一般的なパラメータを構成するには、「General Configuration」タブをクリックします。図 2–1 に「General Configuration」タブを示します。
次のパラメータを指定できます。
Sequence Nr。キューのシーケンス番号です。
Processors。そのキューで実行中のジョブにより使用するよう設定された、プロセッサの指示子です。一部のオペレーティングシステムアーキテクチャーに関しては、この指示子は、1 から 4、8、10 などの範囲を取ることも、プロセッサセットの整数の識別子のみを取ることもできます。詳細については、使用中の N1 Grid Engine 6.1 ソフトウェア配布の doc ディレクトリにある arc_depend_*.asc ファイルを参照してください。
この値は、確実に必要な場合以外は変更しないでください。
tmp Directory。一時ディレクトリのパスです。
Shell。ジョブスクリプトを実行するために使用する、デフォルトのコマンドインタプリタです。
Shell Start Mode。ジョブスクリプトを開始するモードです。
Initial State。新しく追加されたキューの状態です。また、キューインスタンスホスト上で実行中の sge_execd が再起動した場合に、キューインスタンスが復旧する状態を示すこともあります。
Rerun Jobs。システムクラッシュなどにより異常終了したジョブに対して強制される、キューのデフォルトのリターンポリシーです。ユーザーは qsub -r コマンドまたは「Submit Job」ダイアログボックスを使用することで、このポリシーを無効にできます。『Sun N1 Grid Engine 6.1 ユーザーズガイド』の「拡張ジョブの例」を参照してください。
Calendar。キューに関連付けられたカレンダです。このカレンダは、キューの on-duty および off-duty 時間を定義します。
Notify Time。SIGUSR1/SIGUSR2 通知シグナルを送信してから一時停止または 終了シグナルを送信するまでの待ち時間です。
Job's Nice。このキューでジョブを開始するのに使用する nice 値です。0 は、システムデフォルトを使用することを意味します。
Slots。キューでの並行実行が可能なジョブの数です。スロットは、ジョブスロットとも呼ばれます。
型。キューおよびこのキューで実行可能なジョブの種類です。種類は Batch、Interactive のいずれか、または両方を取ることができます。
これらのパラメータの詳細については、queue_conf(5) のマニュアルページを参照してください。