Sun Java System Web Server 7.0 Update 2 リリースノート

インストール

次の表に、Web Server のインストールにおける既知の問題の一覧を示します。

表 7 インストールにおける既知の問題

バグ ID 

内容 

6474037 

Ubuntu に Web Server をインストールする際の例外

Linux Ubuntu の場合、/bin/domainname が含まれるパッケージはデフォルトで使用できません。Web Server を正常にインストールするには、これらのパッケージをインストールする必要があります。

パッケージをインストールするには、次のコマンドを入力します。 

sudo apt-get install nis

6414481 

compat-libstdc++ をインストールしないと Web Server をインストールできない。

回避方法:

Red Hat Enterprise Linux 3 など、より新しいバージョンの Linux 上では、Web Server 7.0 をインストールする前に compat-libstdc++ をインストールしてください。

6641672 

compat-libstdc++-33-3* (64 ビット) バージョンがあると、REDHAT ES4.0 Linux 64 ビットのインストールに失敗する

回避方法

正常にインストールするには、次の RPM をインストールする必要があります。 

  • compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3.<arch> 32 & 64 ビット RPM

  • libgcc-3.4.3-22.1.<arch> 32 & 64 ビット RPM

  • zlib-1.2.1.2-1

6414539 

管理ノードをアンインストールしても、そのノードが管理サーバーのノードから削除されない。

管理ノードをインストールし、それを「ノード」タブで管理サーバーに登録すると、「ノード」タブ内にその管理ノードが表示されます。管理ノードをアンインストールしたときに、その管理ノードのエントリが「ノード」タブ内に残ります。 

6287206 

ネットワーク上の共有フォルダから設定が起動されると、インストールが実行できない。

Windows プラットフォームでは、別のマシン上の共有ネットワークフォルダからインストーラ setup.exe を起動すると、製品をインストールできません。

6311607 

Windows で、管理パスワードが 8 文字以上の場合にインストーラが CLI モードでクラッシュする。

管理ユーザーパスワードが 8 文字以上である場合、管理ポート、Web サーバーポート、または管理ユーザー ID への入力の中に 1 つでも無効なものがあると、インストーラがクラッシュします。 

回避方法:

コマンド行インタフェース (CLI) を使って Web Server 7.0 を Windows プラットフォーム上にインストールする場合、管理パスワードを 8 文字未満 (< 8) に設定する必要があります。 

6408072 

Windows の場合、「プログラム」フォルダ内のオブジェクトに対するアイコンが必要である。

Windows 上の「Sun Java System Web Server 7.0」フォルダ内のオブジェクトは、デフォルトの Windows プログラムアイコンで作成され、Sun のプログラムであることを示す独自のアイコンを備えていません。 

6492144 

パスワード入力時に CLI インストーラが ctrl+c キーの入力を処理しない。

インストーラが ctrl+c キーの入力を受け付けないため、端末が使用不可能になります。

6472668 

Windows の場合、Web Server のインストールで -Xrs JVM オプションがデフォルトで使用される

回避方法:

Web Server はデフォルトで Windows サービスとしてインストールされるため、server.xml の適切なセクションに次の行を追加します。

<JVMOPTIONS>-Xrs</JVMOPTIONS>