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Oracle Self-Service Human Resourcesセルフ・サービス機能実装ガイド
リリース11i
B25738-01
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はじめに

対象読者

『Oracle Self-Service Human Resourcesセルフ・サービス機能実装ガイド リリース11i 』へようこそ。

読者

このマニュアルは、次の実務上の知識があることを前提としています。

Oracle Applicationsの製品情報の詳細は、「関連ドキュメント」を参照してください。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.co.jp/support/

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://otn.oracle.co.jp/document/

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://www.oracle.co.jp/education/

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.co.jp 
http://otn.oracle.co.jp 


注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 


このマニュアルの構成

1  Oracle Self-Service Human Resources(SSHR)の概要
2  SSHRおよびユーザー・アクセス
3  SSHRの拡張
4  SSHRおよびワークフロー
5  SSHRのページ・レイアウト
6  承認
7  SSHRの導入ステップ
8  共通SSHRモジュール
9  要員の調達および配属
10  タレント・マネジメント(SSHR)
11  報酬と福利厚生管理
12  給与処理管理
HRMS用語集

関連ドキュメント

オラクル人事管理システムは、ビジネス情報や設定情報を他のOracle Applications製品と共有します。したがって、オラクル人事管理システムを設定して使用する場合は、他のユーザーズ・ガイドを参照する必要があります。

マニュアルをオンラインで参照するには、HTMLヘルプ・ウィンドウの展開可能メニューから「ライブラリ」を選択する方法、メディア・パックに同梱されているOracle Applications Document Library CDから参照する方法、システム管理者から提供されるURLをWebブラウザで使用する方法があります。

全製品に関連するドキュメント

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、GUIを使用したデータ入力、問合せ、レポートの実行およびナビゲーションの方法が説明されています。また、ユーザー・プロファイルの設定、レポートおよびコンカレント・プロセスの実行と検討に関する情報も記載されています。

このユーザーズ・ガイドにオンラインでアクセスするには、いずれかのOracle Applicationsヘルプ・ファイルから「Oracle Applicationsのスタート・ガイド」を選択します。

この製品に関連するドキュメント

『OA Personalization Framework and OA Extensibility Framework』

11.5.10フレームワーク・テクノロジの機能について学習できます。

『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』

オラクル人事管理システムを使用して企業を表現する方法について学習できます。組織階層の設定、企業内の役職と職階に関する詳細の記録、要員を表現するPersonタイプの定義、予算と原価の管理方法についても記載されています。

また、オラクル人事管理システムを使用して要員を表現する方法について学習できます。新規要員の採用、キャリア開発、派遣就業者の管理、要員に関するレポート作成についても記載されています。

給与関連では、税金と社会保険、給与計算およびその他の処理について学習できます。

また、オラクル人事管理システムを使用して総合報酬パッケージを管理する方法について学習できます。たとえば、給与および福利厚生の管理方法、等級/ステップの自動昇格方法、給与予算計画の割当方法について確認します。給与処理での支給項目と控除項目の設定、休暇および不就業管理、企業全体の報酬に関するレポート作成についても学習できます。

他にも、オラクル人事管理システムの拡張と構成、セキュリティの管理、監査、情報アクセスおよびレター生成について学習できます。

『オラクル人事管理システム・インプリメンテーション・ガイド』

企業にオラクル人事管理システムを正しく導入するために必要な設定手順について学習できます。

『Oracle FastFormulaユーザーズ・ガイド』

Oracle FastFormulaの様々な使用方法について学習し、Oracle Applicationsで使用するためにFormulaを定義および修正する際に使用する必要があるルールとテクニックを理解できます。

『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』

ユーザーの環境にOracle Human Resources Management Systems Intelligence(HRMSi)を導入し、管理する方法について学習できます。

『Oracle HRMSユーザーズ・ガイド(日本仕様)』

Daily Business Intelligenceのレポート、Discovererワークブックおよび実績管理フレームワーク・レポートなど、HRMSi 製品に用意されている要員インテリジェンス・レポートについて学習できます。

『Implementing Oracle Approvals Managemement』

Oracle Approvals Management(AME)を使用して、Oracle Applicationsの承認プロセスを決定する承認ルールを定義します。このマニュアルはOracleMetaLink(Note: 282529.1)から入手できます。

『Oracle iRecruitment Implementation Guide』

Oracle iRecruitmentを設定して、企業の採用活動に必要な内容すべてを管理します。

『Oracle Learning Managementユーザーズ・ガイド』

Oracle Learning Managementを設定および使用して、オンラインおよびオフラインで学習目標を達成します。

『Implementing Oracle Learning Management』

特定のビジネス習慣に対応するようにOracle Learning Managementを導入します。

『Oracle Time and Labor Implementation and User Guide』

勤務形態(シフト時間など)を取得する方法について学習できます。取得した情報は、他のアプリケーション(Oracle General Ledgerなど)で使用できます。

インストールおよびシステム管理

『Oracle Applications概要』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsリリース11i の概念、機能、テクノロジ・スタック、アーキテクチャおよび用語が紹介されています。Oracle Applicationsのインストール前に最初に参照しておくと役立ちます。また、このマニュアルでは、ビジネス・インテリジェンス(BIS)、言語とキャラクタ・セットおよびSelf-Service Web Applicationsなど、Oracle Applications全体の機能の概要も紹介されています。

『Oracle Applicationsのインストール』

このマニュアルでは、Oracle Applications製品のインストールを管理する手順を説明しています。リリース11i では、インストール・プロセスの大部分がOracle Rapid Installを使用して処理されます。これにより、必要なステップの多くが自動化され、Oracle Applicationsとテクノロジ・スタックが最短時間でインストールされます。このマニュアルには、Oracle Rapid Installの使用手順と、インストールを完了するための必須タスクのリストが記載されています。このマニュアルは、各製品のユーザーズ・ガイドおよびインプリメンテーション・ガイドと併用してください。

『Oracle Applicationsのアップグレード』

Oracle Applicationsリリース10.7またはリリース11.0製品からリリース11i にアップグレードする場合は、このマニュアルを参照してください。このマニュアルには、アップグレード・プロセスの説明と、データベースおよび製品特有のアップグレード・タスクのリストが記載されています。リリース11i には、リリース10.7(NCA、SmartClientまたはキャラクタ・モード)またはリリース11.0からアップグレードする必要があります。10.7より前のリリースからリリース11i には直接アップグレードできません。

「About」ドキュメント

インプリメンテーション・ガイドやユーザーズ・ガイドの情報、パッチの適用方法、新機能や変更事項の設定手順、およびソフトウェア更新の説明の詳細は、製品の「About」ドキュメントを参照してください。リリース11.5.8以降のほとんどの製品については、OracleMetaLinkから「About」ドキュメントを入手できます。

「Oracle Applicationsの保守」ドキュメント

このマニュアルは、AutoUpgrade、AutoPatch、AD管理、ADコントローラ、AD再リンク、ライセンス・マネージャなど、各種のADユーティリティを実行する際に役立ちます。このマニュアルには、操作手順、スクリーンショットおよびADユーティリティの実行に必要なその他の情報が記載されています。また、Oracle Applicationsのファイル・システムとデータベースの保守情報も記載されています。

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applicationsのシステム管理者を対象とした計画およびリファレンス情報が記載されています。セキュリティの定義、メニューとオンライン・ヘルプのカスタマイズおよびコンカレント処理の管理の方法が説明されています。

『Oracle Alertユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsデータのステータスをモニターするために定期アラートとイベント・アラートを定義する方法が説明されています。

『Oracle Applications開発者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applicationsの開発スタッフが従っているコーディング標準が含まれています。『Oracle Applicationsフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準』に記載されているOracle Applicationsユーザー・インタフェースの実装に必要なOracle Application Object Libraryコンポーネントについて説明されています。また、フォームをOracle Applicationsと統合できるように、カスタムのOracle Forms Developerフォームを作成するための参考情報も記載されています。

『Oracle Applicationsフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準』

このマニュアルには、Oracle Applicationsの開発スタッフが従っているユーザー・インタフェース(UI)標準が記載されています。Oracle Applications製品のUIと、このUIをOracle Formsでビルドされたアプリケーションの設計に適用する方法が説明されています。

その他のインプリメンテーション・ガイド

『Oracle Applications製品アップデート・ノート』

このマニュアルは、Oracle Applicationsのインストレーションをアップグレードする場合の参照資料として使用してください。Oracle Applicationsの各製品について、リリース11.0からリリース11i の間で行われた変更履歴が提供されています。ここには、この期間中のデータベース・オブジェクト、プロファイル・オプションおよびシード・データに対する新機能、拡張および変更が記載されています。

『Oracle Workflow管理者ガイド』

このマニュアルでは、ワークフロー対応プロセスを含むOracle Applications製品に必要な設定手順を完了する方法と、実行時ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。

『Oracle Workflow開発者ガイド』

このマニュアルでは、新規のワークフロー・ビジネス・プロセスを定義して、既存のOracle Applications埋込みワークフロー・プロセスをカスタマイズする方法が説明されています。また、ビジネス・イベントとイベント・サブスクリプションを定義およびカスタマイズする方法も説明されています。

『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsユーザーがワークフロー通知を表示して応答する方法と、ワークフロー・プロセスの進行をモニターする方法が説明されています。

『Oracle Workflow APIリファレンス』

このマニュアルには、Oracle Workflowにアクセスする開発者と管理者に提供されるAPIの説明が記載されています。

『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』

このマニュアルには、オラクル人事管理システム導入チームおよびOracle Applications製品データの保守担当ユーザーを対象とした、フレックスフィールドの計画、設定およびリファレンス情報が記載されています。また、フレックスフィールド・データに関するカスタム・レポートの作成に関する情報も記載されています。

Oracle eTechnical Reference Manuals

各Oracle eTechnical Reference Manual(eTRM)には、データベース・ダイアグラムと、特定のOracle Applications製品のデータベース表、フォーム、レポートおよびプログラムに関する詳細説明が記載されています。この情報は、既存のアプリケーションからのデータを変換する際、Oracle ApplicationsデータをOracle以外のアプリケーションと統合する際およびOracle Applications製品のカスタム・レポートを記述する際に役立ちます。Oracle eTRMは、OracleMetaLinkから入手できます。

『Oracle Applications Message Manual』

このマニュアルには、すべてのOracle Applicationsメッセージの説明が記載されています。リリース11i の場合、このマニュアルはドキュメントCD-ROMからHTML形式で使用できます。

データベース・ツールによるOracle Applicationsデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle Applicationsデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle Applicationsの表は相互に関連付けられているので、Oracle Applicationsのフォームを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle Applicationsを使用せずにOracle Applicationsデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle Applicationsで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle Applicationsにより自動的にチェックされます。Oracle Applicationsは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。