Sun N1 Grid Engine 6.1 管理ガイド

QMON を使用したキューの構成

QMON Main Control」ウィンドウで「Queue Control」ボタンをクリックします。「Cluster Queues」ダイアログボックスが表示されます。

クラスタキューとキューインスタンスの状態を監視および操作するための、「Cluster Queues」ダイアログボックスとその機能は、『Sun N1 Grid Engine 6.1 ユーザーズガイド』「QMON によるキューの監視と制御」で説明されています。

新しいクラスタキューを追加するには、「Add」をクリックします。

既存のクラスタキューを変更するには、「Cluster Queue」リストからクラスタキューを選択してから「Modify」をクリックします。

「Clone」ボタンを使用すると、既存のクラスタキューのすべてのパラメータをインポートできます。既存のキューのリストから、複製するキューを選択します。

「Add」をクリックすると「Queue Configuration – Add」ダイアログボックスが表示されます。「Modify」をクリックすると「Modify キュー名」ダイアログボックスが表示されます。「Queue Configuration」ダイアログボックスがはじめて表示される際には、「General Configuration」タブが表示されます。

図 2–1 「Queue Configuration」–「General Configuration」タブ

既存のキューを変更する場合、「Queue Name」フィールドにキューの名前が表示されます。キューインスタンスが存在するホストが、「Hostlist」フィールドに表示されます。

新しいクラスタキューを追加する場合、キューの名前と、キューインスタンスが存在するホストの名前を指定する必要があります。

「Hostlist」フィールドでは、個別のホストの名前を指定できます。また、以前に定義したホストグループの名前も指定できます。このクラスタキューのキューインスタンスは、(すべてのホストサブグループのメンバーを含む) ユーザーが指定するホストグループのすべての個別ホストとすべてのメンバー上に存在します。ホストグループの詳細については、QMON を使用したホストグループの構成」を参照してください。

パラメータのセットを指定するための次の 11 のタブは、キューの定義に使用できます。

クラスタキューのデフォルトのパラメータを設定するには、「Attributes for Host/Hostgroup」リストで「@/」を選択してから、設定するパラメータが含まれるタブをクリックします。

デフォルトのパラメータは、「Hostlist」に表示されるすべてのホスト上のすべてのキューインスタンスに対して設定されます。ユーザーは、ユーザーが指定するホストまたはホストグループのデフォルトのパラメータの値を無効にすることができます。ホストまたはホストグループの override パラメータを設定するには、まず「Attributes for Host/Hostgroup」リストから名前を選択します。続いて設定するパラメータを含むタブをクリックします。ユーザーが設定したパラメータの値は、選択したホストまたはホストグループ上の、クラスタキューのデフォルトのパラメータを無効にします。

ホスト固有のパラメータを設定するには、まず構成に対してパラメータを使用可能にする必要があります。設定するパラメータの左側にある錠前のアイコンをクリックしてから、そのパラメータの値を変更します。

「Refresh」ボタンをクリックすると、 「Queue Configuration」ダイアログボックスが開かれていた間に変更されたそのほかのオブジェクトの設定が読み込まれます。

すべてのキュー構成の変更を sge_qmaster に登録するには、「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。変更を保存せずにダイアログボックスを閉じるには、「Cancel」をクリックします。