「ネットファイルサービス」をクリックすると、右の区画にタブが表示されます。次のタブが表示されます。
「ホスト」タブは、さらに 2 つに分かれています。
「設定」は、ネットファイルサービスのホスト設定属性を示しています。
表 A–7 ネットファイルサービスのホスト設定属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
OS 文字セット |
Unicode (UTF-8) |
ホストとの対話にデフォルトエンコーディングとして使用する文字セットを指定します。 |
ホスト検出順序 |
WIN、NETWARE、FTP、NFS |
ホストの検出順序を指定します。 |
共通ホスト |
すべてのリモートネットファイルユーザーがネットファイルを通じて使用できるホストを指定します。 |
|
デフォルトドメイン |
ネットファイルが許可されたホストへのアクセスに使用するデフォルトドメインを指定します。 |
|
デフォルトの Microsoft Windows ドメイン/ワークグループ |
ユーザーが Windows ホストにアクセスするときに使用する、デフォルトの Microsoft Windows ドメインまたはワークグループを指定します。 |
|
デフォルトの WINS/DNS サーバー |
Windows ホストへのアクセスでネットファイルが使用する WINS/DNS サーバーを指定します。 |
「アクセス」は、ネットファイルサービスのホストアクセス属性を示しています。
表 A–8 ネットファイルサービスのホストアクセス属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
Windows ホストへのアクセスを許可 |
選択 |
Microsoft Windows ホストにアクセスできるようにします。 |
FTP ホストへのアクセスを許可 |
選択 |
FTP ホストにアクセスできるようにします。 |
NFS ホストへのアクセスを許可 |
選択 |
NFS ホストにアクセスできるようにします。 |
Netware ホストへのアクセスを許可 |
選択 |
Netware ホストにアクセスできるようにします。 |
許可されるホスト |
* |
ネットファイルを通じてユーザーがアクセスできるホストを指定します。 |
拒否されるホスト |
ネットファイルを通じてユーザーがアクセスできないホストを指定します。 |
ユーザーがネットファイルの使用を開始したあとにこのオプションを無効にすると、ユーザーがログアウトし、ふたたびログインしたあとに変更内容が有効になります。
「権限」は、ネットファイルサービスの権限属性を示しています。
表 A–9 ネットファイルサービスの権限属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
ファイル名の変更を許可 |
選択 |
ユーザーがファイル名を変更できるようにします。 |
ファイル/フォルダの削除を許可 |
選択 |
ユーザーがファイルおよびフォルダを削除できるようにします。 |
ファイルアップロードを許可 |
選択 |
ユーザーがファイルをアップロードできるようにします。 |
ファイル/フォルダのダウンロードを許可 |
選択 |
ユーザーがファイルおよびフォルダをダウンロードできるようにします。 |
ファイル検索を許可 |
選択 |
ユーザーが検索できるようにします。 |
ファイルのメール送信を許可 |
選択 |
ファイルをメール送信できるようにします。 |
ファイルの圧縮を許可 |
選択 |
ファイルを圧縮できるようにします。 |
ユーザー ID の変更を許可 |
選択 |
ユーザーが別の ID を使用できるようにします。 |
Windows ドメインの変更を許可 |
選択 |
ユーザーが Microsoft Windows ドメインを変更できるようにします。 |
「表示」は、ネットファイルサービスの表示属性を示しています。
表 A–10 NetFle サービスの表示属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
ウィンドウサイズ |
700|400 |
ユーザーのデスクトップのネットファイルウィンドウのサイズを、ピクセル単位で指定します。無効な値を入力した場合、ネットファイルはデフォルトの値を使用します。 |
ウィンドウの位置 |
100|50 |
ネットファイルウィンドウがユーザーのデスクトップに表示される位置を指定します。無効な値を入力した場合、ネットファイルはデフォルトの値を使用します。 |
「操作」タブは、さらに次のように分かれています。
「トラフィック」は、ネットファイルサービスの操作トラフィック属性を示しています。
表 A–11 ネットファイルサービスの操作トラフィック属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
一時ディレクトリの場所 |
/tmp |
ネットファイルのファイル操作で使用する一時ディレクトリを指定します。 Web サーバーが実行時に使用する ID (nobody または noaccess) に、指定されたディレクトリに対するアクセス権 rwx が割り当てられていることを確認してください。また、要求される一時ディレクトリへの完全パスに対するアクセス権 rx が ID に割り当てられていることを確認してください。 ネットファイルの一時ディレクトリを個別に作成する場合があります。Portal Server のすべてのモジュールに共通な一時ディレクトリを指定すると、ディスクの容量がすぐに足りなくなります。ネットファイルは一時ディレクトリの容量がなくなると機能しません。 |
ファイルのアップロード制限 (M バイト) |
5 |
アップロードできるファイルの最大サイズを指定します。無効な値を入力すると、ネットファイルは値をデフォルト値にリセットします。整数値で指定する必要があります。 ユーザーごとに異なるファイルアップロードサイズ制限を指定できます。 |
「検索」は、ネットファイルサービスの操作検索属性を示しています。
表 A–12 ネットファイルサービスの操作検索属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
検索ディレクトリ制限 |
100 |
1 回の検索操作で検索できるディレクトリの最大数を指定します。 |
「圧縮」は、ネットファイルサービスの操作圧縮属性を示しています。
表 A–13 ネットファイルサービスの操作圧縮属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
デフォルトの圧縮タイプ |
Zip |
圧縮のタイプとして Zip または Gzip を指定します。 |
デフォルトの圧縮レベル |
6 |
圧縮のレベルを 1 〜 9 の番号で指定します。 |
「一般」は、ネットファイルサービスの一般属性を示しています。
表 A–14 ネットファイルサービスの一般属性
属性 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
MIME タイプ設定ファイルの場所 |
/opt/S1PS62/SUNWportal/samples/config/netfile |
クライアントブラウザに送信する応答コンテンツのタイプを指定します。 |