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Oracle Enterprise Planning and Budgetingユーザーズ・ガイド
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ビジネス・プロセスのタスクの使用

ビジネス・プロセスのタスクの概要

タスクは、ビジネス・プロセスが実行されるたびに実行される手順と処理です。各タスクは、タスク・リスト上の位置に従って順番に実行されます。

タスクを使用できる範囲は、Enterprise Planning and Budgetingの職責によって決まります。

多くのタスクの定義では、通知するユーザーが指定されます。これらのユーザーに対する通知は、Oracle Workflowによって生成され、各ユーザーのホームページに表示されます。通知は、応答が不要な参考用のブロードキャストの場合、または応答が必要なメッセージの場合があります。

イベントの作成タスクの定義

イベントの作成タスクは、ビジネス・プロセスのタスク手順が特定の位置に到達したことをシグナルで知らせます。イベントが組み込まれたビジネス・プロセスが有効になると、そのイベントは他のビジネス・プロセスに表示され、別のビジネス・プロセスの実行を初期化するためのトリガーとして利用できます。たとえば、月次会計処理を行うビジネス・プロセスの終了時に実行するように、イベントの作成タスクを定義できます。このイベントは、予測を実行するビジネス・プロセスに対するスケジュールされた開始点として指定できます。

詳細は、「ビジネス・プロセスに対するスケジュールの指定」を参照してください。

イベントの作成タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「イベントの作成」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク:イベントの作成」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「イベント名」ボックスに、イベントの一意の名前を入力します。

  7. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  8. 「適用」をクリックします。

テンプレートの配布タスクの定義

テンプレートの配布タスクでは、テンプレートの生成タスクで作成されたワークシートが自動的に配布されます。

テンプレートの配布タスクでは、単一のデータ収集テンプレート用のワークシートが配布されます。複数のテンプレート用のワークシートを配布する場合は、テンプレートごとにテンプレートの配布タスクを定義する必要があります。

詳細は、「概要: データ収集プロセス」を参照してください。

テンプレートの配布タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「テンプレートの配布」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: テンプレートの配布」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「テンプレート名」ボックスで、配布するデータ収集テンプレートを選択します。使用可能なテンプレートを表示するには、%を入力し、「検索」アイコンをクリックします。特定のテンプレートを表示するには、名前またはテキストの一部を入力し、「検索」アイコンをクリックします。

    「検索して選択: テンプレート名」ページが開きます。このページでテンプレートを選択できます。

  7. 「ワークシート受取者」領域で、テンプレートに関連付けられたワークシートの受取者を指定します。

  8. 「配布オプション」領域で、受取者がワークシートを発行するデッドラインを指定できます(オプション)。数値を入力し、「日数」「週数」「月数」または「年数」を選択します。

    Enterprise Planning and Budgetingでは、ユーザーが指定した期間を使用して、配布の実行日付に相対したデッドラインが計算されます。このデッドラインは、「ワークシート」タブ上で受取者に表示されます。

  9. 「配布オプション」領域で、ワークシートが受取者に配布されたときに表示される通知のテキストを入力します。

  10. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  11. 「適用」をクリックします。

例外アラート・タスクの定義

例外アラート・タスクでは、指定した条件が満たされたときに、通知が起動されます。このタスクを使用すると、ビジネス環境内の有利な条件または不利な条件について、自分自身や他のユーザーにアラートできます。たとえば、明細の値が指定のしきい値を超えると、アラートが生成される例外を定義できます。

例外内では、現在処理中の実行に対して計算を定義および適用できます。たとえば、年度予算のビジネス・プロセスに、実績ビューと予算ビュー間の差異計算を定義できます。この計算によって、ビジネス・プロセスが実行されるたびにロードされ解決されるデータが、常に評価されます。

例外アラート・タスクは、ビジネス・プロセス管理者、コントローラおよびアナリストが使用できます。ビジネス・プロセス管理者またはコントローラは、例外アラートをタスク・リストのどの時点にでも挿入できます。アナリストの場合、例外アラート・タスクはビジネス・プロセスのタスク・リストに追加され、最後の解決の後に実行されます。

注意: 1つの例外アラート・タスクでは、複数のディメンションの例外条件が指定されます。複数のディメンションの例外を指定する場合は、ディメンションごとに個別の例外アラート・タスクを定義する必要があります。

ビジネス・プロセス管理者またはコントローラとして例外アラート・タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「例外アラート」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 例外アラート」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「例外」セクションで、例外のディメンションを選択し、例外条件を定義します。

    1. 「ディメンション」ボックスで、例外の基準となるディメンションを選択します。

    2. 例外条件を定義するには、次のオプションのいずれかを使用します。

      • ディメンションに対して以前に保存したメンバー選択を使用するには、「保存済の選択」をクリックします。「保存済選択の選択」ページが開き、以前に保存したディメンション・メンバーの選択を選択できます。詳細は、「保存済の選択の使用」を参照してください。

      • メンバーの新規選択を定義するには、「新規選択」をクリックしてから、「更新」をクリックします。「選択の調整」ページが開き、選択に関する問合せを作成できます。詳細は、「「選択の調整」ページの使用」を参照してください。

    注意: 条件の最後の手順は、例外または最上位/最下位手順にする必要があります。

  7. (オプション)現在処理中の実行に対する計算を定義するには、「計算の追加」をクリックします。

    「計算の定義」ページが開き、計算テンプレートを選択したり、計算を定義できます。

    注意: 計算のパラメータの1つは、現在処理中の実行ビューであることが必要です。

  8. 「メッセージ」領域で、例外通知に関する情報を入力します。

    1. 例外条件が満たされたときに通知するユーザーを次のように指定します。

      • 例外とみなされるデータを持つすべての有責ユーザー。: 例外データを所有しているユーザーに通知します。

      • 指定: 1人以上のユーザーに通知します。「ユーザーの追加」をクリックします。

        「検索して選択: ユーザーの追加」ページが開きます。このページでユーザーを選択します。

      • ビジネス・プロセスの所有者: ビジネス・プロセスの所有者に通知します。

    2. 「件名」ボックスに、通知の件名を入力します。通知を受け取るユーザーには、各自の通知リスト上にこのテキストが表示されます。

    3. 「内容」ボックスに、通知のテキストを入力します。

  9. 「応答要件」領域で、例外通知への応答が必要かどうかを指定し、応答に対してはパラメータを設定します。

    1. 応答が必要かどうかを次のように指定します。

      • 通知への応答を受取者に要求するには、「応答が必要です」をクリックします。

      • 通知への応答を受取者に要求しない場合は、「応答が必要です」ボックスの選択を解除します。

    2. ステップ9-1で、「応答が必要です」を選択した場合は、応答のデッドラインを指定します。「デッドライン」ボックスで、数値を入力し、右側のボックスをクリックして「時間レベル」を選択します。

    3. ステップ9-1で、「応答が必要です」を選択した場合は、「応答承認者」ボックスで、応答を承認する個人を指定します。

      • データ所有者の監督者: このオプションを選択できるのは、ステップ8-1で、「例外とみなされるデータを持つすべての有責ユーザー。」を選択している場合のみです。

      • 例外アラートの作成者: 例外アラートを定義した個人は、説明を承認する必要があります。

  10. 「適用」をクリックします。

アナリストとして例外アラートを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingアナリスト」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. 例外アラートを追加するビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。

  4. そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。

    「草案: Business_Process_Name」ページが開きます。以前に入力した例外アラートが表示されます。

  5. 「例外アラートの追加」をクリックします。

    「タスク: 例外アラート」ページが開きます。

  6. 「タスク名」ボックスで、タスクの一意の名前を入力します。

  7. 「例外」セクションで、例外の基準となるディメンションを選択し、例外条件を定義します。

    1. 「ディメンション」ボックスで、ディメンションを選択します。

    2. 例外条件を定義するには、次のオプションのいずれかを使用します。

      • ディメンションに対して以前に保存したメンバー選択を使用するには、「保存済の選択」をクリックします。「保存済選択の選択」ページが開き、以前に保存したディメンション・メンバーの選択を選択できます。詳細は、「保存済の選択の使用」を参照してください。

      • メンバーの新規選択を定義するには、「新規選択」をクリックしてから、「更新」をクリックします。「選択の調整」ページが開き、選択に関する問合せを作成できます。詳細は、「「選択の調整」ページの使用」を参照してください。

      注意: 条件の最後の手順は、例外または最上位/最下位手順にする必要があります。

  8. (オプション)現在処理中の実行に対する計算を定義するには、「計算の追加」をクリックします。

    「計算の定義」ページが開き、計算テンプレートを選択したり、計算を定義できます。

    注意: 計算のパラメータの1つは、現在処理中の実行ビューであることが必要です。

  9. 「メッセージ」領域で、例外通知に関する情報を入力します。

    1. 例外条件が満たされたときに通知するユーザーを次のように指定します。

      • 例外とみなされるデータを持つすべての有責ユーザー。: 例外条件を満たすデータを所有している、自分より下位レベルのユーザーに通知します。

      • 指定: 1人以上のユーザーに通知します。「ユーザーの追加」をクリックします。

        「検索して選択: ユーザーの追加」ページが開きます。このページでユーザーを選択します。

      • ビジネス・プロセスの所有者: ビジネス・プロセスの所有者に通知します。

    2. 「件名」ボックスに、通知の件名を入力します。通知を受け取るユーザーには、各自の通知リスト上にこのテキストが表示されます。

    3. 「内容」ボックスに、通知のテキストを入力します。

  10. 「適用」をクリックします。

テンプレートの生成タスクの定義

テンプレートの生成タスクでは、データ収集テンプレートが作成され、そのテンプレートで生成したワークシートの配布方法が指定されます。

ビジネス・プロセスの範囲に応じて、単一または複数のテンプレートの生成タスクを定義できます。たとえば、収益と費用を分離する場合は、「収益の生成」や「費用予算の生成」など、2つのテンプレートの生成タスクを備えた単一のビジネス・プロセスを設定できます。また、プロセスごとにテンプレートの生成タスクを設定して、2つのビジネス・プロセスを個別に実装することもできます。

テンプレートの生成タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「テンプレートの生成」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: テンプレートの生成」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「テンプレート名」ボックスに、テンプレートの名前を入力します。テンプレート名は、ビジネス・プロセス内で一意であることが必要です。

  7. テンプレートに対して、次のレイアウト・オプションを選択します。

  8. 「明細ディメンション」領域で、データ収集テンプレートの明細ディメンション・メンバーを選択します。デフォルトのディメンションと階層の選択を変更することもできます。

    1. テンプレートに含める明細ディメンション・メンバーを指定します。データ入力の明細と参照明細を選択できます。

      • 保存済の選択を使用するには、「保存済の選択」をクリックします。「保存済選択の選択」ページが開き、以前に保存した明細ディメンション・メンバーの選択を選択できます。詳細は、「保存済の選択の使用」を参照してください。

      • メンバーの新規選択を定義するには、「新規選択」をクリックしてから、「更新」をクリックします。「選択の調整」ページが開き、明細ディメンション・メンバーの選択に関する問合せを作成できます。詳細は、「「選択の調整」ページの使用」を参照してください。

    2. デフォルトでは、明細以外のディメンションは、ビジネス・プロセスのデータ・モデルから導出されます。テンプレートからディメンションを削除したり、ディメンションの階層を変更するには、「選択の調整」ページで「開始」をクリックします。

      「開始」ページが開き、デフォルトの選択を変更できます。

      注意: ディメンションに対して複数の階層を選択しないでください。

  9. 次の手順に従って、「配布および発行オプション」領域のオプションを指定します。

    1. テンプレートで生成したワークシートを配布するための方法を選択します。

      • 直接: データ所有者または指定した個人にワークシートを直接配布します。受取者は、そのワークシートを再配布できません。

      • カスケード: 特定の個人にワークシートを配布します。受取者には、ワークシートを部下に配布するオプションがあり、部下は自分の部下にワークシートを配布できます。

        詳細は、「概要: データ収集プロセス」を参照してください。

    2. ステップ9-1で、「直接」を選択した場合は、テンプレートで生成したワークシートに承認が必要かどうかを指定します。

      承認が必要と選択した場合、ワークシートは承認のために発行されます。承認が不要と選択した場合は、発行の管理タスクの実行時に、発行したデータが共有分析ワークスペースに直接コピーされます。受取者のワークシートは表示できますが、データの承認または否認はできません。

      • 直接配布に基づいたワークシートの発行には承認が必要であることを指定するには、「要承認」ボックスを選択します。

      • 直接配布に基づいたワークシートの発行には承認が不要であることを指定するには、「要承認」ボックスの選択を解除します。

        注意: カスケード配布では、自動的に承認が要求されます。この自動要求はオプションではありません。

    3. 配布階層を指定します。この配布階層のディメンションは、Enterprise Planning and Budgetingで、明示的な所有者がいないセルの所有権を決定するためのアルゴリズムで使用されます。詳細は、「データ所有権によるワークシート配布とターゲット設定への影響」を参照してください。

      選択できる階層は、1つ以上のグローバルな所有権ディメンションに対する階層です。これらのディメンションはセキュリティ・モジュールに指定されています。階層の名前を入力したり、「検索」アイコンをクリックして階層を検索できます。

    4. ワークシートでターゲット機能を使用可能にするかどうかを指定します。ターゲットを使用すると、マネージャは部下の最大または最小キー・パフォーマンス・メトリックを設定できます。ターゲットには、勧告(差異を逸脱の注記付で許容する)と絶対(逸脱を許容しない)があります。ワークシートが発行されると、入力レベルのデータがターゲットと照合して検証されます。

      注意: ターゲット・ビューのレイアウトと書式を指定可能にする場合は、「レビューを待機」オプション(ステップ9-5)も選択する必要があります。

    5. 「レビューを待機」オプションを使用して、データ収集テンプレートをレビューできるように、テンプレートの生成タスクを一時停止するかどうかを指定します。このレビューでは、指示の追加、ディメンション・メンバー選択の追加と調整、プロパティの編集およびワークシート・レイアウトの変更を実行できます。テンプレートの生成タスクで、「ターゲットを使用可能にしてください」オプションを選択した場合は、ターゲット・ビューも設定できます。さらに、ワークシートにデータおよびターゲット値を手動で入力できます。

      • テンプレートの生成タスクの完了前にテンプレートをレビューする必要がある場合は、「レビューを待機」を選択します。

      • テンプレートの生成後に、テンプレートの生成タスクの完了を許可するには、「レビューを待機」の選択を解除します。

        通常、テンプレートの配布タスクによって自動的に配布されるテンプレートに対しては、「レビューを待機」オプションを選択することをお薦めします。レビュー・プロセスでは、初期化されたデータが、確実に分析ワークスペースから移入され、受取者のワークシートに配布されます。ただし、ビジネス・プロセスが頻繁に実行されたり、以前にレビューしたテンプレートが使用される場合は、テンプレートの背後にある解決に、入力に対する「初期化」サブオプションが含まれていないかぎり、このオプションを無視できます。

  10. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  11. 「適用」をクリックします。

データのロード・タスクの定義

データのロード・タスクでは、指定したデータがEnterprise Performance FoundationからEnterprise Planning and Budgetingにロードされます。ロードされるデータは、いくつかのパラメータによって決まります。

検証エラーがある場合、またはデータのロード・タスクが失敗した場合は、タスク定義に指定されているアカウント(通常はビジネス・プロセスの所有者)が通知を受信します。この個人は、次の操作を選択できます。

データのロード・タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「データのロード」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: データのロード」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「データ選択」領域で、ロードするデータの範囲を指定します。次のオプションのいずれかを選択します。

    注意: 新規選択の全メンバーまたは以前に保存した選択の全メンバーには、解決で指定されたロードのデータ・ソースが含まれている必要があります。

  7. 「通知対象ユーザー」領域で、ロードに失敗した場合に通知するユーザーを指定します。

  8. 「適用」をクリックします。

発行の管理タスクの定義

発行の管理タスクでは、1つ以上のデータ収集テンプレートのデータを共有分析ワークスペースに移動します。このタスクによって、これらのテンプレートに対するデータ収集プロセスが完了します。

詳細は、「共有分析ワークスペースへの発行: データ収集プロセスの終了」を参照してください。

発行の管理タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「発行の管理」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 発行の管理」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「テンプレート」セクションで、データの発行先となる1つ以上のテンプレートを次の手順に従って指定します。

    1. 「検索」アイコンをクリックし、テンプレートを選択します。

    2. 別のテンプレートを追加するには、「別の行の追加」をクリックします。

    3. データの発行元となる全テンプレートがリストに含まれるまで、ステップ6-1と6-2を繰り返します。

  7. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  8. 「適用」をクリックします。

通知タスクの定義

通知タスクでは、指定したユーザーへのブロードキャスト・メッセージが生成されます。たとえば、月次財務レポートなどのプロセスが完了したことや、データが分析に使用できることなどをユーザーに通知する通知タスクを定義できます。

注意: 多くのタスクは、ビジネス・プロセスの所有者または指定したユーザーに通知を生成するように設定できます。他の方法で生成されない特別な通知を作成する必要がある場合は、通知タスクを定義します。

通知タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「通知」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 通知」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「件名」ボックスに、メッセージの件名を入力します。メッセージを受け取るユーザーには、各自の通知リスト上にこのテキストが表示されます。

  7. 「内容」ボックスに、追加のメッセージ・テキストを入力します。

  8. 「通知対象ユーザー」領域で、メッセージを受け取るユーザーを指定します。

  9. 「適用」をクリックします。

文書の公開タスクの定義

文書の公開タスクでは、Enterprise Planning and BudgetingをOracle XML Publisherと統合して、カスタム文書を生成し、指定したユーザーに配布します。このタスクを使用すると、年次レポート、重役会議、四半期ビジネス・レビューに関する高水準の文書を作成して配布できます。

文書の公開タスクでは、保存されたEnterprise Planning and Budgetingレポートをデータ・ソースとして使用し、事前定義のOracle XML Publisherテンプレートにマージします。

ビジネス・プロセスには、複数の文書の公開タスクを含めることができます。たとえば、損益計算書を公開するタスクと残高を公開するタスクを定義できます。

配布された文書は、受取者のプライベート・フォルダに格納されます。ユーザーは、この文書をパブリック・フォルダにコピーできます。

注意: 公開された文書には、他のユーザーによる参照が許可されない静的データが含まれます。

受取者のローカル設定とテンプレートに指定されている書式に従って、文書は、適切なアプリケーション(Excel、Word、Adobe Acrobat Readerなど)またはブラウザ内で開くことができます。いずれの場合も、この文書をEnterprise Planning and Budgeting以外のアプリケーションで保存できます。

概要: Oracle XML Publishing

文書の公開タスクを設定するには、XML公開プロセスを理解する必要があります。

  1. 文書のデータ・ソースを識別します。これらのデータ・ソースは、アクセス可能なEnterprise Planning and Budgetingレポートに保存する必要があります。

  2. サンプル・レポートをXML Publisher書式にエクスポートします。このエクスポートによって、テンプレート設計者はXMLタグを表示してテンプレートを開発できます。

    詳細は、「XML形式へのデータのエクスポート」を参照してください。

  3. 自分でテンプレートを設計するか、Oracle XML PublisherとEnterprise Planning and Budgetingに関するXML公開仕様についての実務知識がある個人に設計を依頼します。

    Oracle XML Publisherの詳細は、Oracle XML Publisherのドキュメントを参照してください。XML仕様およびEnterprise Planning and Budgetingレポートに関連する例は、オラクル・サポート・ホームページを参照してください。

  4. XML Publisherのテンプレートをアップロードして登録します。この操作には、「XML Publisher管理者」職責が必要です。

  5. ビジネス・プロセスの文書の公開タスクを定義します。このタスクでは、テンプレートおよびサポートしているデータ・ソースが参照されます。

    タスクが実行されると、文書は、ユーザーに直接配布されるか、または配布前の承認に使用されます。

手順: 文書の公開タスクの定義

注意: 次の手順は、テンプレートがXML Publisherに登録され、データ・ソースが指定されていることを想定しています。

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「文書の公開」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 文書の公開」ページが開きます。

  5. タスクの一意の名前を入力します。

    注意: 公開された文書の名前は、ビジネス・プロセス名の後にタスク名が続く構成です。

  6. Oracle XML Publisherテンプレートを選択します。アイコンをクリックし、テンプレートを検索します。

  7. 文書のデータ・ソースを指定します。「レポート」列にある「検索」アイコンをクリックし、データ・ソースを検索します。

    注意: データ・ソースの数は、テンプレートによって事前に定義されています。プロンプトが表示されるたびにソースを指定する必要があります。

  8. 出力書式を選択します。オプションには、Excel、HTML、PDF、RTFなどがあります。

  9. 出力範囲を指定します。

  10. 送信オプションを指定します。

  11. 「プレビュー」を選択し、公開していない文書を表示します。

  12. 文書を受け取るユーザーを指定します。「ユーザーの追加」をクリックして、ユーザーを選択します。

    「検索して選択」ページが開きます。このページでユーザーを選択します。

    注意: ビジネス・プロセスの所有者は、受取者として自動的にリストされます。

  13. 「適用」をクリックします。

ビジネス・プロセスのレビュー・タスクの定義

ビジネス・プロセスのレビュー・タスクでは、ビジネス・プロセスのパラメータのレビューを、指定のユーザーに通知します。通常、このタスクは、頻繁に実行するビジネス・プロセス、または長いタスク・リストや複雑なタスク・リストが含まれたビジネス・プロセスに組み込みます。

ビジネス・プロセスのレビュー・タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「ビジネス・プロセスのレビュー」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク:ビジネス・プロセスのレビュー」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「デッドライン」領域で、レビューの完了デッドラインを指定します。整数を入力し、時間レベルを選択します。

  7. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  8. 「適用」をクリックします。

現在のプロセス実行の設定タスクの定義

現在のプロセス実行の設定タスクでは、プロセスの実行順序がマークされ、バージョン管理されたビュー(「追加ビュー」は、「一般」ページでは選択されていません)を生成するビジネス・プロセスの現在のプロセスが動的に保守されます。ビジネス・プロセスに現在のプロセス実行の設定タスクを組み込むと、ユーザーは、レポートおよび分析用の文書を定義する際に、現行ビューを簡単に識別できます。現行ビューで作成された文書は、常に最新のデータを示します。

ビジネス・プロセスに、現在のプロセス実行の設定タスクを定義する場合、このタスクは、タスク・リストの最後の解決タスクの後に挿入します。

現在のプロセス実行の設定タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「現在のプロセス実行の設定」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 現在のプロセス実行の設定」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  7. 「適用」をクリックします。

表示制限の設定タスクの定義

デフォルトでは、生成したビューまたはビジネス・プロセスの実行結果として追加されたビューは、ビジネス・エリアのすべてのユーザーが使用できるようになります。表示制限の設定タスクを使用すると、ビジネス・プロセスの実行によって生成されたビューに対するアナリストおよび他のビジネス・プロセス管理者のアクセスに制限を設定したり、制限を削除できます。

制限は、ビュー全体に適用したり、特定の時間範囲(最終月など)に限定できます。すべてのユーザーに制限を適用したり、特定のユーザーを除外することもできます。

期間制限のユーザーには、特定の期間について空のセルが表示されます。完全制限のユーザーには、現在のインスタンスを示すビューを選択し、ビジネス・プロセスに現在のプロセス実行の設定タスクが組み込まれてないかぎり、ビューが表示されません。この場合、ビューは空白で表示されます。

制限を削除すると、すべてのユーザーに対してビューへの全機能権が復元されます。

注意: 表示制限の設定タスクの適用対象は、ビジネス・プロセスの現在実行中のインスタンスによって生成されたビューのみです。ビュー管理タブを使用すると、他のビューへの制限を手動で設定または削除できます。詳細は、「ビューに対するアクセスの設定および制限」を参照してください。

表示制限の設定タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「表示制限の設定」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 表示制限の設定」ページが開きます。

  5. タスクの一意の名前を入力します。

  6. ビューへのアクセス権を制限または付与する次のオプションを選択します。

  7. ステップ6で、「時間制限」を選択した場合は、固定または相対的な時間範囲を指定します。相対時間レベルは、ビジネス・エリアのコントローラが設定した現在時刻に関連しています。

    1. 時間範囲の「開始」パラメータを設定します。

      • 指定期間で制限を開始するには、「固定」を選択します。次に「時間メンバーの選択」をクリックします。

        「時間メンバーの選択」ボックスが開きます。このボックスで、時間階層を指定して時間ディメンション・メンバーを検索します。

      • 指定期間に相対的な時間レベルで制限を開始するには、「相対」を選択します。左側のボックスで、「現行」「前」または「将来」を選択します。中央のボックスに、期間の数を入力します。右側ボックスで、時間レベルを選択します。

      固定日付は静的な日付です。相対時間レベルは現在時刻を設定しているビジネス・エリアに基づいて評価されます。

    2. 時間範囲の「終了」パラメータを設定します。

      • 指定期間で制限を終了するには、「固定」を選択します。次に「時間メンバーの選択」をクリックします。

        「時間メンバーの選択」ボックスが開きます。このボックスで、時間階層を指定して時間ディメンション・メンバーを検索します。

      • 指定期間に相対的な時間レベルで制限を終了するには、「相対」を選択します。左側のボックスで、「現行」「前」または「将来」を選択します。中央のボックスに、期間の数を入力します。右側のボックスで、時間レベルを選択します。

      固定日付は静的な日付です。相対時間レベルは現在時刻を設定しているビジネス・エリアに基づいて評価されます。

  8. ステップ6で、「時間制限」または「全体の表示制限」を選択している場合は、指定のユーザーを制限から除外できます。除外したユーザーには、ビュー全体に対するアクセス権があります。「ユーザーの追加」をクリックします。

    「検索して選択」ページが開きます。このページでユーザーを選択します。

  9. タスクが完了したときに通知するユーザーを指定します。

  10. 「適用」をクリックします。

解決タスクの定義

解決タスクでは、ビジネス・プロセスの解決が実行されます。この解決タスクは、各データのロード・タスクの後に挿入する必要があります。

解決タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「解決」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 解決」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「通知対象ユーザー」領域で、タスクが失敗した場合に通知するユーザーを指定します。

  7. 「適用」をクリックします。

待機タスクの定義

待機タスクによって、ビジネス・プロセスの実行を、指定した期間または次のタスクに進む前の指定した日付まで待機させます。たとえば、月末の会計クローズの後に実行する待機タスクを定義できます。この待機タスクは、キー勘定科目の調整時間や遅延している転記時間による数日のギャップの後に再実行できます。

待機タスクを定義する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. ビジネス・プロセスの「タスク」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ->「タスク」サブタブ)にナビゲートします。

  4. 「タスクの作成」ボックスで、「待機」を選択し、「進む」をクリックします。

    「タスク: 待機」ページが開きます。

  5. 「タスク名」ボックスに、タスクの一意の名前を入力します。

  6. 「期間」領域で、次のタスクに進む前に待機する期間を指定します。

  7. 「適用」をクリックします。

タスクの更新

ビジネス・プロセス管理者またはコントローラは、所有している草案のビジネス・プロセスのタスクを更新できます。

アナリストは、草案のビジネス・プロセスに追加したアナリスト例外アラート・タスクを更新できます。

更新は、草案が有効になった時点で有効になります。

ビジネス・プロセス管理者またはコントローラとしてタスクを更新する手順

注意: 次の手順は、個々のタスクを更新する方法を示しています。タスク・リストへのタスクの追加、タスク・リストからのタスクの削除およびタスク・リスト上のタスクの順序変更も実行できます。

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. 「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。

  4. 更新するタスクが含まれているビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。

  5. そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。

    「草案: Business_Process_Name」ページが開き、ビジネス・プロセスの要約された現在のプロパティが表示されます。

  6. 「草案の更新」をクリックします。

    「草案の更新: Business_Process_Name」ページが開きます。「一般」サブタブがアクティブな状態です。

  7. 「タスク」サブタブをクリックします。

    ビジネス・プロセスの現在のタスク・リストが表示されます。

  8. 変更するタスクを識別し、「更新」アイコンをクリックします。

    タスクの更新: Business_Process_Nameページが開きます。

  9. 必要に応じてタスク定義を変更します。

  10. 「適用」をクリックします。

アナリスト例外アラートを更新する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingアナリスト」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. 「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。

  4. 更新する例外アラートが含まれているビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。

  5. そのビジネス・プロセスの名前をクリックします。

    要約ページが開きます。例外アラート・グリッドに、定義した例外アラートが表示されます。

  6. 変更するアラートを識別し、「更新」アイコンをクリックします。

    「タスク: Task_Name」ページが開きます。

  7. 必要に応じて、例外アラートのタスク定義を変更します。

  8. 「適用」をクリックします。

タスクの削除

ビジネス・プロセス管理者またはコントローラは、所有している草案のビジネス・プロセスからタスクを削除できます。アナリストは、草案のビジネス・プロセスに追加したアナリスト例外アラート・タスクを削除できます。

草案が有効になると、削除対象のタスクが削除されます。

注意: 特定のタスクを削除すると、特別な通知が生成される場合があります。たとえば、イベントの作成タスクを削除する場合は、Enterprise Planning and Budgetingによって、そのイベントを参照する他のビジネス・プロセスがあるかどうかが確認されます。

ビジネス・プロセス管理者またはコントローラとしてタスクを削除する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. 「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。

  4. 削除するタスクが含まれているビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。

  5. そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。

    「草案: Business_Process_Name」ページが開き、ビジネス・プロセスの要約された現在のプロパティが表示されます。

  6. 「草案の更新」をクリックします。

    「草案の更新: Business_Process_Name」ページが開きます。「一般」サブタブがアクティブな状態です。

  7. 「タスク」サブタブをクリックします。

    ビジネス・プロセスのタスク・リストが表示されます。

  8. 削除するタスクを識別し、「削除」アイコンをクリックします。

    削除を確認するプロンプトが表示されます。他のプロセスがそのタスクに依存している場合は、さらにプロンプトが表示される場合があります。

アナリスト例外アラートを削除する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingアナリスト」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. 「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。

  4. 削除する例外アラートが含まれているビジネス・プロセスを識別します。「次」および「前」をクリックしてリスト内を移動します。

  5. そのビジネス・プロセス名をクリックします。

    ビジネス・プロセスの要約ページが開きます。グリッドに、定義したアナリスト例外アラートが表示されます。

  6. 削除する例外アラートを識別し、「削除」アイコンをクリックします。

    削除を確認するプロンプトが表示されます。

タスクの順序指定および管理

タスクは、タスク・リストの位置に従って順番に実行されます。各タスクは、直前のタスクの完了に依存しています。タスクは、タスク・リストに追加したり、草案のビジネス・プロセスのタスク・リストから削除できます。タスクの順序を変更することもできます。

タスク順序を変更する手順

  1. 「Enterprise Planning and Budgetingビジネス・プロセス管理者」職責または「Enterprise Planning and Budgetingコントローラ」職責を選択します。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. タスクの順序を変更するビジネス・プロセスを識別します。

  4. そのビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。

    「草案: Business_Process_Name」ページが開き、ビジネス・プロセスの要約された現在のプロパティが表示されます。

  5. 「草案の更新」をクリックします。

    「草案の更新: Business_Process_Name」ページが開きます。「一般」サブタブがアクティブな状態です。

  6. 「タスク」サブタブをクリックします。

    ビジネス・プロセスのタスク・リストが表示されます。

  7. 「順序変更」をクリックします。

    「タスクの順序変更」ページが開きます。

  8. 移動する1つ以上のタスクを選択します。複数の連続するタスクを選択するには、[Shift]キーを使用します。複数の連続していないタスクを選択するには、[Ctrl]キーを使用します。

  9. 選択したタスクを目的の位置まで移動します。

  10. ステップ8と9を繰り返して、目的の順序にします。

  11. 「適用」をクリックします。

    新規順序が反映された、「タスク」ページに戻ります。

タスクの検証

ビジネス・プロセスを有効にする(公開する)には、そのビジネス・プロセスが有効な状態であることが必要です。検証プロセスには、タスクの定義と順序の確認が含まれています。検証では、特定のタスクがビジネス・プロセスの他のパラメータとどのように関連しているかについても検査されます。

タスクの表示

ビジネス・プロセスに定義したタスクを表示できます。

注意: 次の手順は、「ビジネス・プロセス」タブからビジネス・タスクの定義を表示する方法を示しています。ビジネス・プロセスの実行で、タスクのステータスに関する情報を表示する場合は、「モニター」タブを使用します。この「モニター」タブを使用すると、タスクの詳細を表示することもできます。

ビジネス・プロセスのタスクを表示する手順

  1. 「ビジネス・プロセス」ページ(「管理」->「ビジネス・プロセス」タブ)にナビゲートします。

  2. プロンプトが表示された場合は、ビジネス・エリアを選択します。

  3. 有効なビジネス・プロセスのタスク・リストを表示する手順は、次のとおりです。

    1. 「ビジネス・プロセス」ページで、ビジネス・プロセスの名前をクリックします。

      ビジネス・プロセスの要約ページが開きます。

    2. 「ビジネス・プロセスの表示」をクリックします。

      「ビジネス・プロセス: Business_Process_Name」ページが開きます。「一般」サブタブがアクティブな状態です。

    3. ステップ4に進みます。

  4. 草案のビジネス・プロセスのタスク・リストを表示する手順は、次のとおりです。

    1. 「ビジネス・プロセス」ページで、ビジネス・プロセスの「草案」アイコンをクリックします。

      ビジネス・プロセスの要約ページが開きます。

    2. 「草案の更新」をクリックします。

      「一般」ページが開きます。

  5. 「タスク」サブタブをクリックします。

    「タスク」ページが開きます。

例: タスク・リスト

簡単な予算プロセスに関する一般的なタスク・リストは、次のような順序です。

  1. ビジネス・プロセスのレビュー

  2. データのロード

  3. 解決

  4. 例外アラート(ビジネス・プロセス管理者が定義)

  5. データ収集テンプレート1の生成

  6. データ収集テンプレート2の生成

  7. データ収集テンプレート3の生成

  8. データ収集テンプレート1の配布

  9. データ収集テンプレート2の配布

  10. データ収集テンプレート3の配布

  11. 発行の管理(テンプレート1、2および3を含む)

  12. 解決

  13. 現在のプロセス実行の設定

  14. イベントの作成

  15. 通知(ブロードキャスト)

  16. 例外アラート(アナリストが定義)