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Oracle Demantraユーザー・ガイド
リリース12.2
E57801-01
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コラボレータ・ワークベンチのスタート・ガイド

この章では、次のトピックについて説明します。

初回のログオン

コラボレータ・ワークベンチに初めてログオンすると、通常は、Oracle Demantraによってソフトウェアがダウンロードおよびインストールされます。この処理は使用するマシンごとに1回のみ、迅速に実行されます。

Microsoft Internet ExplorerまたはMozilla Firefoxを開きます。

ブラウザのロケールを設定する必要があります。Oracle Demantraがブラウザ・アプレットを正しく使用してコラボレータ・ワークベンチの各種のページを正しく作成するには、この設定が必要です。

Microsoft Internet Explorerでブラウザのロケールを設定する手順

Mozilla Firefoxでブラウザのロケールを設定する手順

  1. システム管理者によって指定されたURLを入力します。このURLは通常、次のような書式です。

    http://サーバー名/仮想ディレクトリ/portal/loginpage.jsp

    たとえば次のようになります。

    http://frodo/demantra/portal/loginpage.jsp

    注意: Windowsの「スタート」メニューにコラボレータ・ワークベンチを起動するためのオプションがある場合は、それを利用することもできます。

  2. ログオン・ダイアログ・ボックスに、ユーザー名とパスワードを入力します。

  3. 「ログイン」をクリックします。

  4. ツールバーに「Java Web Startをインストールするにはここをクリックしてください」というラベルのリンクがある場合は、そのリンクをクリックします。

    次に、Oracle DemantraによってJREのインストールを促すプロンプトが表示されます。

  5. JREのインストールを促すプロンプトが表示されたら、インストールを実行します。システム管理者からの指示が特にないかぎり、標準インストールを選択してデフォルト値をすべてそのまま使用します。

    このソフトウェアをインストールすると、コラボレータ・ワークベンチが起動して、個人ページが表示されます。

    Oracleから配布された署名付きアプリケーションを信頼するかどうかを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスは構成によって若干異なります。

    注意: このダイアログ・ボックスは、コラボレータ・ワークベンチの起動直後に表示される場合があります。そうでない場合は、ワークシート名をクリックするまで表示されません。

    表示されるダイアログ・ボックスに応じて、「Yes」(または「常に」)あるいは「開始」をクリックします。

コラボレータ・ワークベンチへのログイン

1回かぎりの設定をすでに実行している場合は(「初回のログオン」を参照)、次の手順でログオンします。

コラボレータ・ワークベンチにログインする手順

Windowsの「スタート」メニューにコラボレータ・ワークベンチへのリンクがある場合は、そのリンクを利用できます。リンクがない場合は、次の手順に従ってください。

  1. Microsoft Internet ExplorerまたはMozilla Firefoxを開きます。

    まだ設定していない場合は、ブラウザのロケールを設定する必要があります。Oracle Demantraがブラウザ・アプレットを正しく使用してコラボレータ・ワークベンチの各種のページを正しく作成するには、この設定が必要です。ブラウザのロケールを設定するには、「初回のログオン」を参照してください。

  2. システム管理者によって指定されたURLを入力します。このURLは通常、次のような書式です。

  3. 「ログイン」ダイアログ・ボックスに、ユーザー名とパスワードを入力します。

  4. 言語ドロップダウン・リスト・ボックスで、このセッションで使用する言語を選択します。

  5. 「サインイン」をクリックします。

    ヒント

    次のURLを使用すると、ログイン・ページをバイパスできます。

    http://サーバー名/仮想ディレクトリ/portal/directLogin.jsp?user=現行ユーザー&pass=パスワード

    たとえば次のようになります。

    http://frodo/demantra/portal/directLogin.jsp?user=dp&pass=dp

    関連項目:

Oracle Demantraにおける無効な文字

Oracle Demantra内では、次の特殊文字は使用しないでください。

これらの文字を使用すると、予想外の結果が発生する可能性があります。

コラボレータ・ワークベンチの概要

コラボレータ・ワークベンチの構成方法によっては、次の図に示す要素の一部またはすべてを含めることができます。これらの要素はすべて、各自のニーズに応じて構成することが可能です。たとえば、ここには内容ペインを1つのみ示しますが、必要な任意の数の内容ペインを追加できます。

本文の説明内容に関するイメージ

ワークシートの作成および開く操作はWebバージョンでのみ実行でき、デスクトップ・バージョンでは実行できません。使用できるデスクトップ機能は「メンバー管理」機能と「連鎖管理」です。

メニュー

コラボレータ・ワークベンチには次のメニューがあります。

メニュー項目にアクセスする手順

  1. メニュー・タイトルをクリックします。コラボレータ・ワークベンチの小さなポップアップ・ボックス内にメニュー項目が表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  2. 必要な項目をクリックします。

メニューを非表示にする手順

  1. メニュー・タイトルをもう一度クリックします。

  2. または別のメニュー・タイトルをクリックして、別のメニューを開きます。

リンク

パスワードを変更するには「管理」リンクを使用します。「パスワードの変更」を参照してください。

「パーソナライズ」リンクでは、コラボレータ・ワークベンチをカスタマイズするためのウィザードが表示されます。「デフォルト・レイアウトの構成」を参照してください。

その他のリンクは実装によって異なるため、ここでは説明しません。

自分のワークシート

「自分のワークシート」では、アクセス可能なワークシートの一部またはすべてがリストされます。

「自分のワークシート」では、次のような操作を行うことができます。

内容ペイン

コラボレータ・ワークベンチには通常、内容ペイン(略して「内容」と呼ばれることもある)が含まれます。内容ペインには、ワークシートに関連付けられたデータのグラフィカル・ビューが表示され、各自のニーズを満たす最新の概要情報が提供されます。次に例を示します。

本文の説明内容に関するイメージ

次のような形式で内容を表示できます。

詳細は、次の項目を参照してください。

自分のタスク

「自分のタスク」では、コラボレータ・ワークベンチ内で自分に割り当てられているタスクがリストされます。

コラボレータ・ワークベンチ内で、タスクとは、ワークシートに関連付けられた作業単位です。この作業単位はデータ・セットに対応します。タスクは別のユーザー、または企業に対して特に設定されている自動化プロセスから発生する場合があります。タスクを受信した場合の目標は、関連付けられたワークシートを開いて、データの調査と、必要に応じて調整または承認を行い、タスクを完了としてマークすることです。その後、コラボレータ・ワークベンチによって必要なフォローアップ・プロセスが自動的に続行されます。

「自分のタスク」で実行できることは次のとおりです。

オンライン・ユーザー

「オンライン・ユーザー」では、自分と同じコラボレイティブ・グループに属する他のコラボレータ・ワークベンチのユーザーのステータスが表示されます。

担当者にEメールを送信する手順

「オンライン・ユーザー」ペインで、Eメールを送信する担当者の氏名をダブルクリックします。

Eメール・アプリケーションが開いて、担当者への新規メッセージが表示されます。

注意: Eメール・アプリケーションをインストールしていない場合は、別のユーザーにメッセージを送信しようとするとエラー・メッセージが表示されます。

参照:

「コラボレータ・ワークベンチ」ページの管理

「コラボレータ・ワークベンチ」ページにはペインのセットがあり、それぞれ次の手順で非表示にしたり表示できます。

ペインを最小化する手順

ペインの右上にある最小化ボタンをクリックします。

ペインがタイトル・バーから非表示になります。

最小化されたペインを復元する手順

ペインの右上にある復元ボタンをクリックします。

ペインのデータをリフレッシュする手順

ペインの右上にあるリフレッシュ・ボタンをクリックします。

ペインによってはこの機能がないものもあります。「オンライン・ユーザー」および「自分のタスク」は変更すると自動更新されます。その他のペインは、特にリフレッシュした場合のみ更新されます。

ペインを閉じる手順

ペインの右上にあるクローズ・ボタンをクリックします。

ペインを再表示するには、「コラボレータ・ワークベンチのパーソナライズ」を参照してください。

コラボレータ・ワークベンチの標準的な使用

コラボレータ・ワークベンチでは、全体的なワークフローは通常、次のようになります。

  1. コラボレータ・ワークベンチにログオンします(「コラボレータ・ワークベンチへのログイン」を参照)。

  2. ワークシートを開きます(「ワークシートを開く方法」を参照)。ワークシートを開くと、使用の承認に応じてOracle Demantra Deduction and Settlement Management、Oracle Demantra Trade Promotion PlanningまたはOracle Demantra Demand Managementが自動的に開きます。

  3. 「自分のタスク」を表示します。各タスクには、前述のように開いて作業したワークシートへのリンクがあります。ワークシートを開き、必要に応じてデータを変更またはレビューします。次に、タスクを「完了」としてマークし、自動ワークフローを続行可能にします。

    「タスクの管理」を参照してください。

  4. 必要に応じてタスクを他のユーザーに送信します。

  5. コラボレータ・ワークベンチからログオフします。

コラボレータ・ワークベンチの外部では、通常、企業で使用するEメール・システムからタスクを受信します。Eメール・メッセージには、前述のように開いて作業するワークシートへのリンクが含まれます。

ログオフ

コラボレータ・ワークベンチからログオフすると、Oracle Demantra Settlement Management、Oracle Demantra Trade Promotion PlanningまたはOracle Demantra Demand Management (起動していた場合)から自動的にログオフします。

コラボレータ・ワークベンチからログオフする手順

次のいずれかを実行します。

ハング・セッションの終了

ネットワークやその他の問題が原因でセッションがハングした場合は、セッションがタイムアウトになるまで再度ログインすることはできません。Oracle Demantraには、ハングしたセッションを終了するために使用できるツールが用意されています。

権限レベルがシステム・マネージャより低いユーザーは、自分自身のセッションしか表示できません。

ハング・セッションを終了する手順

  1. 次の大/小文字を区別するURLにアクセスします。

    http://サーバー名/仮想ディレクトリ/portal/userManagement.jsp

    例:

    http://frodo/demantra/portal/userManagement.jsp

    ログイン・ページが表示されます。

  2. ユーザー名とパスワードを入力し、ログオンをクリックします。

  3. ユーザーIDに対応する行で「ログアウト」をクリックします。

パスワードの変更

パスワードを変更する手順

  1. コラボレータ・ワークベンチの右上にある「管理」リンクをクリックします。

  2. コラボレータ・ワークベンチに次の画面が表示されます。

    本文の説明内容に関するイメージ

  3. 「旧パスワードの入力」に旧パスワードを入力します。

  4. 他の2つのフィールドに新規パスワードを入力します。

  5. 「OK」をクリックします。