Oracle Manufacturing Operations Centerユーザーズ・ガイド リリース12.1 B66925-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Manufacturing Operations Centerカタログでは、製造活動に関係のあるパフォーマンス領域で工場マネージャ・ダッシュボード、施設マネージャ・ダッシュボード、非定型ダッシュボードが提供されます。 ISA-95(Instrumentation, Systems and Automation Society)の構造を使用して、エンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)、製造現場の製造設備、およびシステム・トランザクションを統合します。 この組合せにより、カタログによる運用分析の可視化が可能となります。 カタログは、複数のソースからのデータを使用し、複数のディメンションと階層によって分析される多くの業種に対応した操業メトリックを提供する論理データ・モデルを構築します。 製造パフォーマンス領域には次のものが含まれます。
パフォーマンス領域 | 説明 |
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アジリティ反応性 | システム、工場、品目、時間、設備別にフレキシビリティ関連のメジャーを分析するために使用されます。 |
バッチ・アナライザ | システム、品目、工場、時間別に使用量と生産の差異、および作業指示に関連するその他のメジャーを分析するために使用されます。 |
設備属性データ | 設備エンティティに関連付けられた属性です。 |
設備停止時間分析 | 設備の停止時間の長さを分析するために使用されます。 |
設備廃棄分析 | 異なる時点で設備について報告された廃棄数量を分析するために使用されます。 |
製造資産実績 | システム、工場、品目、時間、設備別に総合設備効率および生産損失を分析するために使用されます。 |
工場保守 | システム、時間、設備別に保守関連の停止時間メジャーを分析するために使用されます。 |
生産実績 | 操業サイクル時間およびサイクル時間に対する実行、停止、アイドル時間の成分の貢献を分析するために使用されます。 |
品質 | システム、工場、時間、設備別に初回合格歩留、廃棄、拒否、再作業の各メジャーを分析するために使用されます。 |
スケジュール遵守 | システム、工場、品目、時間、設備別に生産-実績およびバックログ関連のメジャーを分析するために使用されます。 |
サービス・レベル | システム、工場、品目、時間別に、要求と納期を使用して出荷済ペグ受注に関連する製造実績を分析するために使用されます。 |
持続可能性実績 | このパフォーマンス領域には、製造業および非製造業の持続可能性実績を測定するメトリックが含まれます。 エネルギー消費、原価、関連する温室効果ガス排出をモニターして削減するために企業が使用できるメトリックが含まれています。 |
生産持続可能性実績 | 生産組織の持続可能性実績を分析するために使用されます。 正規化された生産活動による持続可能性メトリックが含まれます。 |
設備持続可能性分析 | 製造設備の持続可能性特性を分析するために使用されます。 製造活動と消費データをコンテキスト化するメトリックが含まれます。 |
非定型分析 | エンティティと特定の時間範囲についての電力消費、圧力、および温度を分析するために使用されます。 |
キー・パフォーマンス・インディケータ(KPI)
MOCカタログは、Oracle Business Intelligenceの分析レイヤに基づくKPIを提供します。 これらのKPIは、工場の操業の管理において使用される様々な業種に関するメトリックです。 これらのメトリックはメタデータ主導のOracle Business Intelligenceツールで使用できるので、既存のレポートおよび工場マネージャや施設マネージャのダッシュボードをパーソナライズおよび変更できます。 また、カタログへの新規KPIの追加や既存KPIの変更を柔軟に行うことができます。
KPI | 説明 |
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作業指示数量差異 | 計画生産数量と比較した実績生産数量の差異(ユニット数)です。 |
作業指示数量差異% | 計画生産数量と比較した実績生産数量の差異(パーセント値)です。 |
処理中計画数量 | OPMバッチに対するWIP計画数量です。 生産のプロセス・バッチのリリースの間に計画されている数量です。 |
資材使用量差異 | 構成部品の計画使用数量と比較した実績使用数量の差異の原価です。 |
生産資源使用量差異 | 生産資源の計画使用数量と比較した実績使用数量の差異の原価です。 |
作業指示またはバッチ・サイクル時間(時間) | 作業指示またはバッチの開始と終了の間のサイクル時間です。 |
初回品質% | 拒否や廃棄がなく初回で良好な生産合計の比率です。 |
完了作業指示のPPM | PPM - 100万生産単位ごとの見積拒否数量と見積廃棄数量です。 |
作業指示計画開始日 | 作業指示の計画開始日です。 |
作業指示計画完了日 | 作業指示の計画完了日です。 |
作業指示実績開始日 | 作業指示の実績開始日です。 |
作業指示実績完了日 | 作業指示の実績完了日です。 |
作業指示実績完了数量 | 拒否や廃棄のない作業指示実績完了数量です。 |
作業指示計画完了数量 | 作業指示の計画完了数量です。 |
作業指示計画資材使用数量 | 作業指示の計画資材使用数量です。 |
作業指示実績資材使用数量 | 作業指示の実績資材使用数量です。 |
作業指示計画生産資源使用数量 | 作業指示の計画生産資源使用数量です。 |
作業指示実績生産資源使用数量 | 作業指示の実績生産資源使用数量です。 |
作業指示初回良好数量 | 再作業や廃棄されていない作業指示出力数量です。 |
作業指示拒否数量合計 | 再作業および廃棄を含む作業指示拒否数量合計です。 |
生産資材消費廃棄数量 | プロセス・バッチでの原料に関連付けられた廃棄係数に基づく計画廃棄数量です。 |
KPI | 説明 |
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製造実績-計画出荷日 | ペグされた受注明細の計画出荷日以前に完了した作業指示のパーセント値です。 |
製造実績-要求日 | ペグされた受注明細の要求日以前に完了した作業指示のパーセント値です。 |
製造実績-納期 | ペグされた受注明細の納期以前に完了した作業指示のパーセント値です。 |
受注番号 | 受注番号です。 |
受注明細番号 | 受注明細番号です。 |
顧客 | 階層名です。 |
受注出荷日 | 受注出荷日です。 |
受注要求日 | 受注要求日です。 |
受注納期 | 受注納期です。 |
KPI | 説明 |
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設備カレンダ時間(時間) | サイト・カレンダに基づく作業時間です。 |
設備計画時間(時間) | 設備シフト可用性に基づく計画可用性時間です。 |
生産損失 - 計画(時間) | 計画停止(保守等の理由による停止)時間です。 |
生産損失 - 計画(値) | 計画停止(保守等の理由による停止)による損失額です。 |
生産損失 - 計画(%) | 計画停止(保守等の理由による停止)時間比率です。 |
実績停止時間(時間) | 計画外の設備停止時間です。 |
実績使用可能時間(時間) | 計画停止時間と計画外停止時間を考慮した後の設備の実績使用可能時間です。 |
計画外停止時間による生産損失(時間) | 計画外の設備停止時間(ブレークダウンやその他の理由による停止)の時間数です。 |
計画外停止時間による生産損失(値) | 生産資源原価に関する計画外の設備停止時間(ブレークダウンやその他の理由による停止)です。 |
計画外停止時間による生産損失(%) | 計画外の設備停止時間(ブレークダウンやその他の理由による停止)のパーセンテージです。 |
マシン可用性比率 | サイト・カレンダに基づいてカレンダ時間で除算した、生産設備が工程上で使用可能であった実績時間です。 |
実績実行時間(時間) | 設備の実行時間です。 |
その他の理由による生産損失(時間) | 設備停止、効率、品質不良以外の理由により発生した計画外の設備生産損失時間です(需要または資材の欠如)。 |
その他の理由による生産損失(値) | 設備停止、効率、品質不良以外の理由により発生した計画外の設備生産損失額です(需要または資材の欠如)。 |
その他の理由による生産損失(%) | 設備停止、効率、品質不良以外の理由により発生した計画外の設備生産損失率です(需要または資材の欠如)。 |
マシン効率 | 目標とする生産レートと比較した実際の生産レートです。 |
利用可能時間(時間) | マシン効率を考慮に入れた後の設備の有効稼働時間です。 |
実績比率 | 有効稼働時間と実績時間の比率です。 |
非効率による生産損失(時間) | 生産の理想的な比率と比較したときの、マシン非効率により発生した計画外の設備生産損失時間です。 |
非効率による生産損失(%) | 生産の理想的な比率と比較したときの、マシン非効率により発生した計画外の設備生産損失額です。 |
非効率による生産損失(値) | 生産の理想的な比率と比較したときの、マシン非効率により発生した計画外の設備生産損失率です。 |
設備出力数量 | 良好数量および不良数量を含む設備出力数量の合計です。 |
設備標準レート | 設備の標準生産レート(1時間当たりのユニット数)です。 |
設備初回良好数量 | 再作業や廃棄されていない設備出力数量です。 |
初回合格歩留 | 拒否や廃棄がなく初回で良品となる生産合計(%)です(直行率)。 |
総合有効稼働時間(時間) | 品質不良を控除した後の有効稼働時間です。 |
品質不良による生産損失(%) | 品質不良による計画外の設備生産損失率です。 |
品質不良による生産損失(時間) | 品質不良による計画外の設備生産損失時間です。 |
品質不良による生産損失(値) | 品質不良による計画外の設備生産損失額です。 |
設備標準効率 | 設備の標準効率(%)です。 |
設備標準稼働率 | 設備の標準稼働率(%)です。 |
生産資源標準効率 | 生産資源の標準効率(%)です。 |
生産資源標準稼働率 | 生産資源の標準稼働率(%)です。 |
総合設備効率 | 総合的な設備効率です。 |
KPI | 説明 |
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実績-計画% | 計画生産と比較した実績生産です。 |
生産-計画(実績対計画)線形差異に適用 | 1の比率で測定された実績生産と計画生産との間の差異です。 |
シフト計画生産 | 現行シフトに対して計画された生産です。 |
シフト実績生産 | 現行シフトの実績生産です。 |
生産合計$(生産レポート) | 生産合計の原価額です。 |
残存シフト時間(時間数) | 現行シフトの残存生産時間です。 |
シフト用残存作業 | 指定されたシフト内で生産されるオープン作業指示の原価額です。 |
生産バックログ値 | 指定された期間内で生産されるオープン作業指示の原価額です。 |
生産バックログ時間 | 期間の残存バックログ生産を完了するために必要な時間数です。 |
実績完了数量 | 拒否や廃棄のない実績完了数量です。 |
設備計画数量 | 設備の計画完了数量です。 |
設備標準レート | 設備の標準生産レート(1時間当たりのユニット数)です。 |
KPI | 説明 |
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設備停止時間% | 設備計画時間と比較した設備停止時間です。 |
設備計画時間(時間) | 設備シフト可用性に基づく計画可用性時間です。 |
KPI | 説明 |
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初回合格歩留 | 拒否や廃棄がなく初回で良品となる生産合計(%)です(直行率)。 |
不良% | 拒否された生産合計(%)です。 |
廃棄% | 廃棄された生産合計(%)です。 |
再作業% | 再作業された生産合計(%)です。 |
設備初回良好数量 | 再作業や廃棄されていない設備出力数量です。 |
設備出力数量 | 良好数量および不良数量を含む設備出力数量の合計です。 |
設備廃棄数量 | 設備の廃棄数量です。 |
設備再作業数量 | 設備の再作業数量です。 |
設備拒否数量 | 設備の拒否数量です。 |
KPI | 説明 |
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フレキシビリティ比率 | 実績日次生産と平均日次生産の比率です。 |
実績完了数量 | 再作業や廃棄のない設備からの完了数量です。 |
KPI | 説明 |
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作業指示計画番号 | 作業指示の計画番号です。 |
作業指示ステータス | 作業指示のステータスです。 |
作業指示タイプ | 作業指示のタイプです。 |
KPI | 説明 |
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平均サイクル時間 | 設備がシフトで作業指示のオペレーションを処理する平均サイクル時間です。 |
サイクル時間 | 設備がシフトで作業指示のオペレーションを処理するサイクル時間です。 |
サイクル中の停止時間 | サイクル中の停止時間です。 |
サイクル中のアイドル時間 | サイクル中のアイドル時間です。 |
サイクル中の実行時間 | サイクル中の実行時間です。 |
KPI | 説明 |
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持続可能性状況 | 持続可能性状況とは、企業が活動して商品やサービスを生産するために消費される連続的な入力に対して使用される一般的な名称です。 持続可能性状況の一般的な例としては、電気、ガス、石油、水、ヘリウムなどがあります。 持続可能性状況は、常に企業に対する原価が関連付けられており、多くの場合は環境への有害な排出の原因です。 企業は、通常、持続可能性状況の消費をモニターし、効率性および環境への配慮のために持続可能性状況が最小になるよう努力します。 持続可能性状況を他のKPIとあわせて使用してOBIEEの回答で問合せを作成し、問合せの結果を関心の持続可能性状況に制限する必要があります。 |
消費量 | エンティティによって消費された実際の持続可能性状況です。 たとえば、電気メーターはエンティティの電力消費量を測定します。 メーターの読取り値は、指定された周期で収集されて、MOCに転送されます。MOCは1時間ごとに消費量を計算します。 消費量は、1時間単位から、シフト、日、月、年の単位に集計できます。 |
計画消費量 | エンティティによって消費される持続可能性状況の計画値です。 たとえば、電力の計画消費量をMOCに入力し、四半期または年の単位に集計できます。 |
消費量(前年) | 前の年の指定期間にエンティティによって実際に消費された持続可能性状況です。 |
消費量比率変更(計画) | 電力消費量の計画値と実績値の偏差パーセンテージです。計算方法: (実績電力使用量 - 計画電力使用量) x 100 / 計画電力使用量 |
消費量比率変更(前年) | 去年と今年の同じ指定期間での実績消費量の変化率です。計算方法: 消費量比率変更(前年) = (今年の実績消費量 - 前年の実績消費量) x 100 / 前年の実績消費量 |
生産出力 | 製品の基準単位で表された、設備、生産ライン、面積、フロア、または部門の生産出力です。 設備より高いレベルの生産出力は、特定の製品に対する全作業指示の出力の合計として計算されます。 |
生産出力値 | 設備、生産ライン、面積、フロア、または部門の生産出力の値です。 |
1単位面積当りの消費量 | そのエンティティの合計面積によって正規化されたエンティティの実際の消費量です。 計算方法: 1単位面積当りの消費量 = エンティティの実績消費量/エンティティの有効表面積 |
1個人当りの消費量 | そのエンティティの合計人数によって正規化されたエンティティの実際の消費量です。 計算方法: 1個人当りの消費量 = エンティティの消費量/人数 |
1単位面積当りの消費量(前年) | 前年の指定した期間における、そのエンティティの合計面積によって正規化されたエンティティの実際の消費量です。 |
1個人当りのエネルギー消費量(前年) | 前年の指定した期間における、そのエンティティの合計人数によって正規化されたエンティティの実際の消費量です。 |
排出 | 実際の持続可能性消費量に基づく実際の排出量です。 |
計画排出 | 持続可能性状況の消費量に基づく計画排出量です。 データを利用できるエンティティ階層のすべてのレベルで計算されます。 計算方法: 排出量 = 排出係数 x 計画消費量 |
排出(前年) | 前の年の指定期間にエンティティによって消費された持続可能性状況に基づく排出量です。 |
排出比率変更(計画) | 計画排出量と実際の排出量の偏差パーセンテージです。計算方法: 排出比率変更(計画) = (実際の排出量 - 計画排出量) x 100 / 計画排出量 |
排出比率変更(前年) | 去年と今年の同じ指定期間での実績排出量の変化率です。計算方法: 排出比率変更(前年) = (今年の実績排出量 - 前年の実績排出量) x 100 / 前年の実績排出量 |
1単位面積当りの排出 | そのエンティティの合計面積によって正規化されたエンティティの実際の排出量です。 計算方法: 1単位面積当りの排出量 = エンティティの実績排出量/有効表面積 |
1単位面積当りの計画排出 | そのエンティティの合計面積によって正規化されたエンティティの計画排出量です。 計算方法: 1単位面積当りの計画排出量 = エンティティの計画排出量/有効表面積 |
1個人当りの排出 | そのエンティティの合計人数によって正規化されたエンティティの実際の排出量です。 計算方法: 1個人当りの排出量 = エンティティの排出量/人数 |
1個人当りの計画排出 | そのエンティティの合計人数によって正規化されたエンティティの計画排出量です。 計算方法: 1個人当りの排出量 = エンティティの排出量/人数 |
1単位面積当りの排出(前年) | 前年の指定した期間における、そのエンティティの合計面積によって正規化されたエンティティの実際の排出量です。 |
1個人当りの排出(前年) | 前年の指定した期間における、そのエンティティの合計人数によって正規化されたエンティティの実際の排出量です。 |
原価 | エンティティによって消費された実際の持続可能性状況の原価です。 |
計画原価 | エンティティによって消費されることが計画されている実際の持続可能性状況の原価です。 |
原価(前年) | 前の年の指定期間にエンティティによって実際に消費された持続可能性状況の原価です。 |
原価比率変更(計画) | 計画原価と実際の原価の偏差パーセンテージです。計算方法: 原価比率変更(計画) = (原価 - 計画原価) x 100 / 計画原価 |
原価比率変更(前年) | 去年と今年の同じ指定期間での実績原価の変化率です。計算方法: 原価比率変更(前年) = (原価 - 前年の原価) x 100 / 前年の原価 |
1単位面積当りの計画原価 | そのエンティティの合計面積によって正規化された、エンティティによって消費されることが計画されている持続可能性状況の原価です。 計算方法: 1単位面積当りの計画原価 = エンティティの計画原価/有効表面積 |
1単位面積当りの原価 | そのエンティティの合計面積によって正規化された、エンティティによって消費された持続可能性状況の原価です。 計算方法: 1単位面積当りの原価 = エンティティの原価/有効表面積 |
1個人当りの計画原価 | そのエンティティの合計人数によって正規化された、エンティティによって消費されることが計画されている持続可能性状況の原価です。 計算方法: 1個人当りの計画原価 = エンティティの計画原価/人数 |
1個人当りの原価 | そのエンティティの合計人数によって正規化された、エンティティによって消費された持続可能性状況の原価です。 計算方法: 1個人当りの原価 = エンティティの原価/人数 |
1単位面積当りの原価(前年) | 前年の指定した期間における、そのエンティティの合計面積によって正規化された、エンティティによって消費された持続可能性状況の原価です。 |
1個人当りの原価(前年) | 前年の指定した期間における、そのエンティティの合計人数によって正規化された、エンティティによって消費された持続可能性状況の原価です。 |
直接使用別消費量合計 | 生産を目的としてエンティティによって消費された実際の持続可能性状況です。 たとえば、コンベア、ロボット、組立てステーション、自動保存/検索システム、空気圧縮機、産業用照明などです。 |
間接使用別消費量合計 | 生産以外の機能のためにエンティティによって消費された実際の持続可能性状況です。研究開発、営業、マーケティングなどです。 たとえば、空気圧縮機、設備、保守設備、照明などです。 |
総合消費量 | 直接および間接の使用を目的としてエンティティによって消費された実際の持続可能性状況です。 |
KPI | 説明 |
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1生産出力当りの消費量 | 1単位の生産出力の生産のためにエンティティによって実際に消費された持続可能性状況です。 計算方法: 期間内の製品の生産のための消費測定値/期間内に製造された単位数 |
1生産金額当りの消費量 | 1単位の生産出力の金額の生産のためにエンティティによって実際に消費された持続可能性状況です。 計算方法: 期間内の製品の生産のための消費測定値/期間内に製造された単位の金額 |
1生産出力当りの排出 | 1単位の生産出力の生産のためにエンティティによって実際に消費された持続可能性状況に基づく排出量です。 計算方法: 期間内の製品の生産のための排出測定値/期間内に製造された単位数 |
1生産金額当りの排出 | 1単位の生産出力の金額の生産のためにエンティティによって実際に消費された持続可能性状況に基づく排出量です。 計算方法: 期間内の製品の生産のための排出測定値/期間内に製造された単位の金額 |
1生産出力当りの原価 | 1単位の生産出力の生産のためにエンティティによって実際に消費された持続可能性状況の原価です。 計算方法: 期間内の製品の生産のために消費された持続可能性状況の原価/期間内に製造された単位数 |
1生産金額当りの原価 | 1単位の生産出力の金額の生産のためにエンティティによって実際に消費された持続可能性状況の原価です。 計算方法: 期間内の製品の生産のために消費された持続可能性状況の原価/期間内に製造された単位の金額 |
KPI | 説明 |
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消費量合計(TC) | 付加価値消費量と日付加価値消費量の合計です。 |
付加価値消費量(VAC) | RUN状態においてエンティティによって消費された実際の持続可能性状況です。 これは生産エンティティに対してのみ適用されます。 |
非付加価値消費量 | IDLE、DOWN、またはOFF状態においてエンティティによって消費された実際の持続可能性状況です。 これは生産エンティティに対してのみ適用されます。 |
付加価値消費量比率 | エンティティの合計消費量に対する付加価値消費量の割合です。 計算方法: (VAC x 100) / TC. |
ディメンション
パフォーマンス領域内のKPIは、MOCカタログにおいてシードされたディメンション別に分析できます。 次の各ディメンション・フォルダには、KPIを分析するためのディメンション、階層、および属性が含まれます。
属性グループ・メタデータ
停止時間理由
エンティティ
設備
設備属性データ
設備標準レート
品目
工場
廃棄理由
シフト
持続可能性状況
システム
時間
時間 - 期間累計
時間 - 取引日
時間持続可能性
時間 - 作業指示実績完了日
時間 - 作業指示実績開始日
時間 - 作業指示計画完了日
時間 - 作業指示計画開始日
時間 - 非定型
作業指示
作業指示セグメント
作業指示サブ・セグメント
MOCカタログは、Oracle Fusion MiddlewareのOracle Business Intelligence(BI)プラットフォームの分析レイヤに基づきます。 カタログは、このテクノロジを使用して、分析するデータを整理し、ビジネスでの測定に必要なメトリックを提供します。 カタログ・インタフェースは、BIプレゼンテーション・サービスとMOCアプリケーションで構成されています。 インタフェースは次のコンポーネントのページで構成されています。
アンサー
製造ハブ・カタログによってシステムで収集された情報についてのレポートがこのページに表示され、レポートを作成および変更できます。 グラフ、表、レポートでデータを提示できます。
ペイン
「アンサー」ページには2つのペインが含まれます。 選択ペインは、保存されている情報内の移動、情報の選択、管理に使用されます。表示ペインには、選択したコンテンツが表示されます。
選択ペインの列は、要求のデータを選択するために使用します。 要求を実行するには、少なくとも1つの列を選択します。 結果出力を限定するためのフィルタ・メカニズムを使用できます。
タブ領域
カタログのタブ領域は次のとおりです。
基準では、要求用に選択した列にアクセスできます。
結果では、要求の結果を処理できます。
プロンプトでは、要求をフィルタするためのプロンプトを作成できます。
詳細では、要求のXMLおよび論理SQLを処理できます。
ダッシュボード
設定したコンテンツを含むレポートの表示に使用するダッシュボードにアクセスします。 特定の情報を含むカスタム・ダッシュボードを作成し、このページから工場マネージャ・ダッシュボードおよび施設マネージャ・ダッシュボードにアクセスできます。
他の製品
Oracle BI Publisher、デリバー、マーケティング、およびディスコネクテッド分析にアクセスします。
設定
「管理」および「マイ・アカウント」ページにアクセスします。 「管理」には、制御を設定して要求を発行するためのBIプレゼンテーション・サービスが表示されます。 「マイ・アカウント」ページでは、一般的なアカウント情報を表示し、BIアプリケーションの作業環境を設定できます。
関連情報
Oracle BI for End Usersの概要は、Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboards User Guideを参照してください。
Oracle BIでの一般的なタスクの実行の詳細は、Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboards User Guideを参照してください。
Oracle BIの「マイ・アカウント」ページの使用の詳細は、Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboards User Guideを参照してください。
「製造ハブ・カタログ」選択ペインには、80以上のKPIがグループ化されています。 これらは、KPIについての集約レベルの分析を提供し、詳細な分析にドリルダウンできます。
レポート用のカタログ・データを選択する手順は、次のとおりです。
MOCカタログに移動し、「アンサー」リンクを選択します。
「アンサー」ページには2つのペインが含まれます。 選択ペインにある「製造ハブ・カタログ」の列を選択します。 表示ワークスペースに、要求用に選択した列が表示されます。
選択ペインで、レポートに含める領域の特定の列を展開します。
「列」に、要求から返されるデータの列が示されます。
レポートに表示するパフォーマンス領域の詳細を選択します。
選択した項目が、「基準」タブ領域の表示ワークスペースに表示されます。
「基準」タブでは、要求の列とフィルタを表示および変更できます。 結果の表示順序、列の小計、書式設定、式を指定できます。 選択項目ごとに、次の機能を使用して列データの書式を設定できます。
「値の書式」では、フォントの種類やサイズなどのデフォルト設定を上書きします。
「式の編集」では、列の式を変更します。
Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboards User GuideのOracle BIアンサーでの列の書式設定機能の使用に関する項を参照してください。
フィルタを作成することで出力の表示を制御できます。 フィルタの作成と編集アイコンを選択し、CASE文として表示されるフィルタ式を作成します。
このフィルタを保存して他のレポートで使用できます。 Oracle Business Intelligence Answers, Delivers, and Interactive Dashboards User Guideの列の式の編集に関する項を参照してください。
「結果の表示」または「結果」タブ領域を選択して、レポートを表示します。
複数の異なる表示ビューを選択し、それらを組み合せて、「工場マネージャ」、「施設マネージャ」、「非定型」の各ダッシュボードに表示できます。
複数の要求の結果を組み合せるには、同様の要求と結合を選択します。
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