Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

デスクトップ属性の概要

デスクトップは、ユーザーのディスプレイプロファイルマージャーセットですべてのドキュメントをマージし、ユーザーのデスクトップを構成するために使います。ディスプレイプロファイルのマージしたセットには、ユーザーに関連するすべてのディスプレイプロファイルドキュメントが含まれます。ディスプレイプロファイルは、Portal Server 組織ツリーの異なるレベルで定義されます。ツリーのさまざまなレベルのディスプレイプロファイルドキュメントをマージまたは結合して、ユーザーのディスプレイプロファイルを作成します。

たとえば、ユーザーのディスプレイプロファイルドキュメントをロールディスプレイプロファイルドキュメント (存在する場合)、組織のディスプレイプロファイルドキュメント、およびグローバルディスプレイプロファイルドキュメントとマージして、ユーザーのディスプレイプロファイルを形成します。

デスクトップディスプレイプロファイルとその他の設定データは、Sun Java System Access Manager サービス管理フレームワークで、ポータルデスクトップサービスの親コンテナ、デスクトップタイプ、編集コンテナなどのサービス属性として定義されます。組織が Sun Java System Access Manager 管理コンソールでポータルデスクトップサービスを追加すると、組織内のすべてのユーザーが、自分のユーザープロファイルでポータルデスクトップサービス属性を継承します。これらの属性はポータルデスクトップで照会され、情報を集約してポータルデスクトップに表示する方法が決まります。

「デスクトップ属性の管理」 を参照してください。