Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理

Procedureパートナーシップのプロパティーを変更する方法

  1. クラスタノードの 1 つにログインします。

    この手順を行うには、Geo Management RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。

  2. パートナーシップのプロパティーを変更します。


    # geops set-prop -p propertysetting [-p...] partnershipname
    
    -p propertysetting

    文字列 property=value のように対をなす文で、パートナーシップのプロパティー値を指定します。

    Description プロパティーを使用してパートナーシップの説明を指定します。

    ハートビート喪失通知は、Notification_emailaddrs プロパティーと Notification_actioncmd プロパティーを使用して構成できます。ハートビート喪失通知を構成する方法の詳細は、「ハートビート喪失通知の構成」を参照してください。

    設定できるプロパティーについての詳細は、付録 A 「Sun Cluster Geographic Edition の標準プロパティー」を参照してください。

    partnershipname

    パートナーシップの名前を指定します。

    Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアでサポートされる名前と値については、付録 B 「Sun Cluster Geographic Edition エンティティーに使用できる名前と値」を参照してください。

    geopg コマンドについては、geops(1M) のマニュアルページを参照してください。

  3. 変更内容に間違いがないことを確認します。


    # geops list

例 5–2 パートナーシップのプロパティーの変更

この例では、cluster-paris クラスタの通知電子メールアドレスを変更する方法を示します。


# geops set-prop -p Notification_emailaddrs=operations@companyX.com \
paris-newyork-ps
# geops list