Sun N1 System Manager 1.3.3 ご使用にあたって

1 つまたは複数の Ethernet PCI Express モジュールが存在する場合

Linux がインストールされている場合、NEM ポートに対応付けられる論理ネットワークインタフェース名は、シャーシ上に PEM モジュールが存在するかどうかによって異なります。現状では、Blade にインストールされている PEM モジュール数によって異なる論理インタフェース名を明示的に指定する必要があります。具体的には、次の表に示すように bootnetworkdevice および networkdevice オプションの両方を指定します。次の表に、2 つのポートを持つ PCI Express モジュールに対して有効な値を示します。

表 2–1 1 つの 2 ポート PEM

インタフェース 

bootnetworkdevice

networkdevice

NEM0 

eth0 

eth2 

NEM1 

eth1 

eth3 

表 2–2 2 つの 2 ポート PEMs

インタフェース 

bootnetworkdevice

networkdevice

NEM0 

eth0 

eth4 

NEM1 

eth1 

eth5 

PEM 構成が異なることがあるため、次の表に、一般的な式を示します。

インタフェース 

bootnetworkdevice

networkdevice

NEM0 

eth0 

ethX (X = 0 + 1 枚目の PEM のポート数 + 2 枚目の PEM のポート数) 

NEM1 

eth1 

ethX (X = 1 + 1 枚目の PEM のポート数 + 2 枚目の PEM のポート数) 


注 –

load コマンドで bootipip を異なる設定にすることはできません。OS の配備が完了すると、インタフェースが 1 つだけ構成されます。



注 –

PEM が存在していて適切な networkdevice オプションが指定されなかった場合、Sun Blade X6220 サーバーへの Linux 配備は対話モードになります。