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Oracle Shipping Executionユーザーズ・ガイド
リリース12.1
B62703-01
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用語集

C
コールアウト
取引先に依存しない、サイト固有のカスタマイズです。
搬送確約
CTD(搬送確約)とは、顧客の搬送ニーズを満たすように輸送リソースと輸送リード・タイムを考慮することを言います。今回のリリースでは、輸送リード・タイムのみ考慮されます。輸送リソースについては、将来のリリースで追加される予定です。
P
パッケージ・レベル・タグ
パッケージ・レベル・タグは「CREATEまたはREPLACE」文の後から、コメント化されていないパッケージ内容(変数やプログラム単位など)の前までの任意の場所に指定できます。たとえば、--<TPA_LAYER=layer name>は、パッケージが、指定した取引先レイヤーに属すことを示します。
プログラム単位
パッケージ化されたPL/SQLプロシージャまたは関数のことです。
プログラム単位レベル・タグ
プログラム単位レベル・タグは、キーワード'IS'の直後に指定する必要があります。TPSプログラム単位: --<TPA_TPS>
パブリック・プログラム単位
Oracle Developmentチームが公開しているカスタマイズ可能なプログラム単位です。Oracle Developmentチームがパブリックとして指定したこのようなプログラム単位でのみ、レイヤーを構築できます。また、公開されているプログラム単位やカスタマイズ可能なプログラム単位を言う場合もあります。
S
保管場所
組織の下位の区分けで、物理的な場所または論理的な品目グループを意味します。たとえば、保管室や商品搬入口などがこれに該当します。
T
TPAメタデータ・ファイル
TPAリポジトリから抽出した、TPA対応プログラム単位とレイヤーに関する情報が含まれたファイルです。この情報は、TPA対応プログラム単位とレイヤーの最上位に作成されます。このファイルは、TPAレジストリ(つまりリポジトリ)を書き出して、顧客サイトでレイヤーをマージする場合に使用します。このファイルは、TPA対応プログラム単位が含まれるパッチと一緒に書き出す必要があります。
TPAパッケージ
TPAプログラム単位が含まれているパッケージです。このパッケージは、常にTPAリポジトリから生成されます。
TPAプログラム単位
パブリック・プログラム単位のミラー・プログラム単位です。パブリック・プログラム単位ごとに、Oracle開発者によってTPAプログラム単位が指定されます。TPAプログラム単位は、汎用コードとカスタム・コードを切り離すために、アーキテクチャによって生成されます。カスタマイズ可能な汎用コードやカスタム・コードへのコールは、すべてTPAプログラム単位を経由して実行されます。
TPAリポジトリ
取引先アーキテクチャで動作するために必要なデータが保存されるレジストリです。パブリック・プログラム単位、TPAプログラム単位、TPSプログラム単位、およびレイヤーのすべての定義(Oracle Base Layerなど)に関する情報が含まれます。
TPAタグ
新しい行の先頭に指定するハイフンの1行コメントで、Oracleコード内でカスタマイズ可能なプログラム単位に関する情報を提供します。TPAタグの構文は、--<tag name=tag value>です。たとえば、次のようにラベルを指定します。--<TPA_LABEL=label>
取引先アーキテクチャ(TPA)
PL/SQLベースのレイヤーの開発と配置をサポートするフレームワークです。
取引先フレックスフィールド
特定の取引先に適用する追加属性を取得するために、いくつかの実表で確保されている付加フレックスフィールドです。Oracle Release Management、Oracle ShippingおよびOracle Order Managementのほとんどの実表に用意されています。
取引先レイヤー
Base Layerのコードを書き換えるために作成された取引先固有のコードです。このレイヤーは、PL/SQLプログラム単位一式で構成されます。Oracle Developmentが提供する汎用コードに代わって、これらのプログラム単位で取引先固有の処理や検証を実行します。レイヤー提供者は、このコードを開発して、取引先固有のコードをTPAリポジトリにインポートし、取引先レイヤーを実装します。このようにして、レイヤー提供者は、取引先固有のコードで構成される取引先レイヤーを様々な取引先のために開発できます。
取引先セレクタ(TPS)
ビジネス・トランザクションのコンテキスト情報を受け取り、現在のトランザクション・インスタンスでこれから処理する取引先エンティティを導出するプログラム単位です。すべてのTPSプログラム単位は、次の5つの出力引数(OUT/IN OUT)を持っている必要があります。
トリップ計画のストップ
必要な車両を計画し、特定のトリップに含まれる出荷予定をグループ化する処理です。トリップを計画する場合は、車両積載量やコンテナ容量、(場合によっては)顧客が指定する荷降順序に合わせた積載順序を考慮する必要があります。
トリップ/ストップ
荷積または荷降のために、そのトリップで到着する予定の事業所です。