慎重にマシンへの過剰な予約を行い、また過剰なシステム負荷を防ぐ必要がある場合に、負荷しきい値は必要です。一時停止しきい値も、システムに過剰な負荷をかけることを防止するために使用します。
ノードの過剰な負荷を防止する必要があるもう 1 つのケースは、実行ノードが対話型の負荷に対してオープンなままである場合です。対話型の負荷は、Grid Engine システムの制御下にありません。
計算ファームは、汎用度が低い場合があります。たとえば、計算ノードの各 CPU が唯一のキュースロットによってのみ表され、これらのノードでは対話型負荷が想定されていない場合があります。このような場合、load_thresholds を省略できます。
両方のしきい値を使用不可にするには、load_thresholds を none に設定し、suspend_thresholds を none に設定します。「負荷および一時停止しきい値の構成」、および queue_conf(5) のマニュアルページを参照してください。