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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.3.0)
B61419-01
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4 Oracle SOA SuiteでのBPELサービス・コンポーネントの統合

Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldには、Business Process Execution Language(BPEL)Process Managerがシームレスに統合されており、Webサービスの統合を容易にします。Oracle BPEL Process Managerは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)に基づいています。これは、Web Service Definition Language(WSDL)ドキュメントとして公開されるアダプタ・サービスを使用します。

この章の内容は以下のとおりです。

概要

Oracle BPEL Process Managerに統合するには、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldがOracle BPEL Process Managerと同じWLSコンテナにデプロイされている必要があります。また、基になるアダプタ・サービスは、アダプタのリクエスト/レスポンス(アウトバウンド)とイベント通知(インバウンド)の両方のサービス用にOracle Application Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)でデザインタイム中に生成されるWSDLファイルとして公開される必要があります。詳細は、第2章「Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldの構成」を参照してください。

生成されたWSDLファイルは、インバウンドまたはアウトバウンドのアダプタ・サービスに対して適切なBPELプロセスの設計に使用されます。完成したBPELプロセスは、Oracle JDeveloperで正常にコンパイルされ、BPELサーバーにデプロイされる必要があります。BPELサーバーへのデプロイメント時に、新規構築されたプロセスはすべて自動的にOracle Enterprise Manager Consoleにデプロイされ、BPELプロセスの実行、監視、管理、およびアダプタ・イベントのリスニングを行うことができます。

アダプタのデプロイメント

インストール中、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldは、WLSコンテナ内のJ2CA 1.0リソース・アダプタとしてデプロイされます。アダプタは、Oracle BPEL Process Managerと同じWLSコンテナ内にデプロイされる必要があります。


関連項目:

Oracle Application Server Adapterコンセプト・ガイド

新規のアプリケーション・サーバー接続の構成

Oracle JDeveloperで新規のアプリケーション・サーバー接続を構成するには:

  1. システムでOracle JDeveloperを開きます。

  2. 図4-1に示すように、メニュー・バーで、「表示」をクリックし、「アプリケーション・サーバー・ナビゲータ」を選択します。

    図4-1 アプリケーション・サーバー・ナビゲータ

    Oracle JDeveloper「表示」メニュー
    「図4-1 アプリケーション・サーバー・ナビゲータ」の説明

    図4-2に示すように、「アプリケーション・サーバー」タブが表示されます。

    図4-2 「アプリケーション・サーバー」タブ

    「アプリケーション・サーバー」タブ
    「図4-2 「アプリケーション・サーバー」タブ」の説明

  3. 「アプリケーション・サーバー」を右クリックし、「新規アプリケーション・サーバー」を選択します。

    図4-3に示すように、アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザードが表示されます。

    図4-3 アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード

    アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード
    「図4-3 アプリケーション・サーバー接続の作成ウィザード」の説明

  4. デフォルト選択(スタンドアロン・サーバー)を選択し、「Next」をクリックします。

    図4-4に示すように、「名前とタイプ」ページが表示されます。

    図4-4 「名前とタイプ」ページ

    「名前とタイプ」ペイン
    「図4-4 「名前とタイプ」ページ」の説明

  5. アプリケーション・サーバー接続の名前を指定し、「Next」をクリックします。

    図4-5に示すように、「認証」ページが表示されます。

    図4-5 「認証」ページ

    「認証」ペイン
    「図4-5 「認証」ページ」の説明

  6. 新規の接続用のユーザー名(「weblogic」など)およびパスワード(「welcome1」など)を指定します。

  7. 「Next」をクリックします。

    図4-6に示すように、「構成」ページが表示されます。

    図4-6 「構成」ページ

    「構成」ペイン
    「図4-6 「構成」ページ」の説明

  8. Oracle WebLogicのホストの名前を指定します(「localhost」など)。これは、プロセスのデプロイが必要なマシンのIPおよびOracle WebLogicのドメインです(「base_domain」など)。

  9. 「Next」をクリックします。

    図4-7に示すように、「テスト」ページが表示されます。

    図4-7 「テスト」ページ

    「テスト」ペイン
    「図4-7 「テスト」ページ」の説明

  10. 「接続のテスト」をクリックします。

  11. テストのステータスが成功であることを確認します。

  12. 「Next」をクリックします。

    図4-8に示すように、「終了」ページが表示されます。

    図4-8 「終了」ページ

    「終了」ペイン
    「図4-8 「終了」ページ」の説明

  13. 「終了」をクリックします。

    図4-9に示すように、新規のアプリケーション・サーバー接続が左ペイン(「アプリケーション・サーバー」タブ)に表示されます。

    図4-9 新規アプリケーション・サーバー接続

    「アプリケーション・サーバー」タブ
    「図4-9 新規アプリケーション・サーバー接続」の説明

サービス統合のためのアウトバウンドBPELプロセスの設計

アダプタのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。


注意:

この章に記載されている例では、Oracle JDeveloperが使用されています。

BPELプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用してWSDLを生成する必要があります。詳細は、「リクエスト/レスポンス型のサービス用のWSDLの生成」を参照してください。アプリケーション・エクスプローラで生成されたWSDLは、BPELプロセスの構成中に使用されます。

リクエスト/レスポンス型のサービス用のWSDLの生成

リクエスト/レスポンス型のサービス用のWSDLを生成するには、次のステップを実行します。

  1. 「アプリケーション・エクスプローラ」を起動し、定義済のJ.D. Edwards OneWorldターゲットに接続します。

    詳細は、「J.D. Edwards OneWorldに対するターゲットの定義」を参照してください。

  2. 「サービス」CALLBSFN「アドレス帳」の順に展開します。

    図4-10 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション

    「アプリケーション・エクスプローラ」コンテキスト・メニュー
    「図4-10 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション」の説明

  3. 図4-10に示すように、GetEffectiveAddressを右クリックし、アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)を選択します。

    図4-11に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図4-11 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ・ボックス
    「図4-11 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明

  4. ファイルのデフォルト名を受け入れます。

    .wsdlファイル拡張子が自動的に追加されます。デフォルトでは、リクエスト/レスポンス型のサービス用に生成されたWSDLファイルの名前の末尾には「_invoke」が付きます。

  5. 「OK」をクリックします。

これで、Oracle JDeveloperでのBPELアウトバウンド・プロセスの定義に必要な最初のステップである、新規のSOAアプリケーションを作成する準備ができました。

BPELアウトバウンド・プロセス用の新規SOAアプリケーションの作成

BPELアウトバウンド・プロセス用の新規SOAアプリケーションを作成するには、次のステップを実行します:

  1. システムでOracle JDeveloperを開きます。

  2. 図4-12に示すように、メニュー・バーで「Application」をクリックし、メニューから「新」を選択します。

    図4-12 「Application」メニュー

    「Application」メニュー
    「図4-12 「Application」メニュー」の説明

    図4-13に示すように、SOAアプリケーションの作成ウィザードが表示されます。

    図4-13 SOAアプリケーションの作成ウィザード

    SOAアプリケーションの作成ウィザード
    「図4-13 SOAアプリケーションの作成ウィザード」の説明

  3. 「アプリケーション・テンプレート」リストで「SOAアプリケーション」をクリックします。

  4. 新規のSOAアプリケーションの名前(「JDE_Outbound_BPEL」など)を入力し、「Next」をクリックします。

    図4-14に示すように、「プロジェクトの名前付け」ページが表示されます。

    図4-14 「プロジェクトの名前付け」ページ

    「プロジェクトの名前付け」ペイン
    「図4-14 「プロジェクトの名前付け」ページ」の説明

  5. プロジェクト名(「GetEffectiveAddress_Invoke」など)を入力し、「Next」をクリックします。

    図4-15に示すように、SOA設定の構成ページが表示されます。

    図4-15 SOA設定の構成ページ

    SOA設定の構成ペイン
    「図4-15 SOA設定の構成ページ」の説明

  6. 「コンポジット・テンプレート」リストで「空のコンポジット」を選択し、「終了」をクリックします。

    図4-16 「アプリケーション・ナビゲータ」タブ

    「アプリケーション・ナビゲータ」タブ
    「図4-16 「アプリケーション・ナビゲータ」タブ」の説明

    図4-16に示すように、新規のSOAアプリケーション(JDE_Outbound_BPEL)および関連プロジェクト(GetEffectiveAddress_Invoke)が左ペインの「アプリケーション・ナビゲータ」タブに追加されます。

BPELアウトバウンド・プロセスの定義

この項では、次のステップで構成されるBPELアウトバウンド・プロセスの定義方法について説明します。

  1. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

  2. アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-17に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・アダプタ」セクション)から「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを「外部参照」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-17 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント

    「外部参照」ペイン
    「図4-17 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図4-18に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-18 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-18 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  2. 新規のサード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。

  3. 「タイプ」リストで「参照」が選択されていることを確認します(デフォルト)。

  4. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    図4-19に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-19 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-19 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  5. 次のディレクトリまでブラウズし、アウトバウンドWSDLファイル(GetEffectiveAddress_invoke.wsdlなど)を選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  6. 「OK」をクリックします。

    図4-20に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-20 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図4-20 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  7. 「OK」をクリックします。

    アウトバウンドWSDLファイルおよび関連リクエスト/レスポンスXMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。

    図4-21に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-21 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-21 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  8. 「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルを検索アイコンをクリックします。

    図4-22に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-22 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-22 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  9. 次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイル(GetEffectiveAddress_invoke.jcaなど)を選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  10. 「OK」をクリックします。

    図4-23に示すように、「ファイルのコピー」メッセージが表示されます。

    図4-23 「ファイルのコピー」確認メッセージ

    「ファイルのコピー」メッセージ
    「図4-23 「ファイルのコピー」確認メッセージ」の説明

  11. 「はい」をクリックします。

    JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。

    図4-24に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-24 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-24 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  12. 「OK」をクリックします。

    サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(GetEffectiveAddress)が作成され、図4-25に示すように、「外部参照」ペインに表示されます。

    図4-25 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント

    「外部参照」ペイン
    「図4-25 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント」の説明

    これで、アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。

アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントの構成

アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントを構成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-26に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・コンポーネント」セクション)から「BPELプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-26 BPELプロセス・コンポーネント

    「コンポーネント」ペイン
    「図4-26 BPELプロセス・コンポーネント」の説明

    図4-27に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-27 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-27 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」

  2. 「名前」フィールドで、新規のアウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントの名前を入力します(「GetEffectiveAddress_Out」など)。

  3. 「テンプレート」リストで「同期BPELプロセス」を選択します。

  4. 関連するXMLリクエスト・スキーマ・ファイルの選択用の「入力」フィールドの右の「入力要素の参照」アイコンをクリックします。

    図4-28に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

    図4-28 「タイプ・チューザ」ダイアログ

    「タイプ・チューザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-28 「タイプ・チューザ」ダイアログ」の説明

  5. 「プロジェクトのスキーマ・ファイル」「GetEffectiveAddress_invoke_request.xsd」の順に展開し、「jdeRequest」を選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

    図4-29に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-29 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-29 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  7. 関連するXMLレスポンス・スキーマ・ファイルの選択用の「出力」フィールドの右の「出力要素の参照」アイコンをクリックします。

    図4-30に示すように、「タイプ・チューザ」ダイアログが表示されます。

    図4-30 「タイプ・チューザ」ダイアログ

    「タイプ・チューザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-30 「タイプ・チューザ」ダイアログ」の説明

  8. 「プロジェクトのスキーマ・ファイル」「GetEffectiveAddress_invoke_response.xsd」の順に展開し、「jdeResponse」を選択します。

  9. 「OK」をクリックします。

    図4-31に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-31 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-31 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」

  10. 「OK」をクリックします。

  11. 図4-32に示すように、アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(GetEffectiveAddress_Out)とサード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(GetEffectiveAddress)間の接続を作成します。

    図4-32 作成された接続

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-32 作成された接続」の説明

  12. 図4-33に示すように、「コンポーネント」ペインでアウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント(GetEffectiveAddress_Out)をダブルクリックします。

    図4-33 アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-33 アウトバウンドBPELプロセス・コンポーネント」の説明

  13. 図4-34に示すように、「起動」アクティビティ・コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、「receiveInput」アクティビティ・コンポーネントと「replyOutput」アクティビティ・コンポーネントの間に置きます。

    図4-34 「起動」アクティビティ・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-34 「起動」アクティビティ・コンポーネント」の説明

  14. 図4-35に示すように、新規の起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)とサード・パーティ・アダプタのサービス・コンポーネント(GetEffectiveAddress)の間に接続を作成します。

    図4-35 作成された接続

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-35 作成された接続」の説明

    図4-36に示すように、Invokeの編集ダイアログが表示されます。

    図4-36 Invokeの編集ダイアログ

    Invokeの編集ダイアログ・ボックス
    「図4-36 Invokeの編集ダイアログ」の説明

  15. 新規入力変数の構成用の「入力」フィールドの右の「入力変数の自動作成」アイコンをクリックします。

    図4-37の「変数の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-37 「変数の作成」ダイアログ

    「変数の作成」ダイアログ」・ボックス
    「図4-37 「変数の作成」ダイアログ」の説明

  16. 新規の入力変数に示されたデフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。

    図4-38に示すように、Invokeの編集ダイアログに戻ります。

    図4-38 Invokeの編集ダイアログ

    Invokeの編集ダイアログ・ボックス
    「図4-38 Invokeの編集ダイアログ」の説明

  17. 新規の出力変数の構成用の「出力」フィールドの右の「出力変数の自動作成」アイコンをクリックします。

    図4-39に示すように、「変数の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-39 「変数の作成」ダイアログ

    「変数の作成」ダイアログ」・ボックス
    「図4-39 「変数の作成」ダイアログ」の説明

  18. 新規の出力変数に示されたデフォルト値を受け入れ、「OK」をクリックします。

    図4-40に示すように、Invokeの編集ダイアログに戻ります。

    図4-40 Invokeの編集ダイアログ

    Invokeの編集ダイアログ・ボックス
    「図4-40 Invokeの編集ダイアログ」の説明

  19. 「適用」「OK」の順にクリックします。

    これにより、図4-41に示すように、起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)が更新されます。

    図4-41 起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke _1)

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-41 起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke _1)」の説明

  20. 図4-42に示すように、「割当て」アクティビティ・コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、受信アクティビティ・コンポーネント(receiveInput)と起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)の間に置きます。

    図4-42 「割当て」アクティビティ・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-42 「割当て」アクティビティ・コンポーネント」の説明

  21. 新規の割当てアクティビティ・コンポーネント(Assign_1)をダブルクリックします。

    図4-43に示すように、「割当て」ダイアログが表示されます。

    図4-43 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-43 「割当て」ダイアログ」の説明

  22. 「コピー操作」タブをクリックします。

  23. プラス記号アイコンをクリックし、使用可能な操作のリストから「コピー操作」を選択します。

    図4-44に示すように、「コピー操作の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-44 「コピー操作の作成」ダイアログ

    「コピー操作の作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-44 「コピー操作の作成」ダイアログ」の説明

  24. 「From」ペインで、「変数」「InputVariable」「payload」の順に展開します。

  25. 「To」ペインで、「変数」「Invoke_1_GetEffectiveAddress_InputVariable」「input_GetEffectiveAddress」の順に展開します。

  26. 「OK」をクリックします。

    図4-45に示すように、「割当て」ダイアログに戻ります。

    図4-45 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-45 「割当て」ダイアログ」の説明

  27. 「適用」「OK」の順にクリックします。

  28. 図4-46に示すように、「割当て」アクティビティ・コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップし、起動アクティビティ・コンポーネント(Invoke_1)とリプライ・アクティビティ・コンポーネント(replyOutput)の間に置きます。

    図4-46 「割当て」アクティビティ・コンポーネント

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-46 「割当て」アクティビティ・コンポーネント」の説明

  29. 新規の割当てアクティビティ・コンポーネント(Assign_2)をダブルクリックします。

    図4-47に示すように、「割当て」ダイアログが表示されます。

    図4-47 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-47 「割当て」ダイアログ」の説明

  30. 「コピー操作」タブをクリックします。

  31. プラス記号アイコンをクリックし、使用可能な操作のリストから「コピー操作」を選択します。

    図4-48に示すように、「コピー操作の作成」ダイアログが表示されます。

    図4-48 「コピー操作の作成」ダイアログ

    「コピー操作の作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-48 「コピー操作の作成」ダイアログ」の説明

  32. 「From」ペインで、「変数」「Invoke_1_GetEffectiveAddress_OutputVariable」「output_GetEffectiveAddress」の順に展開します。

  33. 「To」ペインで、「変数」「outputVariable」「payload」の順に展開します。

  34. 「OK」をクリックします。

    図4-49に示すように、「割当て」ダイアログに戻ります。

    図4-49 「割当て」ダイアログ

    「割当て」ダイアログ・ボックス
    「図4-49 「割当て」ダイアログ」の説明

  35. 「適用」「OK」の順にクリックします。

    図4-50に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-50 完全なアクティビティ・フロー

    完全なアクティビティ・フロー
    「図4-50 完全なアクティビティ・フロー」の説明

  36. 図4-51に示すように、左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。

    図4-51 「lcomposite.xml」タブ

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-51 「composite.xml」タブ」の説明

  37. 図4-52に示すように、メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のアウトバウンドBPELプロセス・コンポーネントを保存します。

    図4-52 「すべて保存」アイコン

    「すべて保存」アイコン
    「図4-52 「すべて保存」アイコン」の説明

    これで、BPELアウトバウンド・プロセスをデプロイする準備ができました。

BPELアウトバウンド・プロセスのデプロイ

BPELアウトバウンド・プロセスをデプロイするには、次のステップを実行します:

  1. 図4-53に示すように、左ペインでプロジェクト名を右クリックし(「GetEffectiveAddress_Invoke」など)、「デプロイ」を選択して、「GetEffectiveAddress_Invoke」をクリックします。

    図4-53 「デプロイ」オプション

    「デプロイ」コンテキスト・メニュー
    「図4-53 「デプロイ」オプション」の説明

    図4-54に示すように、「デプロイメント・アクション」ページが表示されます。

    図4-54 「デプロイメント・アクション」ページ

    「デプロイメント・アクション」ペイン
    「図4-54 「デプロイメント・アクション」ページ」の説明

  2. 「アプリケーション・サーバーにデプロイ」が選択されていることを確認します。

  3. 「Next」をクリックします。

    図4-55に示すように、「構成のデプロイ」ページが表示されます。

    図4-55 「構成のデプロイ」ページ

    「構成のデプロイ」ペイン
    「図4-55 「構成のデプロイ」ページ」の説明

  4. デフォルト値を選択したままにし、「Next」をクリックします。

    図4-56に示すように、「サーバーの選択」ページが表示されます。

    図4-56 「サーバーの選択」ページ

    「サーバーの選択」ペイン
    「図4-56 「サーバーの選択」ページ」の説明

  5. 構成済の使用可能なアプリケーション・サーバーを選択し、「Next」を選択します。

    図4-57に示すように、「SOAサーバー」ページが表示されます。

    図4-57 「SOAサーバー」ページ

    「SOAサーバー」ペイン
    「図4-57 「SOAサーバー」ページ」の説明

  6. ターゲットのSOAサーバーを選択し、「Next」をクリックします。

    図4-58に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図4-58 「サマリー」ページ

    「サマリー」ペイン
    「図4-58 「サマリー」ページ」の説明

  7. プロジェクトに使用可能なすべてのプロジェクトをレビューおよび確認し、「終了」をクリックします。

    図4-59に示すように、プロセスが正常にデプロイされます。

    図4-59 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ

    SOA Logタブ
    「図4-59 デプロイメントの成功を伝えるメッセージ」の説明

Oracle Enterprise Manager Consoleでの入力XMLドキュメントの起動

Oracle Enterprise Manager Consoleで入力XMLドキュメントを起動するには、次のステップを実行します:

  1. 次のURLを使用して、Oracle Enterprise Manager Consoleにログインします。

    http://localhost:7001/em
    
  2. 左ペインでドメイン、「SOA」フォルダの順に展開します。

    図4-60 Oracle Enterprise Manager Console

    Oracle Enterprise Manager Console
    「図4-60 Oracle Enterprise Manager Console」の説明

  3. 図4-60に示すように、使用可能なプロジェクト(「JDE_Outbound_GetEffectiveAddress_BPEL」など)を選択します。

    図4-61 「テスト」ページ

    「テスト」ボタン
    「図4-61 「テスト」ボタン」の説明

  4. 図4-61に示すように、右ペインの「テスト」をクリックします。

    図4-62に示すように、「Webサービスのテスト」ページが表示されます。

    図4-62 「Webサービスのテスト」ページ

    「リクエスト」タブ
    「図4-62 「Webサービスのテスト」ページ」の説明

  5. 「リクエスト」タブをクリックします。

  6. 図4-63に示すように、入力引数セクションまで下へスクロールします。

    図4-63 入力引数セクション

    「入力引数」セクション
    「図4-63 入力引数セクション」の説明

  7. 左上角のリストからXML Viewを選択します。

  8. 入力引数領域で適切なXMLドキュメントを指定します。

    例:

    <soap:Envelope xmlns:soap="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">          <soap:Body xmlns:ns="urn:iwaysoftware:jde/services/CALLBSFN/Addressbook/GetEffectiveAddress">                 <ns:jdeRequest sessionidle="" type="callmethod" session="">     <ns:callMethod trans="" app="" returnNullData="yes" name="GetEffectiveAddress" runOnError="yes">          <ns:params>                  <ns:param name="mnAddressNumber">4242</ns:param>           </ns:params>         <ns:onError abort="yes"/>     </ns:callMethod></ns:jdeRequest>    </soap:Body></soap:Envelope>
    
  9. 「Webサービスのテスト」をクリックします。

    図4-64に示すように、Oracle Enterprise Manager Consoleの「レスポンス」タブに出力レスポンスが表示されます。

    図4-64 出力のレスポンス

    「レスポンス」タブ
    「図4-64 出力のレスポンス」の説明

アウトバウンドBPELおよびアウトバウンド・メディエータ・プロセスのテスト

Oracle Enterprise Manager ConsoleでアウトバウンドBPELプロセスまたはアウトバウンド・メディエータ・プロセスをテストするとき、これらのコンソールで生成されたXMLエンベロープは使用しないでください。かわりに、これらを削除し、ネームスペース修飾のWSDLに準拠する、スキーマから生成されたXMLペイロードを使用します。

Enterprise Manager Consoleを使用してメディエータ・データ・フローをテストできます。メディエータ・データ・フローおよび相互作用を作成すると、Webサービスが作成され、Oracle Application Serverに登録されます。メディエータまたはアウトバウンド・プロセスの作成の詳細は、第5章「Oracle SOA Suiteでのメディエータ・サービス・コンポーネントとの統合」を参照してください。

イベント統合のためのインバウンドBPELプロセスの設計

この項は、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldをJ.D. Edwards OneWorldと統合してイベント・データを受信する方法を示しています。デザインタイムおよびランタイムの構成手順については、次の各項で説明します。

アダプタのデザインタイム構成を完了するには、次のツールが必要です。


注意:

この章に記載されている例では、Oracle JDeveloperが使用されています。

BPELプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用して、各WSDLファイルを生成する必要があります。詳細は、「イベント統合のためのWSDLの生成」を参照してください。

イベント統合のためのWSDLの生成

Oracle JDeveloperを使用してBPELプロセスを設計する前に、アプリケーション・エクスプローラを使用してインバウンド相互作用のためのWSDLを生成するとき、各J2CAイベントに個別のチャネルを作成し、そのチャネルを選択する必要があります。


注意:

2つ以上のイベントで同じチャネルが共有されている場合、正しいBPELプロセスにイベント・メッセージが配信されないことがあります。

アプリケーション・エクスプローラでのチャネルの作成

チャネルを作成するには:

  1. アプリケーション・エクスプローラで、JDEdwardsノードを展開します。

  2. 「チャネル」ノードを右クリックし、「チャネルの追加」を選択します。

    図4-65に示すように、「チャネルの追加」ダイアログが表示されます。

    図4-65 「チャネルの追加」ダイアログ

    「チャネルの追加」ダイアログ・ボックス
    「図4-65 「チャネルの追加」ダイアログ」の説明

  3. 「名前」フィールドに、チャネルのわかりやすい名前を入力します。

  4. 「説明」フィールドに説明を入力します(オプション)。

  5. 「プロトコル」リストから、チャネルのプロトコルを選択します。

  6. 「次へ」をクリックします。

    図4-66に示すように、選択したリスナーのダイアログが表示されます。

    図4-66 TCPリスナーダイアログ

    「システム」タブ
    「図4-66 TCPリスナーダイアログ」の説明

  7. 「ポート番号」フィールドに、チャネルのポート番号を入力します。

  8. ホスト/IPバインディングフィールドに、サーバーの場所を入力します。

  9. 「同期タイプ」リストから、同期タイプを選択します。

  10. XMLフォーマットではないデータ送信するイベントの接頭辞の長さを選択します。TCP/IPイベント・アプリケーションでは、TCP/IPポートにデータを書き込むとき、データに4バイトのバイナリ長フィールドの接頭辞を付ける必要があります。

  11. XMLフォーマットでデータを戻すイベントのXMLを選択します。事前パーサーは必要ありません。

  12. キープ・アライブを選択して、イベント・トランザクションとチャネル間の連続通信を維持します。

  13. 図4-67に示すように、事前パーサータブをクリックします。

    図4-67 事前パーサータブ

    「ユーザー」タブ
    「図4-67 事前パーサータブ」の説明

    表に基づいて、値を入力します。

    パラメータ 説明
    ユーザーID* J.D. Edwards OneWorldの有効なユーザーID。
    [User password*] ユーザーIDに関連付けられたパスワード。
    JDE環境* ご使用のJ.D. Edwards OneWorld環境。このパラメータの詳細は、J.D. Edwards OneWorldのドキュメントを参照するか、OneWorldシステム管理者にお問い合せください。
    アプリケーション XMLInteropまたはJ.D. Edwards OneWorld内のアプリケーション名。オプション。
    サーバーIPアドレス* J.D. Edwards OneWorldが実行されているサーバーの名前。JDEOWなどのサーバー名または123.45.67.89などのIPアドレスを指定できます。
    サーバー・ポート* 6009など、サーバーがリスニングしているポート番号。
    ユーザー・ロール 要件に従って、ユーザー・ロールを定義します。
    スキーマの場所 イベント出力から生成されたXMLスキーマ(.xsdファイル)の場所。たとえば、次のようになります。
    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\jde-schema.xsd
    

    詳細は、「インバウンド相互作用のためのWSDLの生成」を参照してください。

    スキーマ・スタイル 次のオプションから1つ選択します。
    • ELEMENT_STYLE(デフォルト)

    • ATTRIBUTE_STYLE


    「OK」をクリックします。

    チャネルが作成され、チャネル・ノードの下に表示されます。アイコン上の「X」は、そのチャネルが現在切断されていることを示します。


    注意:

    アプリケーション・エクスプローラで作成されたチャネルは、BPEL PM Serverで管理されています。テストおよびデバッグ目的でチャネルを起動する場合は、ランタイム前に停止してください。

イベント通知のためのWSDLの生成(コマンド・プロンプトのみ)

アプリケーション・エクスプローラを使用してJ.D. Edwards OneWorldのイベント通知用にWSDLを生成できません。コマンド・プロンプトからWSDLを生成するには、次のステップを実行する必要があります。

選択したノードがイベントをサポートしている場合のみ、インバウンドJ2CAサービスを作成できます。


注意:

スキーマ検証オプション(ルート、ネームスペース、スキーマ)は、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldには適用できません。

J.D. Edwards OneWorldのイベント通知のためのWSDLファイルを生成するには、次のステップを実行します。

  1. アプリケーション・エクスプローラで、J.D. Edwardsイベント・ノードの下にチャネルを作成します。

  2. チャネルを開始します。

    重要: チャネルの開始後は、BPEL PM ServerまたはOracle Application Serverを再起動しないでください。

  3. J.D. Edwards OneWorldからインバウンド・メッセージを送信します。

  4. 次の場所にあるログ・ファイルで、インバウンド・メッセージ・ペイロードを取得します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\jca_sample\log\iwaf_jca1500.log
    

    または、アプリケーション・エクスプローラの「イベント」の下にある「ファイル」プロトコルを使用してポートを作成し、イベント・メッセージをファイル・システムに配置できます。

  5. XMLSpyなどのサード・パーティ・ツールによって、前のステップで取得したXMLペイロードを使用してXSDスキーマを作成します。

  6. 生成されたXMLスキーマ(.xsdファイル)で、次の変更を実行します。

    1. Schemas-jdedwards-comを検索し、iwaysoftwareに置換します。

    2. 次の構文を切り取ります。

      <xs:element name="jdeResponse"><xs:complexType>  </xs:complexType>  </xs:element>
      
    3. 次の行の前に貼り付けます。

      <xs:element name="transaction">
      
  7. 次のディレクトリからXMLスキーマ(.xsdファイル)をコピーします。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\
    

    注意:

    アプリケーション・エクスプローラの事前パーサータブで、(手順7に示したように、)スキーマ(.xsd)ファイルの場所を指定することによって、作成されたチャネルを編集します。たとえば、次のようになります。
    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\jde-schema.xsd
    

  8. コマンド・プロンプトを開き、次のディレクトリに移動します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin
    
  9. obadapter.batファイルを実行して、環境を設定します。

  10. XMLスキーマ(.xsdファイル)をコピーする次のディレクトリに移動します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\
    
  11. 次のコマンドを入力して、WSDLを生成します。

     java -Diway.oem=oracle11g com.iwaysoftware.af.container.tools.wsdl.IWayWSILBrowser adapterhome adapter target channel schemaPrefix wsdlFileName
    

    説明:

    adapterhomeは、ApplicationAdaptersホームへのパスです。例:

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\
    

    adapterは、アダプタの名前です。例: JDEdwards

    targetは、アプリケーション・エクスプローラに作成したアダプタ・ターゲットの名前です。

    channelは、アプリケーション・エクスプローラに作成したチャネルの名前です。

    schemaPrefixは、XSDスキーマの接頭辞です。スキーマ・ファイルは、Javaコマンドを実行するディレクトリと同じディレクトリに存在する必要があります。例:

    java -Diway.oem=oracle11g com.iwaysoftware.af.container.tools.wsdl.IWayWSILBrowser C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls\JDEdwards jde812_tgt jde_ch Jde812_Schema Jde812_salesorder_receive.wsdl
    

    コマンドが実行されると、コマンド・ウィンドウに次のように表示されます。

    Running Inbound WSDL generation tool...-> user.dir = java com.iwaysoftware.af.container.tools.wsdl.IWayWSILBrowser C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\wsdls\ApplicationAdapters\JDEdwards jde812_tgt jde_ch Jde812_Schema Jde812_salesorder_receive.wsdl -> Generating WSDL...-> Done.-> Writing WSDL 'C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls\Jde812_salesorder_receive.wsdl ' to disk...-> Done.
    

    注意:

    イベント通知サービス用に生成されたWSDLファイルの名前に_receiveを追加することをお薦めします。これにより、リクエスト/レスポンス・サービス用に生成されたものと簡単に区別できるようになります。

  12. アプリケーション・エクスプローラでチャネルを停止します。


注意:

WSDLファイルをサブフォルダに編成して、独自のWSDL階層構造を作成できます。<ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdlsの下にフォルダを作成します。Oracle JDeveloperのWSILブラウザに、WSDL階層の完全なツリー構造が表示されます。

これで、Oracle JDeveloperでのBPELインバウンド・プロセスの定義に必要な最初のステップである、新規のSOAアプリケーションを作成する準備ができました。

インバウンドBPELプロセスのための新規SOAアプリケーションの作成

インバウンドBPELプロセスのために新規SOAアプリケーションを作成するには、次のステップを実行します:

  1. システムでOracle JDeveloperを開きます。

  2. 図4-68に示すように、メニュー・バーで「Application」をクリックし、メニューから「新」を選択します。

    図4-68 「Application」メニュー

    「Application」メニュー
    「図4-68 「Application」メニュー」の説明

    図4-69に示すように、SOAアプリケーションの作成ウィザードが表示されます。

    図4-69 SOAアプリケーションの作成ウィザード

    SOAアプリケーションの作成ウィザード
    「図4-69 SOAアプリケーションの作成ウィザード」の説明

  3. 「アプリケーション・テンプレート」リストで「SOAアプリケーション」をクリックします。

  4. 新規のSOAアプリケーションの名前(「JDE_Inbound_BPEL」など)を入力し、「Next」をクリックします。

    図4-70に示すように、「プロジェクトの名前付け」ページが表示されます。

    図4-70 「プロジェクトの名前付け」ページ

    「プロジェクトの名前付け」ペイン
    「図4-70 「プロジェクトの名前付け」ページ」の説明

  5. プロジェクト名(「Transactions_Receive」など)を入力し、「Next」をクリックします。

    図4-71に示すように、SOA設定の構成ページが表示されます。

    図4-71 SOA設定の構成ページ

    SOA設定の構成ペイン
    「図4-71 SOA設定の構成ページ」の説明

  6. 「コンポジット・テンプレート」リストで「空のコンポジット」を選択し、「終了」をクリックします。

    図4-72 「アプリケーション・ナビゲータ」タブ

    「アプリケーション・ナビゲータ」タブ
    「図4-72 「アプリケーション・ナビゲータ」タブ」の説明

    図4-72に示すように、新規のSOAアプリケーション(JDE_Inbound_BPEL)および関連プロジェクト(Transactions_Receive)が左ペインの「アプリケーション・ナビゲータ」タブに追加されます。

BPELインバウンド・プロセスの定義

この項では、次のステップで構成されるBPELインバウンド・プロセスの定義方法について説明します。

  1. サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの構成

  2. インバウンドBPELプロセス・コンポーネントの構成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントの作成

サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-73に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・アダプタ」セクション)から「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネントを「公開されたサービス」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-73 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント

    「公開されたサービス」ペイン
    「図4-73 「サード・パーティ・アダプタ」コンポーネント」の説明

    図4-74に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-74 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-74 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  2. サード・パーティ・アダプタ・サービスの名前を入力します。

  3. 「タイプ」リストで「サービス」が選択されていることを確認します(デフォルト)。

  4. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    図4-75に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-75 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-75 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  5. 次のディレクトリまでブラウズし、インバウンドWSDLファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  6. 「OK」をクリックします。

    図4-76に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-76 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図4-76 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  7. 「OK」をクリックします。

    インバウンドWSDLファイルおよび関連リクエスト/レスポンスXMLスキーマ・ファイル(.xsd)が、作成済のプロジェクト・フォルダにインポートされます。

    図4-77に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-77 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-77 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  8. 「JCAファイル」フィールドの右の JCAファイルを検索アイコンをクリックします。

    図4-78に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-78 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-78 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  9. 次のディレクトリまでブラウズし、JCAプロパティ・ファイルを選択します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls
    
  10. 「OK」をクリックします。

    図4-79に示すように、「ファイルのコピー」メッセージが表示されます。

    図4-79 「ファイルのコピー」確認メッセージ

    「ファイルのコピー」メッセージ
    「図4-79 「ファイルのコピー」確認メッセージ」の説明

  11. 「はい」をクリックします。

    JCAプロパティ・ファイルのコピーがプロジェクト・フォルダ内に作成されます。

    図4-80に示すように、「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-80 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ

    「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-80 「サード・パーティ・アダプタ・サービスの作成」ダイアログ」の説明

  12. 「OK」をクリックします。

    サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(transactions)が作成され、図4-81に示すように、「公開されたサービス」ペインに表示されます。

    図4-81 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント

    「公開されたサービス」ペイン
    「図4-81 サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント」の説明

    これで、インバウンドBPELプロセス・コンポーネントを構成する準備ができました。

インバウンドBPELプロセス・コンポーネントの作成

インバウンドBPELプロセス・コンポーネントを作成するには、次のステップを実行します:

  1. 図4-82に示すように、「コンポーネント・パレット」タブ(「サービス・コンポーネント」セクション)から「BPELプロセス」コンポーネントを「コンポーネント」ペインにドラッグ・アンド・ドロップします。

    図4-82 BPELプロセス・コンポーネント

    「コンポーネント」ペイン
    「図4-82 BPELプロセス・コンポーネント」の説明

    図4-83に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログが表示されます。

    図4-83 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-83 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  2. 「名前」フィールドで、新規のインバウンドBPELプロセス・コンポーネントの名前を入力します(「Transactions_Inbound」など)。

  3. 「テンプレート」リストで「WSDLに基づく」を選択します。

  4. 「SOAPサービスとして公開」チェック・ボックスを選択解除します。

  5. 「WSDL URL」フィールドの右の既存のWSDLを検索アイコンをクリックします。

    図4-84に示すように、「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログが表示されます。

    図4-84 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ

    「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ・ボックス
    「図4-84 「SOAリソース・ブラウザ」ダイアログ」の説明

  6. プロジェクト・フォルダまでブラウズし、インバウンドWSDLファイル(transactions_receive.wsdlなど)を選択します。

  7. 「OK」をクリックします。

    図4-85に示すように、「ファイルのローカライズ」ダイアログが表示されます。

    図4-85 「ファイルのローカライズ」ダイアログ

    「ファイルのローカライズ」ダイアログ・ボックス
    「図4-85 「ファイルのローカライズ」ダイアログ」の説明

  8. 「OK」をクリックします。

    図4-86に示すように、「BPELプロセスの作成」ダイアログに戻ります。

    図4-86 「BPELプロセスの作成」ダイアログ

    「BPELプロセスの作成」ダイアログ・ボックス
    「図4-86 「BPELプロセスの作成」ダイアログ」の説明

  9. 「OK」をクリックします。

    図4-87 作成された接続

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-87 作成された接続」の説明

  10. 図4-87に示すように、サード・パーティ・アダプタ・サービス・コンポーネント(transactions)とインバウンドBPELプロセス・コンポーネント(Transactions_Inbound)間の接続を作成します。

  11. 図4-88に示すように、左ペインの「composite.xml」をダブルクリックします。

    図4-88 composite.xmlファイル

    Oracle JDeveloperワークスペース領域
    「図4-88 composite.xmlファイル」の説明

  12. 図4-89に示すように、メニュー・バーで「すべて保存」アイコンをクリックし、構成された新規のインバウンドBPELプロセス・コンポーネントを保存します。

    図4-89 「すべて保存」アイコン

    「すべて保存」アイコン
    「図4-89 「すべて保存」アイコン」の説明

    これで、BPELインバウンド・プロセスをデプロイする準備ができました。

BPELインバウンド・プロセスのデプロイ

BPELインバウンド・プロセスをデプロイするには、次のステップを実行します:

  1. 図4-90に示すように、左ペインでプロジェクト名を右クリックし(「Transactions_Receive」など)、「デプロイ」を選択して、「Transactions_Receive」をクリックします。

    図4-90 「デプロイ」オプション

    「デプロイ」コンテキスト・メニュー
    「図4-90 「デプロイ」オプション」の説明

    図4-91に示すように、「デプロイメント・アクション」ページが表示されます。

    図4-91 「デプロイメント・アクション」ページ

    「デプロイメント・アクション」ペイン
    「図4-91 「デプロイメント・アクション」ページ」の説明

  2. 「アプリケーション・サーバーにデプロイ」が選択されていることを確認します。

  3. 「Next」をクリックします。

    図4-92に示すように、「構成のデプロイ」ページが表示されます。

    図4-92 「構成のデプロイ」ページ

    「構成のデプロイ」ペイン
    「図4-92 「構成のデプロイ」ページ」の説明

  4. デフォルト値を選択したままにし、「Next」をクリックします。

    図4-93に示すように、「サーバーの選択」ページが表示されます。

    図4-93 「サーバーの選択」ページ

    「サーバーの選択」ペイン
    「図4-93 「サーバーの選択」ページ」の説明

  5. 構成済の使用可能なアプリケーション・サーバーを選択し、「Next」を選択します。

    図4-94に示すように、「SOAサーバー」ページが表示されます。

    図4-94 「SOAサーバー」ページ

    「SOAサーバー」ペイン
    「図4-94 「SOAサーバー」ページ」の説明

  6. ターゲットのSOAサーバーを選択し、「Next」をクリックします。

    図4-95に示すように、「サマリー」ページが表示されます。

    図4-95 「サマリー」ページ

    「サマリー」ペイン
    「図4-95 「サマリー」ページ」の説明

  7. プロジェクトに使用可能なすべてのプロジェクトをレビューおよび確認し、「終了」をクリックします。

    イベント・メッセージがJ.D. Edwards OneWorldを介してトリガーされると、Oracle Enterprise Manager Console側でインスタンスが正常に受信されます。

J.D. Edwards OneWorldでのイベントのトリガー

データベースまたはアプリケーション・システムのアクティビティによって、イベントが生成されます。イベントを使用して、アプリケーションのアクションをトリガーできます。J.D. Edwards OneWorldでイベントをトリガーするには、次のステップを実行します。

  1. J.D. Edwards OneWorldシステムにログインします。

  2. 図4-96に示すように、J.D. Edwards OneWorldエクスプローラウィンドウのファスト・パスフィールドで、「G4211」と入力して[Enter]を押します。

    図4-96 J.D. Edwards OneWorldエクスプローラウィンドウ

    ファスト・パスフィールド
    「図4-96 J.D. Edwards OneWorldエクスプローラウィンドウ」の説明

  3. 受注オーダー明細(P4210)を右クリックします。

    図4-97 受注オーダー明細メニュー

    選択された受注オーダー明細とメニューの表示
    「図4-97 受注オーダー明細メニュー」の説明

  4. 図4-97に示すように、「プロンプト対象」「値」の順に選択します。

    図4-98に示すように、処理オプションダイアログが表示されます。

    図4-98 処理オプションダイアログ

    処理オプションダイアログ・ボックス
    「図4-98 処理オプションダイアログ」の説明

    次のステップを実行します:

    1. 相互運用タブをクリックします。

    2. 「トランザクション・タイプ」フィールドで、「JDESOOUT」と入力します。

    3. イメージの前/後の処理ブランクフィールドの値が1であることを確認します。

  5. 「OK」をクリックします。

    図4-99に示すように、受注オーダー明細 - (カスタマ・サービス照会)ウィンドウが表示されます。

    図4-99 受注オーダー明細ウィンドウ

    受注オーダー明細ウィンドウ
    「図4-99 受注オーダー明細ウィンドウ」の説明

  6. 「追加」アイコン(左から3番目のアイコン)をクリックします。

  7. 図4-100に示すように、値を入力します。

    別のフィールドに移動するには、キーボードの[Tab]キーを使用します。

  8. 図4-101に示すように、オーダー数量および品目番号の値を入力します。

    図4-101 サンプル値

    オーダー数量および品目番号のサンプル値
    「図4-101 サンプル値」の説明

  9. 図4-102に示すように、2行目の最初のフィールドをクリックし、処理に数秒間を割り当てます。

    図4-102 サンプル値

    選択した2行目
    「図4-102 サンプル値」の説明

  10. 「OK」をクリックします。

J.D. Edwards OneWorldシステムでイベントがトリガーされます。

結果の確認

結果を確認するには:

  1. 次のURLを使用して、Oracle Enterprise Manager Consoleにログインします。

    http://localhost:7001/em
    
  2. 左ペインでドメイン、「SOA」フォルダの順に展開します。

    図4-103 Oracle Enterprise Manager Console

    Oracle Enterprise Manager Console
    「図4-103 Oracle Enterprise Manager Console」の説明

  3. 図4-103に示すように、使用可能なプロジェクト(「JDE_Inbound_salesorder_BPEL」など)を選択します。

    図4-104 「インスタンス」タブ

    「インスタンス」タブ」
    「図4-104 「インスタンス」タブ」の説明

  4. 図4-104に示すように、右ペインの「インスタンス」タブをクリックします。

    図4-105に示すように、最近受信したランタイム・イベントが「インスタンス」タブに表示されます。

    図4-105 受信したランタイム・イベント

    「インスタンス」タブ」
    「図4-105 受信したランタイム・イベント」の説明

  5. J.D. Edwards OneWorldのインスタンスIDを選択します。

    図4-106に示すように、フロー・トレースページが表示されます。

    図4-106 フロー・トレースページ

    フロー・トレースペイン
    「図4-106 フロー・トレースページ」の説明

  6. 詳細な監査証跡を表示するコンポーネントのインスタンスを選択します。

    図4-107に示すように、選択したコンポーネントの「インスタンス」ページが表示されます。

    図4-107 「インスタンス」ページ

    「監査証跡」タブ
    「図4-107 「インスタンス」ページ」の説明

  7. 「監査証跡」タブをクリックして、イベント・メッセージを表示します。

    J.D. Edwards OneWorldシステムから受信されたメッセージが「監査証跡」タブに表示されます。