Sun Identity Manager 8.1 リリースノート

Identity Manager IDE のよくある質問 (FAQ)

この FAQ では、Identity Manager IDE の使用に関してよくある質問に回答します。

この情報は、次のカテゴリに分類されています。

NetBeans の使用

質問:

どのバージョンの Netbeans を使用すべきですか。

回答:

使用している Netbeans プラグインのバージョン向けに提供されている、Identity Manager 製品のドキュメントに記載されている Netbeans のバージョンを使用してください。


注 –

パッチリリースでさえも主要機能に障害を発生させる可能性があるため、必ず記載どおりのバージョンを使用してください。


質問:

Netbeans プラグインは動作していましたが、何らかの操作を行なったため、動作しなくなりました。この問題の原因は何でしょうか。

回答:

この問題は通常、.netbeans ディレクトリのファイルが壊れているために発生します。一般に、.netbeans ディレクトリを削除し、NetBeans プラグインを再インストールすることで問題は解決します。.netbeans ディレクトリを削除すると、NetBeans プラグインが実質的にアンインストールされます。ユーザー設定はすべて失われますが、プロジェクトの内容は保持されます。

    手順は次のとおりです。

  1. NetBeans をシャットダウンします。

  2. .netbeans ディレクトリを削除します。

  3. NetBeans を起動します。

  4. NetBeans プラグインをインストールします。

  5. NetBeans を再起動します。

プロジェクトの操作

質問:

プロジェクトのビルドと実行に非常に長い時間がかかります。Identity Manager IDE が多数のファイルをコピーしているようです。この問題の原因は何でしょうか。

回答:

この問題は、次の理由で発生する可能性があります。

質問:

Identity Manager プロジェクトを作成しました。どのファイルをソース管理にチェックインすべきでしょうか。

回答:

詳細は、Identity Manager IDE README.txt の「CVS Best Practices」の節を参照してください。

質問:

CVS でのプロジェクト管理の最適な使用方法はどのようなものですか。

回答:

詳細は、Identity Manager IDE README.txt の「CVS Best Practices」の節を参照してください。

質問:

オブジェクトがリポジトリにインポートされるのはどのような場合ですか。

回答:

詳細は、「リポジトリの操作」を参照してください。

質問:

プロジェクトに新しい JAR を追加する方法を教えてください。

回答:

Identity Manager IDE README.txt の「How to add a new JAR dependency」の節を参照してください。

リポジトリの操作

質問:

サンドボックスリポジトリとしてどのリポジトリを使用すべきでしょうか。

回答:

組み込みリポジトリをサンドボックスとして使用してください。特に、Identity Manager 7.1 以降を使用する場合は HsSQL リポジトリを利用可能ですが、組み込みリポジトリを使用してください。組み込みリポジトリを使用しないと、機能が失われます。

詳細は、Identity Manager IDE README.txt の「Working with the Repository」の節を参照してください。

質問:

オブジェクトが自動的にインポートされるのはどのような場合ですか。

回答:

オブジェクトを自動的にインポートするように、Identity Manager IDE を設定する必要があります。

手順は次のとおりです。

  1. 「IDM」メニューから「Repository」>「Manage Embedded Repository」を選択します。

  2. 「Manage Embedded Repository」ダイアログで「Automatically Publish Identity Manager Objects」オプションを有効にします。


    注 –

    このオプションは、Identity ManagerProject (Remote) の場合や独自のリポジトリを指定する場合は使用できません。


  3. 「Projects」>「プロジェクトを実行」または「Projects」>「プロジェクトをデバッグ」を選択します。

    Identity Manager IDE は、プロジェクトが最後に実行された時点以降に変更されたすべてのオブジェクトを、自動的にインポートします。


    ヒント –

    Identity Manager オブジェクトを自動的にパブリッシュすると、サーバーの起動にかかる時間が長くなります。サーバーの起動時間を最小化するには、このオプションを無効にし、オブジェクトをリポジトリに明示的にアップロードしてください。


質問:

オブジェクトをアップロードするにはどのような方法がもっとも効果的ですか。

回答:

次の方法のいずれかを使用して、変更されたオブジェクトをアップロードします。

どちらの方法でも、オブジェクトはサーバーに直接アップロードされるため、キャッシュ待ち時間の問題がなく、「プロジェクトを実行」や「プロジェクトをデバッグ」を使用するよりはるかに高速です。「Upload Object」機能は、使用しているリポジトリにかかわらず利用できます。

Identity Manager IDE Debugger の使用


注 –

次のプロジェクト操作のいずれかを実行するたびに、NetBeans の組み込みアプリケーションサーバーは自動的にシャットダウンされます。


質問:

Identity Manager IDE Debugger の動作が遅いです。この問題の原因は何でしょうか。

回答:

Debugger のパフォーマンスを向上させるには、次の操作を行います。

質問:

デバッガでブレークポイントを設定できません。この問題の原因は何でしょうか。

回答:

次の状況では、ブレークポイントを設定できないことがあります。

質問:

デバッガでブレークポイントを設定しましたが、ブレークポイントでデバッガが停止しません。この問題の原因は何でしょうか。

回答:

次の 2 点を確認してください。

規則の操作

質問:

Netbeans で規則を開発する際に、規則ライブラリにデザインモードを使用できないのはなぜですか。

回答:

デザインモードの機能は、「Projects」ビューのエクスプローラツリーから使用できます。次の手順を使用します。

  1. ライブラリノードを展開し、規則を右クリックします。

  2. ポップアップメニューが表示されたら、「プロパティー」を選択してから、「本体」をクリックします。