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Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成
リリース11i(2005年6月)
部品番号: B15956-01
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Oracle Applications表領域移行ユーティリティ

概要

表領域移行ユーティリティはメニュー・ベースのPERLプログラムです。このユーティリティを使用すると、表領域に対する将来の領域要件を見積り、ApplicationsのデータベースをOATMに移行できます。ユーザーが表示できるログ・ファイルは、PERLプログラムを実行する作業ディレクトリに作成されます。ログ・ファイルの名称と場所は、必要なオプションを選択すると表示されます。

表領域移行ユーティリティでは、1回の包括的な移行でスキーマのすべてを移行することも、スキーマごとに分割して移行することもできます。ダウンタイムを最小限にするために、1回の包括的な移行でスキーマのすべてを移行することをお薦めしますが、ダウンタイムの余裕と十分なディスク領域が必要です。移行を実行するために、ダウンタイムとディスクに十分な余裕がない場合は、スキーマごとに分割して移行できます。オブジェクトを既存の表領域からOATMに移行した後、その処理を戻すことはできません。スキーマごとの分割移行でOATMに移行したスキーマのロールバックはサポートされていません。この移行を戻す唯一の方法は、バックアップから移行したスキーマをリカバリすることです。

注意: OATMに対して1つ以上のスキーマの移行を開始した後は、異なるPERLメニューから追加の移行を実行することはできません。1つの移行が完了してから別の移行を開始する必要があります。

移行の計画

サイズ変更要件

可能なかぎり、次の操作をお薦めします。

表領域移行ユーティリティの設定

表領域移行ユーティリティのパッチ3381489のインストール

次のステップを実行して、表領域移行ユーティリティのパッチ3381489をインストールします。

表領域移行ユーティリティ・メイン・メニューの起動

次の操作を実行して、表領域移行ユーティリティ・メイン・メニューを起動します。

表領域移行ユーティリティ・メイン・メニューの理解

表領域移行ユーティリティ・メイン・メニューには、データベース・オブジェクトをOATMに移行するための6つの必須ステップと1つのオプション・ステップがリストされています。これらのステップは3つのフェーズに分類されます。フェーズ1では、オブジェクトをOATMに移行するための準備ステップを実行します。フェーズ2では、オブジェクトをOATMに移行するためのステップを実行し、フェーズ3では、移行後の必須ステップを実行します。

ステップ1、2、3は、ユーザーがOracle Applicationsを使用中に実行できます。ステップ4は、ユーザーがOracle Applicationsを使用していないときに実行する必要があります。ステップ5、6は、ユーザーがOracle Applicationsを再び使用する前に完了する必要があります。オプションのステップ7は、他のステップより前に実行する必要があります。

注意: 準備ステップの最後のステップ3を実行した後は、データベースをバックアップすることをお薦めします。後続の移行ステップを実行する前に、データベースのバックアップ・コピーを確保しておく必要があります。

データベースのバックアップ

データベースのバックアップは、次のように、2回実行することをお薦めします。

フェーズ1: 準備ステップ

ステップ1: 移行サイズ変更レポートの生成

「ステップ1: 移行サイズ変更レポートの生成」を選択して、レポートのリストにアクセスします。これらのレポートは、新規表領域モデルに対する領域要件の測定、およびユーザーの要件に最適な移行方法の決定に役立ちます。これらレポートでは、DBMS_SPACE.UNUSED_SPACEパッケージを使用して各オブジェクトのサイズを計算するプログラムを実行し、表FND_TS_SIZINGを移入することで、サイズ変更を見積ります。このサイズ変更レポートでは、この表のデータが必要な情報の表示に使用されます。この「移行の計画」メニューには、次のオプションがあります。

オプション1: Oracle Application製品の全スキーマの移行で各新規表領域に必要な総領域の計算

オプション1を選択すると、1回の包括的な移行でOracle Applications製品の全スキーマを移行するときに、各新規表領域に必要な総領域が計算され、レポートfndtrep1.txtが生成されます。レポートを実行する前に、サイズ変更表の情報は最新か、更新する必要があるかの指定を求められます。1回の包括的な移行で全スキーマを移行するための領域要件を計算するには、次の事項を入力します。

Sizing Program was last run on 02-SEP-03
Do you want to run the Sizing program again before running the report [N]:y
Enter the Extent Allocation type A(utoallocate) or U(niform Extent Size) [U]: U
Enter Uniform Extent Size for the Tablespaces in KBytes[128]:

オプション2: Oracle Application製品の各スキーマの移行で各新規表領域に必要な総領域の計算

オプション2を選択すると、Oracle Application製品の各スキーマの移行で各新規表領域に必要な総領域が計算され、レポートfndtrep2.txtが生成されます。次の情報の入力を求められます。

Enter the Schema name: <HR>

Sizing Program was last run on 02-SEP-03
Do you want to run the Sizing program again before running the report [N]:

オプション3: 各オブジェクトの詳細を含むOracle Applicationsのスキーマごとに必要な総領域の計算

オプション3を選択すると、各オブジェクトの詳細を含むOracle Applicationsのスキーマごとに必要な総領域が計算され、レポートfndtrep4.txtが生成されます。次の情報の入力を求められます。

Enter the Schema name: <HR>

Sizing Program was last run on 02-SEP-03
Do you want to run the Sizing program again before running the report [N]:

オプション4: サイズ変更例外レポートの表示

オプション4を選択すると、fndtrep5.txtが生成されます。このレポートには、サイズ変更見積でのエラーとなったすべてのオブジェクトがリストされます。スキーマ名の入力を求められます。すべてのスキーマに対してパーセント記号(%)を入力します。

Enter the Schema name: <%>

ステップ2: 新規表領域の作成

「ステップ2: 新規表領域の作成」を選択して、データベース・オブジェクトの移行先であるOATM表領域を作成します。「新規表領域の作成」メニューには、次のオプションがあります。

オプション1: 表領域作成スクリプトの生成

オプション1では、新規表領域の作成に使用される自動割当て、均一エクステント、均一エクステント・サイズなどのエクステント割当てタイプを入力します。このユーティリティでは、データ・ファイルを作成するディレクトリの名称の入力を求められます。OATMの一部として作成されるすべての表領域に関して、データ・ファイルの数やサイズなどの情報を入力します。表領域名に順序番号が、生成されたデータ・ファイル名に.dbf拡張子が追加されます。たとえば、データ・ファイル・ディレクトリに/u01/oradataを、取引データ表領域にAPPS_TS_TX_DATAを入力し、さらに、データ・ファイルの数に2を、サイズに2000Mを入力した場合は、「/u01/oradata/APPS_TS_TX_DATA01.dbf」と「/u01/oradata/APPS_TS_TX_DATA02.dbf」という名称で、各サイズが2000Mの2つの表領域データ・ファイルを持つ表領域作成スクリプトが作成されます。データ・ファイルを異なるサイズで作成するか、または異なる場所に作成するには、生成したスクリプトcrtts.sqlを変更する必要があります。

ディスク領域に制限がない場合は、レポート#1でリストされた見積サイズですべての表領域を作成します。これによって、移行中に表領域を拡張する必要がなくなります。すべての表領域を合計サイズで作成するための十分なディスク領域がない場合は、参照用のレポート#2<Schema Name>の見積値を使用します。使用しているオペレーティング・システムに、dbfファイルのサイズに関する制限がある場合は、プロンプトが表示されたときに、この見積サイズより小さい値を入力してください。

Enter the Extent Allocation type A(utoallocate) or U(niform Extent Size)[U]:
*****************************************************************
The utility will append a sequence number to the tablespace name
and a .dbf extension to generate the datafile names.
Datafile size should not be greater than OS file size limit.
Please edit the generated script to change the file name/size
*****************************************************************

Enter the absolute path for the datafiles directory: /u01/oradata
Enter the Number of Datafiles for Transaction data tablespace[1]: 2
Enter the Datafile Size for Transaction data tablespace (MB): 2000
Enter the Number of Datafiles for Transaction index tablespace[1]: 2
Enter the Datafile Size for Transaction index tablespace (MB): 2000
Enter the Number of Datafiles for Reference tablespace[1]: 1
Enter the Datafile Size for Reference tablespace (MB): 2000
Enter the Number of Datafiles for Interface tablespace[1]: 1
Enter the Datafile Size for Interface tablespace (MB): 1700
Enter the Number of Datafiles for Summary tablespace[1]: 2
Enter the Datafile Size for Summary tablespace (MB): 2000
Enter the Number of Datafiles for Nologging tablespace[1]:
Enter the Datafile Size for Nologging tablespace (MB): 60
Enter the Number of Datafiles for Archive tablespace[1]:
Enter the Datafile Size for Archive tablespace (MB): 1400
Enter the Number of Datafiles for Queue tablespace[1]:
Enter the Datafile Size for Queue tablespace (MB): 150
Enter the Number of Datafiles for Media tablespace[1]:
Enter the Datafile Size for Media tablespace (MB): 2000

オプション2: 新規表領域の作成

前のステップで生成したスクリプトcrtts.sqlを実行して新規表領域を作成するには、オプション2を選択します。このスクリプトは、ファイルの最大サイズに関してオペレーティング・システムの制限を確認しません。

ステップ3: 移行コマンドの生成

「ステップ3: 移行コマンドの生成」を選択して、スキーマの移行コマンドを生成します。「移行コマンドの生成」メニューには、次のオプションがあります。

注意: すでに移行コマンドを実行し、移行が進行中の場合は、移行コマンドを生成しないでください。特に、移行コマンドの生成中または実行中は、手動による表FND_TS_MIG_CMDSの更新は行わないでください。

オプション1: 無効な索引レポート。これらの索引は、移行コマンドの生成前に修正または削除してください。

レポートfndinvld.txtに格納されている、Oracle Applicationsスキーマ内の無効な索引をすべてリストしたレポートを生成するには、オプション1を選択します。すべてのスキーマ、または指定のスキーマに対して移行コマンドを生成する前に、無効な索引すべてを修正または削除する必要があります。これは、特にコンテキスト索引に関連します。オブジェクトの無効な索引(特にコンテキスト索引)は、実表移行時のエラーの原因となり、無効なコンテキスト索引は移動されません。

オプション2: すべてのスキーマに対する移行コマンドの生成

すべてのスキーマのオブジェクトを適切な表領域に移行するコマンドを生成するには、オプション2を選択します。この移行コマンドは、表FND_TS_MIG_CMDSに格納されます。生成処理時のエラーについては、生成されたログ・ファイルfndgmcmd <timestamp>.logで確認できます。オブジェクトの移動を順次にするか、または並列にするかを決定するために、オブジェクト・サイズのしきい値が、FND_TS_SIZINGのサイズ変更データに基づいて計算されます。しきい値ブロック以上の合計ブロックがあるすべてのオブジェクトの場合、移行コマンドはPARALLEL句で生成され、実行モードは順次です。しきい値より少ない合計ブロックのオブジェクトの場合、移行コマンドはNOPARALLEL句で生成され、実行モードは並列です。分割されたオブジェクトは、そのサイズに関係なく、常に順次に実行されます。

オプション3: スキーマ・リストに対する移行コマンドの生成

カンマ区切りのスキーマ名のリストにあるオブジェクトを、適切な表領域に移行するコマンドを生成するには、オプション3を選択します。この移行コマンドは、表FND_TS_MIG_CMDSに格納されます。生成処理時のエラーについては、生成されたログ・ファイルfndgmcmd <timestamp>.logで確認できます。オブジェクトの移動を順次にするか、または並列にするかを決定するために、オブジェクト・サイズのしきい値が、FND_TS_SIZINGのサイズ変更データに基づいて計算されます。しきい値ブロック以上の合計ブロックがあるすべてのオブジェクトの場合、移行コマンドはPARALLEL句で生成され、順次に実行されます。しきい値より少ない合計ブロックのオブジェクトの場合、移行コマンドは、NOPARALLEL句で生成され、複数の処理を使用して並列で実行されます。分割されたオブジェクトは、そのサイズに関係なく、常に順次に実行されます。

Enter a comma separated list of schema names: HR,AP

注意: 準備ステップの最後のステップ3を実行した後は、データベースをバックアップすることをお薦めします。後続の移行ステップを実行する前に、データベースのバックアップ・コピーを確保しておく必要があります。

フェーズ2: 移行ステップ

ステップ4: 移行コマンドの実行

「ステップ4: 移行コマンドの実行」を選択し、スキーマに対して移行コマンドを実行します。「移行コマンドの実行」メニューには、次のオプションがあります。

注意: 移行が進行中の場合は、移行コマンドを生成しないでください。特に、移行コマンドの生成中または実行中は、手動による表FND_TS_MIG_CMDSの更新は行わないでください。

オプション1: すべてのスキーマに対する移行コマンドの実行

すべてのスキーマのオブジェクトを適切な表領域に移行するには、オプション1を選択します。パラレル処理の数を求めるプロンプトが表示されます。このオプションでは、表FND_TS_MIG_CMDSから生成されたコマンドが実行され、次のイベントが順次生成されます。

Enter the maximum number of parallel processes [4]: <10>

オプション2: スキーマ・リストに対する移行コマンドの実行

指定したスキーマ・リストのオブジェクトを適切な表領域に移行するには、オプション2を選択します。カンマ区切りのスキーマ名のリストおよびパラレル処理の数を入力します。このオプションでは、表FND_TS_MIG_CMDSから生成されたコマンドが実行され、次のイベントが順次生成されます。

Enter a comma separated list of schema names: HR,AP

Enter the maximum number of parallel processes [4]: <10>

注意: 移行が完了する前に、移行処理が終了する場合は、次のように問い合せて、キューSYSTEM.TBLMIG_MESSAGEQUEのエンキュー/デキューのステータスを確認してください。

select NAME, ENQUEUE_ENABLED, DEQUEUE_ENABLED
          from dba_queues
          where owner = 'SYSTEM'
          and name = 'TBLMIG_MESSAGEQUE';

ステップ5: 移行ステータス・レポートの実行

「ステップ5: 移行ステータス・レポートの実行」を選択して、移行処理の進捗レポートとエラー・レポートを実行します。「移行ステータス・レポートの実行」メニューには、次のオプションがあります。

オプション1: 移行ステータス・レポートの実行

正常に移行したオブジェクトの数、エラーのオブジェクト(ある場合)、スキーマ別またはすべてのスキーマに対する完了率、オブジェクト・タイプ別のオブジェクト数を記載したレポートを生成するには、オプション1を選択します。このオプションでは、スキーマ名を入力すると、レポートfndtrep8.txtが生成されます。

Enter the Schema name[%]: <HR>

オプション2: 移行エラー・レポートの実行

移行処理中にエラーが発生したオブジェクトのリストを記載したレポートを生成するには、オプション2を選択します。このレポートには、エラーの詳細が記載されます。このオプションでは、スキーマ名を入力すると、レポートfndtrep10.txtが生成されます。

Enter the Schema name[%]: <HR>

フェーズ3: 移行後ステップ

ステップ6: 移行後ステップの実行

「ステップ6: 移行後ステップの実行」を選択して、まだOATMに移行していないオブジェクトを確認し、制約、トリガー、ポリシーを有効にし、キューを開始し、古い表領域のサイズを変更します。「移行後ステップの実行」メニューには、次のオプションがあります。

注意: 移行後ステップを実行した後は、すべてのマテリアライズド・ビューの完全リフレッシュを実行する必要があります。これは、表領域移行ユーティリティのメニューにはない必須の手動ステップです。

オプション1: 監査レポートの実行

適切な表領域に移行されていないオブジェクトのリストを記載したレポートを生成するには、オプション1を選択します。このオプションでは、スキーマ名を入力すると、レポートfndtrep6.txtが生成されます。

Enter the Schema name[%]: <HR>

オプション2: 制約、トリガー、ポリシーの有効化およびアドバンスト・キューの開始

制約、トリガー、ポリシーを有効にしてキューを開始し、ログ・ファイルfndenabl<timestamp>.logを生成するには、オプション2を選択します。このオプションでは、スキーマ名の入力を求められます。

Enter the Schema name[%]: <HR>

オプション3: 古い表領域のサイズ変更

古い表領域のサイズを小さくするには、オプション3を選択します。このオプションは、前の表領域のすべてのデータ・ファイルに関するデータ・ディクショナリを問い合せて、サイズ変更が可能なレベルを決定し、スクリプトresizdb.sqlにサイズ変更コマンドを生成します。後で行うデータ・ファイルのサイズ変更では、このスクリプトが実行されます。

ステップ7: カスタマイズステップの実行

オプションで、「ステップ7: カスタマイズ・ステップの実行」を選択し、表領域、表領域タイプおよびオブジェクト分類を必要に応じてカスタマイズします。カスタマイズ・ステップの実行は、データベース・オブジェクトのOATMへの移行に関する他のステップを実行する前に、選択する必要があります。「カスタマイズ・ステップの実行」メニューには、次のオプションがあります。

オプション1: 新規表領域の表領域タイプの登録

OATMではデフォルトで使用できないカスタムの表領域タイプを登録するには、オプション1を選択します。表領域タイプまたは表領域名がすでに登録されている場合は、すでに存在していることを示すメッセージが表示されます。

Enter the tablespace type: CUSTOM_TABLESPACE_TYPE
Enter the tablespace name: CUSTOM_TABLESPACE

Tablespace CUSTOM_TABLESPACE registered.

Do you want to continue registering tablespaces ?[Y]:

デフォルトの「Y」を選択すると、次の表領域タイプと表領域名のペアの入力を求められます。「N」を選択すると、前のメニューに戻ります。

オプション2: 既存の表領域の名称変更

デフォルトのOATM表領域の表領域名を更新したり、登録したカスタムの表領域を更新するには、「オプション2: 既存の表領域の名称変更」を選択します。新規表領域名がすでに登録されている場合は、すでにその表領域が存在していることを示すメッセージが表示されるため、新規の名称を入力する必要があります。

Enter the existing tablespace name: CUSTOM_TABLESPACE
Enter the new tablespace name: CUSTOM_TBLSP

Tablespace name CUSTOM_TABLESPACE changed to CUSTOM_TBLSP.

Do you want to continue changing tablespace names?[Y]:

デフォルトの「Y」を選択すると、次の既存の表領域と新規表領域のペアの入力を求められます。「N」を選択すると、前のメニューに戻ります。

オプション3: オブジェクト分類の登録

新規オブジェクトの表領域分類を登録するには、「オプション3: オブジェクト分類の登録」を選択します。これは、明示的な分類が必要な表などのオブジェクトにのみ関連します。これらのオブジェクトには、Oracle Application製品のスキーマ内のカスタム表やカスタム・スキーマ内のカスタム表などがあります。オブジェクトのオブジェクト分類がすでに登録されている場合は、分類がすでに存在していることを示すメッセージが表示され、新規オブジェクト名の入力を求められます。既存の分類は、「カスタマイズ・ステップの実行」メニューからオプション4を選択することで変更できます。

Enter the application short name: FND
Enter the object name: FND_TABLES
Enter the tablespace type: CUSTOM_TABLESPACE_TYPE

Tablespace type CUSTOM_TABLESPACE_TYPE for object FND_TABLES registered.

Do you want to continue registering tablespace types for other objects?[Y]:

デフォルトの「Y」を選択すると、次のオブジェクト分類の登録を求められます。「N」を選択すると、前のメニューに戻ります。

オプション4: オブジェクト分類の変更

既存オブジェクトの表領域分類を変更するには、「オプション4: オブジェクト分類の変更」を選択します。オブジェクトのオブジェクト分類がまだ登録されていない場合は、分類が存在しないことを示すメッセージが表示され、新規オブジェクト名の入力を求められます。新規オブジェクト分類は、「カスタマイズ・ステップの実行」メニューからオプション3を選択することで入力できます。

Enter the application short name: FND
Enter the object name: FND_LOBS
Enter the tablespace type: MEDIA

Tablespace type for object FND_LOBS changed to MEDIA.

Do you want to continue changing tablespace types for other objects?[Y]:

デフォルトの「Y」を選択すると、次のオブジェクト分類の変更の入力を求められます。「N」を選択すると、前のメニューに戻ります。