Enterprise Service Bus に関する既知の課題を次に示します。
CR 6670699
Firefox を使用している場合、接続マップまたはビジネスプロセスが表示可能なキャンバスより大きいときに、スクロールバーが表示されません。表示可能な領域外にある接続マップまたはビジネスプロセスを表示できません。
この課題を回避するには、接続マップまたはビジネスプロセスのサイズを元のフレームに収まるように変更します。
CR 6699303
新しい CAPS リポジトリブランチを作成するときに、NetBeans が SocketTimeOutException をスローします。
これを回避するには、リポジトリ接続のタイムアウトを 60000 に増やします。
CR 6700931
パスワードダイジェストを使用するユーザー名トークンがサポートされません。プロパティーを開いて、ユーザー名トークンのパスワードダイジェストをテストできません。このサポートは、NetBeans、WSIT、および GlassFish セキュリティーの間で、完全に統合されていません。
CR 6706429
アラート管理の持続性を有効にして、ドメインを再起動していない場合、持続的データベースに生成されるアラートが Enterprise Manager に届きません。
この課題を回避するには、アラート管理の持続性を有効にしたあと、ドメインを再起動します。
CR 6706921
env.sh コマンドが、UNIX で PATH を設定しません。このコマンドは、サンプルやその他の実行可能ファイルを使用できるように、PATH=$ENGINE_HOME/BIN:$JAVA_HOME/BIN:$PATH のような設定を行います。
この課題を回避するには、パスを手動で設定します。
CR 6708514
WSDL ファイルをインポートした Java CAPS プロジェクトが、JCD の読み込み時に失敗します (Red Hat Enterprise Linux 5 の場合)。
CR 6695408
OTD ライブラリに対するトランザクションで、OTD テスターが起動しません。OTD テスターは、依存 JAR ファイル (特に、Forest API ベースの OTD および B2B OTD の JAR ファイル) を正しく処理しません。
この課題を回避するには、netbeans.conf を次の手順で変更します。
JavaCAPSHome/netbeans/etc に移動し、netbeans.conf をテキストエディタで開きます。
netbeans_default_options= で始まっている行を探し、行の末尾に次のオプションを追加します。
--cp:p JavaCAPSHome/.netbeans/caps/modules/com-stc-antlrimpl.jar
JavaCAPSHome は、Java CAPS ホームディレクトリの場所です。
このオプションは、行末の二重引用符の内側に追加してください。
これにより、NetBeans は IDE のクラスパスの前に com-stc-antlrimpl.jar を付加し、この JAR ファイルが提供する antlr クラス (B2B OTD ライブラリが依存するクラス) が、NetBeans のデフォルトの antlr よりも優先されるようになります。
次のオプションを netbeans_default_options= プロパティーに追加します。
-J-Dantlrmaxaltblklines=3000