ローカルマシンに root としてログインします。
Sun Management Center installation disk 1 sbin ディレクトリに移動します。
ディスクからのインストールの場合は、/cDiskMountDir/sbin ディレクトリに移動します。
選択した内容によっては、インストールの作業中にディスクを入れ替えるように求めるメッセージが表示される場合があります。
イメージからのインストールの場合は、/ image-dir/disk1/sbin ディレクトリに移動します。ここで、image-dir は、インストールイメージをコピーしたディレクトリ、または Web からインストールイメージをダウンロードして展開したディレクトリです。
-R path/remote パラメータで遠隔ホストマシンを指定して es-inst インストールスクリプトを実行します。
#./es-inst -R path/remote |
path/remote には、遠隔マシンのフルパスを指定してください。たとえば、遠隔ホストのパスと名前が /net/remote-server の場合は、次のように入力します。
local-machine# ./es-inst -R /net/remote-server |
遠隔マシン上で稼働している Solaris のバージョンの入力を求めるメッセージが表示されます。
遠隔マシンで稼働している Solaris バージョンを入力します。
「遠隔マシンを準備する」の手順 7 を参照してください。
遠隔ホストマシンのタイプを入力するように求めるメッセージが表示されます。
遠隔ホストマシンのタイプを入力します。
「遠隔マシンを準備する」の手順 8 で生成したマシンタイプの文字列を入力します。あるいは、生成したテキストをローカルホスト上のファイルにコピーしてある場合は、プロンプトに答えてそのマシンタイプ文字列をペーストできます。
遠隔ホストに対して Sun Management Center インストールを行うために必要な作業は、デフォルトの Sun Management Center インストールに必要な作業と同じです。
インストールが完了します。
システムに旧バージョンの Sun Management Center がインストールされている場合は、そのバージョンの Sun Management Center からデータを移行するかどうかの問い合わせがあります。「es-inst スクリプトを使用してインストールする」、手順 6 に進みます。
システムに旧バージョンの Sun Management Center がインストールされていない場合は、ターゲットディレクトリの入力を求めるメッセージが表示されます。「es-inst スクリプトを使用してインストールする」、手順 7 に進みます。
Solaris 10 システムへの遠隔インストールは、別の Solaris 10 システムからのみ行うことができます。