Oracle Inventoryユーザーズ・ガイド リリース12 E06011-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle Inventoryには次のフレックスフィールドがあります。
勘定科目別名
品目カタログ
品目カテゴリ
受注
在庫保管棚
システム品目
システムの設定に応じて、Oracle Inventoryでは他のOracle製品で提供されている次のフレックスフィールドの一部またはすべてを使用する場合もあります。
会計(Oracle General Ledger)
売上課税地域(Oracle Receivables)
地域(Oracle Receivables)
関連項目
『Oracle General Ledgerユーザーズ・ガイド』の「会計フレックスフィールドの設計」
『Oracle Receivablesユーザー・ガイド』の「売上税地域フレックスフィールド体系の定義」
『Oracle Receivablesユーザー・ガイド』の「地域フレックスフィールド」
所有者 | Oracle Inventory |
使用者 | Oracle Inventory |
フレックスフィールド・コード | MDSP |
表名 | MTL_GENERIC_DISPOSITIONS |
列数 | 20 |
列幅 | 40 |
動的挿入可能 | No |
一意ID列 | DISPOSITION_ID |
体系列 | ORGANIZATION_ID |
このキー・フレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。
所有者 | Oracle Inventory |
使用者 | Oracle Inventory |
フレックスフィールド・コード | MICG |
表名 | MTL_ITEM_CATALOG_GROUPS |
列数 | 15 |
列幅 | 40 |
動的挿入可能 | No |
一意ID列 | ITEM_CATALOG_GROUP_ID |
体系列 | なし |
このキー・フレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。
所有者 | Oracle Inventory |
使用アプリケーション | Oracle Inventory、Oracle Order Entry |
フレックスフィールド・コード | MCAT |
表名 | MTL_CATEGORIES |
列数 | 20 |
列幅 | 40 |
動的挿入可能 | No |
一意ID列 | CATEGORY_ID |
体系列 | STRUCTURE_ID |
すべての品目をカテゴリに割り当てる必要があるため、品目の定義を開始する前に、品目カテゴリ・フレックスフィールドを設計および構成してください。
品目カテゴリ・フレックスフィールドに対して、それぞれ別のカテゴリ・グループ・スキームに対応する複数の体系を定義できます。その後、定義するカテゴリおよびカテゴリ・セットにこれらの体系を関連付けることができます。
所有者 | Oracle Inventory |
使用アプリケーション | Oracle Inventory、Oracle Order Entry |
フレックスフィールド・コード | MKTS |
表名 | MTL_SALES_ORDERS |
列数 | 20 |
列幅 | 40 |
動的挿入可/不可 | 可 |
一意ID列 | SALES_ORDER_ID |
体系列 | なし |
受注フレックスフィールドは、Oracle Order ManagementからOracle Inventoryにインタフェースされる受注取引を一意に識別するために、Oracle Inventoryで使用されるキー・フレックスフィールドです。
受注フレックスフィールドは、受注番号、受注タイプおよび受注ソースで定義する必要があります。この組合せによって、各取引がOracle Inventryにおいて他の取引と重複しないことが保証されます。
Oracle Order Managementで需要を設定したり予約を行ったりする前に、このフレックスフィールドを定義する必要があります。
各取引が他と重複しないことを保証するために、「OE: ソース」プロファイル・オプションを設定して、このフレックスフィールドの第3セグメントで使用するソース・コードを決定する必要があります。(Oracle Inventoryでは、「OE: ソース」プロファイル・オプションのデフォルトは'ORDER ENTRY'です。)
値を設定するには、動的挿入を使用する必要があります。「検証情報」は「なし」に設定します。コンカレント・プログラムのパフォーマンスを向上させるには、「必須値」を「Yes」にします。値セットは英数字で指定します。値セットの最大サイズは40です。
フレックスフィールド・セグメントを使用可能にするときは、「検証情報」リージョンの「必須」フィールドを「Yes」に設定する必要があります。このフィールドを「Yes」に設定すると、既存の需要や予約を更新するときに、常にOracle Order Managementによって値が提供されることが保証されるため、パフォーマンスが向上します。
「右揃えおよび0埋込み数値」を「No」に設定し、受注番号にゼロが埋め込まれないようにします。
Oracle Inventoryでは、このフレックスフィールドに基づいて、MTL_SALES_ORDERS内の受注ごとに一意IDが定義されます。Order Managementの一意IDとは対照的に、Oracle Inventoryの一意IDはOracle Manufacturingアプリケーション全体で使用されます。
所有者 | Oracle Inventory |
使用アプリケーション | Oracle Inventory、Oracle Order Entry |
フレックスフィールド・コード | MTLL |
表名 | MTL_ITEM_LOCATIONS |
列数 | 20 |
列幅 | 40 |
動的挿入可/不可 | 可 |
一意ID列 | INVENTORY_LOCATION_ID |
体系列 | ORGANIZATION_ID |
在庫保管棚フレックスフィールドを使用して、保管中の在庫保管棚に関する情報をより多く取り込むことができます。Oracle Inventoryをインストールしていない場合、または保管棚管理品目がない場合は、このフレックスフィールドを設定する必要はありません。
品目について通路、列、保管箱などの特定の保管棚識別子を追跡している場合は、在庫保管棚フレックスフィールドを構成して、組織で保管棚管理を実装する必要があります。
このキー・フレックスフィールドは、1つの体系のみをサポートします。
所有者 | Oracle Inventory |
使用アプリケーション | Oracle Inventory、Oracle Order Entry、Oracle Receivables、Oracle Payables |
フレックスフィールド・コード | MSTK |
表名 | MTL_SYSTEM_ITEMS |
列数 | 20 |
列幅 | 40 |
動的挿入可能 | No |
一意ID列 | INVENTORY_ITEM_ID |
体系列 | ORGANIZATION_ID |
システム品目フレックスフィールド(品目フレックスフィールドともいいます)を使用して、品目情報の記録やレポート作成を行うことができます。品目の定義を開始する前に、品目フレックスフィールドを設計および構成する必要があります。
品目を参照するすべてのOracle Applications製品は、品目フレックスフィールドを共有し、複数セグメントの実装をサポートします。ただし、このフレックスフィールドがサポートする体系は1つのみです。
「OE: 品目フレックスフィールド」プロファイル・オプションを設定して、Oracle Applicationsで使用する品目フレックスフィールド体系を指定する必要があります。
ユーザーは、「OE: 品目フレックスフィールド入力方法」プロファイル・オプションを設定して、このフレックスフィールドの入力方法を指定することもできます。
オプションで、請求書、デビット・メモおよびクレジット・メモの明細に対するデフォルト品目情報として品目フレックスフィールドを使用するか、または独自の明細情報を入力することができます。