Sun Identity Manager 8.1 リリースノート

リポジトリの操作

質問:

サンドボックスリポジトリとしてどのリポジトリを使用すべきでしょうか。

回答:

組み込みリポジトリをサンドボックスとして使用してください。特に、Identity Manager 7.1 以降を使用する場合は HsSQL リポジトリを利用可能ですが、組み込みリポジトリを使用してください。組み込みリポジトリを使用しないと、機能が失われます。

詳細は、Identity Manager IDE README.txt の「Working with the Repository」の節を参照してください。

質問:

オブジェクトが自動的にインポートされるのはどのような場合ですか。

回答:

オブジェクトを自動的にインポートするように、Identity Manager IDE を設定する必要があります。

手順は次のとおりです。

  1. 「IDM」メニューから「Repository」>「Manage Embedded Repository」を選択します。

  2. 「Manage Embedded Repository」ダイアログで「Automatically Publish Identity Manager Objects」オプションを有効にします。


    注 –

    このオプションは、Identity ManagerProject (Remote) の場合や独自のリポジトリを指定する場合は使用できません。


  3. 「Projects」>「プロジェクトを実行」または「Projects」>「プロジェクトをデバッグ」を選択します。

    Identity Manager IDE は、プロジェクトが最後に実行された時点以降に変更されたすべてのオブジェクトを、自動的にインポートします。


    ヒント –

    Identity Manager オブジェクトを自動的にパブリッシュすると、サーバーの起動にかかる時間が長くなります。サーバーの起動時間を最小化するには、このオプションを無効にし、オブジェクトをリポジトリに明示的にアップロードしてください。


質問:

オブジェクトをアップロードするにはどのような方法がもっとも効果的ですか。

回答:

次の方法のいずれかを使用して、変更されたオブジェクトをアップロードします。

どちらの方法でも、オブジェクトはサーバーに直接アップロードされるため、キャッシュ待ち時間の問題がなく、「プロジェクトを実行」や「プロジェクトをデバッグ」を使用するよりはるかに高速です。「Upload Object」機能は、使用しているリポジトリにかかわらず利用できます。