Oracle Project Managementユーザー・ガイド リリース12 E06006-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、プロジェクトおよびタスクの文書を添付および管理する方法を説明します。
この章では、次のトピックについて説明します。
Oracle Projectsでは、自身がチーム・メンバーとなっているプロジェクトに、文書を添付、格納および関連付けることができます。文書を添付するには、対応するプロジェクト、タスクまたは機能にアクセスする権限を持っている必要があります。プロジェクト、タスクまたは機能へのアクセス権を持っている場合は、添付されたすべての文書へのアクセス権も自動的に持つことになります。文書は、ファイル、URLまたはプレーン・テキスト・ボックスの形式が可能です。
次のものに文書を添付できます。
基本契約
予算および予測バージョン
変更文書
請求書草案
支出
懸案
プロジェクト資産
プロジェクト資金
プロジェクト
資源要件
ステータス・レポート
資金の要約
タスク
次のタイプの文書を添付できます。
ファイル: ワード・プロセッサ・ファイル、テキスト・ファイル、スプレッドシートまたはイメージなど、任意のタイプのコンピュータ・ファイルです。
URL: http://www.oracle.comなどのWebページ・アドレスです。
テキスト: プレーン・テキスト形式の注釈も入力できます。たとえば、以後の通知があるまでプロジェクトが保留状態に置かれた理由を説明するテキスト・メモをプロジェクトに追加できます。
この項では、文書の添付、プロジェクト、タスクまたは機能に添付済の文書の編集、添付カテゴリの使用、および文書リポジトリの使用に関する処理について説明します。添付処理の詳細は、『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』を参照してください。
この項では、様々なタイプの文書の添付方法を説明します。
プロジェクトで作業中の他のユーザーが使用できるように、複数の文書をアップロードできます。既存の文書に対する更新もアップロードできます。
ファイルを添付するときは、デスクトップをブラウズして、添付するファイルを検索できます。添付カテゴリは、ファイルを選択した後で選択できます。添付カテゴリを使用すると、添付を分類できます。オプションで、他のチーム・メンバーのために、ファイル名を記述的な名前に変更できます。既存の文書を更新するときに、すでにファイルが存在している場合は、そのファイルを上書きするかどうかを決定できます。
プロジェクト、タスクまたは他の機能にURLを添付できます。URLを添付する場合は、URLの名前と説明を入力します。次に、添付カテゴリを選択し、完全なURLを入力します。
プロジェクト、タスクまたは他の機能に表記法を追加するためにプレーン・テキストを入力できます。テキスト・ボックスを添付するには、添付に名前を設定し、説明(必要な場合)を入力します。添付カテゴリを選択し、添付するテキストを入力できます。
添付カテゴリを使用すると、プロジェクト、タスクまたは機能に添付可能な文書のタイプを定義できます。添付カテゴリは、文書の種類に固有で、検索結果を向上させ、ビジネス処理を実施する一般的な特性に基づいて定義できます。たとえば、機械仕様に関連する文書には、機械仕様という添付カテゴリを定義できます。
添付カテゴリを定義するには、アプリケーション開発者職責が必要です。添付カテゴリの定義の詳細は、『Oracle Applications開発者ガイド』を参照してください。
Oracle Projectsでは、Oracle Filesなどの文書リポジトリにファイルをアップロードできます。たとえば、Oracle Projects文書管理をOracle Filesに統合すると、ファイルやフォルダ、およびワークスペースの両方を添付できます。また、プロジェクト、タスクまたは機能にファイルを添付する前に、デスクトップからOracle Filesにファイルをアップロードできます。
注意: Oracle Projects文書管理を別の文書リポジトリに統合する場合は、Oracle Filesをインストールする必要はありません。