Sun Java Composite Application Platform Suite 6.2 リリースノート

Master Data Management に関する対応済みの課題

次の表に、このリリースで対応されたマスターインデックスコンポーネントに関する課題の簡単な説明を示します。

Table 1 Sun Master Index (リポジトリ) に関する課題

課題 ID 

説明 

6659613 

キーのない子オブジェクトを使用するときに、SBR が一部の子オブジェクトを複製します。 

6731913 

getEUID メソッドが、不適切な null ポインタ例外をスローします。このリリースでの修正により、getEUID は次のように動作します。

 

  • 有効なファシリティーと LID を指定した場合、getEUID は EUID を返します。

  • 有効なファシリティーと無効な LID を指定した場合、getEUID は null を返します。

  • 有効なファシリティーと必要な形式を満たしていない LID を指定した場合、getEUID は検証例外をスローします。

  • 無効なファシリティーを指定すると、getEUID は検証例外をスローします。

6699674 

getEUID に渡す識別子が長すぎる場合、検証例外の代わりに null ポインタ例外がスローされます。

6807758 

Master Index クライアントプロジェクトを実行するために、runed.bat を変更する必要があります。

6718625 

EDM レポートの max-result-size プロパティーの値が、デフォルト値の 100 で上書きされます。

6855160 

NetBeans から、データベースまたは設定ファイルに変更を保存できません。 

6799090 

5.1.3 eView プロジェクトをインポートしたあと、クライアント配備プロファイルで Sun Master Index 外部アプリケーションが認識されません。 

6697222 

Enterprise Data Manager (EDM) で、二重引用符を含むフィールドが正しく表示されません。 

6752758 

Sun Master Patient Index をインストールすると、Master Patient Index プロジェクトの下に複数の eView.Person オブジェクトが作成されます。 

6747936 

潜在的重複の解決された日付が、Master Index データベースに保存されません。 

6778606 

クライアントが別の JVM から実行されると、MergeResult および TransactionObject オブジェクトの直列化は機能しません。

6825113 

ObjectNode.equals(Object o) メソッドは、オブジェクトを比較するときにクラスを検証しないため、誤検出が発生します。

6875294 

Master Index を JRE バージョン 1.5.0_14 を使用して実行する場合、初期化に関する問題が発生します。 

6875297 

EDM からマスターインデックスに 1 つ目のレコードを作成しようとしたときに、EJB 例外がスローされます。これは、JRE 1.5.0_14 で発生します。 

6637511 

EDM で新しいページを表示したときに、カーソルが正しい位置に表示されません。 

Table 2 Sun Master Index に関する課題

課題 ID 

説明 

課題 160

Master Index からのアウトバウンドメッセージに、作成日と更新日の値がありません。 

課題 189

現在、MIDM の監査ログで、日付としてタイムスタンプではなく作成日が表示されます。短時間に多数のトランザクションが発生する可能性があるため、タイムスタンプの方が有益です。 

課題 212

追加したアドレスフィールドのテキストにアポストロフィが含まれている場合、フィールドを編集できません。 

課題 219

「ソースレコードを編集」ウィンドウから表示した「情報」ダイアログボックスのバナーの一部が表示されません。 

課題 222

生成された outbound.xsd ファイルが、NetBeans では使用できません。これに対処するために、次の行が追加されました。

xmlns:tns="uri:PersonOutMsg" targetNamespace="uri:PersonOutMsg"

課題 229

Master Index に対するトランザクションの再構築が不十分です。また、2 つのトランザクションが同時に処理されるときに、タイムスタンプが 2 番目のトランザクションだけに使用され、例外が発生する場合があります。 

課題 237

EPath パーサーが無効な文字を見つけたときに、「トランザクションの詳細」が表示されません。 

課題 240

MIDM の複数のフィールドで同じコードリストが使用されている場合、生成された codelist.sql ファイルに、そのコードリストが複数回含まれます。これにより、スクリプトの実行時にエラーが発生します。

課題 255

update.xml を検証するために使用される update.xsd ファイルで、サバイバーカリキュレータの system-fields 要素にフィールドを指定することができません。

課題 257

編集不可として定義されたフィールドを、「ソースレコードを表示/編集」ウィンドウで編集できます。 

課題 272

潜在的重複の解決された日付が、データベースに保存されません。 

課題 278

アウトバウンド JMS メッセージ XML に名前空間がありません。 

課題 287

「ソースレコード」ウィンドウで、子オブジェクトの「クリア」ボタンが正しく動作しません。  

課題 293

Master Controller EJB のリモート呼び出しが、結果オブジェクトをクライアントでインスタンス化できないため、merge メソッドで失敗します。 

課題 295

大括弧で囲まれたデータにより、FieldDescriptor.validate メソッドで検証エラーが発生します。

課題 298

フィールドに Long 型のデータが含まれる場合、テキストが次のレコードにまたがって表示されます。これを防ぐために、Long 型のデータフィールドには 20 文字しか表示されません。フィールドに 20 文字を超えるデータがある場合は、データの末尾に省略記号 (...) が表示されます。省略記号の上にマウスを移動すると、すべてのテキストが表示されます。 

課題 304

生成された outbound,xsd ファイルで、SBR 要素に対して maxOccurs=”1” が設定されています。一部のトランザクションタイプには 2 つの SBR 要素があります。

課題 309

「トランザクション」ウィンドウの「印刷」ボタンが、正しく表示されません。 

課題 312

MIDM のトランザクション履歴が、Firefox 2.0.x で正しく動作しません。 

課題 322

「トランザクション履歴」ページおよび「監査」ページで、システム ID とローカル ID が表示されるときに、ローカル ID が先に表示されます。ローカル ID の書式は選択したシステムに依存するため、システムフィールドが最初に表示されるべきです。 

課題 324

MIDM には、長さが不定のローカル ID を指定できません。 

課題 325

アウトバウンドメッセージをトリガーする EJB 呼び出しが完了したときに、トピック接続がクローズされません。この結果、オープンされた接続が多すぎる状態になります。処理例外がスローされます。 

課題 332

更新可能でないフィールドが、Potential Duplicate レポートに表示されません。 

課題 334

Master Index がアウトバウンドメッセージを生成するときに、削除済みのフラグが設定されている場合でも、削除された子オブジェクトがメッセージに含まれます。 

課題 335

MDM プロジェクトを削除してビルドするときに、対応する EJB プロジェクトでプロパティーがリセットされ、JAR ファイルの追加などのカスタム変更が削除されます。EJB プロジェクトはコンパイルされません。 

課題 341

SEQException でエラーメッセージが表示されず、例外の原因が不明になる場合があります。

課題 344

SBYN_MERGE データベーステーブルで、merged_euid 列にインデックスが必要です。 

6682971 

MIDM 検索ウィンドウで、範囲検索のフィールドの配列をより明確にする必要があります。 

6708211 

アンマージトランザクションのあと、レコードの履歴が正しく表示されません。  

6710895 

MIDM でレコードのトランザクション履歴を表示している間にレコードが更新された場合、表示されている情報が最新でないことを示すアラートが表示されません。 

6858060 

20 文字を超えるフィールド名を入力すると、Oracle の制限を警告するメッセージが表示されます。この制限は MySQL データベースにも存在しますが、MySQL には同じ制限がないため削除できます。 

6700054 

MIDM の「レコードの詳細」ページで、フィールドのラベルと値が似すぎています。  

6703149 

MIDM の「重複したレコード」ページで無効なローカル ID を入力すると、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージを閉じるときに、ローカル ID フィールドをクリックして修正することができず、「システム」フィールドが消去されます。 

6829621 

Sun Match Engine および TransactionObjectDB のマルチスレッドに関する課題の結果として、null ポインタ例外が発生します。