すでに説明したように、JMS 仕様にはブローカとクライアント間の通信に使用するワイヤープロトコルが定義されていません。STOMP (Streaming Text Oriented Messaging Protocol) オープンソースプロジェクト (http://stomp.codehaus.org) は、任意の言語で記述されたクライアントが STOMP プロトコルをサポートするメッセージングプロバイダとの通信に使用できる、単純なワイヤープロトコルを定義します。
メッセージキュー 4.4 は、STOMP ブリッジサービスを通して STOMP プロトコルのサポートを提供します。このサービスにより、メッセージキュー ブローカは STOMP クライアントと通信できます。
STOMP ブリッジサービスの詳細は、次の情報を参照してください。
STOMP ブリッジサービスのアーキテクチャーと機能については、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Technical Overview』の「STOMP Bridge Service」を参照してください。
ブローカで STOMP ブリッジを設定および管理する方法については、『Sun GlassFish Message Queue 4.4 Administration Guide』の「Configuring and Managing STOMP Bridge Services」を参照してください。