通知

この章では、次のトピックについて説明します。

通知の概要
通知への登録
仕入先に通知
内部ユーザーに通知
システム通知

通知の概要

Oracle Supplier Managementの重要な要素の1つは、仕入先と購買組織間のコミュニケーションの向上です。仕入先ライフサイクルを通して、Oracle Supplier Managementによって多数の通知が生成され、表示されます。ただし、これらの通知の多くは、購買組織のビジネス・プロセスによって関連性に違いがあります。Oracle Supplier Managementは、管理者がシステム全体で簡単に通知を有効化または無効化できる通知フレームワークを備えています。

通知への登録

仕入先管理管理者は、通知に対する登録を設定します。最初に設定する通知は、情報依頼 (RFI)ドキュメント関連です。この通知は、仕入先登録時や、仕入先準拠およびプロファイル監査時、あるいは仕入先実績評価時に、Oracle Supplier Lifecycle Managementで使用されることがあります。

本文の説明内容に関するイメージ

これら通知および詳細メッセージの説明は、Oracle Sourcing インプリメンテーションおよび管理ガイドの付録Cを参照してください。通知の設定における管理タスクの詳細は、Oracle Supplier Managementインプリメンテーションおよび管理ガイドの「通知への登録の設定」を参照してください。

また、仕入先プロファイルおよび登録に固有の通知もあります。仕入先管理管理者は、次の図のページから任意の通知にユーザーを登録します。

本文の説明内容に関するイメージ

様々なユーザーに対する通知の設定における管理タスクの詳細は、Oracle Supplier Managementインプリメンテーションおよび管理ガイドの「通知への登録の設定」を参照してください。

さらに、イベントベースの通知もあります。仕入先管理でサポートされているビジネス・イベントの詳細は、Oracle Supplier Managementインプリメンテーションおよび管理ガイドの「ビジネス・イベントの設定」を参照してください通知を作成するには、これらのビジネス・イベントのいずれかに登録します。通知の作成の詳細は、Oracle Workflow User’s Guideを参照してください。

仕入先への通知

Oracle Supplier Managementを使用して登録されている仕入先のすべてまたは一部に通知を送信できます。「仕入先ホーム」ページに移動します。仕入先に通知を送信するには、次の手順を実行します。

上部にある「すべての仕入先に通知」ボタンをクリックして、すべての仕入先に通知を送信します一部の仕入先に通知を送信するには、「仕入先」ページの「検索」領域を使用して仕入先を検索します。通知を送信する仕入先を選択して、検索結果の上にある「通知」ボタンをクリックして、「通知」ページを開きます。あるいは、仕入先のプロファイル詳細ページを開き、「通知」ボタンをクリックします。
件名とメッセージを入力し、選択した仕入先の担当者にEメールとワークフローの通知を送信します。
「送信先」フィールドで適切なオプションを選択します。「全担当者」を選択すると、選択した仕入先のすべての担当者に通知が送信されます。「ユーザーのみに連絡」を選択すると、Eメールとワークフローの通知はシステム・ユーザー・アカウントを持つ選択した仕入先の担当者のみに送信されます。
オプションで、Oracle Supplier Networkにまだ登録されていない仕入先に通知を送信する場合は、「OSN登録インストラクションを含む」を選択してください。

また、登録要求ページから見込み仕入先に通知を送信することができます。登録要求ページを開き、「仕入先」フィールドの「ノート」にメッセージを入力します。見込み仕入先のEメールアドレスにノートを送信するには、「通知」ボタンをクリックします。

内部ユーザーに通知

管理者は、任意の内部ユーザーグループに通知を送信することができます。任意の内部ユーザーに通知を送るには、仕入先管理管理者職責と「仕入先ホーム」メニューを使用して管理タブに移動します。セキュリティサブタブをクリックし、通知したいグループを選択します。メンバーにEメールを送信をクリックします。これによりデフォルトのメール・クライアントが開き、メンバーのEメール・アドレスが「宛先」フィールドにコピーされます。

購買組織またはソーシング文書の所有者は、ドキュメントの協力者に懸案中のタスクについて通知することができます。情報依頼の協力者に通知を送信するには、ソーシング文書を開きます。

「処理」ドロップダウン・リストから、「コラボレーション・チームの管理」を選択し、「進む」をクリックします。
すべてまたは一部の協力者を選択し、「通知」をクリックします。
オプションで、各評価者に対してターゲット日を設定したタスクを作成します。このタスクは、評価者のネゴシエーション・ホーム・ページにある未完了の「タスク」領域に表示されます。

システム通知

システムによりデフォルトで生成される通知はすべて、このカテゴリに当てはまります。Oracle Supplier Managementで生成されるシステム通知の一覧は次のとおりです。

仕入先管理ユーザーまたはソーシング・バイヤーが仕入先ユーザーに登録への参加依頼を実行すると、その仕入先ユーザーに登録ページのURLが記載されたEメール通知が送信されます。
仕入先管理ユーザーまたはソーシング・バイヤーが登録要求を承認または否認すると、仕入先ユーザーに登録のステータスを示すEメール通知が送信されます。また、通知には、ユーザーIDおよびシステム生成されたパスワードも含まれています。
購買担当者が情報依頼を公開すると、ワークフロー通知により参加しているすべての仕入先に公開が周知されます。