Sun Identity Manager 8.1 リリースノート

プロファイラがソースを見つけて管理するしくみ

ここでは、プロファイラが次の Identity Manager オブジェクトのソースをどのように検索して管理するかを説明します。


ヒント –

「Call Tree」ビューと「Hotspots」ビューでは、Java メソッド、ワークフロー、フォーム、規則、または XPRESS に対応する任意のノードをダブルクリックすると、そのノードのソースを表示できます。


フォーム、規則、ワークフロー、XPRESS オブジェクトの場合

プロファイラでスナップショットが作成されるとき、サーバーはすべてのプロファイリングデータを評価し、データがどのソースに依存しているかを調べます。次に、サーバーはこれらのソースすべてをリポジトリから取得して、スナップショットに含めます。したがって、スナップショットに表示される Identity Manager オブジェクトは、スナップショットが作成された時点の状態を正確に反映していることが保証されます。

この処理によってスナップショットのサイズは増加しますが、実際のソースのサイズは合計サイズに比べてわずかな部分にすぎません。したがって、Sun のカスタマサポートに送信するのはスナップショットのみで、ソースファイルを個別に送信する必要はありません。

Java ソースの場合

Java ソースのスナップショットを作成するとき、クライアントはそのスナップショットをダウンロードし、プロジェクトより参照されるすべての Java ソースを取り込むためにスナップショットを検索します。スナップショットを保存するとき、クライアントはソースを圧縮して、スナップショットの末尾に追加します。

スナップショットを表示し Java ソースにアクセスするときは、クライアントは最初にスナップショットの内容を確認します。スナップショットに内容が見つからない場合、クライアントはプロジェクトの内容を確認します。この処理により、ユーザーのカスタム Java コードと Identity Manager コードの、両方のプロファイリングデータを含むスナップショットを送信できます。


注 –

Java ソースのスナップショットでは、ソースがサーバーで最新になっていること、または常に使用可能であることを前提としないでください。