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Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suite管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B55916-02
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33 Oracle B2Bの構成

この章では、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用してOracle B2Bを構成する方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

33.1 B2Bサーバー・プロパティの構成

「メトリックの有効化」プロパティは、図33-1に示す「B2Bサーバー・プロパティ」ページで構成できます。

図33-1 「メトリックの有効化」プロパティ

図33-1の説明は次にあります。
「図33-1 「メトリックの有効化」プロパティ」の説明

EMメトリックは、デフォルトで有効化されています。このメトリックには、最近のアクティブなドキュメント・タイプの上位5つと取引パートナの上位5つ、およびインバウンドとアウトバウンドのエンドポイントに関するデータが含まれています。


注意:

このプロパティを変更した後、サーバーを再起動する必要はありません。

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用してB2Bサーバー・プロパティを構成する手順は、次のとおりです。

  1. 「SOA」ノードを開きます。

  2. SOAインフラストラクチャ(「soa-infra(11.1.1) (soa_server1)」など)を選択します。

    soa infraノード
    図版b2b_config4.gifの説明

  3. 「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「SOA管理」「B2Bサーバー・プロパティ」の順に選択します。

  4. 「メトリックの有効化」を選択して、B2BバインディングとSOAコンポジットの各ページにデータを表示します。

企業とその取引パートナ間での安全かつ確実なビジネス・ドキュメントの交換を可能にするOracle B2Bの使用方法は、『Oracle Fusion Middleware Oracle B2Bユーザーズ・ガイド』を参照してください。

33.2 B2B操作の構成

B2B操作のプロパティは、図33-2に示すように、「システムMBeanブラウザ」を使用して値を設定することで構成できます。

図33-2 MBeanブラウザ(B2BConfig: b2b)

図33-2の説明は次にあります。
「図33-2 MBeanブラウザ(B2BConfig: b2b)」の説明


注意:

次の「MBean」プロパティを更新した場合は、SOAサーバーを再起動する必要があります。
  • b2b.inboundThreadCount

  • b2b.outboundThreadCount


B2B操作のプロパティを指定する手順は、次のとおりです。


注意(ショートカット):

「アプリケーション定義のMBean:B2BConfig:b2b」ページには、図33-1に示す「B2Bサーバー・プロパティ」ページの「詳細B2B構成プロパティ」リンクをクリックすることによっても、アクセスできます。

  1. Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソールを使用して、ナビゲータの「SOA」ノードを展開し、「soa-infra」ノードを選択します。

  2. 「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「管理」「システムMBeanブラウザ」の順に選択します。

    「システムMBeanブラウザ」ページが表示されます。

  3. 「アプリケーション定義のMBean」の下の「oracle.as.soainfra.config」ノードを展開します。

  4. 「Server:soa_server1」ノードを開きます。

  5. 「B2BConfig」ノードを開きます。

  6. 「b2b」MBeanをクリックします。

    MBeanのプロパティが右側のペインに表示されます。

  7. 「操作」タブをクリックします。

  8. リスト内の操作をクリックします。

    b2b_config_mbeans3.gifの説明は次にあります。
    図版b2b_config_mbeans3.gifの説明

  9. 必要な情報(キー、値、および必要に応じてコメント)を指定して、「呼出し」をクリックします。

    プロパティ名と設定可能な値のリスト、デプロイメント中に検証をオフにするプロパティを含める方法、MDSキャッシュ・サイズの設定、スレッド数とスレッド・スリープ時間の設定、機能承認の処理方法の指定、ペイロードの難読化の設定などの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle B2Bユーザーズ・ガイド』の付録BのFusion Middleware ControlでのB2B構成プロパティの設定に関する項を参照してください。

33.3 B2B属性の構成

B2B属性は、図33-3に示すように、「システムMBeanブラウザ」を使用して値を設定することで構成できます。

図33-3 B2B属性の構成

図33-3の説明は次にあります。
「図33-3 B2B属性の構成」の説明

B2B属性のプロパティを指定する手順は、次のとおりです。

  1. 第33.2項「B2B操作の構成」の手順1から6を実行します。

  2. 「属性」タブをクリックします。

  3. 「プロパティ」をクリックします。

  4. 「Element_0」「Element_1」などを展開して、変更するプロパティを見つけます。

  5. プロパティ名と値を確認して、「戻る」をクリックします。

    たとえば、「Element_3」の下には、デフォルト値「False」「b2b.payloadObfuscation」プロパティがあります。

  6. 「操作」タブをクリックします。

  7. 「setProperty」をクリックします。

  8. キー、値、および必要に応じてコメントを入力します。

    b2b_config_attr2.gifの説明は次にあります。
    図版b2b_config_attr2.gifの説明

    たとえば、ペイロードの難読化を有効にするには、「b2b.payloadObfuscation」「True」を設定します。

  9. 「呼出し」をクリックします。

  10. 「戻る」をクリックします。