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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapterアップグレード・ガイド
11g リリース1(11.1.1.3.0)
B61421-01
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5 Oracle Application Adapter for J.D. Edwards OneWorldのアップグレード・ガイドライン

この章では、Oracle Application Adapter for SAP R/3に固有のアップグレード・ガイドラインについて説明します。内容は次のとおりです。

10.1.3.x ESB J2CAアウトバウンド・プロセスの11gへのアップグレード

ローカル・ファイル・システムからのWSDLの選択

「ローカル・ファイル・システムからのWSDLの選択」と同じ手順に従うことができます。

サービス・エクスプローラを使用したWSDLの選択

「サービス・エクスプローラを使用したWSDLの選択」と同じ手順に従うことができます。

10.1.3.x ESB J2CAインバウンド・プロセスの11gへのアップグレード

ローカル・ファイル・システムからのWSDLの選択

  1. 10.1.3.4システムで、Application Explorerを使用してOracle Application Adapter for SAP R/3に新規ターゲットを作成し、そのターゲットに接続します。

  2. 特定のビジネス・オブジェクトを参照します。

  3. Oracle Application Adapter for SAP R/3に新規のポートおよびTCPチャネルを作成します。

  4. バックエンドからトリガーし、XMLSpyを使用してポート場所に受信されたレスポンスXMLを含むスキーマを生成します。

  5. 生成したスキーマ(.xsdファイル)を次の場所にコピーします。

    <soadp1>\adapters\application\config\jca_sample\schemas\JDEdwards\target

  6. 生成済スキーマを使用して、インバウンドWSDLを手動で生成します。

  7. 以降の例に示すように、生成済WSDLに対して次の変更を行います。

    変更1

    ターゲット・ネームスペース内のSchemas-jdedwards-comをiwaysoftwareに置き換えます。

    <xs:schematargetNamespace="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT" xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更後:

    <xs:schema      targetNamespace="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更2

    次の例に示すように、<xs:element name="jdeResponse"></xs:element>セクションを切り取ってWSDLの<xs:element name="transaction">セクションの前に配置します。

      <xs:element name="jdeResponse">        <xs:complexType>          <xs:sequence>      ----------------------------------</xs:element>      <xs:element name="transaction">      -------------------------------

    変更3

    <message name="event">セクション内にあるiWayEvent:transactionをiWayEvent:jdeResponseに置き換えます。

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:transaction"/></message>

    変更後:

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:jdeResponse"/></message>

  8. サーバーを再起動します。

  9. Oracle JDeveloper 10.1.3.4を起動し、JCAインバウンドESBプロジェクトを作成します。

  10. カスタム・アダプタ・サービスで、ローカル・ファイル・システムからインバウンドWSDLを選択します。

  11. ESBプロジェクトをデプロイし、ESBプロジェクトが正常に登録されていることを確認します。

  12. 11gシステムで作成されたターゲットおよびチャネルの名前が、10.1.3.4システムで指定されている名前と同じであることを確認します。10.1.3.4スキーマをコピーし、ステップ7の説明に従って10.1.3.4スキーマ(jdeschema.xsd)を変更します(変更1と変更2のみ)。これは10.1.3.4のインバウンドWSDLに対して使用されます。11gシステムでチャネルを作成する際に、プリパーサー・タブで、変更したイベント・スキーマの場所(c:\jdeschema.xsdなど)を指定します。

  13. デプロイ済のESBプロジェクトを11gシステムにコピーします。

  14. Oracle JDeveloper 11gを起動し、10.1.3.4 ESBプロジェクトを移行します。

  15. プロジェクトの移行が完了すると、Oracle JDeveloperで成功メッセージが受信されます。

  16. 移行済プロジェクトを展開し、composite.xmlファイルをダブルクリックして、プロジェクトがエラーなく開くことを確認します。

  17. Oracle JDeveloperで移行済プロジェクトの下にあるJ2CAプロパティ・ファイルをダブルクリックし、次の行を削除します。

    <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

    例:

    <adapter-config name="jde90_schema_ori" adapter="iWay ERP Adapter" wsdlLocation="jde9_salesorder_tcp_Feb27.wsdl" xmlns="http://platform.integration.oracle/blocks/adapter/fw/metadata"><resource-adapter className="com.iwaysoftware.afjca15.IWAFOracleResourceAdapter"/> <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

  18. 移行済のESBプロジェクトを保存してからデプロイします。

  19. デプロイのプロセスでエラーや警告のメッセージが発生しないことを確認します。

  20. J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント・メッセージをトリガーし、指定した出力フォルダ内に成功レスポンスのXMLファイルが受信されることを確認します。

サービス・エクスプローラを使用したWSDLの選択

  1. 10.1.3.4システムで、Application Explorerを使用してOracle Application Adapter for SAP R/3に新規ターゲットを作成し、そのターゲットに接続します。

  2. 特定のビジネス・オブジェクトを参照します。

  3. Oracle Application Adapter for SAP R/3に新規のポートおよびTCPチャネルを作成します。

  4. バックエンドからトリガーし、XMLSpyを使用してポート場所に受信されたレスポンスXMLを含むスキーマを生成します。

  5. 生成したスキーマ(.xsdファイル)を次の場所にコピーします。

    <soadp1>\adapters\application\config\jca_sample\schemas\JDEdwards\target

  6. 生成済スキーマを使用して、インバウンドWSDLを手動で生成します。

  7. 以降の例に示すように、生成済WSDLに対して次の変更を行います。

    変更1

    ターゲット・ネームスペース内のSchemas-jdedwards-comをiwaysoftwareに置き換えます。

    <xs:schematargetNamespace="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT" xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更後:

    <xs:schema      targetNamespace="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更2

    次の例に示すように、<xs:element name="jdeResponse"></xs:element>セクションを切り取ってWSDLの<xs:element name="transaction">セクションの前に配置します。

      <xs:element name="jdeResponse">        <xs:complexType>          <xs:sequence>      ----------------------------------</xs:element>      <xs:element name="transaction">      -------------------------------

    変更3

    <message name="event">セクション内にあるiWayEvent:transactionをiWayEvent:jdeResponseに置き換えます。

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:transaction"/></message>

    変更後:

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:jdeResponse"/></message>

  8. サーバーを再起動します。

  9. Oracle JDeveloper 10.1.3.4を起動し、JCAインバウンドESBプロジェクトを作成します。

  10. カスタム・アダプタ・サービスで、サービス・エクスプローラを使用してインバウンドWSDLを選択します。

  11. ESBプロジェクトをデプロイし、ESBプロジェクトが正常に登録されていることを確認します。

  12. 11gシステムで作成されたターゲットおよびチャネルの名前が、10.1.3.4システムで指定されている名前と同じであることを確認します。10.1.3.4スキーマをコピーし、ステップ7の説明に従って10.1.3.4スキーマ(jdeschema.xsd)を変更します(変更1と変更2のみ)。これは10.1.3.4のインバウンドWSDLに対して使用されます。11gシステムでチャネルを作成する際に、プリパーサー・タブで、変更したイベント・スキーマの場所(c:\jdeschema.xsdなど)を指定します。

  13. デプロイ済のESBプロジェクトを11gシステムにコピーします。


    注意:

    Oracle Bug#9481515(すべてのアダプタについて10.1.3.X I-Wayプロジェクトの移行中に例外がスローされる)に対するパッチがあります。ESBプロセスの移行に関する新しい問題です。詳細は、「Oracle Bug#9481515 インバウンド」を参照して、このパッチを適用する際に必要な手順を確認してください。パッチを適用しない場合は、次の手順に従うか、または省略します。

  14. プロジェクト・フォルダを開き、DefaultSystem_CustomAdapterServiceName.esbsvcファイル(DefaultSystem_SalesOrder.esbsvcなど)およびDefaultSystem_CustomAdapterServiceName_RS.esbsvcファイル(DefaultSystem_SalesOrder_RS.esbsvcなど)を、serviceDefinitionセクション内のWSDL URLを変更して編集します。例:

    変更前(DefaultSystem_SalesOrder.esbsvc)

    <interface>  <wsdlURL>http://127.0.0.1:80/orainfra/wsil/adapters/applications/ jde90_SalesOrder_receive.wsdl?wsdl</wsdlURL>------------------</interface>

    変更後(DefaultSystem_SalesOrder.esbsvc)

    <interface><wsdlURL> jde90_SalesOrder_receive.wsdl </wsdlURL>------------------------</interface>

    変更前(DefaultSystem_SalesOrder_RS.esbsvc)

    <serviceDefinition><wsdlURL>http://127.0.0.1:80/orainfra/wsil/adapters/applications/ jde90_SalesOrder_receive.wsdl?wsdl</wsdlURL>--------------------------</endpointDefinition></serviceDefinition>

    変更後(DefaultSystem_SalesOrder_RS.esbsvc)

    <serviceDefinition><wsdlURL> jde90_SalesOrder_receive.wsdl </wsdlURL>---------------------</endpointDefinition>     </serviceDefinition>

  15. Oracle JDeveloper 11gを起動し、10.1.3.4 ESBプロジェクトを移行します。

  16. プロジェクトの移行が完了すると、Oracle JDeveloperで成功メッセージが受信されます。

  17. 移行済プロジェクトを展開し、composite.xmlファイルをダブルクリックして、プロジェクトがエラーなく開くことを確認します。

  18. Oracle JDeveloperで移行済プロジェクトの下にあるJ2CAプロパティ・ファイルをダブルクリックし、次の行を削除します。

    <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

    例:

    <adapter-config name="jde90_schema_ori" adapter="iWay ERP Adapter" wsdlLocation="jde9_salesorder_tcp_Feb27.wsdl" xmlns="http://platform.integration.oracle/blocks/adapter/fw/metadata"><resource-adapter className="com.iwaysoftware.afjca15.IWAFOracleResourceAdapter"/> <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

  19. 移行済のESBプロジェクトを保存してからデプロイします。

  20. デプロイのプロセスでエラーや警告のメッセージが発生しないことを確認します。

  21. J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント・メッセージをトリガーし、指定した出力フォルダ内に成功レスポンスのXMLファイルが受信されることを確認します。

10.1.3.x BPEL J2CAアウトバウンド・プロセスの11gへのアップグレード

ローカル・ファイル・システムからのWSDLの選択

「ローカル・ファイル・システムからのWSDLの選択」と同じ手順に従うことができます。

サービス・エクスプローラを使用したWSDLの選択

「サービス・エクスプローラを使用したWSDLの選択」と同じ手順に従うことができます。

10.1.3.x BPEL J2CAインバウンド・プロセスの11gへのアップグレード

ローカル・ファイル・システムからのWSDLの選択

  1. 10.1.3.4システムで、Application Explorerを使用してOracle Application Adapter for SAP R/3に新規ターゲットを作成し、そのターゲットに接続します。

  2. 特定のビジネス・オブジェクトを参照します。

  3. Oracle Application Adapter for SAP R/3に新規のポートおよびTCPチャネルを作成します。

  4. バックエンドからトリガーし、XMLSpyを使用してポート場所に受信されたレスポンスXMLを含むスキーマを生成します。

  5. 生成したスキーマ(.xsdファイル)を次の場所にコピーします。

    <soadp1>\adapters\application\config\jca_sample\schemas\JDEdwards\target

  6. 生成済スキーマを使用して、インバウンドWSDLを手動で生成します。

  7. 以降の例に示すように、生成済WSDLに対して次の変更を行います。

    変更1

    ターゲット・ネームスペース内のSchemas-jdedwards-comをiwaysoftwareに置き換えます。

    <xs:schematargetNamespace="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT" xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更後:

    <xs:schema      targetNamespace="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更2

    次の例に示すように、<xs:element name="jdeResponse"></xs:element>セクションを切り取ってWSDLの<xs:element name="transaction">セクションの前に配置します。

      <xs:element name="jdeResponse">        <xs:complexType>          <xs:sequence>      ----------------------------------</xs:element>      <xs:element name="transaction">      -------------------------------

    変更3

    <message name="event">セクション内にあるiWayEvent:transactionをiWayEvent:jdeResponseに置き換えます。

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:transaction"/></message>

    変更後:

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:jdeResponse"/></message>

  8. サーバーを再起動します。

  9. Oracle JDeveloper 10.1.3.4を起動し、パートナ・リンクのローカル・ファイル・システムからインバウンドWSDLを選択して、インバウンドBPELプロセスを作成します。

  10. BPELプロセスをデプロイし、デプロイ中にエラーや警告のメッセージが発生しないことを確認します。

  11. J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント・メッセージをトリガーし、BPELコンソールで成功インスタンスが受信されることを確認します。

  12. 11gシステムで作成されたターゲットおよびチャネルの名前が、10.1.3.4システムで指定されている名前と同じであることを確認します。10.1.3.4スキーマをコピーし、ステップ7の説明に従って10.1.3.4スキーマ(jdeschema.xsd)を変更します(変更1と変更2のみ)。これは10.1.3.4のインバウンドWSDLに対して使用されます。11gシステムでチャネルを作成する際に、プリパーサー・タブで、変更したイベント・スキーマの場所(c:\jdeschema.xsdなど)を指定します。

  13. デプロイ済のBPELプロジェクトを11gシステムにコピーします。

  14. Oracle JDeveloper 11gを起動し、10.1.3.4 BPELプロジェクトを移行します。

  15. プロジェクトの移行が完了すると、Oracle JDeveloperで成功メッセージが受信されます。

  16. 移行済プロジェクトを展開し、composite.xmlファイルをダブルクリックして、プロジェクトがエラーなく開くことを確認します。

  17. Oracle JDeveloperで移行済プロジェクトの下にあるJ2CAプロパティ・ファイルをダブルクリックし、次の行を削除します。

    <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

    例:

    <adapter-config name="jde90_schema_ori" adapter="iWay ERP Adapter" wsdlLocation="jde9_salesorder_tcp_Feb27.wsdl" xmlns="http://platform.integration.oracle/blocks/adapter/fw/metadata"><resource-adapter className="com.iwaysoftware.afjca15.IWAFOracleResourceAdapter"/> <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

  18. 移行済のBPELプロジェクトを保存してからデプロイします。

  19. デプロイのプロセスでエラーや警告のメッセージが発生しないことを確認します。

  20. J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント・メッセージをトリガーし、Oracle Enterprise Managerコンソールで成功インスタンスが受信されることを確認します。

サービス・エクスプローラを使用したWSDLの選択

  1. 10.1.3.4システムで、Application Explorerを使用してOracle Application Adapter for SAP R/3に新規ターゲットを作成し、そのターゲットに接続します。

  2. 特定のビジネス・オブジェクトを参照します。

  3. Oracle Application Adapter for SAP R/3に新規のポートおよびTCPチャネルを作成します。

  4. バックエンドからトリガーし、XMLSpyを使用してポート場所に受信されたレスポンスXMLを含むスキーマを生成します。

  5. 生成したスキーマ(.xsdファイル)を次の場所にコピーします。

    <soadp1>\adapters\application\config\jca_sample\schemas\JDEdwards\target

  6. 生成済スキーマを使用して、インバウンドWSDLを手動で生成します。

  7. 以降の例に示すように、生成済WSDLに対して次の変更を行います。

    変更1

    ターゲット・ネームスペース内のSchemas-jdedwards-comをiwaysoftwareに置き換えます。

    <xs:schematargetNamespace="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:Schemas-jdedwards-com:trans.response.JDESOOUT" xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更後:

    <xs:schema      targetNamespace="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"      xmlns="urn:iwaysoftware:trans.response.JDESOOUT"xmlns:xs=http://www.w3.org/2001/XMLSchema elementFormDefault="qualified">

    変更2

    次の例に示すように、<xs:element name="jdeResponse"></xs:element>セクションを切り取ってWSDLの<xs:element name="transaction">セクションの前に配置します。

      <xs:element name="jdeResponse">        <xs:complexType>          <xs:sequence>      ----------------------------------</xs:element>      <xs:element name="transaction">      -------------------------------

    変更3

    <message name="event">セクション内にあるiWayEvent:transactionをiWayEvent:jdeResponseに置き換えます。

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:transaction"/></message>

    変更後:

    <message name="event">    <part name="event_jde_inbound" element="iWayEvent:jdeResponse"/></message>

  8. サーバーを再起動します。

  9. Oracle JDeveloper 10.1.3.4を起動し、パートナ・リンクのサービス・エクスプローラからインバウンドWSDLを選択して、インバウンドBPELプロセスを作成します。

  10. BPELプロセスをデプロイし、デプロイ中にエラーや警告のメッセージが発生しないことを確認します。

  11. J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント・メッセージをトリガーし、BPELコンソールで成功インスタンスが受信されることを確認します。

  12. 11gシステムで作成されたターゲットおよびチャネルの名前が、10.1.3.4システムで指定されている名前と同じであることを確認します。10.1.3.4スキーマをコピーし、ステップ7の説明に従って10.1.3.4スキーマ(jdeschema.xsd)を変更します(変更1と変更2のみ)。これは10.1.3.4のインバウンドWSDLに対して使用されます。11gシステムでチャネルを作成する際に、プリパーサー・タブで、変更したイベント・スキーマの場所(c:\jdeschema.xsdなど)を指定します。

  13. デプロイ済のBPELプロジェクトを11gシステムにコピーします。

  14. 10.1.3.4プロジェクト・フォルダ(Project_Name\bpel)内にあるWSDL場所に対するbpel.xmlファイルを編集します。

    <partnerLinkBinding name=" jde90_schema_ori"><property name="wsdlLocation">http://192.168.128.125:80/orainfra/wsil/adapters/applications/ jde9_salesorder_tcp_Feb27.wsdl?wsdl</property></partnerLinkBinding>

    IPアドレスとポート番号は、WSDLが生成された10.1.3.4システムを参照します。

  15. 10.1.3.4サーバーが稼働していることを確認します。

  16. Oracle JDeveloper 11gを起動し、10.1.3.4 BPELプロジェクトを移行します。

  17. プロジェクトの移行が完了すると、Oracle JDeveloperで成功メッセージが受信されます。

  18. 移行済プロジェクトを展開し、composite.xmlファイルをダブルクリックして、プロジェクトがエラーなく開くことを確認します。

  19. Oracle JDeveloperで移行済プロジェクトの下にあるJ2CAプロパティ・ファイルをダブルクリックし、次の行を削除します。

    <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

    例:

    <adapter-config name="jde90_schema_ori" adapter="iWay ERP Adapter" wsdlLocation="jde9_salesorder_tcp_Feb27.wsdl" xmlns="http://platform.integration.oracle/blocks/adapter/fw/metadata"><resource-adapter className="com.iwaysoftware.afjca15.IWAFOracleResourceAdapter"/> <record-converter className="com.iwaysoftware.afjca15.oracle.InboundXMLRecordConverterImpl"/>

  20. 移行済のBPELプロジェクトを保存してからデプロイします。

  21. デプロイのプロセスでエラーや警告のメッセージが発生しないことを確認します。

  22. J.D. Edwards OneWorldシステムからイベント・メッセージをトリガーし、Oracle Enterprise Managerコンソールで成功インスタンスが受信されることを確認します。

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