大部分の Java ES 7 コンポーネントが、広範囲にわたる米国および国際的なアクセシビリティー規格と要件に対応するように設計されました。これらの要件は、さまざまな視覚的または身体的に不自由なお客様にとって、すべての Java ES 機能の使い勝手と完全なユーザー補助機能を高めるためのものです。
次のようなアクセシビリティー機能が、Java ES 7 ソフトウェアに組み込まれ試験されました。
グラフィカルインタフェース要素が、Tab、矢印、Enter キーなどのキーボードで完全に操作できるようになりました。
フォームのフィールドごとにラベルを貼ったり、各要素に該当タイトルや非表示テキスト要素を用意するなどの各手法で、アプリケーションページのすべての埋め込みフォームにおける補助技術の使い勝手が向上しました。
アイコン、画像、ロゴなどのすべての非テキスト要素に、代替テキスト文字列が用意されました。
Javascript コードとメニューなどのすべての動的要素、およびマウスを上に置いたときに表示される文字列が記載されたポップアップメニューに、埋め込みテキスト文字列の識別子が備わり、補助技術で読み取れるようになりました。
PDF や HTML などのバージョンの製品ドキュメントが、ユーザー補助機能の規格に準拠して記述されました。
ほぼすべての GlassFish Portfolio コンポーネント製品が、次のように複数の操作環境で試験され、各種補助技術で動作するようになりました。
Mac OS X: Universal Access
Solaris および OpenSolaris: Orca
Linux: Orca
Windows: JAWS、System Access