ここでは、デスクトップ属性の管理方法について説明します。詳しくは、「デスクトップ属性の概要」を参照してください。
デスクトップ属性は、最上位の組織と組織ツリーの他のレベルとで異なります。ロケーションバーを「TopLevel」に変更すると、グローバルデスクトップ属性を表示できます。ほかの識別名を選択すると、組織またはロールのデスクトップ属性を表示できます。
「ポータル」タブを選択します。
「ポータル」でポータルサーバーを選択し、次に「デスクトップ」を選択します。
「DN を選択」ドロップダウンメニューから任意の DN を選択します。
「デスクトップ属性」で必要に応じて設定属性を変更します。
次のオプションを使用できます。
複数のデスクトップテンプレートをマージする際の競合の解決に使用する、デスクトップサービステンプレートの競合の解決レベルを設定します。この属性は組織とロールにのみ適用され、ユーザーとグローバル DN には適用されません。
不特定のプロバイダでデスクトップが呼び出される場合に描画するデフォルトコンテナを指定します。「親コンテナ」の値には、ポータルページ上にヘッダーおよびフッターを描画可能な TopLevelContainer として定義されるいずれかのコンテナを指定できます。ディスプレイプロファイルのプロパティー TopLevel が true に設定されている場合、コンテナは最上位コンテナとなります。
URL で編集コンテナが指定されていない場合にコンテンツのラップに使用する、デフォルト編集コンテナを指定します。このコンテナは、チャネルのタイトルバーで編集リンクがクリックされたときに、親コンテナによって編集ページの描画に使用されます。
テンプレートおよび JSP の検索時にデスクトップの検索操作で使用されるコンマで区切ったリストです。検索はリストの最初の要素から開始されます。各要素は、デスクトップテンプレートベースディレクトリ下のサブディレクトリを表します。たとえば、"sampleportal,foo" というリストの場合、検索は sampleportal ディレクトリ、foo ディレクトリ、デフォルトディレクトリの順番で行われます。
ロールに関連付けられたユーザーにデスクトップ属性を表示するかどうかを指定します。この動的な属性は、管理タグライブラリで主にロールに基づく委任管理に使用されます。この属性の表示を有効にすると、委任管理者が、親組織から継承されたチャネルとコンテナを管理できるようになります。この属性は、組織およびロールにのみ適用されます。
ディスプレイプロファイルドキュメントの優先順位を設定します。ディスプレイプロファイルドキュメントは、低い優先順位から高い優先順位の順にマージされます。低い数値は低い優先順位を表します。たとえば、1 は 2 よりも優先順位が低くなります。マージセマンティクスの結果、優先順位が低いドキュメントで設定された値は、優先順位が高いドキュメントによって無効になります。ただし、優先順位が低いドキュメントでオブジェクトのマージがロックされている場合を除きます。
ディスプレイプロファイル優先順位は、デスクトップサービス属性として保存されません。
次の属性は、「TopLevel [グローバル]」DN にのみ適用されます。
XML 構文解析の検証を有効にします。
アイデンティティー連携を有効にし、ユーザーが複数のインターネットサービスプロバイダ、ローカルアイデンティティーを関連付け、接続、またはバインドできるようにします。これにより、ユーザーのネットワークアイデンティティーを 1 つにできます。
ユーザーのネットワークアイデンティティーを提供するホストの一意の識別子を指定します。
セッションの取得間隔を秒単位で指定します。
セッションを終了するまでのアイドル時間を秒単位で指定します。
クライアントセッションの瞬間最大数を指定します。
有効にすると、選択したポータルで匿名デスクトップを使用できます。
ホストプロバイダ上にネットワークアイデンティティーを持つユーザーが、ユーザー名とパスワードの入力によってポータルデスクトップにアクセスすることを禁止します。
認証を受けずにデスクトップにアクセスする権限を持つユーザー ID のリスト。
「保存」をクリックして変更を記録します。
そうしない場合は、「リセット」をクリックして編集を取り消します。
グローバル属性を変更する場合は、ロケーションバードロップダウンの DN を「TopLevel」に変更します。