Identity Manager 7.1 Update 1 のリリース以降、顧客によって報告された重要かつ重大なバグの修正を含む更新は、従来のホットフィックスプロセスに代わる「パッチプロセス」を通じて配布されるようになりました。
パッチは 6 週間の間隔で開発、テスト、およびリリースされます。これらのパッチは GUI インストーラを備えていますが、手動インストールのオプションも用意されており、/WEB-INF/lib 内のファイルを更新します。パッチのインストール手順は、PDF 形式で配布されるパッチのリリースノートに記載されています。Gateway または Password Sync への修正はリリースノートに記載され、パッチのインストールによる更新を必要とします。
Identity Manager のパッチは累積的であるため、個別に修正を適用するよりも多くの問題を修正できます。メジャーリリースまたはマイナーリリースをインストールする、あるいはそれらのリリースにアップグレードするときは、最新のパッチレベルへの更新を計画に組み込むことをお勧めします。たとえば、8.1 をインストールする時点、または 8.1 にアップグレードする時点でパッチ 3 が公開されている場合は、そのインストールまたはアップグレード後にパッチ 3 を適用してください。パッチ 3 にはそれ以前のパッチのすべての機能が含まれているため、パッチ 1 および 2 をインストールする必要はありません。
パッチプロセスの導入により、実際のバグ番号によって修正をより簡単に追跡できるようになります。ただし、古いバージョンに対して行われた修正が新しいバージョンではまだ提供されていない、という場合も考えられます。現在使用している Identity Manager のバージョンでどのプロセスを採用しているかに関係なく、必要なバグ修正のすべてが、アップグレード後の新しい Identity Manager のバージョンに含まれていることを確認する必要があります。
新しいパッチがリリースされると、すべてのカスタマサポートに告知が送付されます。パッチはカスタマサポートを通じて提供されます。入手可能な最新のパッチについては、Sun カスタマサポート (http://www.sun.com/service/online/us) までお問い合わせください。