Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのインストールは、稼動中のクラスタに対し、稼動を中断することなく行えます。Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアのインストールプロセスでは Sun Cluster ソフトウェアを再起動する必要がないため、クラスタはサービスを実行したまま運用状態を持続します。
Java Enterprise System (ES) のインストーラには、対話型インストールモードとして、グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) とテキストベースインタフェースの 2 つが用意されています。グラフィカルモードでは、ウィザードを使用し、Sun Cluster Geographic Edition コンポーネントのインストール実行に必要な作業を段階的に進めることができます。テキストベースのモードでも、GUI と同じ機能を利用できます。ただし、このモードではウィザードを介して作業が示されるのではなく、行単位で対応を求めるプロンプトが表示されます。
ソフトウェアのインストールを開始する前に、各クラスタのノードごとに、クラスタ構成に必要なパッチがすべてインストールされているか確認してください。
パッチの場所とインストール手順については、『Sun Cluster Geographic Edition 3.1 2006Q4 ご使用にあたって』の「必要なパッチ」を参照してください。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアはパートナーシップにあるすべてのクラスタのすべてのノードにインストールする必要があります。