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Oracle Daily Business Intelligenceインプリメンテーション・ガイド
リリース11i
B25740-01
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Daily Business Intelligence for Quoting

概要

DBI for Quotingによって、営業担当の役員やマネージャは、見積から受注までのライフ・サイクルを分析できます。見積の変換と承認プロセスの効率に関する情報が、価格調整(値引または追加料金)が見積変換レートに与える影響とともに提供されます。この情報は、一連のキー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)、レポートおよびグラフで表されます。

レポートの理解

ダッシュボードとレポートのすべてのKPIは、Oracle E-Business Suiteの見積管理取引システムから供給されます。

使用可能なレポートとその内容の完全なリストは、『Oracle Daily Business Intelligenceユーザーズ・ガイド』を参照してください。

Oracle DBIの詳細は、このマニュアルの「Daily Business Intelligenceの設定」の章を参照してください。

ディメンションと属性

DBI for Quotingの概要ページとレポートには、次のディメンションが使用されます。

これらの共通ディメンションの詳細は、このマニュアルの「Daily Business Intelligenceの設定」の章を参照してください。

パフォーマンス測定

次の表に、DBI for Quotingのパフォーマンス測定/KPI、およびその説明と計算方法(計算されるフィールドの場合)を示します。

DBI for Quotingのパフォーマンス測定とKPI
パフォーマンス測定/KPI 説明/計算方法
合計見積 見積の現行ステータスに関係なく、レポート期間中に受注への変換の可能性があったすべての見積(件数と金額)。見積の値は、最新バージョンの見積に基づきます。
変換済見積 変換済見積(件数と金額)は、レポート期間中に受注に変換された最新バージョンのすべての見積です。具体的には、レポート期間に受注日があり、ステータスが「オーダー発行済」の見積です。
範囲の開始/終了日は、その範囲内に含まれることに注意してください。たとえば、レポート期間が2003年1月1日〜2003年1月31日とします。見積の最新バージョンが2003年1月1日または2003年1月31日に受注に変換された場合、その変換はこのレポート期間に算入されます。
オープン見積 レポート期間中に失効していない、または受注に変換されていないすべての見積(件数と金額)を示します。
変換済金額% 合計見積値に対する比率としての変換済見積値を示します。
平均変換日数 最初のバージョンの見積作成から、最新バージョンの見積を受注に変換するまでに要した平均日数を示します。
全発行 承認のために発行され、その承認期間の一部または全体がレポート期間内に含まれるすべての見積の件数を示します。
処理済発行 承認のステータスに関係なく、承認プロセスが完了したすべての承認発行の件数を示します。
全発行の承認済% 各承認プロセスに対して発行された見積の承認比率。次のように計算されます。ステータスが「承認済」の見積の件数÷承認のために発行済の見積の件数×100。
完了済発行の承認済% 承認ステータスが「承認済」のすべての承認発行の件数を、承認プロセスが完了した全発行件数に対する比率で示します。
平均承認日数 承認のステータスに関係なく、見積が承認のために発行された日から見積の最終承認者に承認されるまでの、承認発行の承認に要した平均日数を示します。
平均承認者数 承認のステータスに関係なく、承認発行の承認に必要な承認者の平均人数を示します。

データの要約

この項では、DBI for Quotingのマテリアライズド・ビューについて説明します。

リソース・グループに関連するマテリアライズド・ビュー

製品カテゴリの要約に関連するマテリアライズド・ビュー

営業グループの要約に関連するマテリアライズド・ビュー

上位見積に関連するマテリアライズド・ビュー

調整価格に関連するマテリアライズド・ビュー

承認に関連するマテリアライズド・ビュー

承認ルールに関連するマテリアライズド・ビュー

データの保護

DBI for Quotingでは、Oracle Resource Managerの営業グループ・セキュリティ・モデル設定を使用して、コンテンツのアクセスと制限を実行します。この役割ベースのセキュリティ・モデルでユーザーが表示できるのは、特定の営業グループ情報のみです。次に、アクセスを管理するルールについて説明します。

許可される役割

DBI for Quotingへのアクセスは、次のOracle Resource Managerのいずれかの役割が割り当てられているユーザーに制限されます。

営業グループ・アクセス

ユーザー・アクセスは、次の営業グループまたは営業担当の情報の表示に制限されます(これらのグループ/営業担当は、営業グループ・パラメータに表示されます)。

ユーザーは、同位の営業グループ情報を表示できません。ユーザーは、営業グループ階層をその最下位レベルまでドリルダウンできます。

前提条件

DBI for Quotingを実装するには、次のアプリケーションが必要です。

DBI for Quotingに情報を提供するため、次のアプリケーションの使用をお薦めしますが、必須ではありません。

これらのアプリケーションは、両方ともOracle E-Business Applications Suiteの一部です。バージョン要件については、該当する「About」ドキュメントを参照してください。

実装

DBI for Quotingを実装する手順は、次のとおりです。

  1. 「前提条件」にリストされている前提条件をインストールします。

  2. このマニュアルの説明に従って、Oracle DBIコア製品を実装するための設定手順が実行されていることを確認します。

  3. 「調整価格別見積要約」レポートでは、見積調整価格バケットのカスタマイズ可能なバケット・セットを使用して調整価格範囲を定義します。このマニュアルの「Daily Business Intelligenceの実装」の章の説明に従ってカスタマイズ可能なバケット・セットを設定します。

  4. 機能通貨を変換する場合は、プロファイル・オプション「BIS: Treasuryレート・タイプ」を設定します。このプロファイル・オプションの詳細は、このマニュアルの「Daily Business Intelligenceの実装」の章を参照してください。

  5. DBI for Quotingにアクセスする必要がある全ユーザーに、「Daily Quoting Intelligence」職責を割り当てます。詳細は、このマニュアルの「Daily Business Intelligenceの実装」の章にある「ユーザーの設定」を参照してください。

  6. データ収集とデータ・リフレッシュの設定プログラムを実行し、見積取引システムからデータを移入および再移入します。詳細は、このマニュアルの「設定後の手順」の章にある要求セットの作成、実行および計画に関する説明を参照してください。

実装後の手順

DBI for Quotingの設定手順を完了した後は、Daily Business Intelligenceの設定後の手順が完了していることを確認します。「設定後の手順」を参照してください。