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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.3.0)
B61419-01
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2 Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldの構成

この章では、Oracle Adapterアプリケーション・エクスプローラ(アプリケーション・エクスプローラ)を使用して、J.D. Edwards OneWorldシステムに接続するターゲットを定義し、システム・オブジェクトを表示し、XMLスキーマおよびWebサービスを作成する方法について説明します。また、イベント・アダプタの構成方法についても説明します。

この章の内容は以下のとおりです。

アプリケーション・エクスプローラの起動

アプリケーション・エクスプローラを起動するには:

  1. アプリケーション・エクスプローラがデプロイされているOracle WebLogic Serverが起動していることを確認します。

  2. 図2-1に示すように、Windowsの「スタート」メニューから「すべてのプログラム」「Oracle Application Adapters」の順に選択し、「Application Explorer」をクリックします。

    図2-1 Oracle Application Adaptersプログラム・メニュー

    Oracle Application Adaptersプログラム・メニュー
    「図2-1 Oracle Application Adaptersプログラム・メニュー」の説明

    アプリケーション・エクスプローラが表示されます。

    または、次のディレクトリにあるae.batファイルを実行してアプリケーション・エクスプローラを起動することもできます。

    Oracle SOA Suite:

    <ORACLE_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
    

    Oracle Service Bus(OSB):

    <OSB_HOME>\Oracle_OSB1\3rdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin\ae.bat
    

    デスクトップ上にae.batファイルへのショートカットを作成することをお薦めします。

    UNIXまたはLinuxプラットフォームを使用している場合は、iwae.shファイルを使用してアプリケーション・エクスプローラを起動できます。

アプリケーション・エクスプローラが起動します。これで、J.D. Edwards OneWorldシステムに新規ターゲットを定義できます。


注意:

iwae.shファイルをUNIXまたはLinuxプラットフォームで実行する前に、次の例に示すように、権限を変更する必要があります。
chmod +x  iwae.sh

リポジトリ設定の構成

リポジトリは、構成の詳細、アダプタのターゲット、チャネルに関する情報、およびその他の構成情報が格納されます。BSEおよびJ2CAリポジトリ設定の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adaptersインストレーション・ガイド』(データベース・リポジトリの構成に関する項)を参照してください。

リポジトリ構成の作成

アプリケーション・エクスプローラをOracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldとともに使用する前に、リポジトリ構成を作成する必要があります。アダプタのデプロイ先のコンテナに基づき、WebサービスとJ2CAの2種類のリポジトリ構成を作成できます。リポジトリは、デザインタイム中にアプリケーション・エクスプローラを使用してアダプタの接続の構成、EISオブジェクトの参照、サービスの構成およびEISイベントをリスニングするリスナーの構成を行うときに作成されるメタデータの格納に使用されます。リポジトリ内の情報はランタイムにも参照されます。

WebサービスとBSEは同じタイプのデプロイメントを参照します。詳細は、「アダプタの機能」を参照してください。

BSE用の構成の作成

アプリケーション・エクスプローラを使用して BSE用のリポジトリ構成を作成するには、先に新規構成を定義する必要があります。

BSE用の新規構成の定義

BSE用の新規構成を定義するには、次のステップを実行します。

  1. 「コンフィギュレーション」を右クリックし、「新規」を選択します。

    図2-2に示すように、「新規コンフィギュレーション」ダイアログが表示されます。

    図2-2 「新規コンフィギュレーション」ダイアログ

    iBSEコンフィギュレーションのダイアログ・ボックス
    「図2-2 「新規コンフィギュレーション」ダイアログ」の説明

  2. 新規構成の名前を入力し(「myConfig」など)「OK」をクリックします。

    図2-3に示すように、「新規コンフィギュレーション」ダイアログが表示されます。

    図2-3 「新規コンフィギュレーション」ダイアログ

    「新規コンフィギュレーション」ダイアログ・ボックス
    「図2-3 「新規コンフィギュレーション」ダイアログ」の説明

  3. 「サービス・プロバイダ」リストから、iBSEを選択します。

  4. 「iBSE URL」フィールドで、デフォルトのURLを受け入れるか、または次のフォーマットを使用して別のURLと置き換えます。

    http://host name:port/ibse/IBSEServlet
    

    ここで、host nameはOracle WebLogic Serverが存在するシステムで、portは管理されているOracle WebLogic Server用のHTTPポートです(「soa_server1」など)。

  5. 「OK」をクリックします。

    図2-4に示すように、新規構成を示すノードが、ルートの「コンフィギュレーション」ノードの下に表示されます。

    図2-4 「コンフィギュレーション」ノード

    「コンフィギュレーション」ノードのサンプル
    「図2-4 「コンフィギュレーション」ノード」の説明

J2CA用の構成の作成

アプリケーション・エクスプローラを使用してJ2CA用の構成を作成するには、先に新規構成を作成する必要があります。

J2CA用の新規構成の定義

J2CA用の新規構成を定義するには、次のステップを実行します。

  1. 「コンフィギュレーション」を右クリックし、「新規」を選択します。

    「新規コンフィギュレーション」ダイアログが表示されます。

  2. 図2-5に示すように、新規構成の名前(「myConfig」など)を入力し、「OK」をクリックします。

    図2-5 「新規コンフィギュレーション」ダイアログ

    JCA構成
    「図2-5 「新規コンフィギュレーション」ダイアログ」の説明

  3. 「サービス・プロバイダ」リストから、JCAを選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

    図2-6に示すように、新規構成を示すノードがルートの「コンフィギュレーション」ノードの下に表示されます。

    図2-6 「コンフィギュレーション」ノード

    「コンフィギュレーション」ノードのサンプル
    「図2-6 「コンフィギュレーション」ノード」の説明

Oracle Adapter J2CA構成フォルダが次の場所に格納されます。

<ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\configuration_name

ここで、configuration_nameは、作成した構成の名前です(「myConfig」など)。

HTTPリポジトリ接続

J2CAを使用して、WSDLドキュメントのリモート生成および格納を可能にするHTTPリポジトリ接続を作成できます。アプリケーション・エクスプローラでHTTPリポジトリ接続を作成するには、次のステップを実行します。HTTPリポジトリを使用するには、iwjcaivpテスト・ツール(jca-app-adapter-test)が正常にデプロイされ、実行中であることを確認します。

  1. アプリケーション・エクスプローラを起動します。

  2. 左ペインで「コンフィギュレーション」ノードを右クリックし、「新規」を選択します。

    「新規コンフィギュレーション」ダイアログが表示されます。

  3. 構成の名前を入力し、「OK」をクリックします。

  4. 「サービス・プロバイダ」リスト・ボックスから、JCAを選択し、「ホーム」フィールドにHTTPターゲット値を入力します。

    HTTPターゲット値には次のフォーマットを使用します。

    http://host name:port/iwafjca/JCAServlet
    

    例:

    http://iwserv14:8001/iwafjca/JCAServlet
    
  5. 「OK」をクリックします。

    新規のHTTPリポジトリ接続が「コンフィギュレーション」ノードに追加されます。

    リモート・サーバーに接続した後、新規のアダプタ・ターゲットの作成、WSDLドキュメントの生成、およびリモート・サーバーへのこれらの格納ができます。

    注意: J2CA HTTPリポジトリを使用してアダプタ・ターゲットを構成するとき、Oracle WebLogic Serverをランタイムの目的で再起動する必要はありません。

BSEまたはJ2CA構成への接続

BSEまたはJ2CA構成に接続するには、次のステップを実行します。

  1. 「myConfig」など、接続する構成を右クリックします。

  2. 「接続」を選択します。

「アダプタ」、「イベント」および「ビジネス・サービス」(Webサービスとしても知られる)のノードが表示されます。「ビジネス・サービス」ノードは、BSE構成の場合にのみ表示されます。J2CA構成に接続している場合は、「ビジネス・サービス」ノードは表示されません。図2-7に、myConfigという名前のBSE構成の例を示します。

  • 「アダプタ」フォルダを使用して、J.D. Edwards OneWorldとのインバウンド相互作用を作成します。たとえば、「アダプタ」フォルダ内のJDEdwardsノードを使用して、J.D. Edwards OneWorldを更新するサービスを構成します。

  • 「イベント」フォルダ(J2CA構成の場合のみ使用可能)を使用して、J.D. Edwards OneWorldでのイベントをリスニングするリスナーを構成します。

  • 「ビジネス・サービス」フォルダ(BSE構成の場合のみ)を使用して、「アダプタ」フォルダで作成されたWebサービスをテストします。「ビジネス・サービス」フォルダのセキュリティ機能を使用して、Webサービスのセキュリティ設定を制御することもできます。

これで、J.D. Edwards OneWorldに新規ターゲットを定義できます。

J.D. Edwards OneWorld用の接続(ターゲット)の確立

アプリケーション定義の一部には、アダプタ用のターゲットの追加が含まれています。アプリケーション・エクスプローラでのターゲットの設定には、ターゲットに固有の情報が必要です。

利用できるマスター・ビジネス関数(MBF)を参照するには、使用するシステムに対してターゲットを最初に定義する必要があります。ターゲットを定義すると、その後は自動的に保存されます。アプリケーション・エクスプローラを起動するたび、または切断後に、システムに接続する必要があります。

アプリケーション・エクスプローラを起動すると、インストールされているアダプタに基づいて、アプリケーション・エクスプローラで サポートされているアプリケーション・システムが(ノードとして)左ペインに表示されます。

J.D. Edwards OneWorldに対するターゲットの定義

アプリケーション・システムに初めて接続する場合、新規ターゲットを定義する必要があります。


注意:

新規ターゲットを作成する前に、J.D. Edwards OneWorldシステムに必要なライブラリ・ファイルを取得し、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldをデプロイする適切な場所にそれらをコピーする必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adaptersインストレーション・ガイド』を参照してください。

ターゲットを定義するには、次のステップを実行します。

  1. 左ペインで、 「アダプタ」ノードを展開します。

    インストールされているアダプタに基づいて、アプリケーション・エクスプローラでサポートされているアプリケーション・システムがノードとして表示されます。

  2. JDEdwardsノードを右クリックし、「ターゲットの追加」を選択します。

    図2-8に示すように、「ターゲットの追加」ダイアログが表示されます。

    図2-8 「ターゲットの追加」ダイアログ

    「ターゲットの追加」ダイアログ・ボックス
    「図2-8 「ターゲットの追加」ダイアログ」の説明

    次のステップを実行します:

    1. 「名前」フィールドに、「JDEConnection」などのわかりやすい名前を入力します。

    2. 「説明」フィールドにターゲットの説明を入力します(オプション)。

    3. 「タイプ」リストから、「JDE One World」を選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

    図2-9に示すように、「JDE One World」ダイアログが表示されます。

    図2-9 「JDE One World」ダイアログ

    「リポジトリ」タブ
    「図2-9 「JDE One World」ダイアログ」の説明

    1. 「リポジトリ」タブで、「リポジトリ・ディレクトリ」フィールドにGenJavaリポジトリへのパスを入力します。

      これは、J.D. Edwards OneWorldビジネス関数にアクセスするためのJavaラッパーの場所で、GenJava開発ツールによって作成されます。これは前提条件ステップで、アプリケーション・エクスプローラを使用して新規ターゲットを作成する前に実行する必要があることに注意してください。


      注意:

      スキーマを生成するには、GenJavaリポジトリが必要です。J.D. Edwards OneWorldマスター・ビジネス関数リポジトリのビルドに関する包括的な詳細は、J.D. Edwards OneWorld Xe相互運用ガイドを参照してください。GenJavaプログラムの使用方法の詳細は、付録A「アウトバウンドおよびインバウンド処理用J.D. Edwards OneWorldの構成」「GenJava開発ツールの使用(アウトバウンド処理)」を参照してください。

    2. 「スキーマ・スタイル」リストで、「ELEMENT_STYLE」または「ATTRIBUTE_STYLE」を選択します。

    3. 「ログオン」タブをクリックし、次の表の情報に従ってターゲット・タイプの適切な情報を入力します。図2-10に示すように、アスタリスク付きのフィールドは必須です。

    図2-10 「ログオン」タブ

    JD Edwardsの「ログオン」タブ
    「図2-10 「ログオン」タブ」の説明

    パラメータ 説明
    ユーザーID* J.D. Edwards OneWorldの有効なユーザーID。
    [User password*] ユーザーIDに関連付けられたパスワード。
    JDE環境* J.D. Edwards OneWorld環境(例: DU7333)。このパラメータの詳細は、J.D. Edwards OneWorldのドキュメントを参照するか、J.D. Edwards OneWorldシステム管理者にお問い合せください。
    サーバーIPアドレス* J.D. Edwards OneWorldが実行されているサーバーの名前。JDEOWなどのサーバー名またはIPアドレスを指定できます。
    サーバー・ポート* 6009など、サーバーがリスニングしているポート番号。
    ユーザー・ロール このプロパティの設定は、J.D. Edwards OneWorldシステムのバージョンによって異なります。
    • B7333の場合: このフィールドを空白にします。

    • EnterpriseOne 8.10の場合: *ALLと指定する必要があります。


  4. 「OK」をクリックします。

    図2-11に示すように、新規ターゲットの「JDEConnection」が、JDEdwardsノードの下に表示されます。

    図2-11 JDEのターゲット・ノード

    JDE接続
    「図2-11 JDEのターゲット・ノード」の説明

    アダプタ用スキーマの作成方法の詳細は、「XMLスキーマの作成」を参照してください。

定義済のJ.D. Edwards OneWorldターゲットへの接続

ターゲットに接続するには、次のステップを実行します。

  1. 「サービス・アダプタ」ノードを展開します。

  2. JDEdwardsノードを展開します。

    図2-12に示すように、切断されているターゲットが表示されます。

    図2-12 JDEdwardsのターゲット・ノード

    「JDEConnection」ノード
    「図2-12 JDEdwardsのターゲット・ノード」の説明

  3. JDEdwardsノードの下のターゲット名(「JDEConnection」など)をクリックします。

  4. 右側の「ログオン」タブをクリックします。

    「ログオン」タブに、接続パラメータに入力した値が表示されます。

  5. 接続パラメータを確認します。

  6. ターゲット名を右クリックし、「接続」を選択します。

    図2-13に示すように、「x」アイコンが表示されなくなります。これは、ノードが接続状態であることを示します。

    図2-13 JDEdwardsのターゲット・ノード

    接続された「JDEConnection」ノード
    「図2-13 JDEdwardsのターゲット・ノード」の説明

J.D. Edwards OneWorldからの切断

ターゲットから切断するには、次のステップを実行します。

  1. 「アダプタ」ノードを展開します。

  2. JDEdwardsノードを展開します。

  3. 接続先のターゲット(「JDEConnection」など)を右クリックし、「切断」を選択します。

    図2-14に示すように、「x」アイコンが表示されます。これは、ノードが切断状態であることを示します。

    図2-14 JDEdwardsのターゲット・ノード

    切断されたターゲット
    「図2-14 JDEdwardsのターゲット・ノード」の説明

ターゲットの編集

ターゲットを編集するには:

  1. 左ペインで、編集するターゲットの接続が切断されていることを確認します。

  2. ターゲットを右クリックし、「編集」を選択します。

    既存の接続パラメータを編集するためのウィンドウが表示されます。

  3. ターゲットの情報を変更します。

  4. 「OK」をクリックします。

ターゲットの削除

ターゲットを切断して閉じるかわりに削除できます。ターゲットを削除すると、エクスプローラの左ペインでJ.D. Edwards OneWorldターゲットのリストからそのノードが消えます。

ターゲットを削除するには、次のステップを実行します。

  1. 「アダプタ」ノードを展開します。

  2. JDEdwardsノードを展開します。

  3. 接続先のターゲット(「JDEConnection」など)を右クリックし、「削除」を選択します。

    使用可能な接続のリストからそのノードが消えます。

アプリケーション・システム・オブジェクトの表示方法の詳細は、J.D .Edwards OneWorld XE相互運用ガイド リリースを参照してください。

XMLスキーマの作成

MBFを実行するには、アダプタがJ.D. Edwards OneWorld ThinNet APIを介してリクエスト・ドキュメントを受信する必要があります。エージェントにより、リクエストが処理され、結果を示すXMLレスポンス・ドキュメントが送信されます。アプリケーション・エクスプローラで、XMLリクエスト・スキーマおよびXMLレスポンス・スキーマの両方が作成されます。

リクエスト・スキーマおよびレスポンス・スキーマの作成

次の手順では、J.D. Edwards OneWorldビジネス関数用のリクエスト・スキーマおよびレスポンス・スキーマの作成方法について説明します。アプリケーション・エクスプローラを使用すると、この関数用のXMLスキーマを作成できます。

  1. 「定義済のJ.D. Edwards OneWorldターゲットへの接続」の説明に従って、J.D. Edwards OneWorldターゲットに接続します。

  2. 「サービス」ノードを展開します。

  3. スキーマを作成するMBFのノードを展開します。

  4. 図2-15に示すように、MBFの下にあるノードを展開してから選択します。

    図2-15 「詳細」タブ

    「サービス」ノードのタブ
    「図2-15 「詳細」タブ」の説明

  5. 図2-16に示すように、「パラメータ」タブをクリックして、パラメータ情報を表示します。

    図2-16 「パラメータ」タブ

    「パラメータ」タブ
    「図2-16 「パラメータ」タブ」の説明

  6. 図2-17に示すように、「リクエスト・スキーマ」をクリックして、リクエスト・スキーマ情報を表示します。

    図2-17 「リクエスト・スキーマ」タブ

    JDEのスキーマ・リクエスト
    「図2-17 「リクエスト・スキーマ」タブ」の説明

  7. 図2-18に示すように、「レスポンス・スキーマ」をクリックして、レスポンス・スキーマ情報を表示します。

    図2-18 「レスポンス・スキーマ」タブ

    JDEのレスポンス・スキーマ
    「図2-18 「レスポンス・スキーマ」タブ」の説明

WSDLの生成(J2CA構成のみ)

リクエスト/レスポンス(アウトバウンド)サービスのWSDL(Web Service Definition Language)を生成する手順は、アダプタのイベント通知(インバウンド)J2CAサービスのWSDLを生成する手順とは異なります。次の各項で、各手順について説明します。

アウトバウンド相互作用のためのWSDLの生成

リクエスト/レスポンス型サービス用のWSDLファイルを生成するには:

  1. 「アプリケーション・エクスプローラ」を起動し、定義済のJ.D. Edwards OneWorldターゲットに接続します。

  2. 「サービス」「JDEJAVA_CFIN」「B0100033」の順に展開します。「GetEffectiveAddress」を選択します。

  3. 「GetEffectiveAddress」を右クリックします。

    図2-19に示すように、次のメニューが表示されます。

    図2-19 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション

    WSDLコンテキスト・メニュー
    「図2-19 アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)オプション」の説明

  4. アウトバウンドJCAサービスの作成(リクエスト/レスポンス)を選択します。

    図2-20に示すように、「WSDLのエクスポート」ダイアログが表示されます。

    図2-20 「WSDLのエクスポート」ダイアログ

    「WSDLのエクスポート」ダイアログ・ボックス
    「図2-20 「WSDLのエクスポート」ダイアログ」の説明

  5. ファイルのデフォルト名を受け入れます。

    .wsdlファイル拡張子が自動的に追加されます。デフォルトでは、リクエスト/レスポンス型のサービス用に生成されたWSDLファイルの名前の末尾には「_invoke」が付き、イベント通知用に生成されたものには「_receive」が付きます。

  6. 「OK」をクリックします。

    WSDLファイルが指定した場所に保存されます。

インバウンド相互作用のためのWSDLの生成

アプリケーション・エクスプローラを使用してJ.D. Edwards OneWorldのイベント通知用にWSDLを生成できません。コマンド・プロンプトからWSDLを生成するには、次の項で説明するステップを実行する必要があります。

選択したノードがイベントをサポートしている場合のみ、インバウンドJ2CAサービスを作成できます。

  1. アプリケーション・エクスプローラを使用して、J.D. Edwardsイベント・ノードの下にチャネルを作成します。

  2. チャネルを開始します。

    チャネルの開始後は、Oracle WebLogic Serverを再起動しないでください。

  3. J.D. Edwards OneWorldからインバウンド・メッセージを送信します。

  4. 次のディレクトリにあるログ・ファイルで、インバウンド・メッセージ・ペイロードを取得します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\log\iwaf_jca1500.log
    

    または、アプリケーション・エクスプローラの「イベント」ノードの下にある「ファイル」プロトコルを使用してポートを作成でき、イベント・メッセージをファイル・システムに配置します。

  5. XMLSpyなどのサード・パーティ・ツールによって、前のステップで取得したXMLペイロードを使用してXMLスキーマ(.xsdファイル)を作成します。

  6. 生成されたXMLスキーマ(.xsdファイル)で、次の変更を実行します。

    1. Schemas-jdedwards-comを検索し、iwaysoftwareに置換します。

      <xs:schematargetNamespace="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT" xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">
      

      これを次のように変更します。

      <xs:schema      targetNamespace="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">
      
    2. 次の構文を切り取ります。

      <xs:element name="jdeResponse"><xs:complexType>  </xs:complexType>  </xs:element>
      
    3. 次の行の前に貼り付けます。

      <xs:element name="transaction">
      
  7. 次のディレクトリからXMLスキーマ(.xsdファイル)をコピーします。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\
    

    注意:

    アプリケーション・エクスプローラの事前パーサータブで、(手順7に示したように、)スキーマ(.xsd)ファイルの場所を指定することによって、作成されたチャネルを編集します。たとえば、次のようになります。
    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\jde-schema.xsd
    

  8. コマンド・プロンプトを開き、次のディレクトリに移動します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\tools\iwae\bin
    
  9. obadapter.batファイルを実行して、環境を設定します。

  10. XMLスキーマ(.xsdファイル)をコピーする次のディレクトリに移動します。

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\
    
  11. 次のコマンドを入力して、WSDLを生成します。

     java -Diway.oem=oracle11g com.iwaysoftware.af.container.tools.wsdl.IWayWSILBrowser adapterhome adapter target channel schemaPrefix wsdlFileName
    

    説明:

    adapterhomeは、ApplicationAdaptersホームへのパスです。例:

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\
    

    adapterは、アダプタの名前です。例: JDEdwards

    targetは、アプリケーション・エクスプローラに作成したアダプタ・ターゲットの名前です。

    channelは、アプリケーション・エクスプローラに作成したチャネルの名前です。

    schemaPrefixは、XSDスキーマの接頭辞です。スキーマ・ファイルは、Javaコマンドを実行するディレクトリと同じディレクトリに存在する必要があります。例:

    java -Diway.oem=oracle11g com.iwaysoftware.af.container.tools.wsdl.IWayWSILBrowser C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls\JDEdwards jde812_tgt jde_ch Jde812_Schema Jde812_salesorder_receive.wsdl
    

    コマンドが実行されると、コマンド・ウィンドウに次のように表示されます。

    Running Inbound WSDL generation tool...-> user.dir = java com.iwaysoftware.af.container.tools.wsdl.IWayWSILBrowser C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls\JDEdwards jde812_tgt jde_ch Jde812_Schema Jde812_salesorder_receive.wsdl -> Generating WSDL...-> Done.-> Writing WSDL 'C:\oracle\Middleware\Oracle_SOA1\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\wsdls\Jde812_salesorder_receive.wsdl ' to disk...-> Done.
    

    注意:

    イベント通知サービス用に生成されたWSDLファイルの名前に_receiveを追加することをお薦めします。これにより、リクエスト/レスポンス・サービス用に生成されたものと簡単に区別できるようになります。

  12. アプリケーション・エクスプローラでチャネルを停止します。

Webサービスの作成およびテスト(BSE構成のみ)

アプリケーション・エクスプローラを使用して、Webサービス(ビジネス・サービスとも呼ばれます)を生成できます。ビジネス関数リポジトリを検索したり、アダプタで使用する関数用のWebサービスを生成できます。次の手順では、BusinessUnitExistenceCheckという例を使用します。


注意:

J2EE Connector Architecture(J2CA)実装では、Webサービスは使用できません。J2CAを使用するようにアダプタがデプロイされている場合、Common Client Interface(CCI)により、統合サービスが提供されます。

Webサービスの作成

ビジネス関数用のWebサービスを作成するには、次のステップを実行します。

  1. JDEdwardsノード、「サービス」ノードの順に展開します。

  2. MBFのB1000012(BusinessUnitExistenceCheckとも呼ばれます)を展開します。

  3. ビジネス・サービスの作成元となるノードを右クリックし、「Webサービスの作成」を選択します。

    図2-21に示すように、「Webサービスの作成」ダイアログが表示されます。

    図2-21 「Webサービスの作成」ダイアログ

    図2-21の説明が続きます
    「図2-21 「Webサービスの作成」ダイアログ」の説明

    新規または既存のWebサービスのメソッドとして、ビジネス関数を追加できます。

      1. 「既存のサービス名」リストから、<新規サービス>または既存のサービスを選択します。

      2. 新規サービスを作成する場合は、「サービス名」フィールドで、サービス名を指定します。この名前により、「ビジネス・サービス」ノードの下のサービスのリストで、Webサービスが識別されます。

      3. サービスに関する説明を入力します(オプション)。

  4. 「次へ」をクリックします。

    次のステップを実行します:

    1. 「ライセンス名」フィールドで、Webサービスに割り当てるライセンス・コードを1つ以上選択します。

    2. 「メソッド名」フィールドにメソッドのわかりやすい名前を入力するか、デフォルトの名前を受け入れます。

    3. 「説明」フィールドに、メソッドの簡単な説明を入力します(オプション)。

    4. 「DTDディレクトリ」フィールドに、Webサービスを保存する場所を指定します。デフォルト以外の場所を選択する場合、「参照」をクリックして、目的の場所に移動します。

  5. 「OK」をクリックします。

    アプリケーション・エクスプローラで、「ビジネス・サービス」ノードに表示が切り替わり、新規のWebサービスが左ペインに表示されます。

Webサービスのテスト

Webサービスを作成した後は、テストを行い、適切に機能することを確認できます。Webサービスのテスト用のテスト・ツールは装備されています。

Webサービスをテストするには、次のステップを実行します。

  1. 「ビジネス・サービス」ノードをクリックして、Webサービスにアクセスします。

  2. 「サービス」ノードを展開します。

  3. テストするビジネス・サービスの名前を選択します。

    ビジネス・サービスの名前は、右ペインにリンクとして表示されます。

  4. 右ペインで、指定するビジネス・サービスのリンクをクリックします。

    テスト・オプションが右ペインに表示されます。XML入力を必要とするWebサービスをテストする場合は、入力フィールドが表示されます。

  5. 適切な入力項目を入力します。

  6. 「起動」をクリックします。

    図2-22に示すように、アプリケーション・エクスプローラで結果が表示されます。

    図2-22 WebサービスのXML結果

    XMLテスト結果
    「図2-22 WebサービスのXML結果」の説明

伝播の識別

XMLSPYなどのサード・パーティのXMLエディタを使用してWebサービスをテストまたは実行する場合は、SOAPヘッダーで指定するユーザー名およびパスワードの値が有効で、J.D. Edwards OneWorldへの接続に使用されるものと同じである必要があります。アプリケーション・エクスプローラを使用したターゲットの作成中にJ.D. Edwards OneWorld用に指定したユーザー名およびパスワードの値は、このWebサービスのリクエスト用のもので上書きされます。次に示すのは、Webサービス用のWSDLファイルに含まれるサンプルのSOAPヘッダーです。

<SOAP-ENV:Header>
  <m:ibsinfo xmlns:m="urn:schemas-iwaysoftware-com:iwse">
    <m:service>String</m:service>
    <m:method>String</m:method>
    <m:license>String</m:license>
    <m:disposition>String</m:disposition>
    <m:Username>String</m:Username>
    <m:Password>String</m:Password>
    <m:language>String</m:language>
  </m:ibsinfo>
</SOAP-ENV:Header>

<m:disposition>および <m:language>タグは必要でないため、SOAPヘッダーから削除できます。

イベント・アダプタの構成

イベントは、データベースまたはアプリケーション・システムでのアクティビティによって生成されます。イベントを使用して、アプリケーション内でアクションをトリガーできます。たとえば、顧客情報への更新を反映してデータベースが更新されるようにすることができます。この時点でアプリケーションを実行する必要がある場合、アプリケーションはこのイベントのコンシューマです。

アプリケーション・システムへの接続を作成した後、アプリケーション・エクスプローラを使用してイベントを追加できます。イベントを作成するには、チャネルを作成する必要があります。


注意:

J2CA構成を使用している場合は、各オブジェクトに対して新規のチャネルを作成し、WSDLを正生成するときにこのチャネルを選択する必要があります。チャネルの作成が必要なのはJ2CA構成の場合のみです。

チャネルは、バックエンド・システムの特定のインスタンスへの構成済の接続を表します。詳細は、「チャネルの作成および編集」を参照してください。

チャネルの作成および編集

次の項では、イベントのチャネルを作成する方法について説明します。すべての定義済イベント・ポートはチャネルと関連付けられる必要があります。

チャネルを作成、変更または削除する場合、ランタイム目的のリポジトリの変更および更新を認識するように、Oracle WebLogic Serverを再起動する必要があります。チャネルおよびインバウンドWSDLファイルが正常に作成されてから、アプリケーション・サーバーを再起動する前にアプリケーション・エクスプローラを閉じます。


注意:

Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldをBPELインバウンドまたはメディエータ・インバウンド・プロセス・コンポーネントと統合する予定の場合は、チャネルを起動しないでください。チャネルは、BPELまたはメディエータ・インバウンド・プロセス・コンポーネントがデプロイされた後、ランタイム・サーバーによって管理されます。テストまたはデバッグ目的でチャネルをアプリケーション・エクスプローラから起動する場合は、ランタイム前に停止してください(BPELまたはメディエータ・インバウンド・プロセス・コンポーネントと連携する場合)。

次の3つのチャネル・タイプを使用できます。

  • HTTP

  • TCP

  • ファイル


注意:

チャネルは、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldをインストールするシステムにのみ構成できます。

HTTPチャネルの作成

HTTPチャネルを作成するには:

  1. 「イベント」ノードをクリックします。

  2. JDEdwardsノードを展開します。

    ポートおよびチャネル・ノードが左ペインに表示されます。

  3. 「チャネル」を右クリックし、「チャネルの追加」を選択します。

    図2-23に示すように、「チャネルの追加」ダイアログが表示されます。

    図2-23 「チャネルの追加」ダイアログ

    「チャネルの追加」ダイアログ・ボックス
    「図2-23 「チャネルの追加」ダイアログ」の説明

    次の情報を入力します。

    1. 「JDE_Channel1」など、チャネルの名前を入力します。

    2. 簡単な説明を入力します。

    3. 「プロトコル」リストから、HTTPリスナーを選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図2-24に示すように、HTTPリスナーダイアログが表示されます。

    図2-24 HTTPリスナーダイアログの「基本」タブ

    HTTPリスナーダイアログ
    「図2-24 HTTPリスナーダイアログの「基本」タブ」の説明

  5. 次の表で指定されているようにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    リスナー・ポート J.D. Edwards OneWorldイベント・データをリスニングするポート
    Https 安全なHTTP接続を確保するには、Httpsチェック・ボックスを選択します。

    このオプションは現在サポートされていません。

    同期タイプ 次のいずれかの同期オプションを選択します。
    • REQUEST_RESPONSE

    • REQUEST_ACK

    重要: 同期タイプが「REQUEST」に設定されている場合、J.D. Edwards OneWorldチャネルは機能しません。

    エンコーディング・タイプ リストから使用するエンコーディング・タイプを選択します。デフォルトでは、「ASCII」が選択されています。

  6. 図2-25に示すように、事前パーサータブをクリックします。

    図2-25 HTTPリスナーダイアログの事前パーサータブ

    事前パーサータブ
    「図2-25 HTTPリスナーダイアログの事前パーサータブ」の説明

  7. 次の表で指定されているようにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    ユーザーID J.D. Edwards OneWorldの有効なユーザーID。
    ユーザー・パスワード J.D. Edwards OneWorldユーザーIDに関連付けられたパスワード。
    JDE環境 J.D. Edwards OneWorld環境(例: DU7333)。このパラメータの詳細は、J.D. Edwards OneWorldのドキュメントを参照するか、J.D. Edwards OneWorldシステム管理者にお問い合せください。
    アプリケーション J.D. Edwards OneWorld環境に定義されたアプリケーション。
    サーバーIPアドレス J.D. Edwards OneWorldが実行されているサーバーの名前。JDEOWなどのサーバー名またはIPアドレスを指定できます。
    サーバー・ポート 6009など、サーバーがリスニングしているポート番号。
    ユーザー・ロール このプロパティの設定は、J.D. Edwards OneWorldシステムのバージョンによって異なります。
    • B7333の場合: このフィールドを空白にします。

    • EnterpriseOne 8.10の場合: *ALLと指定する必要があります。

    スキーマの場所 イベント出力から生成されたXMLスキーマ(.xsdファイル)の場所。たとえば、次のようになります。
    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\jde-schema.xsd
    

    詳細は、「インバウンド相互作用のためのWSDLの生成」を参照してください。

    スキーマ・スタイル 次のオプションから1つ選択します。
    • ELEMENT_STYLE(デフォルト)

    • ATTRIBUTE_STYLE


  8. 「OK」をクリックします。

    チャネルの説明、ステータスおよび使用可能なポートが記載されているサマリー・ページが表示されます。これらの情報はすべて作成したチャネルと関連付けられています。チャネルは、左ペインのチャネル・ノードの下に表示されます。

    アイコン上の「X」 は、そのチャネルが現在切断されていることを示します。イベント構成をアクティブ化するにはチャネルを再起動する必要があります。

  9. チャネルを右クリックし、「開始」を選択します。

    作成したチャネルがアクティブになります。左ペインのアイコン上の「X」が消えます。

  10. チャネルを停止するには、チャネルを右クリックし、「停止」を選択します。

TCPチャネルの作成

TCPチャネルを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「イベント」ノードをクリックします。

  2. JDEdwardsノードを展開します。

    ポートおよびチャネル・ノードが左ペインに表示されます。

  3. 「チャネル」を右クリックし、「チャネルの追加」を選択します。

    図2-26に示すように、「チャネルの追加」ダイアログが表示されます。

    図2-26 「チャネルの追加」ダイアログ

    「チャネルの追加」ダイアログ・ボックス
    「図2-26 「チャネルの追加」ダイアログ」の説明

    次の情報を入力します。

    1. 「JDE_Channel2」など、チャネルの名前を入力します。

    2. 簡単な説明を入力します。

    3. 「プロトコル」リストから、TCPリスナーを選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図2-27に示すように、TCPリスナーダイアログが表示されます。

    図2-27 TCPリスナーダイアログの「基本」タブ

    TCPリスナーダイアログ・ボックス
    「図2-27 TCPリスナーダイアログの「基本」タブ」の説明

  5. 次の表で指定されているようにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    ポート番号 ホスト・データベースがリスニングしているポート。
    ホスト/IPバインディング データベースが常駐するシステムの名前またはURL。
    同期タイプ 次のいずれかの同期オプションを選択します。
    • REQUEST_RESPONSE

    • REQUEST_ACK

    重要: 同期タイプが「REQUEST」に設定されている場合、J.D. Edwards OneWorldチャネルは機能しません。

    接頭辞の長さ XMLフォーマットではないデータ戻すJ.D. Edwards OneWorldイベントの場合。TCP/IPイベント・アプリケーションでは、TCP/IPポートにデータを書き込むとき、データに4バイトのバイナリ長フィールドの接頭辞を付ける必要があります。
    XML XMLフォーマットでデータを戻すJ.D. Edwards OneWorldイベントの場合。事前パーサーは必要ありません。
    キープ・アライブ イベント・トランザクションとチャネル間の連続通信を維持します。

  6. 図2-28に示すように、事前パーサータブをクリックします。

    図2-28 TCPリスナーダイアログの事前パーサータブ

    事前パーサータブ
    「図2-28 TCPリスナーダイアログの事前パーサータブ」の説明

  7. 次の表で指定されているようにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    ユーザーID J.D. Edwards OneWorldの有効なユーザーID。
    ユーザー・パスワード J.D. Edwards OneWorldユーザーIDに関連付けられたパスワード。
    JDE環境 J.D. Edwards OneWorld環境(例: DU7333)。このパラメータの詳細は、J.D. Edwards OneWorldのドキュメントを参照するか、J.D. Edwards OneWorldシステム管理者にお問い合せください。
    アプリケーション J.D. Edwards OneWorld環境に定義されたアプリケーション。
    サーバーIPアドレス J.D. Edwards OneWorldが実行されているサーバーの名前。JDEOWなどのサーバー名またはIPアドレスを指定できます。
    サーバー・ポート 6009など、サーバーがリスニングしているポート番号。
    ユーザー・ロール このプロパティの設定は、J.D. Edwards OneWorldシステムのバージョンによって異なります。
    • B7333の場合: このフィールドを空白にします。

    • EnterpriseOne 8.10の場合: *ALLと指定する必要があります。

    スキーマの場所 イベント出力から生成されたXMLスキーマ(.xsdファイル)の場所。たとえば、次のようになります。
    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\jde-schema.xsd
    

    詳細は、「インバウンド相互作用のためのWSDLの生成」を参照してください。

    スキーマ・スタイル 次のオプションから1つ選択します。
    • ELEMENT_STYLE(デフォルト)

    • ATTRIBUTE_STYLE


  8. 「OK」をクリックします。

    チャネルの説明、ステータスおよび使用可能なポートが記載されているサマリー・ページが表示されます。これらの情報はすべて作成したチャネルと関連付けられています。チャネルは、左ペインのチャネル・ノードの下に表示されます。

    アイコン上の「X」 は、そのチャネルが現在切断されていることを示します。イベント構成をアクティブ化するにはチャネルを再起動する必要があります。

  9. チャネルを右クリックし、「開始」を選択します。

    作成したチャネルがアクティブになります。左ペインのアイコン上の「X」が消えます。

  10. チャネルを停止するには、チャネルを右クリックし、「停止」を選択します。

ファイル・チャネルの作成

ファイル・チャネルを作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「イベント」ノードをクリックします。

  2. JDEdwardsノードを展開します。

    ポートおよびチャネル・ノードが左ペインに表示されます。

  3. 「チャネル」を右クリックし、「チャネルの追加」を選択します。

    図2-29に示すように、「チャネルの追加」ダイアログが表示されます。

    図2-29 「チャネルの追加」ダイアログ

    「チャネルの追加」ダイアログ・ボックス
    「図2-29 「チャネルの追加」ダイアログ」の説明

    次の情報を入力します。

    1. 「JDE_Channel3」など、チャネルの名前を入力します。

    2. 簡単な説明を入力します。

    3. 「プロトコル」リストから、ファイル・リスナーを選択します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図2-30に示すように、ファイル・リスナーダイアログが表示されます。

    図2-30 ファイル・リスナーダイアログ

    ファイル・リスナーダイアログ
    「図2-30 ファイル・リスナーダイアログ」の説明

  5. 次の表で指定されているように、「リクエスト」タブにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    ポーリング場所 J.D. Edwards OneWorld XMLファイルのターゲット・ファイル・システムの場所。
    ファイル・マスク 操作で生成される出力ファイルに使用されるファイル名。

  6. 図2-31に示すように、「レスポンス」タブをクリックします。

    図2-31 ファイル・リスナーダイアログの「レスポンス」タブ

    「レスポンス」タブ
    「図2-31 ファイル・リスナーダイアログの「レスポンス」タブ」の説明

  7. 次の表で指定されているように、「レスポンス」タブにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    同期タイプ 次の同期オプションから選択します。
    • REQUEST_RESPONSE

    • REQUEST_ACK

    重要: 同期タイプが「REQUEST」に設定されている場合、J.D. Edwards OneWorldチャネルは機能しません。

    レスポンス/Ackディレクトリ J.D. Edwards OneWorld XMLファイルのターゲット・ファイル・システムの場所。

  8. 図2-32に示すように、「詳細」タブをクリックします。

    図2-32 ファイル・リスナーダイアログの「詳細」タブ

    図2-32の説明が続きます
    「図2-32 ファイル・リスナーダイアログの「詳細」タブ」の説明

  9. 次の表で指定されているように、「詳細」タブにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    エラー・ディレクトリ エラーのあるドキュメントが書き込まれるディレクトリ
    ポーリング間隔 新規入力をチェックする間隔(ミリ秒)。デフォルトは3秒です。オプション。
    処理モード 「順次」は、リクエストを1つずつ処理することを示します。

    スレッドは、複数のリクエストを同時に処理することを示します。

    スレッド制限 スレッド処理を選択した場合、同時に処理可能なリクエストの最大数を示します。

  10. 図2-33に示すように、事前パーサータブをクリックします。

    図2-33 ファイル・リスナーダイアログの事前パーサータブ

    事前パーサータブ
    「図2-33 ファイル・リスナーダイアログの事前パーサータブ」の説明

  11. 次の表で指定されているようにシステム情報を入力します。

    パラメータ 説明
    ユーザーID J.D. Edwards OneWorldの有効なユーザーID。
    ユーザー・パスワード J.D. Edwards OneWorldユーザーIDに関連付けられたパスワード。
    JDE環境 J.D. Edwards OneWorld環境(例: DU7333)。このパラメータの詳細は、J.D. Edwards OneWorldのドキュメントを参照するか、J.D. Edwards OneWorldシステム管理者にお問い合せください。
    アプリケーション J.D. Edwards OneWorld環境に定義されたアプリケーション。
    サーバーIPアドレス J.D. Edwards OneWorldが実行されているサーバーの名前。JDEOWなどのサーバー名またはIPアドレスを指定できます。
    サーバー・ポート 6009など、サーバーがリスニングしているポート番号。
    ユーザー・ロール このプロパティの設定は、J.D. Edwards OneWorldシステムのバージョンによって異なります。
    • B7333の場合: このフィールドを空白にします。

    • EnterpriseOne 8.10の場合: *ALLと指定する必要があります。

    スキーマの場所 イベント出力から生成されたXMLスキーマ(.xsdファイル)の場所。たとえば、次のようになります。
    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\config\config_name\schemas\JDEdwards\target_name\jde-schema.xsd
    

    詳細は、「インバウンド相互作用のためのWSDLの生成」を参照してください。

    スキーマ・スタイル 次のオプションから1つ選択します。
    • ELEMENT_STYLE(デフォルト)

    • ATTRIBUTE_STYLE


  12. 「OK」をクリックします。

    チャネルの説明、ステータスおよび使用可能なポートが記載されているサマリー・ページが表示されます。これらの情報はすべて作成したチャネルと関連付けられています。チャネルは、左ペインのチャネル・ノードの下に表示されます。

    アイコン上の「X」 は、そのチャネルが現在切断されていることを示します。イベント構成をアクティブ化するにはチャネルを再起動する必要があります。

  13. チャネルを右クリックし、「開始」を選択します。

    作成したチャネルがアクティブになります。左ペインのアイコン上の「X」が消えます。

  14. チャネルを停止するには、チャネルを右クリックし、「停止」を選択します。

チャネルの編集

チャネルを編集するには、次のステップを実行します。

  1. 左ペインで、編集するチャネルを見つけます。

  2. チャネルを右クリックし、「編集」を選択します。

    チャネルの編集ペインが表示されます。

  3. チャネル構成に必要な変更を行い、「終了」をクリックします。

チャネルの削除

チャネルを削除するには、次のステップを実行します。

  1. 左ペインで、削除するチャネルを見つけます。

  2. チャネルを右クリックし、「削除」を選択します。

    確認ダイアログが表示されます。

  3. 選択したチャネルを削除するには、「OK」をクリックします。

    チャネルが左ペインから消えます。

J.D. Edwards OneWorld Event Listener

Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorld Event Listenerは、ビジネス・イベントへのJ.D. Edwards OneWorld承認アクセスの提供専用に設計されています。J.D. Edwards OneWorld Event Listenerは、J.D. Edwards OneWorldビジネス関数とともに実行し、J.D. Edwards OneWorldアプリケーション・システムによってコールする専用アプリケーションです。

J.D. Edwards OneWorldアプリケーション・システムでは、目的のイベントのみのイベント情報を取得するために必要な情報をEvent Listenerに提供します。J.D. Edwards OneWorld環境の構成の詳細は、J.D. Edwards OneWorld相互運用ガイドを参照してください。

J.D. Edwards OneWorld Event Listenerは、J.D. Edwards OneWorldアプリケーションから直接コールされ、Zファイル・レコード識別子に渡されます。次に、この識別子により、処理用サーバーに渡されるリクエスト・ドキュメントが生成されます。サーバーは、J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント情報を受信し、他のアプリケーション・システムとの統合用の情報を伝播します。

J.D. Edwards OneWorld Event Listenerの構成

J.D. Edwards OneWorld Event Listenerは、基本インストールの一部としてインストールされます。J.D. Edwards OneWorld Adapterは、適切なディレクトリに自動的にインストールされます。統合サーバーがJ.D. Edwards OneWorldアプリケーション・サーバーと同じコンピュータにインストールされていない場合は、J.D. Edwards OneWorld Event Listenerを構成する必要があります。

J.D. Edwards OneWorld Event Listenerは、J.D. Edwards OneWorld環境で構成されたとおりに、専用トランザクション用にJ.D. Edwards OneWorldにより起動されます。

J.D. Edwards OneWorld Event Listenerには、次のコンポーネントがあります。

  • リスナー終了(IWOEvent)adapters_home\etc\jdeにあります。adapters_home<ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdaptersです。例:

    <ADAPTER_HOME>\soa\thirdparty\ApplicationAdapters\etc\jde\iwoevent.dll
    

    ファイル拡張子は、オペレーティング・システムによって異なります。

    • Windowsの場合、終了はiwoevent.dllになります。

    • Sun Solarisの場合、終了はlibiwoevent.soになります。

    • HP-UXの場合、終了はlibiwoevent.slになります。

    • AS/400の場合、終了はiwaysav.savになります。

    • IBM AIXの場合、終了はlibiwoevent.soになります。

  • リスナー構成ファイル(iwoevent.cfg)。これは、ユーザーが作成する必要があります。

J.D. Edwards OneWorld Eventのリスナー終了は、インバウンドOracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldによる処理用統合サーバーに、J.D. Edwards OneWorldアウトバウンド・トランザクション表内のレコードのキー・フィールドを渡す関数です。J.D. Edwards OneWorld Event Listenerは、J.D. Edwards OneWorld Enterprise Serverの下にデプロイされます。J.D. Edwards OneWorld Event Listener用JavaクラスはIWOEventと呼ばれ(ファイル拡張子はオペレーティング・システムによって異なります)、大文字/小文字が区別されます。

  1. JDE Enterprise SeverのJDE構造の下に、Outboundというフォルダを作成します。例:

    \\JDEdwards\E812\DDP\Outbound
    
  2. iwoevent.dllファイルを、新しいOutboundフォルダにコピーします。

  3. 環境変数IWOEVENT_HOMEを作成し、iwoevent.dllファイルを含むディレクトリを指すようにします。

    • Windowsの場合: IWOEVENT_HOMEをシステム環境変数に追加します。

    • UNIXの場合: 次のコマンドを起動スクリプトに追加します。

      export IWOEVENT_HOME =/directory_name
      
  4. J.D. Edwards OneWorld Serverで、定義済ディレクトリIWOEVENT_HOMEに、iwoevent.cfgファイルを作成します。

    J.D. Edwards OneWorld Event Listenerでは、関連付けられたアダプタでイベントを正確に開始するための接続情報が必要です。この情報は、iwoevent.cfgファイルに含まれています。このファイルを作成し、接続情報をそれに追加する必要があります。J.D. Edwards OneWorld Event Listenerでは、関連付けられた統合サーバーが正確に機能するための接続情報が必要です。この情報は、iwoevent.cfgファイルに含まれています。iwoevent.cfgファイルには、次の3つの異なるセクションがあります。

    • 共通

      構成ファイルの共通セクションには、基本的な構成オプションが含まれています。現在は、トレース・オプションのみがサポートされています。

      トレース・オプションを選択するには、「on」または「off」を選択します。

      common.trace=on|off
      

      「on」はトレースをオンに設定し、「off」はトレースをオフに設定します。「off」がデフォルト値です。

    • 別名

      構成ファイルの別名セクションには、トランザクションを特定のサーバーに送信するために必要な接続情報が含まれています。現在、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldでは、構成ファイル内に100個のエントリ(別名)をサポートしています。

      これらのエントリに対する別名値は、次のとおりです。

      Alias.aliasname={ipaddress|dsn}:port, trace={on|off}
      

      各要素の説明は次のとおりです。

      aliasnameは、接続に指定された記号名です。

      ipaddress|dsnは、Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldを含むサーバーのIPアドレスまたはDSN名です(必須)。

      portは、TCPチャネル構成内でOracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorld用に定義されたポートです(必須)。

      trace={on|off} は、特定の別名のトレースをオンに設定します。

    • トランザクション

      構成ファイルのトランザクション・セクションには、J.D. Edwards OneWorldトランザクションを指定のサーバーにルーティングするために必要なトランザクション情報が含まれています。特定のJ.D. Edwards OneWorldトランザクションが別名に定義されていない場合、すべての別名に送信されます。これらのエントリに対するトランザクション値は、次のとおりです。

      trans.jdeTransactionName=alias1,alias2,aliasn
      

      jdeTransactionNameはアウトバウンド・トランザクション用のJDE定義の名前、alias1,alias2,aliasnはトランザクションが送信される別名のリストです。

    次に示すのは、接続情報を提供するiwoevent.cfgのエントリのサンプルです。

    common.trace=on
    
    alias.edamcs1=172.1.1.1:3694
    alias.edamcs1t=172.1.1.1:3694, trace=on
    alias.edamcs2=222.2.2.2:1234
    
    trans.JDESOOUT=edamcs1t,edamcs2
    trans.JDEPOOUT=edamcs1
    
  5. 定義済ディレクトリIWOEVENT_HOMEの下のiwoevent.cfgファイルに指定された別名を使用して、フォルダを作成します。例:

    \\JDEdwards\E812\DDP\Outbound\edamcs1
    

ランタイムの概要

J.D. Edwards OneWorldでJ.D. Edwards OneWorld Event Listenerを起動した後に、リスナーはiwoevent.cfg(大文字/小文字が区別されます)という構成ファイルにアクセスします。構成ファイルの情報に基づいて、リスナーは、イベント通知を統合サーバーに送信します。すべてのログ情報は、iwoevent.logというファイルに保存されます。iwoevent.logファイルは、iwoevent.dllおよびiwoevent.cfgファイルが存在するアウトバウンド・フォルダに作成されます。

アウトバウンドおよびインバウンド処理用JDE.INIファイルの変更

この項では、XMLコール・オブジェクト・カーネル(アウトバウンドおよびインバウンド処理)のJDE.INIファイルに必要な設定について説明します。

JDE.INIファイルを開き、[JDENET_KERNEL_DEF6]および[JDENET_KERNEL_DEF15]セクションを次のように変更します。

[JDENET_KERNEL_DEF6]krnlName=CALL OBJECT KERNELdispatchDLLName=XMLCallObj.dlldispatchDLLFunction=_XMLTransactionDispatch@28maxNumberOfProcesses=1numberOfAutoStartProcesses=1
[JDENET_KERNEL_DEF15]krnlName=XML TRANSACTION KERNELdispatchDLLName=XMLTransactions.dlldispatchDLLFunction=_XMLTransactionDispatch@28maxNumberOfProcesses=1numberOfAutoStartProcesses=1

アンダースコア(_)および@28を含むパラメータは、Windows NTオペレーティング・システムのみで使用されます。他のオペレーティング・システムの場合は、パラメータを次の表の値に置き換えます。

オペレーティング・システム Call ObjectのディスパッチDLLName XML TransのディスパッチDLLName
AS400 XMLCALLOBJ XMLTRANS
HP9000B libxmlcallojb.sl libxmltransactions.lo
SunまたはRS6000 libxmlcallojb.so Libxmltransactions.so


注意:

J.D. Edwards OneWorldのバージョンB7333(XE)のインストールには、[JDENET_KERNEL_DEF15]が含まれていません。そのため、バージョンB7333(XE)を使用する場合は、jde.iniファイルに手動で追加する必要があります。J.D. Edwards OneWorldの他のすべてのバージョンでは、インストールで[JDENET_KERNEL_DEF15]が含まれます。