Sun Java System Portal Server 7.2 管理ガイド

ポートレットの管理

ここでは、ポートレットの配備方法と配備解除方法、およびポートレットの設定の変更方法について説明します。

ポートレットは、ポータルのコンテキストの範囲内で要求を処理し、コンテンツを生成する Web アプリケーションです。ポートレットは、ポートレットコンテナ (JSR 168 エキスパートグループによって定義されるポートレット仕様の実装) によって管理されます。

ポートレットは、選択した DN ノードに一度しか配備できません。同一の DN ノードにポートレットがすでに配備されている場合は、そのポートレットの配備を解除してから配備してください。1 つのポートレットを複数のサブ組織またはロールに配備する必要がある場合は、ポートレットをポータルのグローバル DN または親組織に配備します。

Procedureポートレットを配備する

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. 「ポータル」タブを選択します。

  3. 「ポータル」からポータルサーバーを選択します。

  4. 「DN を選択」ドロップダウンメニューから任意の DN を選択します。

  5. 「ポートレットを配備」をクリックしてウィザードを起動します。

    1. 選択したポータルと選択した DN がポートレットの配備先と一致することを確認し、「次へ」をクリックします。

    2. ポートレット war ファイル、ロールファイル、およびユーザーファイルを指定します。


      注 –

      ロールファイルとユーザーファイルは省略できます。war ファイル、ロールファイル、およびユーザーファイルは、ローカルマシン、またはリモートポータルサーバーシステムのいずれかに配置できます。


    3. ローカルシステムかリモートポータルサーバーシステムのいずれかのボタンを選択します。

      • ローカルマシンからファイルをアップロードする場合は、参照ダイアログボックスを使用してローカルマシンからファイルを選択します。

      • リモートポータルサーバーシステムからファイルをアップロードする場合は、ファイルチューザダイアログを使用してリモートマシンからファイルを選択します。

    4. 指定した情報を確認し、「次へ」をクリックします。

    5. ポートレットが配備される際に情報ページが表示されます。

  6. 画面の指示に従ってポートレットを配備します。

同等の psadmin コマンド

psadmin deploy-portlet

Procedureポートレットの配備を解除する

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. 「ポータル」タブを選択します。

  3. 「ポータル」からポータルサーバーを選択します。

  4. 「DN を選択」ドロップダウンメニューから任意の DN を選択します。

  5. 「ポートレットを配備解除」をクリックしてウィザードを起動します。

  6. 必要に応じて設定属性を変更します。

  7. 「配備解除」をクリックして変更を記録します。

同等の psadmin コマンド

psadmin undeploy-portlet

Procedureポートレットの設定を変更する

  1. Portal Server 管理コンソールにログインします

  2. 「共通タスク」タブをクリックし、サブメニューから「コンテナとチャネルを管理」を選択します。

  3. ポートレットを配備するポータルおよび DN を選択します。

    使用できるチャネルとポートレットがナビゲーションツリーに表示されます。

  4. 左のフレームのナビゲーションツリーからポートレットチャネルを選択します。

    右のフレームには、設定テーブルとプロパティーテーブルが表示されます。

  5. 設定テーブルで、変更する設定の「値を編集」リンクをクリックします。

  6. 設定ウィザードでテキストフィールドに新しい値を入力し、「了解」をクリックします。

    • 値を削除するには、リストからその値を選択して「削除」をクリックします。

  7. 設定の変更が終わったら「保存」をクリックします。

  8. 「閉じる」をクリックします。