Oracle Financial Consolidation Hubユーザーズ・ガイド リリース11i B25734-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
カレンダ・マップは、2つの異なるカレンダの期間相互の関連を定義するユーザー定義メカニズムです。営業エンティティのカレンダが連結階層のカレンダと異なる場合に、連結処理中に使用されます。
各連結階層には連結カレンダが割り当てられます。営業エンティティの残高試算表が異なるカレンダに基づいている場合は、2つのカレンダを関連付けるカレンダ・マップを定義します。
カレンダ・マップは、ソース・カレンダおよびグループとターゲット・カレンダおよびグループの間で定義します。グループは、月次、四半期別または年次などの期間タイプに似ています。カレンダ・マップを初年度に対して定義すると、以降のすべての年度に使用されます。したがって、定義する必要があるのは初年度のカレンダ・マップのみで、以降の年度については連結処理により適切なマッピングが推定されます。
営業エンティティは月次カレンダに基づいてデータをロードしているが、連結処理では四半期別カレンダが使用されるとします。月次残高を四半期別フォーマットに変換するためのカレンダ・マップを定義できます。1月〜3月をグループ化して四半期1にマップするマップを定義できます。4月〜6月は四半期2、7月〜9月は四半期3、10月〜12月は四半期4にマップされます。カレンダ・マップは、「データ準備」カテゴリで実行されます。