムのプロビジョニング」に示す手順に従います。
Sun Blade X8400 サーバーモジュールに OS プロファイルをロードするには、次のコマンドを入力します。
N1-ok> load server server-name osprofile profile-name bootip bootip networktype=static [bootnetworkdevice bootnetworkdevice][networkdevice networkdevice] |
bootnetworkdevice と networkdevice には物理ネットワークデバイス名または論理ネットワークデバイス名を指定できます。
ほかのコマンド行オプションについては、『Sun N1 System Manager 1.3 コマンド行リファレンスマニュアル』の「load server」を参照してください。
物理インタフェース名は、プロビジョニングするサーバーがすべて Sun Blade 8000 モジュールシステムに含まれる場合にのみ使用できます。複数の種類のサーバーから構成されるサーバーのグループには、物理デバイス名は使用できません。
bootnetworkdevice と networkdevice の各オプションを指定しなかった場合
N1 System Manager では、前述の物理デバイス名と論理デバイス名の対応表に従って、Sun Blade X8400 サーバーモジュールによって報告された最初のネットワークブートデバイスに対応する論理インタフェース名が選択されます。
bootnetworkdevice または networkdevice、あるいはその両方のオプションに物理インタフェース名を指定した場合
N1 System Manager では、前述の物理デバイス名と論理デバイス名の対応表に従って、Sun Blade X8400 サーバーモジュールによって報告された、対応する論理インタフェース名が選択されます。
bootnetworkdevice または networkdevice、あるいはその両方のオプションに論理デバイス名を指定した場合
N1 System Manager によって、前述の物理デバイス名と論理デバイス名の対応表に従って、Sun Blade X8400 サーバーモジュールによって報告された、対応する物理インタフェース名が選択されます。
関連する Sun Blade X8400 サーバーモジュールをリセットせずに NEM モジュールまたは EM モジュールがホットプラグされた場合は、N1 System Manager のネットワークデバイス一覧が最新のものではない可能性があります。この場合は、論理インタフェースの対応が変更された可能性があります。ネットワークデバイス一覧を更新するには、次の手順に従います。
プロビジョニング対象のすべての Sun Blade X8400 サーバーモジュールで reset server コマンドを実行します。
プロビジョニング対象のすべての Sun Blade X8400 サーバーモジュールで、refresh サブコマンドを指定した set server コマンドを実行します。
物理インタフェース名を指定する場合は、この手順は不要です。Sun Blade X8400 サーバーモジュールのホットプラグについては、『Sun N1 System Manager 1.3.1 Troubleshooting Guide』の「Hot-Plugging Sun Blade 8000 Chassis Modules」を参照してください。
オペレーティングシステムをサーバーのグループにプロビジョニングするには、グループ名を指定した load group コマンドを使用します。サーバーのグループについては、『Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル』の第 5 章「サーバーおよびサーバーグループの管理」を参照してください。