Oracle E-Business Suiteセットアップ・ガイド リリース12.2 E51769-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
Oracle E-Business Suiteは、他のOracle製品と統合できます。ここでは、主要な統合ポイントをいくつか説明します。
Application Development Framework (ADF)アプリケーションには、ADFアプリケーションがバックエンドのOracle E-Business Suiteデータと統合されている方法または統合されているかどうかに関係なく、Oracle E-Business Suiteのホーム・ページからリンクできます。Oracle E-Business SuiteでのADFアプリケーションの使用の詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント563047.1『E-Business Suite Application Development using Oracle Application Framework (OAF) and Application Development Framework (ADF)』を参照してください。
Oracle E-Business Suiteでは、Oracle E-Business Suite AccessGateアプリケーションを介してOracle Access Managerを使用したアプリケーション・ユーザーの認証をサポートします。Oracle E-Business Suite AccessGateは、WebLogic Serverインスタンスに配置されるJava EEアプリケーションで、Oracle Access ManagerおよびOracle Internet Directory (OID)と連動して機能し、企業全体に対してシングル・サインオン機能を使用できるようにします。このアプリケーションが現在主に対象としているのは、すでにOracle Access Managerを社内の別の組織に配置していて、Oracle Access Managerの認証機能をOracle E-Business Suiteインスタンスにまで拡張しようと考えているお客様です。詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント1368292.1『Integrating Oracle E-Business Suite Release 12.2 with Oracle Access Manager 11g using Oracle E-Business Suite AccessGate』を参照してください。
パッチ8571001では、Oracle Application Object Libraryにより、新しい標準Javaデータソース機能およびJava Authentication and Authorization Service (JAAS)機能に加えて、拡張エラー・ロギング・ルーチンがOracle E-Business Suiteに追加されました。これらの機能は、外部ノード(Oracle E-Business Suite中間層がインストールされているノード以外のノード)上のアプリケーション・サーバーに配置されたJava EEプログラムとともに使用するためのものです。これらは、アプリケーション・サーバー・マシンにOracle E-Business Suiteインスタンス全体をインストールしなくても、外部アプリケーション・サーバーで使用できる軽量実装です。詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント974949.1『Oracle E-Business Suite Software Development Kit for Java (includes AppsDataSource, Java Authentication and Authorization Service, session management) Readme - Patch 13882058』を参照してください。
運用レポートの作成にはOracle E-Business SuiteでOracle GoldenGateを使用することができ、選択した表はOracle E-Business Suiteのプライマリ・データベースからセカンダリ(重複)インスタンスに複製されます。これにより、読取り集中型のカスタム・レポートをOracle E-Business Suiteのプライマリ・データベースのリソースを使用せずに実行できるようになります。詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント1112325.1『Deploying Oracle GoldenGate to Achieve Operational Reporting for Oracle E-Business Suite』を参照してください。
添付がOracleのAutoVue文書印刷サービスと完全に統合され、ユーザーはファイル・タイプの添付を印刷できるようになります。この統合により、企業では、AutoVue文書印刷サービスが構成されているサーバーから様々なファイル・タイプの添付を印刷できるようになります。クライアント/サーバー・マシンでファイルを表示および印刷するために追加のソフトウェアをインストールまたは構成する必要はありません。
注意: Oracle E-Business Suiteリリース12.2のAutoVue文書印刷サービスとの統合は、Oracle AutoVueリリース20.1.1で動作保証されています。
「添付」機能のユーザー・インタフェースでは、ファイル・タイプの添付の「添付」リストで「印刷」アイコンが使用できます。「印刷」アイコンを選択すると、ファイルを印刷できます。この機能を使用できるのは、ファイル・タイプの添付がデータベースにコミットされている場合のみです。添付リージョン項目の自動保存プロパティがFalseに設定されている場合、先に新しく追加されたファイル添付の取引を明示的にコミットする必要があります。
この機能は、「FND添付AutoVueサーバー」プロファイル・オプションによって有効になります。
詳細は、My Oracle Supportナレッジ・ドキュメント1315485.1『Oracle Application Framework Developer's Guide』を参照してください。
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