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Oracle Purchasingユーザーズ・ガイド
リリース12
E06013-01
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用語集

2方向照合 (Two-Way Matching)
Oracle Purchasingで、発注と請求書情報が許容限度内で合致していることを確認するために実行される処理。
2レベル基準計画 (Two-Level Master Scheduling)
製品グループから関連基準生産計画への需要予測展開を容易にする手法。最上位のMPSは、通常は製品ライン、ファミリーまたは最終製品に対して定義され、第2レベルのMPSは主要なオプションと構成部品に対して定義されます。
4方向照合 (Four-Way Matching)
発注、受入、検査および請求書の数量が許容限度内で照合するようにOracle Purchasingで行なわれる照合処理。
ASCII
American Standard Code for Information Interchange。伝送と格納に使用される標準ファイル・フォーマット。ASCIIは7ビット・コードで、8番目のビットがパリティに使用されます。
ASC X12
公認標準規格委員会X12グループ。同グループはANSIによって公認されており、米国およびカナダにおけるEDI規格の整備および制定を行っています。
ASL
承認済仕入先リスト。承認済の仕入先、サイトおよび品目を設定できるリスト。
ASN
(事前出荷通知)
EDI
「電子データ交換(Electronic Data Interchange: EDI)」を参照。
EDIFACT(EDIFACT)
行政および商業、運輸のための電子データ交換。作業部会4が制定している標準規格の略称。「WP4」も参照。
FIFO(先入れ先出し)原価計算方法(FIFO (first-in-first-out) costing method)
在庫査定に使用される原価フロー手法。各取引が順次原価計算された後に、在庫残高および在庫価値が断続的に更新されます。この手法では、最初に受入または生産された在庫単位が最初に使用または出荷されることを想定します。結果的に、最終の在庫は最も新しく調達された物品で構成されます。FIFO原価フローは在庫の実質フローと一致する必要はありません。
FOB
「本船渡し(Freight on Board)」を参照。
GL転送(General Ledger Transfer)
ある特定の期間について合計した活動から、総勘定元帳に転記できるバッチを作成する処理。Oracle General Ledgerの「仕訳インポート」を使用して、総勘定元帳に転記可能なバッチ・データを作成します。仕訳インポートを実行した後に、総勘定元帳転記処理を使用して仕訳に転記できます。
LIFO(後入れ先出し)原価計算方法(LIFO (last-in-first-out) costing method)
在庫査定に使用される原価フロー手法。各取引が順次原価計算された後に、在庫残高および在庫価値が断続的に更新されます。この手法では、最も新しく受入または生産された在庫単位が最初に使用または出荷されることを想定します。最終の在庫は、最も古い購買または完了において調達された古い物品で構成されます。
Min-Max計画(Min-Max Planning)
ユーザーが入力した固定の最小および最大在庫レベルに基づいて発注時期と発注数量を決定するために使用される、在庫計画方法。
RFQ
「見積依頼(Request for Quotation)」も参照。
RMA
「返品承認(Return Material Authorization: RMA)」も参照。
SQL検証文(SQL Validation Statement)
処理の詳細をカスタマイズするためにSQLで記述された文。
UOM
「単位(Unit of Measure)」を参照。
X12 (X12)
各産業間で電子的に商取引を行うためのANSI規格。
アーカイブ(Archiving)
承認済発注のバージョン履歴をすべて記録するプロセス。Oracle Purchasingでは、発注は初回承認時に自動的にアーカイブされます。それ以降は、前回の発注承認後に改訂番号を増分していれば、発注が承認プロセス中にアーカイブされます。
アクティビティ属性(Activity Attribute)
関数アクティビティの操作を制御するOracle Workflow関数アクティビティのパラメータ。アクティビティ属性を定義するには、Oracle Workflow Builderの「アクティビティ」ウィンドウで、そのアクティビティの「属性」プロパティ・ページを表示します。「プロセス」ウィンドウにアクティビティ・ノードの「属性値」プロパティ・ページを表示して、アクティビティ属性に値を割り当てます。
アクティビティ(ワークフロー)(Activity (Workflow))
ビジネス・プロセス中に実行されるOracle Workflowの作業単位。
「アクティビティ属性(Activity Attribute)」「関数アクティビティ(Function Activity)」も参照。
値基準(Value Basis)
この明細タイプの品目を数量で発注するか金額で発注するかを示すために、明細タイプに関連付ける属性。
アラート(Alert)
データベースをチェックし、検出された情報に基づいて処理を実行する、Oracle Alert内で定義された特定の条件。
アラート処理(Alert Action)
Oracle Qualityで指定の処理ルール条件が満たされているときに呼び出されるEメール・メッセージ、オペレーティング・システム・スクリプト、SQLスクリプトまたはコンカレント・プログラム要求。
委託事業所 (Consigned Location)
製造業者との委託契約を通じて買い手と売り手の所有権が保持される物理的な事業所。
移動中在庫 (Intransit Inventory)
在庫組織間で現在出荷中の品目。品目の移動中に、到着日や運送料などを表示したり更新できます。
移動取引 (Move Transaction)
組立品を1つの工程から別の工程へ移動したり、1つの工程内での別の製造オーダーへ移動する取引。
イベント・アラート (Event Alert)
ユーザーが定義した特定のイベントが発生したときに実行されるアラート。たとえば、品目が検査で不合格になった場合に、ただちに購買担当にメッセージを送信するイベント・アラートを定義できます。
受入 (Receipt)
多数の発注に多数の品目を含めることができる単独の仕入先からの出荷。
受入オープン・インタフェース(Receiving Open Interface)
Oracle Purchasing外部のアプリケーションまたはOracle以外のアプリケーションから情報をインポートできるようにする、Oracle Purchasingのインタフェース表のセット。受入オープン・インタフェースには、事前出荷通知(ASN)などの情報がインポートされます。情報は受入オープン・インタフェースにより検証されてから、Oracle Purchasingアプリケーションにインポートされます。
受入経路(Receipt Routing)
受入経路のステップを指定することで取引入力を簡素化する方法。
受入消込(Close for Receiving)
手動で割り当てるか、受入済金額が発注数量について定義した割合に達した時点でOracle Purchasingにより自動的に割当可能な発注管理。
受入数量許容範囲(Quantity Received Tolerance)
受入数量が発注数量を超過することが許可される割合の上限。
受入数量合計(Total Quantity Accepted)
受入明細で受入済の項目の合計数量。
受入組織(Receiving Organization)
直接納入発注について直接納入された品目の受入を記録する購買組織。
受入伝票(Receipt Traveler)
最終搬送先を示すために受け入れた商品に添付する社内経路伝票。
受入明細(Receipt Line)
発注納入に対して品目の受入を識別する個別受入取引。
受入予定レポート (Expected Receipts Report)
指定した期間と事業所に予定されているすべての受入の印刷レポート。
運送業者(Carrier)
「運送業者(Freight Carrier)」を参照。
運送業者 (Freight Carrier)
ある所在地から別の所在地に品目を出荷するために使用される民間企業。
運送状(Waybill)
出荷に関連する商品と出荷指示のリストを含んだ文書。
営業単位 (Operating Unit)
補助元帳製品(AP、AR、PO、OE)用にデータを区分化する組織。複数組織以前の単一インストレーションとほぼ同じです。
英数字タイプ(Alphanumeric Number Type)
割り当てられる番号に英数字を使用できる、文書、従業員および仕入先の採番オプション。
オープン (Open)
発注上に完全請求されておらず、取消しもされていない明細がある場合に存在するオープン発注。発注品目の受入が必要な場合は、未納入の品目が残っているために、全額請求済でもなく、取消済でない明細があると、オープン発注が存在します。
オープン・インタフェース (Open Interface)
他のシステムからオープン・インタフェースを通じてデータのインポートまたはエクスポートができる製造機能。バー・コード読取り装置がその一例です。ここに蓄積されたデータは、後で処理を行うときに製造システムにインポートします。
買掛金/未払金経過勘定(Accounts Payable Accrual Account)
品目の受入時に未払債務を見越計上するために使用する勘定科目。常に在庫と外注加工の購買に使用されます。受入時に費用を見越計上することもできます。Oracle PurchasingとOracle Inventoryで使用される買掛金/未払金経過勘定は非請求済受入を表し、月末の買掛金/未払金債務残高に含まれます。この勘定残高は、Oracle Payablesで請求書が照合される際に決済されます。
会計期間(Accounting Period)
カレンダ月や会計期間など、会社が会計結果の報告に使用する会計期間。
会計フレックスフィールド(Accounting Flexfield)
会計配分用の勘定科目コードを定義するために使用する機能。たとえば、この体系を会社、予算勘定およびプロジェクト勘定科目番号に対応付けることができます。Oracle InventoryとOracle Manufacturingでは、わかりやすいように会計フレックスフィールドを指す用語として勘定科目を使用しています。
会計フレックスフィールド制限(Accounting Flexfield Limit)
従業員に対して特定範囲の会計フレックスフィールドの承認権限を付与できる最大金額。
会社間請求 (Intercompany Invoice)
会社間の利益を排除して自動的に生成される取引明細書。この取引は、同じ法的エンティティ内の組織間、または異なる法的エンティティ内の組織間で実行できます。
改訂 (Revision)
品目、部品構成表または工順の特定バージョン。
改訂数量管理 (Revision Quantity Control)
番号と改訂によって常に品目を識別することを確認する、品目に付けられた条件。中には、特に厳密な管理を必要とする品目があります。たとえば、品目の手持在庫数量を改訂番号別に管理しなければならない場合があります。反対に、どの改訂でも手持数量さえわかっていれば十分な品目もあります。品目が改訂番号別数量管理の対象となっている場合は、在庫数量を改訂番号別に追跡記録します。対象となっていない場合は、在庫数量を品目別に追跡記録します。
確定 (Firm)
発注管理。発注を確定すると、Oracle Master Scheduling/MRPでは、確定日を使用してタイム・フェンスが作成されます。このタイム・フェンス内では、新しい計画発注、取消または再計画への組込処理は提示されません。タイム・フェンス内の発注については、引き続き再計画からの除外処理が提示されます。複数の納入に異なる納期または希望入手日付が計画されていても、同じ品目がある場合はOracle Master Scheduling/MRPで、すべての計画済日付のうちの1番遅い日付に、納入期限が設定されます。
確定済金額(Committed Amount)
仕入先との間で支払に同意した金額。
カテゴリ (Category)
プラスチック、金属またはガラス品目など、同じ特性で品目をグループ化するために使用するコード。
カテゴリ・セット (Category Set)
Oracle Inventoryでユーザーが独自のカテゴリ・グループを定義するための機能。代表的なカテゴリ・セットとして、購買、資材、原価計算、計画があります。
簡易受入 (Express Receipt)
1つのキー操作で発注または包括購買契約リリースをすべて受け入れることができるサイト・オプション。
簡易購買依頼 (Express Requisitions)
事前定義された購買依頼テンプレートから、迅速に購買依頼を作成すること。会計フレックスフィールドと数量さえわかれば、一般に購買される品目の購買依頼を作成できます。
簡易搬送 (Express Delivery)
納入ごとに、または配分ごとに数量を入力せずに、受入の全数量を搬送できるオプション。
換算 (Conversion)
外貨取引から機能通貨への変換。
「外貨換算(Foreign Currency Conversion)」も参照。
換算先基準単位 (Destination Base Unit)
区分間換算の定義に使用する換算後の単位。換算後の基準単位は、ある単位区分の基準単位です。
換算式 (Conversion Formula)
ソース基準単位のうち1単位の数量によって乗算されると、区分間換算で搬送先基準単位のうち1単位の数量が与えられる数値。この数値は、標準区分間の単位換算や品目特有単位間の換算にも適用されます。
換算元基準単位 (Source Base Unit)
区分間の換算を定義するときに、換算元となる単位。換算元の基準単位に関して換算先の基準単位を定義します。換算元の基準単位は、単位区分の基準単位です。
換算レート(Exchange Rate)
任意の時点である通貨に換算できる別の通貨の金額を表すレート。Oracle Applicationsでは、外貨換算、再評価および切替のために保守する日次レートおよび期間レート、過去の換算レートが使用されます。Oracle Purchasing用に日次換算レートを入力して保守し、外貨換算の実行時に使用できます。Oracle Purchasingでは、換算レートで外貨を乗算して機能通貨が計算されます。
換算レート・タイプ(Exchange Rate Type)
換算レートのソースの指定。たとえば、ユーザー換算レートや社内換算レートなどです。
「社内換算レート(Corporate Exchange Rate)」、「直物換算レート(Spot Exchange Rate)」も参照。
勘定科目(Account)
「会計フレックスフィールド(Accounting Flexfield)」を参照。
勘定科目ジェネレータ(Account Generator)
Oracle Workflowを使用して、各種Oracle Applicationsにカスタム作成基準を使用した会計フレックスフィールド組合せの自動作成機能を提供する機能。会計フレックスフィールド・セグメントの入力方法を決定するステップのグループを定義します。アプリケーションによっては、プロセスの追加定義やデフォルト・プロセスの変更が可能です。
「アクティビティ(ワークフロー)(Activity (Workflow))」「関数(Function)」「項目タイプ(Item Type)」「参照タイプ(Lookup Type)」「ノード(Node)」「プロセス(Process)」「保護レベル(Protection Level)」「結果タイプ(Result Type)」「トランジション(Transition)」「ワークフロー・エンジン(Workflow Engine)」も参照。
勘定科目別名(Account Alias)
その他取引で賦課された勘定科目を表すわかりやすい名称またはラベル。勘定科目別名の表示、レポート作成および勘定科目別名に対する予算引当が可能です。
関数(Function)
Oracle Workflowの関数アクティビティにより参照されるPL/SQLストアド・プロシージャ。これにより、ビジネス・ルールの実行、アプリケーション範囲内で自動化されたタスクの実行、またはアプリケーション情報の検索ができます。ストアド・プロシージャにより標準引数が受け入れられ、完了結果が戻されます。
関数アクティビティ(Function Activity)
PL/SQLストアド・プロシージャにより定義される自動化したOracle Workflow作業単位。
「関数(Function)」も参照。
外貨(Foreign Currency)
機能通貨とは別の通貨で会計取引を記録および管理するために、元帳に対して定義する通貨。外貨で請求書を入力し、支払を行うと、Oracle Payablesでは、ユーザーが定義した換算レートに基づいて自動的に外貨がユーザーの機能通貨に換算されます。
「換算レート(Exchange Rate)」、「機能通貨(Functional Currency)」も参照。
外注加工 (Outside Processing)
仕入先から供給される生産資源を使用して、ショップ型製造オーダーまたはライン型製造オーダーに対する作業を行うこと。
外注加工工程(Outside Processing Operation)
外注加工生産資源が含まれる工程。「外注生産資源(Outside Resource)」を参照。
外注加工品目 (Outside Processing Item)
組立処理の一部として仕入先のサービスを購入するために発注明細に含まれる品目。この品目は、組立作業自体であっても、または組立品に対して実行されるサービスを表す非在庫品目でもかまいません。
外注工程 (Outside Operation)
外注生産資源と、場合によっては社内生産資源が含まれる工程。
外注生産資源(Outside Resource)
仕入先ソースの労務やサービスなど、仕入先から提供されて工順に含める生産資源。これには、発注移動生産資源と発注受入生産資源の両方が含まれます。
キー・フレックスフィールド(Key Flexfield)
セグメント・セット。必要なセグメントの数、各セグメントの長さ、セグメントの順序などを選択します。これにより、セグメントごとに許容値のリストを定義できます。
キー・フレックスフィールド・セグメント(Key Flexfield Segment)
キー・フレックスフィールドを構成する最大30個の異なるセクションの1つ。各セグメントを区切るには、選択した記号( 、/または¥など)を使用します。各セグメントは25文字以内です。通常、各キー・フレックスフィールド・セグメントでは、会計フレックスフィールドの場合は会社、部署、リージョンまたは製品、品目フレックスフィールドの場合は品目、バージョン番号またはカラー・コードなど、業務または操作体系の要素が1つ取得されます。
キー・フレックスフィールド・セグメント値(Key Flexfield Segment Value)
この要素の一意の値を提供する文字列と摘要。0100、東部リージョン、V20またはバージョン2.0など。
期間(Period)
「会計期間(Accounting Period)」を参照。
期間費用 (Period Expense)
発生した期間に記録する費用。通常、費用は借方です。
基準単位 (Base Unit)
1つの区分中ですべての単位を変える基本となる単位。基準単位は、その区分内の最小単位、または最も一般的に使用される単位です。たとえば、ミリメートルは「長さ」区分の基準単位です。基準単位は、単位区分を作成するときに設定します。
機能通貨(Functional Currency)
取引の記録と会計情報の保守に使用する通貨。通常は、会社のほとんどのビジネス取引に使用される通貨です。組織内で使用するも都庁の機能通貨を決定します。 「基準通貨」と同義。
供給 (Supply)
使用可能な資材の数量。供給量は、需要または予想需要に応じて補充されます。
供給基本契約の包括発注 (Supply Agreement Blanket Purchase Order)
商品やサービスの実際の搬送を要求する前に発行するタイプの発注。通常、包括購買契約は、長期仕入先契約を文書化するときに使用します。包括購買契約には、有効日と期限、約定金額、または数量を記載できます。包括購買契約は、商品やサービスを実際に発注する前に、同意した価格と納入日を指定する手段として使用します。Oracle Purchasingでは、「包括購買契約」ヘッダー上で「供給基本契約」フラグが設定されている包括契約。「仕入先スケジュール」では、「供給基本契約リリース」のみが選択されます。
拒否(Reject)
Oracle Automotive、Oracle ServiceおよびOracle Work in Processの場合は、再加工や廃棄を必要とする組立品を記録できる工程内ステップ。Oracle PurchasingとOracle Qualityの場合は、文書を承認する必要がないことを示すために使用するオプション。Oracle Purchasingでは、拒否された文書は所有者に戻され、所有者は必要に応じて修正を加えてから再発行します。
金額基準オーダー (Amount Based Order)
購入するサービスの金額のみを基準にして発注、受注および支払を行うオーダー。
区分間換算 (Interclass Conversion)
異なる単位区分からの基準単位の間に定義する換算算式。
クレジット・メモ (Credit Memo)
当初請求書を一部的または全体的に逆仕訳する文書。
計画発注 (Planned Purchase Order)
商品およびサービスを、特定の日に特定の場所へ実際に納入するよう依頼する前に発行する発注の1タイプ。通常、発注する品目および納入希望時期を指定するために計画発注を入力します。その後、その品目を実際に注文するときに、計画発注に対して出荷リリースを入力します。
契約 (Contract)
指定されていない商品またはサービスのために、ユーザーと仕入先の間で結ばれる契約。この契約には、取引条件、コミット済金額、発効日および失効日を含めることができます。標準発注の明細上で購入契約を直接参照します。購入契約に対する消費金額がモニターされます。
消込(Close)
全発注納入の受入(受入を必須にしている場合)と請求が完了すると、発注が自動的に消し込まれます。それ以上のアクティビティは不要であり、予想されないため、Oracle Purchasingにより発注が消し込まれます。それ以上のアクティビティが予想されない場合は、発注を手動で早期に消し込むことも可能です。発注に対して明細を追加したり、受け入れると、その発注が再オープンされます。Oracle Purchasingでは、消込済発注は経過勘定の対象とみなされません。
結果コード(Result Code)
Oracle Workflow内の、結果タイプにより定義される結果値の内部名。
「結果タイプ(Result Type)」、「結果値(Result Value)」も参照。
結果タイプ(Result Type)
Oracle Workflow内のアクティビティの潜在的結果値を含む参照タイプの名称。
結果値(Result Value)
Oracle Workflowで完了したアクティビティにより戻される値。「承認済」など。
「結果コード(Result Code)」、「結果タイプ(Result Type)」も参照。
権限チェック (Authorization Check)
文書承認者が承認処理を行うために、十分な権限を持っているかどうかを決定するための、購買文書上の一連テスト。
検査 (Inspection)
受入品目が品質基準を満たしていることを確認するために行う手続き。検査を実行することにより、品質基準を満たしていない物品やサービスに対する支払を防止できます。
検収(Acceptance)
仕入先が発注の条件に同意して受け入れたことを示す、仕入先による発注確認。
検収済数量 (Quantity Accepted)
検査の後に検収する品目の数。
原価差異 (Cost Variance)
実際の原価と予測原価の差異。 Oracle ManufacturingおよびOracle Payablesは、請求書価格、生産資源レート、標準原価差異という原価差異をサポートしています。
原価要素 (Cost Element)
品目の原価を類別したもの。 Oracle Manufacturingは、直接材料費、間接材料費、生産資源、外注加工、間接費という5つの原価要素をサポートしています。
現在手持数量(Current On-hand Quantity)
取引が処理される前の品目の手持数量合計。
構成 (Configuration)
基本モデルとオプションのリストを選択して顧客が発注する製品。セット(キット)または組立品(構成品目)として個別に出荷できます。
購買依頼(Purchase Requisition)
商品やサービスに関する社内要求。購買依頼は、従業員、または在庫や製造などのプロセスから発行できます。各購買依頼には多数の明細を含めることができ、通常は購買依頼明細ごとに特定の品目を記載します。各購買依頼明細には、少なくとも品目の摘要、単位、必要数量、単価および品目を賦課する会計フレックスフィールドが含まれます。「社内受注(Internal Sales Order)」を参照。
購買依頼(Requisition)
「購買依頼(Purchase Requisition)」および「社内受注(Internal Sales Order)」を参照。
購買依頼承認(Requisition Approval)
購買依頼に記載された品目の購入を承認する行為。購買依頼から購買担当が発注を作成するには、その購買依頼が事前に必要な承認を受ける必要があります。承認は任意の従業員から受けることができますが、購買依頼が完全に承認されるのは十分な権限を持った従業員により承認される場合のみです。購買依頼に引当または予算管理が必要な場合は、十分な承認権限を持った従業員が購買依頼を承認して予算を予約する場合にのみ、その購買依頼が完全に承認されます。
購買依頼テンプレート(Requisition Template)
依頼者が購買依頼の作成に使用できるように、共通する購買品目のリストを定義するための機能。既存の発注を参照して品目リストを定義できます。依頼者は、購買依頼テンプレートを使用して単純な事前ソース済の購買依頼を作成します。
購買依頼プール(Requisition Pool)
承認済で、取り消されておらず、まだ発注に入れられていない購買依頼明細。
購買依頼予算引当 (Requisition Encumbrance)
購買依頼に対する予算の引当が示すように、商品やサービスを購入する意図を表す取引。Oracle Purchasingでは、購買依頼に予算を引き当てると、引当後残余予算額から購買請求時予算引当が差し引かれます。購買依頼を取り消すと、Oracle Purchasingによって総勘定元帳内で適切な逆仕訳入力が作成されます。
購買オープン・インタフェース(Purchasing Open Interface)
仕入先から価格/販売カタログ情報をインポートできるようにするOracle Purchasing機能。カタログ・データを電子的に受信し、データを検証して処理し、Oracle Purchasingに包括購買契約または見積として直接インポートします。
購買価格差異(Purchase Price Variance)
品目を在庫に受け入れるか仕入先サービスを仕掛に受け入れる時点で記録する差異。この差異は、品目またはサービスの標準単位原価と、購買単価を受入数量で乗算した値の差異です。購買価格差異は、組織の購買価格差異勘定に記録します。標準原価は計画原価のため、標準原価と発注価格の間に差異が発生する場合があります。
購買担当 (Buyer)
仕入先に品目の再供給を発注し、仕入先との契約交渉を担当する人。
購買品目(Purchased Item)
購入して受け入れる品目。品目が在庫品目でもある場合は、入庫することもできます。「在庫品目(Inventory Item)」も参照。
購買文書(Purchasing Documents)
購買依頼、見積依頼、見積、発注および購買契約など、購買ライフ・サイクル中に使用する文書。
候補(Candidate)
Oracle Purchasingで、指定した前回処理日に基づいてパージ対象として選択されるレコード。Oracle Purchasingでは、前回処理日以後に更新されていないレコードのみが選択されます。候補は、確認するまでパージされません。
項目タイプ(Item Type)
高レベルのプロセス・グループとして使用される、同じ項目属性セットを共有する特定カテゴリの全項目のグループを指すために、Oracle Workflowで使用される用語。たとえば、各勘定科目ジェネレータ項目タイプ(FA勘定科目ジェネレータなど)には、会計フレックスフィールドのコード組合せの作成方法を決定するための、プロセスのグループが含まれています。「項目タイプ属性(Item Type Attribute)」も参照。
項目タイプ属性(Item Type Attribute)
特定のOracle Workflow項目タイプの機能。「項目属性」と同義。項目タイプ属性は、項目を保守するアプリケーションで値を参照および設定できる変数として定義されます。項目タイプ属性と属性値は、プロセスの全アクティビティに使用可能です。
国連ID (UN Number)
危険性物質のための識別。各識別番号には摘要を付けます。識別番号は一意ではありません。たとえば、密接な関連があるにもかかわらずタイプの異なる2つの資材に、同じ「国連ID」を対応付けることができます。
コピー (Copy)
Oracle Purchasingで発注または見積請求明細にコピーされる情報源として、購買担当が特定の購買依頼明細を指定できる自動作成オプション。
コンカレント・キュー (Concurrent Queue)
コンカレント・マネージャによる完了を待つコンカレント要求のリスト。各コンカレント・マネージャには実行の順番を待つ要求のキューがあります。システム管理者により、同時キューが設定されている場合は、複数のキューで実行を待つことができます。
コンカレント・プロセス (Concurrent Process)
処理を完了するタスクの1つ。タスクを発行するたびに、新規のコンカレント・プロセスが生成されます。コンカレント・プロセスは、他の複数のコンカレント・プロセスやユーザーのコンピュータでの活動と同時に実行されるため、端末を中断せずに複数のタスクを1度で完了できます。
コンカレント・マネージャ (Concurrent Manager)
アプリケーションのコンカレント処理機能のうち、時間がかかるタスクを端末と連結しないでモニターし、実行するコンポーネント。レポートの実行などの要求を発行すると、コンカレント・マネージャによって処理が実行されるため、同時に多数のタスクを実行できます。
コンカレント要求 (Concurrent Request)
ユーザーにかわってタスクを完了する要求。レポートの実行などのタスクを実行依頼するときに要求します。タスクを実行依頼すると、コンカレント・マネージャが自動的にその要求を受け取って処理するので、それ以上操作したり、作業を中断する必要はありません。コンカレント・マネージャでは、実行依頼した日時と、割り当てる優先順位に従って要求が処理されます。要求に優先順位を割り当てなければ、アプリケーションによって優先順位が設定されます。
コンテキスト依存セグメント (context-sensitive segment)
コンテキスト・フィールド・プロンプトに応答を入力すると、第2のポップアップ・ウィンドウに表示される付加フレックスフィールド・セグメント。コンテキスト応答ごとに、複数のコンテキスト・セグメントを定義できます。コンテキスト・セグメントの順序は、第2のポップアップ・ウィンドウ内で制御します。通常、各コンテキスト依存セグメントから、コンテキスト応答に関連する情報項目を1つ促すプロンプトが表示されます。
コンテキスト・セグメント値 (Context Segment Value)
コンテキスト依存セグメントへの応答。応答は、一連の文字と摘要からなっています。応答と摘要は、「Redwood Shores, Oracle Headquarters」や 「Minneapolis, Merrill Aviation's Hub」など、コンテキスト依存セグメントに他と重複しない値を提供します。
コンテキスト・フィールド値 (Context Field Value)
コンテキスト・フィールド・プロンプトへの応答。応答は、一連の文字と摘要からなっています。応答と摘要は、「1500、仕訳バッチID」、「2000、予算算式バッチID」など、コンテキスト・プロンプトに他と重複しない値を提供します。コンテキスト・フィールド値によって、追加表示されるフレックスフィールド・セグメントが決まります。
コンテキスト・フィールド・プロンプト (context field prompt)
ユーザーが応答を入力する質問またはプロンプトで、コンテキスト・フィールド値と呼ばれます。Oracle Applicationsで付加フレックスフィールド・ポップアップ・ウィンドウが表示される場合は、事前に定義しておいたグローバル・セグメントが表示されてから、コンテキスト・フィールド・プロンプトが表示されます。各付加フレックスフィールドにはコンテキスト・プロンプトを1つのみ使用できます。
コンテキスト要素 (Context Element)
品質収集取引に関連した収集要素。コンテキスト要素の値は、その親収集取引の入力時にOracle Qualityに自動的に転送されます。
合計購買依頼制限 (Total Requisition Limit)
特定の購買依頼に対して従業員に与える承認権限の最高金額。
差異(Variance)
予定原価と実際原価の相違を表すために使用される会計用語。差異には、有利差異と不利差異があります。通常、差異は損益計算書に期間の費用として直接書き込まれます。
最終クローズ (Final Close)
完了した文書、明細および納入を最終消込し、それらに対する変更または処理の実行を阻止する発注管理。最終消込済文書へは、対応する入力ウィンドウからでもアクセスできません。また、最終消込済対象については、受入、移転、検査、搬送、受入数量の訂正、請求、仕入先への返品、受入先への返品などの処理を実行できません。
再発注点計画(Reorder Point Planning)
発注時期と発注量を顧客サービス・レベル、安全在庫、保管費、発注設定費、リード・タイムおよび平均需要に基づいて決定するために使用する在庫計画方法。
サプライ・チェーン計画(Supply Chain Planning)
複数組織間の配分および製造計画を、グローバルなサプライ・チェーンにまたがって展開および保守すること。
3方向照合 (Three-Way Matching)
発注、受入、請求書情報が許容限度内で合致することを確認するために、Oracle Purchasingで行われる照合処理。
在庫組織 (Inventory Organization)
在庫取引と残高を突き止めたり、製品を製造または配分する組織。
在庫取引(Inventory Transaction)
資材移動の記録。取引の基本情報には、品目番号、移動数量、取引金額、会計フレックスフィールドおよび日付が含まれます。「資材取引(Material Transaction)」を参照。
在庫品目 (Inventory Item)
在庫に保管中の品目。在庫品目を数量別および金額別に管理します。通常、在庫品目を消し込むまで、在庫品目は資産として存在します。在庫品目を消し込むか販売するときは、在庫品目の原価を費用原価として処理します。一般に、品目の標準原価に手持在庫数量を乗算して、品目の在庫金額を計算します。
残余予算チェック(Funds Checking)
引当後残余予算額を確認するプロセス。残余予算チェックを実行すると、取引金額が引当後残余予算額と比較され、取引に使用可能な予算があるかどうかが通知されます。残余予算チェックにより取引用の予算が予約されることはありません。残余予算チェックは、購買依頼、発注または請求書の入力時に実行できます。
仕入先 (Supplier)
商品またはサービスの提供業者。
仕入先(Vendor)
「仕入先(Supplier)」を参照。
仕入先購買保留 (Supplier Purchasing Hold)
ある仕入先からの新規購入活動を防ぐために、その仕入先に付ける保留条件。保留にした仕入先に対する発注は承認できません。
仕入先製品番号 (Supplier Product Number)
仕入先が品目に割り当てる番号。会社と仕入先は、異なる品目命名規則を使用できます。会社は品目を1つの番号(「品目番号」)で識別し、仕入先はこの品目を別の番号(「仕入先製品番号」)で識別できます。仕入先製品番号を使用して参照すると、購買管理サイクルを短縮できます。仕入先にわかる番号を参照すると、仕入先で発注と見積依頼を把握しやすくすることができます。
仕入先調達構成部品 (Supplier Sourced Component)
仕入先によって仕掛に直接供給される、部品構成表上の構成部品品目。
仕入先への返品 (Return To Supplier)
完全または部分的に受け入れられた発注品目を仕入先に返品し、その品目のクレジット(支払猶予期間)を受けられるようにする取引。
仕入先見積リスト (Supplier Quotation List)
必要な商品またはサービスを供給できる仕入先のリスト。通常は、品目または品目クラスに対する仕入先見積リストを定義します。仕入先見積リストを使用して、見積依頼のコピーを何部か自動作成し、仕入先の回答を管理できます。
資産品目(Asset Item)
構成部品、半組立品、完成品、供給品など、製造、購買または販売する品目で、原価があり、資産保管場所で価額が評価されるもの。
資産保管場所(Asset Subinventory)
組織の下位区分。物理的区画、または全品目の数量残高が保守され、資産品目の評価額が保守される貯蔵室など、品目を論理的に分けたグループを表します。
支払条件 (Payment Terms)
請求書支払に対する支払期日および割引日。たとえば、支払条件が、「10日以内2%、満期30日」である場合、請求書日付より30日以内に未回収残高を支払う条件ですが、10日以内に支払が入金されると、顧客は2パーセントの割引を受けられます。
支払バッチ (Payment Batch)
Oracle Payablesの自動選択機能を使用して自動支払処理を行うために選択された請求書グループ。
社内換算レート (Corporate Exchange Rate)
必要に応じて外貨換算を実行するために使用できる換算レート。通常、社内為替レートは、組織全体で使用するために上席財務担当役員が決める標準市場レートです。
社内購買依頼(Internal Requisition)
「社内受注(Internal Sales Order)」「購買依頼(Purchase Requisition)」を参照。
社内受注(Internal Sales Order)
社内における商品またはサービスの要求。社内受注は、従業員、または在庫管理、製造などの他のプロセスによって購買依頼として作成され、その情報がPurchasingからOrder Managementに転送されて社内受注になります。「社内購買依頼」または「購買依頼」と同義。
出荷リリース(Shipment Release)
計画発注に対する商品およびサービスの実際の発注。計画発注により、発注品目の特性が決まります。また、計画発注には発注品目の予想数量、価格、納入先事業所および搬送日も含まれています。出荷リリースは、計画発注番号とリリース番号の組合せで識別します。各計画発注明細に複数の出荷を含めて、各出荷の数量を複数の勘定科目間で配分できます。
出荷リリーフ(Shipment Relief)
受注の出荷時に基準需要計画を消し込む処理。これにより需要計画が削減され、実績需要を表すようになります。
取得原価(Acquisition Cost)
在庫を取得して、使用するための準備に必要となる原価。資材原価や関税、運賃、運搬費、税関諸掛、保管費用、他の仕入先の費用などの品目の調達および出荷と関連した様々な原価を含みます。
手動採番(Manual Numbering)
文書、従業員および仕入先の番号を手動で割り当てることのできる採番オプション。
詳細メッセージ処理 (Detailed Message Action)
1つの例外を表示するメッセージ。Oracle Alertにより、例外値がメッセージのテキストに挿入されます。
承認(Approve)
購買文書の内容を正しいとみなしていることを示すために実行する処理。文書が発行テストを通過した場合に、承認者に十分な権限があれば、その文書はOracle Purchasingにより承認されます。
承認済(Approved)
適切な権限を持つユーザーが発注または購買依頼を承認したことを示す発注または購買依頼ステータス。Oracle Purchasingでは、発注または購買依頼が完了していることが承認プロセス中に検証されます。
承認要請 (Submit)
自分で承認や予約をしようと試みないで、文書を別の従業員に送ること。
職階(Position)
業務カテゴリ中の特定の機能。部長に関連した典型的な職階の例には、製造部長、技術部長および販売部長が含まれます。「役職(Job)」を参照。
職階階層(Position Hierarchy)
管理ライン・レポートの定義と従業員情報へのアクセスを管理するために使用される職階構造。
職責 (Responsibility)
Oracle Applicationsでアクセスできるデータ、フォーム、メニュー、レポートおよびコンカレント・プログラムを決定する情報。職責は、データ・グループに直接リンクされます。複数のユーザーが同じ職責を共有したり、1人のユーザーが複数の職責を持つことができます。
直接出荷 (Drop Shipment)
受注に対し、製品の取扱い、貯蔵または搬送を手掛けることなく、製品を販売する方法。販売会社が仕入先から購入した製品が、仕入先から直接顧客に出荷されます。
ショップ型製造 (Discrete Manufacturing)
ショップ型またはバッチ方式で組立品を製造する環境。ライン型製造環境とは異なります。ライン型製造環境では、日産レートの生産ラインまたは組立ライン上で組立品を製造します。
処理ステータス(Processing Status)
オープン・インタフェース表の中のある行 (レコード) の処理状況。一般的なステータスには、「保留中」、「実行中」、「エラー」などがありますが、他にもあります。
シリアル番号 (Serial Number)
明細の各単位に割り当てられる番号。明細を管理するために使用します。
事業所 (Location)
所在地の短縮名。事業所は、所在地の値リストに表示されるので、一目でわかる名称に基づいて正しい所在地を選択できます。たとえば、「受入ドック」という事業所名を「100 Main Street」という「出荷先」使用目的に登録できます。
事前承認済 (Pre-Approved)
最終承認権限を持つ担当者によって承認されているが、さらに別の承認者による追加承認のために転送される文書。または、承認済だが、まだ予算が引き当てられていない文書(組織が予算引当を使用している場合)。「事前承認済」ステータスになっている文書は、「承認済」ステータスになるまで供給として表示されません。
自動採番 (Automatic Numbering)
文書、従業員または仕入先に自動的に番号を割り当てるOracle Purchasingの採番オプション。
自動ソーシング (Automatic Sourcing)
事前定義済の品目に対して承認済仕入先のリストを指定し、これらの仕入先にソース文書を関連付けるOracle Purchasing機能。品目に対して購買依頼または発注明細を作成すると、指定した数量に対して自動的に適切な価格が設定されます。この価格設定は、その仕入先に対する最上位のオープン・ソース文書に基づいて最高割合の配賦で行われます。
従業員管理者階層(Employee Supervisor Hierarchy)
従業員/管理者関連に基づく承認経路。「職階階層(Position Hierarchy)」を参照。
受注サイクル(Order Cycle)
受注を完了するためにユーザーまたはOracle Managementにより受注に対して実行される一連の処理。受注サイクルにより、初期入力から消込まで受注がたどる活動を定義できます。受注サイクルは受注タイプに割り当てられます。
需要(Demand)
品目に予想される在庫出庫取引。Oracle Order Managementでは、現在または将来の製品ニーズを製造に伝達するために実行する処理。
受理(Accept)
前の承認者による承認を受理することを示す処理。
除外 (Omit)
購買担当が、Oracle Purchasingによって発注または見積依頼が作成されるときに、表示された特定の購買依頼明細が含まれるのを防ぐ自動作成オプション。購買依頼明細を除外すると、その明細は購買依頼明細に使用できるプールに戻されます。
数値番号タイプ (Numeric Number Type)
割り当てられる番号には数字のみが使用される、文書、従業員および仕入先に対する採番オプション。
数量基準オーダー (Quantity-Based Order)
購入する数量、単位および商品またはサービスの価格に基づいて発注し、受け入れて支払うオーダー。
数量許容範囲超過の拒否(Reject Over Quantity Tolerance)
許容範囲レベルを超える受入を禁止するために使用するオプション。
ステータス・チェック (Status Check)
購買文書に対して実行される一連のテスト。承認処理が行われる前にその文書のステータスが有効であることを確認します。
請求価格差異 (Invoice Price Variance)
品目の発注価格と請求数量で乗算した実際の請求書価格との差異。Oracle Payablesでは、請求書と発注を照合した後にこの差異が計上されます。ある品目に対する仕入先の請求価格は、発注時に交渉済なので、この価格差異は通常は少額になります。
請求消込(Close for Invoicing)
手動で割り当てるか、請求金額が発注数量について定義した割合に達した時点でOracle Purchasingにより自動的に割当可能な発注管理。
請求先所在地(Bill-to Address)
顧客の請求先所在地。
請求書(Invoice)
支払条件、請求書品目情報および支払用に仕入先から顧客に送付されるその他の情報を含んだ請求料要約リスト。
セグメント値組合せ(Combination of Segment Values)
セグメント値組合せにより、セグメントで構成されるフィールドに格納された情報が一意に記述されます。1つ以上のセグメントの値を変更すると、異なるセグメント値組合せとなります。セグメント値組合せを変更する場合は、フィールドに格納される情報の摘要を変更します。
選択肢コード(Lookup Code)
Oracle Workflowの選択肢タイプに定義されている値の内部名。「選択肢タイプ(Lookup Type)」も参照。
選択肢タイプ(Lookup Type)
Oracle Workflowで事前定義済の値リスト。選択肢タイプの値には、それぞれ内部名と表示名が付いています。「選択肢コード(Lookup Code)」も参照。
税金コード(Tax Codes)
売上税または付加価値税の税率を割り当てるコード。
ソーシング (Sourcing)
商品やサービスの購入ソース、または仕入先を識別する処理。購買に最も適したソースを識別するために、仕入先に送付する見積依頼を作成し、仕入先からの見積を入力し、購入する品目ごとにこれらの見積を評価できます。
ソーシング・ルール(Sourcing Rule)
工場における購買品目など、組織での品目の補充方法を指定するルール。ソーシング・ルールを使用して、品目に割当済の物流構成表で指定されているソーシングを上書きすることもできます。
ソーシング・ルール割当(Sourcing Rule Assignment)
「割当階層(Assignment Hierarchy)」を参照。
相殺勘定(Offsetting Account)
会計入力のソース側または反対側。
送付 (Forward)
文書を自分自身で承認しようとせずに、別の従業員に送るための処理。
組織(Organization)
工場、倉庫、部署、部門などのビジネス単位。
組織間移動 (Inter-Organization Transfer)
在庫組織間で品目を移動すること。運送費と移動費用集計勘定を組織間在庫移動に関連付けることができます。品目を直接出荷するか、移動中在庫勘定を介して出荷するかを選択できます。
属性(Attribute)
「アクティビティ属性(Activity Attribute)」「項目タイプ属性(Item Type Attribute)」を参照。
貸借一致エンティティ (Balancing Entity)
貸借対照表に記載され、会計フレックスフィールドの貸借集計セグメント値を表す組織。これは、政府組織のファンドに相当します。たとえば、会社、戦略的ビジネス単位および部署などがあります。
貸借一致セグメント (Balancing Segment)
Oracle General Ledgerで、このセグメントの各値のすべての仕訳の貸借が自動的に集計されるように定義する会計フレックスフィールド・セグメント。たとえば、会社セグメントが貸借集計セグメントであれば、Oracle General Ledgerでは、どの仕訳内でも会社01の借方合計が会社01の貸方合計と一致することが保証されます。
他社勘定科目(Proprietary Account)
5つの他社勘定科目タイプの1つが割り当てられている勘定科目セグメント値(3500など)。
タスク(Task)
プロジェクト作業の補助部門。各プロジェクトに、最上位レベル・タスクのセットと各最上位レベル・タスクの下の補助タスクの階層を与えることが可能です。
「作業分解構造(Work Breakdown Structure)」も参照。
単位(Unit of Measure)
品目の数量を表す単位。
単位換算 (Unit Of Measure Conversions)
品目を基準単位以外の単位で取引できるようにする数値ファクタ。
単位区分(Unit of Measure Class)
単位とそれに対応する基準単位のグループ。標準単位区分は、「長さ」、「重量」、「容積」、「面積」、「時間」および「内箱」です。
単発ノート (One-Time Note)
重要な情報を伝えるためにオーダー、返品、オーダー明細または返品明細に表示できる一意のメッセージ。
単発品目 (One-Time Item)
オーダーを希望しても、「品目」ウィンドウでの保守は希望しない品目。単発品目は、購買依頼や発注書の作成時に定義します。単発品目は、それに対応する品目クラスを指定して、レポートまたは問合せできます。
代替品受入 (Substitute Receipt)
どんな品目のためにでも、事前定義された容認できる代用品を受け入れるオプション。
重複 (Duplicate)
以前のアラート・チェック時にOracle Alertが同じ処理セットに対して検出した例外。Oracle Alertでは、特定の処理セットに最終処理レベルを送付するまでは重複例外を含む詳細処理は考慮されず、同じ処理セットに対して同じ例外が再び検出されます。たとえば、月曜日に仕入先の納入が期限超過であることが購買担当に通知され、火曜日にもまだ納入されていない場合に、メッセージを再通知するかどうかを選択できます。
直接受入 (Direct Receipt)
品目をその最終搬送先(品目を要求した個人または最終在庫管理事業所へ)に直接納入すること。これは、2つの異なる取引で受入と搬送が行われる標準受入とは異なり、1つの取引で受入事業所への受入と搬送が行われます。
定期アラート (Periodic Alert)
ユーザー定義のスケジュールに従って、特定の条件があるかどうかデータベースをチェックする警告。
手持数量 (On-Hand Quantity)
在庫に保管中の品目の物理的数量。
展開 (Explode)
購買担当者が1品目のための1つの購買依頼明細を、異なる品目のための1つ以上の購買依頼明細に分割できる、自動作成オプション。このオプションを使用して、会社が構成部品として購入する品目の購買依頼明細を複数分割します。
デフォルト値(Default Value)
ユーザーが入力した他の情報に応じてOracle Applicationsにより自動的に入力される情報。「デフォルト」または「デフォルト設定された値」と同義。
デポ修理(Depot Repair)
顧客から修理または交換のために返品された品目の継続記録に使用するプロセス。
電子商取引 (Electronic Commerce)
電子媒体を利用してビジネスを行うこと。この中には、電子データ交換(EDI)、ファックス、電子メールおよび電子フォームなど、ビジネス情報を電子的に交換する方法が含まれています。
電子送金 (Electronic Funds Transfer)
銀行が、ある口座から別の口座へ資金を電子的に移動させ、決済を行うこと。Oracle Payablesでは、資金は自社の口座から仕入先の口座へ移動します。この情報は、ファイルとして銀行に送られます。
電子データ交換 (EDI) (Electronic Data Interchange (EDI))
取引先がビジネス文書を電信で交換すること。EDIは、これらの電子取引を各種規格の規定に従って実施するために標準フォーマットに加入しています。
凍結 (Freeze)
印刷後に発注を凍結できます。発注を凍結して、他のユーザーが新しい明細を追加したり、発注を変更するのを防止します。既存の発注明細に基づく物品の受入と、その請求は、引き続き処理できます。発注に対して引き続き受入できるかどうかが、凍結と取消の違いです。
トランジション(Transition)
Oracle Workflowで、プロセス内のあるアクティビティの完了と別のアクティビティの有効化を定義する関連。プロセス・ダイアグラムでは、2つのアクティビティ間にある矢印がトランジションを示します。
「アクティビティ(Activity)」、「ワークフロー・エンジン(Workflow Engine)」も参照。
取消(Cancel)
承認済の発注を取り消すことができます。発注を取り消すと、その発注に対する新規明細の追加や商品の追加受入が防止されます。発注の取消前に受け入れた商品については、Oracle Purchasingで引き続き請求できます。未充足の購買依頼明細があれば、別の発注に再割当てするためにリリースされます。
取引インタフェース(Transaction Interface)
取引をインポートするためのオープン・インタフェース表。「オープン・インタフェース(Open Interface)」を参照。
取引先 (Trading Partner)
EDIを利用して文書の送受を行う会社。
取引約定(Commitment)
通常は前受/預り金や前払金により、今後の購買について顧客との契約で相互に保証すること。その後、取引約定に基づいて請求書を作成し、前受/預り金や前払金を配賦できます。Oracle Receivablesでは、取引約定に必要な会計入力がすべて自動的に記録されます。Oracle Order Entryでは、取引約定に基づいて発注明細を入力できます。購買依頼の承認により示された、予想される支出を記録するために行う仕訳。「事前取引約定」、「事前予算引当」または「先取特権」と同義。
動的挿入 (Dynamic Insertion)
新しい会計フレックスフィールド組合せが入力時に自動的に作成される機能。動的挿入を使用しない場合は、別のウィンドウを使用して新しい会計フレックスフィールド組合せを作成します。
動的配布 (Dynamic Distribution)
出力変数を使用して電子メールIDを指定することが可能。Oracle Qualityでメール・メッセージ・アラート処理を定義すると、定義済のすべてのメールIDにメッセージが送付されます。
長いノート(Long Notes)
各ノートに最大64,000文字まで入力できるOracle Purchasingの機能。ヘッダーと明細に長いノートを追加できます。Oracle Purchasingでは、入力中にノートが自動的に折り返されます。余分な行を入力したりメッセージの一部をインデントすることで、ノートの書式を設定することもできます。長いノート機能が使用可能な場合は、必要な長さのノートを入力できます。
値引価格明細 (Price Break Line)
見積での品目または購買カテゴリの仕入先価格情報。価格値引明細に入力する価格は、仕入先への発注数量によって決まります。通常、仕入先は価格値引明細の構造を提示し、発注数量に応じた価格を示します。一般に、発注数量が多くなるほど、単価は安くなります。また、発注数量によっては、大量に購入すると仕入先から有利な支払条件や運送費支払条件など、さまざまな購買条件が提示されることがあります。
ノート名 (Note Name)
標準または単発ノートを一意に識別する名称。ノート名を使用して、文書に使用またはコピーするノートを検索します。
ノード(Node)
Oracle Workflow Builderの「プロセス」ウィンドウに表示されるOracle Workflowプロセス・ダイアグラム内のアクティビティのインスタンス。「プロセス(Process)」も参照。
納期 (Due Date)
計画受入数量が在庫として使用可能になる日。
納期(Promise Date)
仕入先が製品の納入に同意する日付、または製品を受け入れる日付。
納入先所在地 (Ship-To Address)
品目が納入される事業所。
納入方法(Ship Via)
「運送業者(Freight Carrier)」を参照。
配布リスト (Distribution List)
Oracle Qualityでメール・メッセージのアラート処理を定義するときに、個々のメールID(「至」、「写し」および「控え」)を入力しないで使用できる電子メールIDの事前定義済リスト。
配分勘定科目 (Distribution Account)
ショップ型製造オーダーまたはライン型組立品で発生する、直接材料費、間接材料費、生産資源費、外注加工費および間接費などのチャージを記録する勘定科目。標準原価システムでは、この勘定科目に標準原価を記録します。
発行チェック (Submission Check)
購買文書が承認処理に発行される状態にあるかどうかを確認する一連のテスト。
発生主義会計(Accrual Accounting)
商品を販売する時点で収益を認識し、仕入先からサービスまたは商品の提供を受ける時点で費用を認識すること。発生主義会計では、支払時や入金時ではなく、商品およびサービスによる利益を受け取った時点で費用が関連収益と照合されます。
発注(PO)
「発注(Purchase Order)」を参照。
発注(Purchase Order)
日付と所在地を指定して製品またはサービスの実際の搬送を要求するときに発行する発注タイプ。 それぞれの計画発注または標準発注で、複数の品目を発注できます。 各発注明細に複数の出荷を含めることができ、複数の勘定科目にそれぞれの出荷を配分することができます。 「標準発注(Standard Purchase Order)」および「計画発注(Planned Purchase Order)」を参照。
発注移動生産資源 (PO Move Resource)
発注の受入時に、自動的に貸方記入される外注生産資源。発注移動生産資源の場合は、受入時に製造現場の移動処理も自動的に実行されます。
発注受入(Purchase Order Receipt)
「受入(Receipt)」を参照。
発注受入生産資源 (PO Receipt Resource)
発注の受入時に、自動的に貸方記入される外注生産資源。
発注改訂 (Purchase Order Revision)
印刷済の発注バージョンを区別する番号。初めて発注書を作成すると、改訂番号が自動的に0に設定されます。印刷する各発注書には、現改訂番号が表示されます。
発注納入(Purchase Order Shipment)
各事業所への納入数量で構成される各発注明細のスケジュール。納入明細ごとに搬送日を入力することもできます。発注明細ごとに作成可能な納入数に制限はありません。各納入明細に対して商品とサービスを受け入れます。
発注予算引当 (purchase order encumbrance)
法的に拘束力のある発注引当を表す処理。Oracle Purchasingでは、発注を承認すると引当後残余予算額から発注予算引当額が減算されます。発注を取り消すと、総勘定元帳に適切な逆仕訳入力データが作成されます。負債、引当、担保ともいいます。
搬送 (Delivery)
組織内の依頼元に品目を搬送する社内搬送。
搬送先事業所 (Deliver-to Location)
仕入先から受け入れた商品を個々の依頼元に搬送する事業所。
搬送先組織 (Destination Organization)
ある特定の組織からの出荷品目を受け入れる在庫組織。
バケット・パターン (Bucket Patterns)
日次または週次、月次、四半期などのバケットの定義に使用できるパターン。バケット・パターンは、「計画スケジュール」または「納入スケジュール」で四半期別所要量のバケットを設定するときに使用します。
パージ(Purge)
業務に不要になったデータをOracle Manufacturingから削除する技法。
パージ・カテゴリ(Purge Category)
データベースから特定のレコード・グループをパージするために使用するOracle Purchasing機能。Oracle Purchasingでは、個別カテゴリ「単純購買依頼」、「単純発注」、「仕入先」、「単純請求書」(Oracle Payablesをインストール済の場合のみ)および「照合済請求書および発注書」(Oracle Payablesをインストール済の場合のみ)から選択できます。最後のカテゴリは、選択できる最も包括的なカテゴリです。Oracle Purchasingでは、既存の文書で参照されている仕入先はパージされないため、仕入先情報をパージする前に、該当する文書をすべてパージする必要があります。
パージ・ステータス(Purge Status)
Oracle Purchasingで開始するパージの進行状況を報告する方法。「ステータス」フィールドを使用すると、パージ・プロセスに対する処理(実行、確認、中止)を実行したり、現在のパージ・ステータス(印刷済、削除中、中止完了、パージ完了)のレポートを作成できます。
パラメータ (Parameter)
レポートに含める情報を制限するため、またはレポートのフォームを決定するために使用する変数。たとえば、レポートを現行月に限定したり、仕入先名のかわりに仕入先番号で情報を表示できます。
引当(Encumbrance)
「発注引当(Purchase Order Encumbrance)」を参照。
引当後残余予算額 (Funds Available)
予算から、すべてのタイプの予算引当と実際支出を差し引いた金額。
標準受入 (Standard Receipt)
納入が受入事業所で受け入れられ、別々の取引で搬送される受入工順。標準受入では、搬送前に検査または移動が可能です。
標準単位換算 (Standard Unit Conversion)
同じ単位区分に属する異なった単位の間に定義する換算算式。独自の標準換算を設定します。
標準ノート(Standard Note)
ユーザー定義の長いノート。後日、必要な数の文書で参照できます。
標準発注(Standard Purchase Order)
特定の日付と会社の事業所への商品またはサービスの搬送を要求するときに発行する発注タイプ。それぞれの標準発注明細に複数の出荷を含めることができ、それぞれの出荷数量を複数の勘定科目に配分できます。「発注(Purchase Order)」を参照。
費用品目 (Expense Item)
構成部品、半組立品、完成品または供給品など、製造、購買または販売する品目で、原価がないもの。非資産品目と同義。
費用保管場所 (Expense Subinventory)
組織の下位区分。物理的区画、または評価額はないが数量を継続記録できる貯蔵室など、品目を論理的に分けたグループを表します。
品目 (Item)
構成部品、半組立品、完成製品または供給品など、製造、購買、販売される品目すべて。また、Oracle Manufacturingでは、予測可能な計画品目を代表する品目や、請求書に取り込める標準明細およびモデルとオプション区分構成表のオプションをグループ化するオプション区分なども使用されます。
品目カテゴリ(Item Category)
「カテゴリ(Category)」を参照。
品目検証組織(Item Validation Organization)
品目のマスター・リストを含んだ在庫組織。この組織は「会計オプション」ウィンドウで定義します。「組織(Organization)」も参照。
品目固有の換算(Item-specific Conversion)
品目の基準単位と同一単位区分の別の単位の間に定義する換算式。特定の品目の換算レートを定義すると、Oracle Purchasingでは、その品目の単位間換算には標準換算レートのかわりに品目固有の換算レートが使用されます。
品目属性 (Item Attributes)
発注価格、品目ステータス、改訂管理、売原勘定科目など、品目に固有の特性。
ビジネス・グループ (Business Group)
連結会社、主要部署または営業会社を表す組織。このエンティティによって、人事管理情報が区分化されます。
ビジネス文書 (Business Document)
2つの取引先間でビジネスを行うときに使用する文書。たとえば、発注書や請求書。
付加価値(Value Added)
「外注加工(Outside Processing)」を参照。
付加フレックスフィールド (Descriptive Flexfield)
業務に固有の情報を収集するためのOracle Applications機能。必要な付加情報を決めたら、プログラムに手を加えなくても、付加フレックスフィールドを使用し、必要に応じてアプリケーションをカスタマイズできます。
複数会計帳簿 (Multiple Sets Of Books)
個々のエンティティに異なる勘定体系、カレンダまたは機能通貨を使用させるOracle General Ledgerの概念。
複数ソース (Multi-Source)
購買担当が複数の仕入先から購買依頼明細品目を購入するときに、1つの購買依頼明細の数量を複数の仕入先に配分するための自動作成オプション。
不合格数量 (Quantity Rejected)
検査の後に不合格にする品目の数。
フレックスフィールド(Flexfield)
セグメントで構成されるフィールド。各セグメントには、ユーザーが割り当てた名称と一連の有効値があります。
「付加フレックスフィールド(Descriptive Flexfield)」、「キー・フレックスフィールド(Key Flexfield)」も参照。
フレックスフィールド・セグメント (Flexfield Segment)
キー・フレックスフィールドの区分の1つ。選択した記号(-、/または\など)で他のセグメントと区切られています。各セグメントは一般的に、コスト・センター、会社、品目ファミリまたはカラー・コードなどのビジネス要素を表します。
文書参照 (Document Reference)
標準ノートまたは単発ノートを使用して、説明する文書または文書の一部を正確に識別するメッセージ。
プロジェクト (Project)
1つ以上のタスクに分割される作業単位。このプロジェクトに対して、収益および請求方式、請求フォーマット、管理組織、プロジェクト管理者、請求レート・スケジュールを指定します。プロジェクトに対しては、原価のチャージ、収益、請求、未請求売掛金、未収収益情報の設定、保守を行うことができます。
プロジェクト購買依頼 (Project Requisition)
プロジェクトおよびタスク参照を持つ購買依頼。
プロジェクト製造 (Project Manufacturing)
生産要件が大規模プロジェクトによって発生するタイプの製造環境。特定のプロジェクトまたはプロジェクト・グループについて計画作成、スケジュール設定、処理および原価計算ができます。Oracle Project Manufacturingを導入済で、Oracle Inventoryの「組織パラメータ」ウィンドウで「プロジェクト参照可能」および「プロジェクト管理レベル」パラメータを設定している場合は、Oracle Manufacturingf内で受注、計画オーダー、製造オーダー、購買依頼、発注および他のエンティティにプロジェクトを割り当て、必要であればタスク参照も割り当てることができます。「プロジェクト原価収集可能」パラメータも設定している場合は、製造原価を収集してOracle Projectsに転送できます。
プロジェクト発注(Project Purchase Order)
プロジェクトおよびタスク参照を含んだ発注。
プロセス(Process)
ビジネス目標を達成するために実行する必要があるOracle Workflowアクティビティのセット。「勘定科目ジェネレータ(Account Generator)」、「プロセス・アクティビティ(Process Activity)」、「プロセス定義(Process Definition)」も参照。
プロセス・アクティビティ(Process Activity)
他のプロセスから参照できるようにアクティビティとしてモデル化されたOracle Workflowプロセス。「サブプロセス」と同義。
プロファイル・オプション (Profile Option)
アプリケーションの実行方法に影響を与える、変更可能な一連のオプション。通常、プロファイル・オプションは、サイト、アプリケーション、職責、ユーザーのうち1つ以上のレベルで設定できます。
返品 (Return)
Oracle Purchasingにおける「自動作成」オプション。これにより、購買担当は、同じ購買依頼に含まれる購買依頼明細とその他の未発注購買依頼明細をすべて購買依頼作成者に戻します。Oracle Order Entryでは、これは受注の戻りです。以前に顧客に対して販売された商品の受入、顧客への与信、同一または同様の製品との交換などが含まれます。
返品承認(Return Material Authorization: RMA)(Return Material Authorization (RMA))
顧客に対して品目の返品を許可すること。
包括購買契約 (Blanket Purchase Agreement)
商品またはサービスの移動を実際に要求する前に発行する発注のタイプ。通常、包括購買契約は、仕入先との長期契約を文書化するために作成します。包括購買契約には、有効日と失効日、契約金額または数量を含めることができます。商品とサービスを発注する前に、合意価格と搬送日を指定するツールとして包括購買契約を使用します。
包括購買契約(Blanket Purchase Order)
「包括購買契約(Blanket Purchase Agreement)」を参照。
包括購買リリース (Blanket Release)
包括購買契約に対する、商品とサービスの実際のオーダー。包括購買契約では、品目の特徴と価格が決定されます。包括購買リリースでは、品目の実際の発注数量と発注日を指定します。包括購買リリースは、包括購買契約番号とリリース番号の組合せによって識別します。
法的エンティティ (Legal Entity)
会計または税金レポートを準備する対象となる法的会社を代表する組織。このエンティティに税金識別子とその他の関連情報を割り当てます。
保管棚 (Locator)
列、通路、保管箱、棚など、保管場所内で資材を保管する物理的領域。
保護レベル(Protection Level)
Oracle Workflowで、データが変更から保護されているユーザーを表す0から1000までの数値。ワークフロー・データを定義する際に、誰でも変更できることを意味するカスタマイズ可能(1000)に設定するか、データを定義するユーザーのアクセス・レベルと同じ保護レベルを割り当てることができます。後者の場合、データを変更できるのは、そのデータの保護レベル以下のアクセス・レベルで操作しているユーザーのみです。「勘定科目ジェネレータ(Account Generator)」も参照。
保留中 (Pending)
処理または取引が完了待機中であることを示すステータス。
本船渡し (Freight On Board)
(FOB) 商品の所有権が、売り手から買い手に移る地点または場所。
短いノート(Short Notes)
文書に最大240文字まで入力できるようにするOracle Purchasing機能。通常、これらのノートは仕入先、承認者、購買担当または受入担当用です。
見積(Quotation)
品目に関して仕入先から提供される販売価格と条件の明細書。通常、見積には仕入先が提供する商品またはサービスの詳細な摘要(仕様)が含まれています。仕入先は、見積を照会に対する応答があった時点で販売するためのオファーとみなします。見積には口頭によるものと書面によるものがあります。通常、少額の購買には電話による口頭で見積を受け取ります。仕入先からの見積書が必要な場合は、一般に見積依頼を送信します。見積書には、通常は有効日と失効日が記載されています。
見積依頼(Request for Quotation: RFQ)(Request for Quotation (RFQ))
必要な商品またはサービスの見積を仕入先に依頼するために使用する文書。通常は、最も有利な価格と条件が確実に得られるように、多数の仕入先に見積依頼を送付します。業務の実施方法によっては、特定および一般という2つの一般的なタイプの見積依頼を使用できます。
見積タイプ(Quotation Type)
見積情報を分類するために定義するクイックコード。Oracle Purchasingには、「カタログ」、「口頭」、「電話」または「見積依頼から」という一連の見積タイプが事前定義されています。ビジネス・ニーズを満たす他の見積タイプを定義できます。
未発注品受入(Unordered Receipt)
未発注品目の受入を可能にするサイト・オプション。後から未発注品目をバッチ処理して既存発注に入れたり、新規発注に追加できます。
無チェック受入(Blind Receiving)
受入スタッフに対して受入明細上の全品目をカウントするように要求するサイト・オプション。無チェック受入を選択すると、受入ウィンドウには予定受入数量が表示されません。
明細タイプ(Line Type)
購買文書明細の対象が商品、サービスまたはユーザー定義の他のタイプのいずれであるかを決定します。文書明細が価格および数量基準であるか、または金額基準であるかも、明細タイプにより決定されます。
メッセージ(Message)
アラート・チェック中に例外が検出された場合に、Oracle Alertにより送信されるテキストまたはデータ。
モーダル・ウィンドウ(Modal Window)
ユーザーが特定の処理を実行すると表示される場合があるウィンドウ。モーダル・ウィンドウで操作を続ける前に、通常は「OK」または「取消」を選択してウィンドウの内容を処理する必要があります。
元帳(Ledger)
General Ledger情報をパーティション化し、特定の勘定体系、機能通貨および会計カレンダを使用する財務レポート・エンティティ。この概念は、複数組織サポート機能が実装されているかどうかに関係なく同じです。
役職(Job)
組織内の人事のカテゴリ。代表的な役職の例には、「副社長」、「購買担当」および「マネージャ」があります。「職階(Position)」も参照。
要約メッセージ処理 (Summary Message Action)
1つ以上の例外を表示するメッセージ。メッセージには、概要とまとめを示すパラグラフがあり、その間に1列のレポート様式で例外処理が挿入されます。
予算勘定科目(Budgetary Account)
2つの予算勘定科目タイプの一方に割り当てられる勘定科目セグメント値(6110など)。予算勘定科目を使って、予算案から拡張予算案に至る予算処理を通過する残余予算の移動を記録します。
予算組織 (Budget Organization)
予算データの入力および保守処理を担当する部門、部署、活動などのエンティティ。代理店の予算組織を登録し、各予算組織に該当する会計フレックスフィールドを割り当てます。
予算引当 (funds reservation)
購買請求時または発注時、請求時の予算引当仕訳を作成する処理。Oracle Purchasingでは、引当後残余予算額の残高が即時に更新され、予算引当仕訳が作成されるため、それを総勘定元帳内で転記できます。また、これは、引当後残余予算額を引き当てる処理でもあります。残余予算は、実績または予算、予算引当の各仕訳を入力するときに引当てできます。残余予算を引き当てると、取引金額が引当後残余予算額と比較され、残余予算の有無がオンラインで通知されます。
予算引当勘定科目(Reserve for Encumbrance Account)
予算引当債務を記録するために使用する勘定科目。元帳を定義するときに、予算引当勘定科目を定義します。Oracle PurchasingまたはOracle Payablesで引当を自動的に作成すると、予算引当仕訳を転記するときに、Oracle General Ledgerにより予算引当勘定科目への貸借一致エントリが自動的に作成されます。また、Oracle General Ledgerにより予算引当勘定科目用の貸借一致セグメントが上書きされるため、適切な会社への予算引当仕訳が自動的に作成されます。
予算引当タイプ (Encumbrance Type)
予算引当の1カテゴリ。購買承認処理に従って支出を追跡管理でき、計画支出をより詳細に管理できます。購買サイクルの各段階ごとに別々の予算引当タイプを設定して、各レベルで支出額を追跡管理できます。予算引当タイプの例には、取引約定(購買依頼予算引当)および債務(発注予算引当)などがあります。
予算引当チェック(Check Funds)
購買依頼または発注の完了に使用可能な予算があるかどうかを確認すること。使用権限が付与されている金額から支出および予算引当の合計金額を差し引いた金額が、残余予算となります。残余予算は、購買依頼または発注の入力時にいつでも確認できます。残余予算は、様々な権限レベルでオンラインで継続記録できます。
予約(Reserve)
購買文書用に予算を予約するためにOracle Purchasingで実行する処理、または受注に製品を割り当てるためにOracle Order Entryで実行する処理。文書が発行テストを通過した場合、承認者に十分な権限があれば、Oracle Purchasingにより文書用の予算が予約されます。
ライセンス・プレート番号(License Plate Number: LPN)(license plate number (LPN))
供給チェーン全体で在庫の格納と取引に使用される一意の識別子。品目、改訂、ロット番号、シリアル番号および数量など、コンテナの内容が格納されます。
リリース (Release)
包括購買契約に対する商品とサービスの実際の発注。包括購買契約によって、品目の特性と価格が決定されます。リリースでは、品目の実際の発注数量と発注日を指定します。リリースを識別するには、包括購買契約番号とリリース番号の組合せを使用します。
例外 (Exception)
アラート・チェック中に検出される特定の状態。たとえば、保留請求書のアラート・テストにより、5つの保留請求書が検出されたとします。この場合、各保留請求書が例外となります。
例外メッセージ(Exception Message)
ある品目に対してあらかじめ定義された例外セットに合致する状況が発生したことを示すメッセージ。例外メッセージには、「超過引当品目」、「超過在庫品目」、「要納期後ずらしオーダー」などがあります。
例外レポート (Exception Reporting)
アラートと処理セットを統合したシステム。このシステムにより、時間を争うまたは重要な情報に対する注意の喚起、対応の督促および迅速な例外結果の配布が行われます。例外レポートは、電子メール・メッセージまたは紙のレポートのどちらかで通知されます。
列見出し(Column Headings)
レポートの各列の内容の説明。
レポート(Report)
Oracle Applications情報が整理されて表示されるもの。レポートは、オンラインで表示するかプリンタに送信できます。レポートには、要約から完全な値リストまで、様々な内容を含めることができます。
レポート・オプション(Report Options)
レポートの情報をソート、フォーマット、選択および要約するためのオプション。
レポート見出し(Report Headings)
レポートの内容に関する一般情報。
ロックボックス (Lockbox)
売掛/未収金の支払処理を外注できるように、民間銀行が法人顧客に提供するサービス。ロックボックス処理では、支払を入金して資金を預金するために特殊郵便番号が設定され、法人顧客には売掛/未収金に関する電子的情報が提供されます。ロックボックス操作によって、1か月に膨大な量の取引を処理できます。
ロット (Lot)
番号で識別される特定の品目群。
論理組織(Logical Organization)
会計処理のために品目を継続記録するが、物理的には存在しないビジネス単位。「組織(Organization)」を参照。
ワークフロー・エンジン(Workflow Engine)
ワークフロー・プロセスの定義を実装するOracle Workflowコンポーネント。ワークフロー・エンジンにより全アクティビティのステータスが管理され、関数が自動的に実行され、完了したアクティビティの履歴が保守され、エラー状態が検出されてエラー・プロセスが開始されます。ワークフロー・エンジンはサーバーのPL/SQLで実装され、エンジンAPIがコールされるとアクティブ化されます。
「勘定科目ジェネレータ(Account Generator)」、「アクティビティ(Activity)」、「関数(Function)」、「項目タイプ(Item Type)」も参照。
割当資源数 (Assigned Units)
工順の中の工程作業に割り当てられた生産資源単位数。たとえば、ある部門に利用可能な生産資源として10台の機械がある場合、工順の1工程にこの機械を10台まで割り当てることができます。Oracle Work in Processでは、台数を多く割り当てるほど、その工程の処理時間が短く計画されます。
割当セット (Assignment Set)
ソース・ルールまたは物流構成表(あるいはその両方)およびそれらによって補充が管理される品目または組織(あるいはその両方)の摘要のグループ。