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Oracle XML Publisherユーザーズ・ガイド
リリース11i
B25754-02
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カスタマイズ・レポートの生成

この章は、Oracle E-Business Suiteインストール環境にのみ関係します。

この章では、次のトピックについて説明します。

コンカレント・マネージャを使用したカスタム出力の生成

重要: Application Object Library(FND)のパッチ3435480を適用すると、XMLパブリッシャとコンカレント・マネージャが完全に統合されます。このパッチ(11.5.10 Oracle E-Business Suite Cumulative Update 1でも入手可能)を適用している場合は、統合された1ステップの発行プロセスを使用できます。このアップデートを実施していない場合は、2ステップの発行プロセスを使用する必要があります。

カスタム出力を生成する場合は、XMLを生成するようにコンカレント・プログラムが設定されていることを確認します。XMLを生成するようにコンカレント・プログラムを設定するには、「コンカレント・プログラム」ウィンドウで「出力形式」をXMLに設定します。

次のように、「システム管理者」または「アプリケーション開発者」職責から「コンカレント・プログラム」ウィンドウにナビゲートします。

統合された1ステップの発行プロセス

注意: このプロセスは、パッチ3435480「Publishing Concurrent Requests with XML Publisher」を適用している場合に使用します。

標準要求発行を使用して、レポート・コンカレント・プログラムを発行します。

デフォルト・テンプレートの割当て

デフォルト・テンプレートをコンカレント・プログラムに割り当てることができます。このデフォルト・テンプレートは、実行時にユーザーが別のテンプレートを選択しない場合に、レポートを発行するためにコンカレント・マネージャおよびXMLパブリッシャによって使用されます。

デフォルト・テンプレートをコンカレント・プログラムに割り当てる手順は、次のとおりです。

  1. 「コンカレント・プログラムの更新」ウィンドウにナビゲートします(「システム管理」職責から使用できます)。

  2. 「オンサイト設定」タブを選択します。

  3. 「テンプレート」値リストから、デフォルトとして使用するテンプレートを選択します。

注意: 「テンプレート」フィールドは、フォームベースの「コンカレント・プログラム」ウィンドウからは使用できません。

2ステップの発行プロセス

注意: このプロセスは、パッチ3435480を適用していない場合に使用します。

  1. 標準要求発行を使用して、要求IDを指定してレポートを発行します。この要求で、XMLパブリッシャによってテンプレートとマージされるXMLデータ・ファイルが作成されます。

  2. 要求の完了後、標準要求発行を使用して「XMLパブリッシャ」コンカレント要求を発行します。

    「パラメータ」ウィンドウで、次のフィールドの入力を求められます。

要求を発行すると、XMLパブリッシャによって、選択した要求のXMLデータが選択したテンプレートにマージされ、選択した出力形式が生成されます。