リリース12
E06049-01
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| Oracle Assetsユーザー・ガイド リリース12 E06049-01 | 目次 | 前へ | 次へ |
この付録では、次のトピックについて説明します。
Oracle Assetsの既存のインタフェースとの併用が困難なカスタム・インタフェースを設定している場合は、このAPIを使用できます。除・売却および再稼働APIでは、FA_RETIREMENT_PUB.DO_RETIREMENT ()、FA_RETIREMENT_PUB.UNDO_RETIREMENT ()、FA_RETIREMENT_PUB.DO_REINSTATEMENT ()およびFA_RETIREMENT_PUB.UNDO_REINSTATEMENT ()の各モジュールが使用されます。Oracle Assetsの既存の資産除・売却インタフェースとの併用が困難なカスタム・インタフェースを設定している場合は、このAPIを使用できます。
Oracle Assetsでは、次の方法のいずれかを使用して資産を除・売却および再稼働することもできます。
資産ワークベンチ: 個別資産を除・売却および再稼働するには、資産ワークベンチおよび除・売却処理を使用します。
一括除・売却: 範囲で選択された資産のグループを除・売却および再稼働するには、一括除・売却処理を使用します。
一括外部除・売却: 範囲で選択された外部資産のグループを除・売却および再稼働するには、一括外部除・売却処理を使用します。
一括コピー: 既存資産を税務台帳に追加するには、一括コピー処理を使用します。
代替元帳通貨を設定している場合は、Oracle Assets APIを使用して資産を追加または変更すると、その取引はAPIによって報告通貨に自動的にコピーされます。請求書端数処理の問題は、APIを使用して、元帳通貨と報告通貨の両方に対して代替元帳通貨会計処理を実行することで回避されます。
税務台帳の「資産台帳管理」ウィンドウで「建設仮勘定資産の許可」チェック・ボックスを選択している場合は、追加APIを使用して建設仮勘定資産を追加すると、その建設仮勘定資産が税務台帳に自動的に追加され、同時に会計用資産台帳にも追加されます。
除・売却取引を実行するには、このAPIを次に示すAPIのパラメータを使用してコールします。
関連項目
除・売却APIプロシージャは、FA_RETIREMENT_PUB.DO_RETIREMENT ()と呼ばれます。
次の表に、FA_RETIREMENT_PUB.DO_RETIREMENTプロシージャの各要素の引数、型、値および説明を示します。
各引数には、P、XまたはPXのプリフィクスが付加されます。それぞれの意味は、次のとおりです。
P: In引数を示します。
X: Out引数を示します。
PX: InとOutの両方の引数を示します。
| 引数 | 型 | 値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| P_API_VERSION | NUMBER | 内部使用のみ。 | 使用しているAPIのバージョン。 |
| P_INIT_MSG_LIST | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: メッセージ・スタックを初期化します。 FND_API.G_FALSE: メッセージ・スタックを初期化しません（デフォルト）。 | メッセージ・スタックを初期化するかどうか、消去するかどうかを決定します。 |
| P_COMMIT | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: 自動的にコミットします。 FND_API.G_FALSE: 自動的にコミットしません（デフォルト）。 | 取引をコミットします。 |
| P_VALIDATION_LEVEL | NUMBER | FND_API.G_VALID_ LEVEL_NONE: 取引に対して低レベルの検証を実行します。 FND_API.G_VALID_ LEVEL_FULL: 取引に対して高レベルの検証を実行します（デフォルト）。 | APIによる資産の検証。 |
| P_CALLING_FN | VARCHAR2(30) | APIをコールする関数。 | |
| X_RETURN_STATUS | VARCHAR2(1) | FND_API.G_RET_STS_ SUCCESS: 取引の成功を示します。 FND_API.G_RET_STS_ ERROR: 取引の失敗を示します。 FND_API.G_RET_STS_ UNEXP_ERROR: 予期しないエラーを示します。 | APIが成功したかどうかを判別します。 |
| X_MSG_COUNT | NUMBER | メッセージ・スタックのメッセージ数。 | |
| X_MSG_DATA | VARCHAR2(1024) | メッセージ・スタック。 | |
| PX_TRANS_REC | FA_API_TYPES. TRANS_REC_TYPE | 実行する取引を示します。 | |
| PX_DIST_TRANS_REC | FA_API_TYPES. DIST_TRANS_REC_ TYPE | 追加される資産の一意の識別子。 | |
| PX_ASSET_HDR_REC | FA_API_TYPES. ASSET_HDR_REC_ TYPE | 資産の一意の識別子。 | |
| PX_ASSET_RETIRE_REC | FA_API_TYPES. ASSET_RETIRE_ REC_TYPE | ||
| P_ASSET_DIST_TBL | FA_API_TYPES. ASSET_DIST_TBL_ TYPE | 資産の配分情報。部分除・売却の場合のみ必須です。 | |
| P_SUBCOMP_TBL | FA_API_TYPES. SUBCOMP_TBL_ TYPE | ||
| P_INV_TBL | FA_API_TYPES. INV_TBL_TYPE | 資産の請求書。 |
TRANS_REC_TYPE取引体系には、取引ヘッダーIDや取引タイプ・コードなど、取引に関する情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| TRANSACTION_HEADER_ ID | 内部使用のみ | NUMBER(15) | オプションのOUTパラメータ。 |
| TRANSACTION_DATE_ ENTERED | オプション | DATE | 事業供用日にデフォルト設定されます。 |
| TRANSACTION_NAME | オプション | VARCHAR2(20) | 取引の摘要。このフィールドは、資産ワークベンチの「注釈」フィールドです。 |
| MASS_REFERENCE_ID | オプション | NUMBER(15) | 取引を起動したコンカレント要求を識別します（一括取引の一部の場合）。 |
| CALLING_INTERFACE | オプション | VARCHAR2(30) | CUSTOMにデフォルト設定されます。 |
| WHO_INFO | 必須 | STANDARD_ WHO_REC_ TYPE | 標準WHO列。 |
ASSET_HDR_REC_TYPE資産体系には、資産IDや台帳タイプ・コードなど、特定の資産に関する一意の識別情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| ASSET_ID | 必須 | NUMBER(15) | 資産識別番号。 |
| BOOK_TYPE_CODE | 必須 | VARCHAR2(15) | 台帳名。 |
ASSET_RETIRE_REC_TYPE資産体系には、特定の資産が除・売却された場合の公開除・売却情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| RETIREMENT_ID | 内部使用のみ | NUMBER(15) | 除・売却識別番号。オプションのOUTパラメータです。 |
| RETIREMENT_PRORATE_ CONVENTION | 必須 | VARCHAR2(10) | 除・売却の按分形式。例: MID-MONTH。 |
| DATE_RETIRED | オプション | DATE | 除・売却の発生日。デフォルトは現行期間です。 |
| UNITS_RETIRED | 条件により必須 | NUMBER | 除・売却の単位数。units_retiredまたはcost_retiredのいずれかを指定する必要があります。 |
| COST_RETIRED | 条件により必須 | NUMBER | 除・売却取得価額。units_retiredまたはcost_retiredのいずれかを指定する必要があります。 |
| PROCEEDS_OF_SALE | 必須 | NUMBER | 資産売却による売上代金。 |
| COST_OF_REMOVAL | 必須 | NUMBER | 資産の削除コスト。 |
| RETIREMENT_TYPE_CODE | オプション | VARCHAR2(15) | 除・売却タイプ。 |
| TRADE_IN_ASSET_ID | オプション | NUMBER(15) | この資産と交換された新規資産の資産識別番号。 |
| SOLD_TO | オプション | VARCHAR2(30) | 資産の購買者。 |
| REFERENCE_NUM | オプション | VARCHAR2(15) | 参照番号。 |
| CALCULATE_GAIN_LOSS | オプション | VARCHAR2(1) | 損益の即時計算（FND_API.G_TRUEまたはFND_API.G_FALSE）。 |
| DESC_FLEX | オプション | DESC_FLEX_ REC_TYPE | 除・売却の付加フレックスフィールド情報。 |
| RESERVE_RETIRED | オプション | NUMBER | グループ資産に対して、CALCULATE追跡方法も、「グループに対するメンバー資産減価償却合計」オプションも選択されておらず、「損益の認識」オプションが「Yes」に設定されている状況で、メンバー資産を除・売却した場合の償却累計額です。 |
| EOFY_RESERVE | オプション | NUMBER | 会計年度末の償却累計額から控除される償却累計額。一部のFLAT-NBV方法に対する新規減価償却基準を計算するために使用されます。 |
ASSET_DIST_REC_TYPE資産体系には、単一の振替元または振替先の配分明細が記載されています。単一の振替取引を構成するすべてのASSET_DIST_REC_TYPEレコードは、ASSET_DIST_TBL表に格納されています。各振替取引には、少なくとも1つの振替元明細と1つの振替先明細が必要です。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| DISTRIBUTION_ID | 必須 | NUMBER(15) | 一意の配分識別番号。 |
| TRANSACTION_UNITS | 必須 | NUMBER | 取引に関連する単位数。 |
| TRANSACTION_HEADER_ ID | 内部使用のみ | NUMBER(15) | オプションのOUTパラメータ。 |
| TRANSACTION_NAME | オプション | VARCHAR2(20) | 取引の摘要。このフィールドは、資産ワークベンチの「注釈」フィールドです。 |
| DESC_FLEX | オプション | DESC_FLEX_ REC | この体系は、必要に応じて部分除・売却に移入する必要があります。 |
以前の除・売却取引を取り消すには、次に示すAPIのパラメータを使用して、このAPIをコールします。
関連項目
除・売却取消APIプロシージャは、FA_RETIREMENT_PUB.UNDO_RETIREMENT ()と呼ばれます。
次の表に、FA_RETIREMENT_PUB.UNDO_RETIREMENTプロシージャの各要素の引数、型、値および説明を示します。
各引数には、P、XまたはPXのプリフィクスが付加されます。それぞれの意味は、次のとおりです。
P: In引数を示します。
X: Out引数を示します。
PX: InとOutの両方の引数を示します。
| 引数 | 型 | 値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| P_API_VERSION | NUMBER | 内部使用のみ。 | 使用しているAPIのバージョン。 |
| P_INIT_MSG_LIST | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: メッセージ・スタックを初期化します。 FND_API.G_FALSE: メッセージ・スタックを初期化しません（デフォルト）。 | メッセージ・スタックを初期化するかどうか、消去するかどうかを決定します。 |
| P_COMMIT | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: 自動的にコミットします。 FND_API.G_FALSE: 自動的にコミットしません（デフォルト）。 | 取引をコミットします。 |
| P_VALIDATION_LEVEL | NUMBER | FND_API.G_VALID_ LEVEL_NONE: 取引に対して低レベルの検証を実行します。 FND_API.G_VALID_ LEVEL_FULL: 取引に対して高レベルの検証を実行します（デフォルト）。 | APIによる資産の検証。 |
| P_CALLING_FN | VARCHAR2(30) | APIをコールする関数。 | |
| X_RETURN_STATUS | VARCHAR2(1) | FND_API.G_RET_STS_ SUCCESS: 取引の成功を示します。 FND_API.G_RET_STS_ ERROR: 取引の失敗を示します。 FND_API.G_RET_STS_ UNEXP_ERROR: 予期しないエラーを示します。 | APIが成功したかどうかを判別します。 |
| X_MSG_COUNT | NUMBER | メッセージ・スタックのメッセージ数。 | |
| X_MSG_DATA | VARCHAR2(1024) | メッセージ・スタック。 | |
| PX_TRANS_REC | FA_API_TYPES. TRANS_REC_TYPE | 実行する取引を示します。 | |
| PX_ASSET_HDR_REC | FA_API_TYPES. ASSET_HDR_REC_ TYPE | 資産の一意の識別子。 | |
| PX_ASSET_RETIRE_REC | FA_API_TYPES. ASSET_RETIRE_ REC_TYPE |
TRANS_REC_TYPE取引体系には、取引ヘッダーIDや取引タイプ・コードなど、取引に関する情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| WHO_INFO | 必須 | STANDARD_ WHO_REC_ TYPE | 標準WHO列。 |
ASSET_RETIRE_REC_TYPE資産体系には、特定の資産が除・売却された場合の公開除・売却情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| RETIREMENT_ID | 必須 | NUMBER(15) | 除・売却識別番号。必須のINパラメータです。 |
再稼働取引を実行するには、次に示すAPIのパラメータを使用して、このAPIをコールします。
関連項目
再稼働APIプロシージャは、FA_RETIREMENT_PUB.DO_REINSTATEMENT ()と呼ばれます。
次の表に、FA_RETIREMENT_PUB.DO_REINSTATEMENTプロシージャの各要素の引数、型、値および説明を示します。
各引数には、P、XまたはPXのプリフィクスが付加されます。それぞれの意味は、次のとおりです。
P: In引数を示します。
X: Out引数を示します。
PX: InとOutの両方の引数を示します。
| 引数 | 型 | 値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| P_API_VERSION | NUMBER | 内部使用のみ。 | 使用しているAPIのバージョン。 |
| P_INIT_MSG_LIST | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: メッセージ・スタックを初期化します。 FND_API.G_FALSE: メッセージ・スタックを初期化しません（デフォルト）。 | メッセージ・スタックを初期化するかどうか、消去するかどうかを決定します。 |
| P_COMMIT | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: 自動的にコミットします。 FND_API.G_FALSE: 自動的にコミットしません（デフォルト）。 | 取引をコミットします。 |
| P_VALIDATION_LEVEL | NUMBER | FND_API.G_VALID_ LEVEL_NONE: 取引に対して低レベルの検証を実行します。 FND_API.G_VALID_ LEVEL_FULL: 取引に対して高レベルの検証を実行します（デフォルト）。 | APIによる資産の検証。 |
| P_CALLING_FN | VARCHAR2(30) | APIをコールする関数。 | |
| X_RETURN_STATUS | VARCHAR2(1) | FND_API.G_RET_STS_ SUCCESS: 取引の成功を示します。 FND_API.G_RET_STS_ ERROR: 取引の失敗を示します。 FND_API.G_RET_STS_ UNEXP_ERROR: 予期しないエラーを示します。 | APIが成功したかどうかを判別します。 |
| X_MSG_COUNT | NUMBER | メッセージ・スタックのメッセージ数。 | |
| X_MSG_DATA | VARCHAR2(1024) | メッセージ・スタック。 | |
| PX_TRANS_REC | FA_API_TYPES. TRANS_REC_TYPE | 実行する取引を示します。 | |
| PX_ASSET_HDR_REC | FA_API_TYPES. ASSET_HDR_REC_ TYPE | 資産の一意の識別子。 | |
| PX_ASSET_RETIRE_REC | FA_API_TYPES. ASSET_RETIRE_ REC_TYPE | ||
| P_ASSET_DIST_TBL | FA_API_TYPES. ASSET_DIST_TBL_ TYPE | 資産の配分情報。部分除・売却の場合は必須です。 | |
| P_SUBCOMP_TBL | FA_API_TYPES. SUBCOMP_TBL_ TYPE | ||
| P_INV_TBL | FA_API_TYPES. INV_TBL_TYPE | 資産の請求書。 |
TRANS_REC_TYPE取引体系には、取引ヘッダーIDや取引タイプ・コードなど、取引に関する情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| TRANSACTION_HEADER_ ID | 内部使用のみ | NUMBER(15) | オプションのOUTパラメータ。 |
| TRANSACTION_NAME | オプション | VARCHAR2(20) | 取引の摘要。このフィールドは、資産ワークベンチの「注釈」フィールドです。 |
| MASS_REFERENCE_ID | オプション | NUMBER(15) | 取引を起動したコンカレント要求を識別します（一括取引の一部の場合）。 |
| CALLING_INTERFACE | オプション | VARCHAR2(30) | CUSTOMにデフォルト設定されます。 |
| WHO_INFO | 必須 | STANDARD_ WHO_REC_ TYPE | 標準WHO列。 |
| DESC_FLEX | オプション | DESC_FLEX_ REC_ TYPE | 付加フレックスフィールド・セグメント。 |
ASSET_RETIRE_REC_TYPE資産体系には、特定の資産が除・売却された場合の公開除・売却情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| RETIREMENT_ID | 必須 | NUMBER(15) | 除・売却識別番号。必須のINパラメータです。 |
以前の再稼働取引を取り消すには、次に示すAPIのパラメータを使用して、このAPIをコールします。
関連項目
再稼働取消APIプロシージャは、FA_RETIREMENT_PUB.UNDO_REINSTATEMENT ()と呼ばれます。
次の表に、FA_RETIREMENT_PUB.UNDO_REINSTATEMENTプロシージャの各要素の引数、型、値および説明を示します。
各引数には、P、XまたはPXのプリフィクスが付加されます。それぞれの意味は、次のとおりです。
P: In引数を示します。
X: Out引数を示します。
PX: InとOutの両方の引数を示します。
| 引数 | 型 | 値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| P_API_VERSION | NUMBER | 必須 | 使用中のAPIバージョン。 |
| P_INIT_MSG_LIST | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: メッセージ・スタックを初期化します。 FND_API.G_FALSE: メッセージ・スタックを初期化しません（デフォルト）。 | メッセージ・スタックを初期化するかどうか、消去するかどうかを決定します。 |
| P_COMMIT | VARCHAR2(1) | FND_API.G_TRUE: 自動的にコミットします。 FND_API.G_FALSE: 自動的にコミットしません（デフォルト）。 | 取引をコミットします。 |
| P_VALIDATION_LEVEL | NUMBER | FND_API.G_VALID_ LEVEL_NONE: 取引に対して低レベルの検証を実行します。 FND_API.G_VALID_ LEVEL_FULL: 取引に対して高レベルの検証を実行します（デフォルト）。 | APIによる資産の検証。 |
| P_CALLING_FN | VARCHAR2(30) | APIをコールする関数。 | |
| X_RETURN_STATUS | VARCHAR2(1) | FND_API.G_RET_STS_ SUCCESS: 取引の成功を示します。 FND_API.G_RET_STS_ ERROR: 取引の失敗を示します。 FND_API.G_RET_STS_ UNEXP_ERROR: 予期しないエラーを示します。 | APIが成功したかどうかを判別します。 |
| X_MSG_COUNT | NUMBER | メッセージ・スタックのメッセージ数。 | |
| X_MSG_DATA | VARCHAR2(1024) | メッセージ・スタック。 | |
| PX_TRANS_REC | FA_API_TYPES. TRANS_REC_TYPE | 実行する取引を示します。 | |
| PX_ASSET_HDR_REC | FA_API_TYPES. ASSET_HDR_REC_ TYPE | 資産の一意の識別子。 | |
| PX_ASSET_RETIRE_REC | FA_API_TYPES. ASSET_RETIRE_ REC_TYPE |
TRANS_REC_TYPE取引体系には、取引ヘッダーIDや取引タイプ・コードなど、取引に関する情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| WHO_INFO | 必須 | STANDARD_ WHO_REC | 標準WHO列。 |
ASSET_RETIRE_REC_TYPE資産体系には、特定の資産が除・売却された場合の公開除・売却情報が記載されています。次の表に、各引数の型と値の情報を示します。
| 引数 | 必須/オプション | 型 | 値 |
|---|---|---|---|
| RETIREMENT_ID | 必須 | NUMBER(15) | 除・売却識別番号。必須のINパラメータです。 |
この項では、例として、次の除・売却関連取引タイプのサンプル・ドライバ・スクリプトを示します。
次の取引には、Retirement_IDをパラメータとして指定する必要があります。
再稼働
除・売却取消
再稼働取消
set serveroutput on;
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_dist_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_retire_rec FA_API_TYPES.asset_retire_rec_type;
l_asset_dist_tbl FA_API_TYPES.asset_dist_tbl_type;
l_subcomp_tbl FA_API_TYPES.subcomp_tbl_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_return_status VARCHAR2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(4000);
begin
dbms_output.enable(1000000);
FA_SRVR_MSG.Init_Server_Message;
-- Get standard who info
l_asset_hdr_rec.asset_id := &asset_id
l_asset_hdr_rec.book_type_code := '&book_type_code';
l_asset_retire_rec.cost_retired := &cost
l_asset_retire_rec.calculate_gain_loss := FND_API.G_FALSE;
FA_RETIREMENT_PUB.do_retirement(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => NULL,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_dist_trans_rec => l_dist_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
px_asset_retire_rec => l_asset_retire_rec,
p_asset_dist_tbl => l_asset_dist_tbl,
p_subcomp_tbl => l_subcomp_tbl,
p_inv_tbl => l_inv_tbl
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
rollback;
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('RETIREMENT_ID' || to_char(l_asset_retire_rec.retirement_id));
end if;
end;
/
部分除・売却取引では、APIユーザーがAPIに除・売却する資産の配分を指定する必要があります。
set serveroutput on;
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_dist_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_retire_rec FA_API_TYPES.asset_retire_rec_type;
l_asset_dist_tbl FA_API_TYPES.asset_dist_tbl_type;
l_subcomp_tbl FA_API_TYPES.subcomp_tbl_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_return_status varchar2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(1000000);
fa_srvr_msg.init_server_message;
l_asset_hdr_rec.asset_id := &asset_id
l_asset_hdr_rec.book_type_code := '&book';
l_asset_retire_rec.units_retired := &total_units_to_retire
l_asset_retire_rec.calculate_gain_loss := FND_API.G_FALSE;
l_asset_dist_tbl.delete;
l_asset_dist_tbl(1).distribution_id := &dist_id
l_asset_dist_tbl(1).transaction_units := &units_to_retire
l_asset_dist_tbl(1).units_assigned := null;
l_asset_dist_tbl(1).assigned_to := null;
l_asset_dist_tbl(1).expense_ccid := null;
l_asset_dist_tbl(1).location_ccid := null;
-- optionally load additional rows into dist table (2,3..)
FA_RETIREMENT_PUB.do_retirement(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => NULL,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_dist_trans_rec => l_dist_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
px_asset_retire_rec => l_asset_retire_rec,
p_asset_dist_tbl => l_asset_dist_tbl,
p_subcomp_tbl => l_subcomp_tbl,
p_inv_tbl => l_inv_tbl
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('RETIREMENT_ID' || to_char(l_asset_retire_rec.retirement_id));
end if;
end;
/
set serveroutput on;
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_retire_rec FA_API_TYPES.asset_retire_rec_type;
l_asset_dist_tbl FA_API_TYPES.asset_dist_tbl_type;
l_subcomp_tbl FA_API_TYPES.subcomp_tbl_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_count number;
l_return_status varchar2(1);
l_mesg_count number;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(1000000);
fa_srvr_msg.init_server_message;
l_asset_retire_rec.retirement_id := &retirement_id
l_asset_retire_rec.calculate_gain_loss := FND_API.G_FALSE;
FA_RETIREMENT_PUB.do_reinstatement(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => NULL,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
px_asset_retire_rec => l_asset_retire_rec,
p_asset_dist_tbl => l_asset_dist_tbl,
p_subcomp_tbl => l_subcomp_tbl,
p_inv_tbl => l_inv_tbl
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('THID' || to_char(l_trans_rec.transaction_header_id));
end if;
end;
/
set serveroutput on;
declare
/* define local record types */
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_retire_rec FA_API_TYPES.asset_retire_rec_type;
l_asset_dist_tbl FA_API_TYPES.asset_dist_tbl_type;
l_subcomp_tbl FA_API_TYPES.subcomp_tbl_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_return_status varchar2(1) := FND_API.G_FALSE;
l_mesg_count number := 0;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(1000000);
fa_srvr_msg.init_server_message;
l_asset_retire_rec.retirement_id := &retirement_id
FA_RETIREMENT_PUB.undo_retirement(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => null,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
px_asset_retire_rec => l_asset_retire_rec
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('RETIREMENT_ID' || to_char(l_asset_retire_rec.retirement_id));
end if;
end;
/
set serveroutput on;
declare
l_trans_rec FA_API_TYPES.trans_rec_type;
l_asset_hdr_rec FA_API_TYPES.asset_hdr_rec_type;
l_asset_retire_rec FA_API_TYPES.asset_retire_rec_type;
l_asset_dist_tbl FA_API_TYPES.asset_dist_tbl_type;
l_subcomp_tbl FA_API_TYPES.subcomp_tbl_type;
l_inv_tbl FA_API_TYPES.inv_tbl_type;
l_return_status varchar2(1) := FND_API.G_FALSE;
l_mesg_count number := 0;
l_mesg varchar2(512);
begin
dbms_output.enable(1000000);
fa_srvr_msg.init_server_message;
l_asset_retire_rec.retirement_id := &retirement_id
FA_RETIREMENT_PUB.undo_reinstatement(
-- std parameters
p_api_version => 1.0,
p_init_msg_list => FND_API.G_FALSE,
p_commit => FND_API.G_FALSE,
p_validation_level => FND_API.G_VALID_LEVEL_FULL,
p_calling_fn => null,
x_return_status => l_return_status,
x_msg_count => l_mesg_count,
x_msg_data => l_mesg,
-- api parameters
px_trans_rec => l_trans_rec,
px_asset_hdr_rec => l_asset_hdr_rec,
px_asset_retire_rec => l_asset_retire_rec
);
--dump messages
l_mesg_count := fnd_msg_pub.count_msg;
if l_mesg_count > 0 then
l_mesg := chr(10) || substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_FIRST, fnd_api.G_FALSE),
1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
for i in 1..(l_mesg_count - 1) loop
l_mesg :=
substr(fnd_msg_pub.get
(fnd_msg_pub.G_NEXT,
fnd_api.G_FALSE), 1, 250);
dbms_output.put_line(l_mesg);
end loop;
fnd_msg_pub.delete_msg();
end if;
if (l_return_status <> FND_API.G_RET_STS_SUCCESS) then
dbms_output.put_line('FAILURE');
else
dbms_output.put_line('SUCCESS');
dbms_output.put_line('RETIREMENT_ID' || to_char(l_asset_retire_rec.retirement_id));
end if;
end;
/
