Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド

dbwriter デバッグレベルの設定

sgedbwriter スクリプトは、dbwriter プログラムを開始します。このスクリプトの位置は、sge_root /dbwriter/bin/sgedbwriter です。sgedbwriter スクリプトは、dbwriter の構成ファイルである dbwriter.conf を読み取ります。この構成ファイルの位置は、sge_root/cell /common/dbwriter.conf です。この構成ファイルは、dbwriter のデバッグレベルを設定します。たとえば、次のように指定します。


#
# Debug level
# Valid values: WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST、ALL
#
DBWRITER_DEBUG=INFO

dbwriter コマンドの –debug オプションを使用すると、dbwriter により作成されるメッセージの数を変更できます。通常は、デフォルトのデバッグレベル info を使用する必要があります。より詳細なデバッグレベルを使用する場合は、dbwriter により出力されるデータ量を大幅に増やします。

次のデバッグレベルを指定できます。

warning

重大なエラーと警告のみが表示されます。

info

情報メッセージの数が追加されます。info はデフォルトのデバッグレベルです。

config

たとえば規則の処理に関する、dbwriter 構成に関連する追加の情報が得られます。

fine

さらに多くの情報が作成されます。このデバッグレベルを選択すると、dbwriter により実行されるすべての SQL 文が出力されます。

finer

デバッグ用に使用します。

finest

デバッグ用に使用します。

all

すべてのレベルの情報を表示します。デバッグ用に使用します。