ファイル接続コンポーネントに関する既知の課題を次に示します。
ファイル BC は、UTF-8 形式のエンコーディングのみをサポートします。エンコーディングの形式が UTF-8 以外である場合、ファイル BC は入力データの読み取りに失敗します。ただし、任意のエンコーディングスタイル (UTF または UTF-8 以外) のデータとバイナリデータは、どちらも添付ファイルとして転送可能です。
UTF-8 の制限は次の方法で回避できます。
UTF-8 以外のデータを読み取る場合は、ファイル BC に入力する前に、カスタムエンコーダを使用してデータを UTF-8 形式に変換し、変換したデータをファイル BC の入力として渡します。
UTF-8 以外のデータを書き込む場合は、ファイル BC からの出力をカスタムエンコーダにルーティングし、データを UTF-8 から指定した形式に変換します。詳細は、Designing Custom Encodersを参照してください。
Windows オペレーティングシステムで、ファイル BC が XML テキストをバイトに変換するときに、改行文字ごとにキャリッジリターンが追加されます。たとえば、\r\n が \r\r\n に変換されます。
ファイル BC をオンデマンドモードで使用し、assign アクティビティーに対して標準メッセージプロパティーの値を設定する場合、ReadOut ノードのプロパティー値を設定すると、この値はアプリケーションで使用されません。ReadIn ノードの値を設定する必要があります。