Sun Management Center 4.0 インストールと構成ガイド

Procedure es-uninst を使用して Sun Management Center 3.6.x をアンインストールする

次の手順では、Sun Management Center がデフォルトのディレクトリ /opt にインストールされていることを選定にしています。別のディレクトリにインストールした場合は、/opt の部分をそのディレクトリ名に置き換えてください。

  1. Sun Management Center 3.6.x サーバーがインストールされているマシンに、スーパーユーザーとしてログインします。

  2. Sun Management Center 3.6.x をアンインストールするには、次のコマンドを入力します。


    # /opt/SUNWsymon/sbin/es-uninst
    
    • Sun Management Center 3.6.x のアンインストールの場合、ユーザーデータと構成データを保存するかを確認するメッセージが表示されます。手順 6 に進みます。

    • Sun Management Center 4.0 のアンインストールの場合は、既存の製品の一覧が表示されます。

  3. アンインストールする Sun Management Center 4.0 製品を選択します。

    • 製品とすべてのアドオンをアンインストールする場合は、y を入力します。

      すべての Sun Management Center 製品がアンインストールされることが通知され、選択を変更するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。手順 5 に進みます。

    • 1 つ以上のアドオンをアンインストールする場合は、n と入力します。

  4. アンインストールする Sun Management Center 4.0 アドオン製品を選択します。

    システムにインストールされているアドオンごとに、そのアドオンをアンインストールするかどうかを確認するメッセージが表示されます。

    インストールされているアドオンをアンインストールする場合は y、残す場合は n を入力します。

    選択を終了したところで、アンインストールの対象として選択した製品の一覧が表示され、選択内容を変更するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。

  5. 必要に応じ選択内容を変更します。

    • 選択を変更する場合は y を入力します。インストールされている製品の一覧が再度表示され、アンインストールの選択処理が繰り返されます。

    • アンインストール処理を継続する場合は n を入力します。ユーザーデータと構成データを保存するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。

  6. 必要に応じて、Sun Management Center のユーザーデータと構成データを保存します。


    注意 – 注意 –

    n を入力すると、現在の Sun Management Center のユーザーデータと構成データ (データベースを含む) が削除されます。また、セキュリティーキーが上書きされるため、すべてのエージェントを正しく稼働させるためには、それらのエージェントをすべてセットアップし直す必要があります。


    • 以降のインストールまたはアップグレード用に管理ドメイン構成と /var/opt/SUNWsymon 内の独自のアラーム設定を残す場合は、y を入力します。

    • 既存のデータベースを破棄する場合は、n を入力します。

    アンインストールを継続するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。

  7. インストールプロセスを実行します。

    • 選択した製品をアンインストールする場合は、y を入力します。

      選択した製品がアンインストールされます。es-uninst の処理が完了すると、コマンドプロンプトに戻ります。

    • 選択した製品をアンインストールしない場合は、n を入力します。

      es-uninst スクリプトが終了して、コマンドプロンプトに戻ります。