Sun Management Center 4.0 は、自動 (ブーム) インストールをサポートしています。ハンズフリーインストールでは、製品のインストール時に何の入力も求められません。es-inst -B コマンドを使用して、サーバーコンポーネントとエージェントコンポーネントの両方をインストールできます。2 つの応答ファイル default-agent-install.ascii と default-server-install.ascii に、ハンズフリーインストールに必要なデフォルトのパラメータ値が含まれます。default-agent-install.ascii ファイルにはエージェントインストール用のデフォルト値、default-server-install.ascii ファイルにはサーバーインストール用のデフォルト値がそれぞれ含まれます。
ネットワーク上のメディアイメージディレクトリから Sun Management Center をインストールする場合、応答ファイルは /net/ machine/disk1/sbin ディレクトリにあるとみなされます。必要に応じて、応答ファイルのコピーを作成し、パラメータ値を変更できます。ハンズフリーインストールを実行するには、次の手順を行います。
root としてログインします。
次のコマンドを実行します。
es-inst -B filename
次に、各引数について説明します。
-B を指定すると、デフォルトのパラメータ値を使用して製品がインストールされます。
filename は応答ファイルの名前です。
たとえば、es-inst -B default-agent-install.ascii のように指定します。
ハンズフリーインストールは、Solaris プラットフォームでのみ行うことができます。