Sun MC 4.0 リリースのハードウェア監視には、物理表示機能と論理表示機能があります。ただしこの機能は、管理ノードを SPARC サーバー経由で監視している場合にのみ利用可能です。この機能は、x86 サーバー経由で監視している SPARC の管理ノードでは利用できません。
回避方法: ありません。
Sun MC 4.0 サーバーのセットアップ中に db-start コマンドが失敗することがあります。多数のエラーメッセージが表示されます。次に例を示します。
db-start のエラー |
または
Parsing errors for the topology-license-d.x file |
回避方法: Sun MC 4.0 サーバーのセットアップを実行する前に /etc/project ファイルを編集してください。データベースのユーザーは通常、/etc/project ファイルにあるデフォルトのプロジェクトからリソースを割り当てられます。/etc/project ファイルの該当行を編集し、次の値が含まれるようにしてください。
default:3::::project.max-shm-memory=(priv,5368708912,deny) |
この値は一般的に、システムの使用可能なメモリー合計の 3 分の 1 と同程度になるように求められます。
データベースのユーザー向けに新規プロジェクトが作成した場合、新しいプロジェクトに該当する行を編集してください。
ASM アドオンがエージェントおよびサーバーにインストールされてはじめて「ログ表示」タブが表示されます。エージェントプラットフォームの構成リーダーを ASM アドオンが検出しない場合、「ログを表示」タブは表示されません。ASM と同様、構成リーダーは別のアドオンで、Sun MC エージェントがインストールされているハードウェアに固有のものです。
回避方法: 該当するアドオンをすべてのプラットフォームにインストールしてください。次に例を示します。
T2000、T1000、および Sun Blades といったエントリレベルのプラットフォームでは、機能を最大限に生かすために、ELP 構成リーダーをサーバーおよびエージェントの両ノードにインストールしておく必要があります。
「ツール」->「登録」の順にリンクを開き、Product Registration クライアントプログラムを起動します。これを使用すると、ユーザーの所有物を Sun に登録し、より良いサービスとサポートを受けることができます。Web Console 内にはこのリンクに関するオンラインヘルプはありません。
回避方法: ありません。
Solaris または Linux マシン上で es-start -c コマンドを使用して、はじめて Java Console を起動すると、スクリプトによって、Product Registration クライアントを開始するかどうかの問い合わせがあります。続いてスクリプトはユーザーの入力を待ちます。2 回目以降はユーザー入力を待ちません。コンソールがバックグラウンドで起動した場合、スクリプトがバックグラウンドでユーザー入力を待ち続けるため、コンソールが起動できません。
回避方法: Java Console は最初にフォアグラウンドで起動します。コンソールがバックグラウンドで起動していた場合、fg コマンドでフォアグラウンドに切り替えます。
次のエラーメッセージが表示されます。
Operation failed |
回避方法: ありません。
ログインコンソールを Windows で表示すると、左の区画が見えません。区画の幅が 0 になっています。
回避方法: スクロールバーをドラッグし、区画の幅を広げてください。
Web Console では、Solaris Container Manager のそれぞれのページにある Solaris Container Manager オンラインヘルプへのリンクはいずれも、クリックすると同じヘルプトピックが表示されます。
回避方法: ありません。ヘルプウィンドウが開いたあと、ユーザーは希望のトピックをクリックできます。
Sun MC 3.6.1 から Sun MC 4.0 にサーバーを移行したあと、Java Console が起動できません。次のエラーメッセージが表示されます。
コンソール情報を読み込めません。 |
回避方法: 次のコマンドを入力します。
# es-stop -A |
# es-start -A |
Windows XP システム上の Internet Explorer では、リソースプールの作成中に使用できる CPU が 1 つしかないと、リソースプール作成が失敗したように見えます。次のエラーメッセージが表示されます。
新規リソースプールの作成に使用可能な CPU がありません。 新規リソースプールまたは新規動的リソースプールを作成するには、 使用されていない CPU、または使用可能な CPU が 1 つ以上必要です。 |
リソースプール作成は失敗したように見えますが、実際は作成されています。
回避方法 1: 危険がないようであればエラーメッセージを無視してください。
回避方法 2: Mozilla、Netscape、Firefox など別のブラウザを使ってリソースプールを作成してください。
回避方法 3: Windows XP 以外の OS でリソースプールを作成してください。
回避方法: Mozilla ではなく Firefox や Internet Explorer ブラウザを使って、専用 CPU 割り当てをしてください。
回避方法: ルートとしてログインします。次のコマンドを入力します。
/usr/sbin/smcwebserver stop
/usr/sbin/smcwebserver start
説明なしの新規オブジェクトで、既存のオブジェクトの説明が表示されます。
回避方法: ありません。
回避方法: 次のコマンドを入力します。
/usr/sbin/smcwebserver stop
/usr/sbin/smcwebserver start
回避方法: インストール後、次のコマンドを入力してください。
/usr/sbin/smcwebserver stop
/usr/sbin/smcwebserver start
回避方法: ルートとしてログインします。次のコマンドを入力します。
/usr/sbin/smcwebserver stop
/usr/sbin/smcwebserver start
LED 情報のアラームの重要度が重度か中度か判別できず、ドキュメントにも重要度が記載されていません。
エラーメッセージは表示されません。ON 以外の値については、Sun MC の警告アラームを表す黄色のアラームが、LED のアラームとして表示されます。
回避方法: ありません。
x86 構成リーダーを Sun Fire X2100 システム上にインストール後、es-start -c と入力して Java Console を起動し、「モジュールブラウザ」を選択すると、x86 構成リーダーが「ハードウェア」タブの下に表示されます。Sun MC 4.0 を 24 時間以上稼働させても、LED 情報に黒いマークが表示されます。
回避方法: ありません。
何らかのコンソールをインストール後、最初に es-start -c コマンドを使用すると Product Registration クライアントが起動します。Product Registration クライアントが発見したエラーをスクリプトは報告しません。また、登録が正常に完了しなければ、クライアントは再起動されません。
回避方法: 「ツール」->「登録」とクリックして Product Registration クライアントを再起動します。Java Web Console ベースのブラウザインタフェースで、「ツール」->「登録」と順にリンクをたどることもできます。
Product Registration クライアントの開始時メッセージおよび Product Registration クライアントはローカライズされていません。Product Registration クライアントは次の方法で起動できます。
Java Console の場合:
インストール後、es-start -c コマンドを使って Java Console を起動した場合、Product Registration クライアントを起動するかどうかの問い合わせが表示されます。クライアントを起動する場合は y を入力します。
Sun Management Center のメインウィンドウで、「ツール」メニューから「登録」を選択します。
Sun Web Console にある Sun Management Center の GUI の場合:
Sun Management Center のメインウィンドウの左区画で「ツール」をクリックし、次に「登録」をクリックします。
次のコマンドをコマンド行に入力します。
# javaws https://sunconnection.sun.com/RegistrationClient/client.jnlp |
回避方法: es-config コマンドを使用してエージェントの SNMP ポートを変更してください。
回避方法: ホストの「詳細」ウィンドウを開き直してください。「ハードウェア概要」テーブルが表示されます。
「詳細」ウィンドウの「ハードウェア」タブのシステムの物理表示に、現在の表示に関係のない正面表示が設定されます。また、履歴にも正面表示だけ示されます。
回避方法: ありません。
Solaris x86 または Linux エージェントを CLI/GUI インストーラまたは「エージェント更新」でアップグレードしたとき、トポロジに最新情報が反映されません。
回避方法: エージェントをアップグレードしたあとに、トポロジオブジェクトを手動で変更してください。
システムの再起動後、Sun Management Center サービスが実行を開始しようとするときに、cryptosvc サービスと kcfd デーモンに制御が渡り、 /var/adm/messages にエラーが記録されます。
次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Oct 3 18:16:09 atqa32 lomv: 10/3/2005 23:16:9 GMT LOM time reference |
Oct 3 18:16:13 atqa32 kcfd[106]: kcfd: elfsign_hash_mem_resident failed to hash for /usr/lib/security/pkcs11_softtoken.so: sign or verify of ELF object failed |
Oct 3 18:16:13 atqa32 kcfd[106]: kcfd: elfsign_hash_mem_resident failed to hash for /usr/lib/security/pkcs11_softtoken.so: sign or verify of ELF object failed |
Oct 3 18:16:13 atqa32 esd[1949]: libpkcs11: /usr/lib/security/pkcs11_softtoken.so signature verification failed. See cryptoadm(1M). Skipping this plug-in. |
Oct 3 18:16:13 atqa32 esd[1949]: libpkcs11: /usr/lib/security/pkcs11_softtoken.so signature verification failed. See cryptoadm(1M). Skipping this plug-in. |
Oct 3 18:16:13 atqa32 cfgserver[1949]: syslog Oct 03 18:16:13 cfgserver Unable to get pkcs session. Can not initialize snmp engine |
Oct 3 18:16:13 atqa32 cfgserver[1949]: syslog Oct 03 18:16:13 cfgserver *** terminating execution *** |
回避方法: システムを再起動する前に、es-stop -A ですべての Sun Management Center サービスを停止してください。システムが再起動すると、すべてのサービスが開始され、エラーは発生しません。
Solaris 10 の場合、起動中に Sun Management Center エージェントのサービスは停止します。
次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Oct 12 09:19:59 atqa33 metadata[6245]: [ID 985908 daemon.alert] syslog |
Oct 12 09:19:59 metadata {received software termination signal} |
Oct 12 09:19:59 atqa33 metadata[6245]: [ID 122441 daemon.alert] syslog |
Oct 12 09:19:59 metadata *** terminating execution *** |
Oct 12 09:19:59 atqa33 event[27957]: [ID 652029 daemon.alert] syslog |
Oct 12 09:19:59 event {received software termination signal} |
Oct 12 09:19:59 atqa33 event[27957]: [ID 721961 daemon.alert] syslog |
Oct 12 09:19:59 event *** terminating execution *** |
Oct 12 09:19:59 atqa33 agent[28990]: [ID 651061 daemon.alert] syslog |
Oct 12 09:19:59 agent {received software termination signal} |
Oct 12 09:19:59 atqa33 agent[28990]: [ID 891934 daemon.alert] syslog |
Oct 12 09:19:59 agent *** terminating execution *** |
回避方法: システムを再起動する前に es-stop -A ですべてのサービスを停止してください。この場合、syslog ファイルにエラーメッセージは記録されません。
エージェントのすべての ACL から esadm グループを削除してから、エージェントの ACL に個別にユーザーを追加した場合、サーバーサポートモジュールの ACL にユーザーが自動的に追加されません。サーバーサポートモジュールでユーザーが反映されていないため、サーバーサポートモジュールは Performance Reporting Manager の有効化または無効化を許可しません。次のメッセージが表示されます。
Unable to enable/disable PRM data collection on an agent with new user |
回避方法: エージェントの ACL に esadm グループを追加してから、esadm グループに個別にユーザーを追加してください。
回避方法 1: 次の手順を実行します。
ログイン画面を最小化してから、元のサイズに戻します。
アクティブなカーソルがあるフィールドに入力を行います。
次のフィールドにカーソルを移動します。
ログイン画面を最小化してから、元のサイズに戻します。
そのフィールドに入力を行います。
回避方法 2: JDK 1.6 または互換バージョンを使用します。
回避方法: ありません。
回避方法: ありません。
回避方法: CST サービスの実行時にタスク作成で問題が発生することがあります。es-stop -x を使用して、CST サービスを停止してください。
回避方法: 呼び出される側のスクリプトに 2 ないし 3 秒の sleep を挿入してください。