Solaris 10 11/06 上に Sun Management Center 3.6.1 サーバーがインストールされている場合は、次のいずれかの方法を使用してアップグレードできます。
これらの方法は、Solaris 8、Solaris 9、Solaris 10 1/06、および Solaris 10 6/06 のサーバーレイヤーインストールには使用できません。Sun Management Center4.0 サーバーレイヤーは、Solaris 10 11/06 以上のバージョンでのみ使用できます。
Sun Management Center 4.0 グラフィカルユーザーインタフェースのインストールコマンド es-guiinst を実行する。
Sun Management Center 4.0 のコマンド行インストールスクリプト es-inst を実行する。
Solaris 10 11/06 より前の Solaris バージョン上に Sun Management Center 3.6.x サーバーがインストールされている場合は、次の手順を行います。
Sun Management Center 3.6.x をアンインストールし、構成データを保存します。
オペレーティングシステムを Solaris 10 11/06 または Solaris 10 8/07 にアップグレードします。 http://www.sun.com/software/whitepapers/solaris9/sunmc_datamigration.pdf に記載されているサーバー移行手順に従って、Solaris 10 11/06 の SPARC または x86 システムにデータを移動します。
Sun Management Center 4.0 のインストールプロセスは、インストールされている既存の 3.6.x を検出して、Sun Management Center 3.6. x の es-uninst コマンド行スクリプトを実行します。Sun Management Center の es-uninst スクリプトでは、Sun Management Center 3.6.x のデータを保存するかどうかを選択できます。
Sun Management Center 3.6.x のデータを保存すると、Sun Management Center 4.0 のセットアッププロセスでそのデータが検出され、データを Sun Management Center 4.0 に移行するかどうかを選択できます。
4.0 のソースイメージから es-inst を実行します。
アンインストールウィザードが起動します。アンインストールスクリプトによって Sun Management Center 3.6.1 がアンインストールされ、データを保存するかどうかの問い合わせがあります。
データを保存する場合は、y を入力します。
Sun Management Center 3.6.1 コンポーネントのアンインストールを終えると、4.0 の新しいパッケージがインストールされます。次に、セットアップに進みます。前の手順でデータを保存している場合、データを移行するかどうかの問い合わせがあります。
データを移行する場合は、 y を入力します。
これでアップグレード手順は終わりです。