Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド

負荷センサースクリプトの例

次の例に負荷センサーを示します。負荷センサーは Bourne シェルスクリプトです。


例 3–2 負荷センサー – Bourne シェルスクリプト


#!/bin/sh

myhost=`uname -n`

while [ 1 ]; do
     # wait for input
     read input
     result=$?
     if [ $result != 0 ]; then
          exit 1
     fi
     if [ $input = quit ]; then
          exit 0
     fi	
     #send users logged in
     logins=`who | cut -f1 -d" " | sort | uniq | wc -l` | sed "s/^ *//"
     echo begin
     echo "$myhost:logins:$logins"
     echo end
done

# we never get here

exit 0

このスクリプトを、ファイル load.sh に保存します。chmod コマンドを使用して、このファイルに実行可能権限を割り当てます。コマンド行からスクリプトを対話形式でテストするには、load.sh と入力し、Return キーを繰り返し押します。

手続きが機能するようになるとすぐ、任意の実行ホストにインストールできます。手続きをインストールするには、クラスタ構成、グローバル構成、またはホスト固有の構成の load_sensor パラメータとして、負荷センサーのパスを構成します。詳細については、「基本クラスタ構成」または sge_conf(5) のマニュアルページを参照してください。

対応する QMON ウィンドウは次の図のようになります。

報告される負荷パラメータ logins は、対応する属性がコンプレックスに追加されるとすぐに使用できるようになります。必要な定義は、次の図に示す最後のテーブルエントリのようになります。